暗殺教室 少年の求めていたもの   作:絆と愛に飢えるシリアス

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プリンの時間

ある日の喫茶店にて・・・

 

「マスター、いつもの紅茶をお願いしたい」

 

「了解」

 

マスターと呼ばれた男は紅茶を入れると注文頼んだ男の目の前に紅茶とケーキを置いた

 

「あれ?マスター、俺はいつもの紅茶だけといったのだが・・・?」

 

「はは、悪いな?たまにはサービスをさせたくって俺が勝手に出したんだよ」

 

「なら、ありがたく頂きます」

 

「おう!頂け!」

 

マスターの厚意に男は楽しそうに食べていた

 

「にしても・・・良い面になったんじゃねぇか?海斗の坊主」

 

男・・・土見は苦笑いしていた

 

「そうですか?俺自身は分かりませんが・・・」

 

「あぁ。にしてもーーはまだ言うてないのか?」

 

「えぇ・・・俺の身が何があっても語るつもりはありません。だから何があっても・・・」

 

「あんまり若いのが考えすぎるなよ。まぁ、俺もきちんと約束は守るからな?」

 

「ありがとうございます。マスター・・」

 

マスターの言葉に土見は深々と頭を下げたのだ。今のこの光景をE組がみたらきっと驚くのは間違いない

 

「さて、マスター。俺はそろそろ行きますのでお会計をお願いします。いくらですか?」

 

「えーと、ーー円だな」 

 

「ん?ケーキ代も含んでではないのですか?」

 

「良いんだよ。今回はサービスだ」

 

そう言われて土見は支払いをして「また時間あったら行きます」と言い出ていった

 

一人になったマスターは土見が出ていったドアの方を見つめてため息ついた

 

「(やっぱりあいつは未だに生き急いでやがる・・・。アイツを支えてやれるのはあの子だけだが・・・)あの頃からあいつらの関係は大きく変わってしまったな・・・」

 

 

土見side

 

♪♪♪

 

「ん?(誰からだ?)」

 

不審に思いスマホを見ると、グループラインで茅野が暗殺の提案していた

 

 

ーー茅野カエデ

 

ーー今日予定空いてる人は手伝ってください!暗殺の計画を手伝ってほしいの!

 

・・・暇だし、たまには協力するか・・・

 

俺は、直ぐに旧校舎向かった。茅野が計画して出ていくのに意外だと感じながらも気になりいくことを決めたのだ

 

 

旧校舎着くとそこには大きなセットが待っていた

 

「・・・なんだ?この光景は・・・?」

 

「あっ、きたきた!これで今日これるの全員ね!」

 

「茅野、今から何するの?あのでかいのはまるでーー」

 

渚の質問に茅野は自信満々で説明したのだ。曰く、国の生産調整がミスって、卵が廃棄しざる終えない形になったのを見て暗殺方法思い浮かんだと・・・

 

「これを使って、巨大なプリンを作ります!!名付け!プリン爆殺計画ーー!!」

 

「はっ・・・?」

 

「(何故、そうなったのだ?)」と思い、訳を聞くとこうだ

 

回想

 

ある日の教室にて、殺せんせーと茅野は二人でプリンの話題になっていた

 

『ヌルフフ、このプリン美味しそうですねー』

 

『うん!このプリンは絶対に美味しいよ!!』

 

『ヌルフフ!先生は一度大きなプリン食べてみたいですねぇー』

 

と言う会話を話しして今回、この提案したらしい

 

「その夢叶えてあげましょう!!というか、私もその

巨大なプリン食べたい!!作戦はこう!巨大プリンの底に対先生弾の入った爆弾を詰め込み、殺せんせーが奥の方まで食べ進んだら、竹林君の発破でドカン!」

 

茅野がはっきりと力強く宣言していて、周りも賛同の意見が見られた

 

「確かに、殺せんせーはエロとスイーツで我を失う可能性は高いな」

 

「だな!」

 

「何より、意外性があるな、後方支援に徹してた茅野が自ら計画を実行するのもあるしな」

 

ふむ・・・確かにこれらの意見を聞いて俺は茅野の暗殺の可能性かけてみるのもありだな

 

「なり早速やろう!!!」

 

茅野の合図で俺たちは動いていたが、そこからの茅野の指示は正にプロの料理人かのように的確に分かりやすかった

 

「大きいプリン作るのに崩れないようするにはゼラチンだけではなく、寒天を入れたらいけるよ!!」

 

「「「了解!」」」

 

「あと、飽きないように違う味のものをオブラートに包んでプリンの中に入れたらもっと変わるからこれをやって!」

 

「本当にかなり計画して考えたんだな・・・これは凄いと俺は思うぞ」

 

「いや。お前もすごい勢いで卵を割るスピードが速かったことに俺は驚くよ」

 

悠馬の奴、失礼だな,。普通に割ってるだけなんだが・・?

 

「にしても、茅野がここまで積極的に作戦を考えたのが意外だよ」

 

「ふふ♪昔からそうと決めたら一直線になっちゃうんだ、私」

 

渚の質問に茅野は笑顔で決めポーズしていた

 

「(茅野はいつも後ろでそっと暗殺の手助けをしてくれるから、サポート向きのタイプと思ってた。けど、好きなものをテーマした暗殺となると、こんなに行動力があるとは思わなかった)」

 

渚は純粋に茅野の行動力に驚いていた。そんな土見は茅野の言葉に気にもとどめていなかったのだ。こうして、作業は三日間かけて巨大プリンを作り上げて・・・

 

「「「完成だーーー!!」」」

 

みんなが嬉しそうに声あげて、「おいしそう!」等とコメントがたくさんあってこの計画を実施した茅野も嬉しそうに頷いていた。そして、ターゲットの殺せんせーがきて、プリンを見て嬉しそうに震えていた

 

「こ、ここここ。これ全部食べて良いのですか!?」

 

「どうぞー。廃棄される卵を救いたかっただけだからねー。食べてよー」

 

「勿論です!!うひょーー!!」

 

そういうと否や殺せんせーはマッハで巨大プリンに飛び込んだ。プリンに夢中な殺せんせーをほっておいて、俺達は教室で見守っていた

 

「プリンの中にカメラと爆弾を仕込んでおり、タイミングが分かるようになっている」

 

「見ててわかるが、そろそろそこがつくはずだ」

 

「プリン・・・爆破・・」

 

ん?いよいよというときに茅野の方を見ると震えていた。どうしたんだ?

 

すると・・・

 

「やっぱり駄目だー!!プリンを爆破させるの駄目だー!!」

 

「ちょ落ち着け茅野!」

 

「プリンに感情移入してんじゃねーよ馬鹿!暗殺の為のプリンだろうが!」

 

杉野と寺坂が暴れている茅野を必死で押さえていたが、茅野は暴れるのをやめない

 

「ずっーとこのまま、モニュメントとして飾るんだい!」

 

「「「「「腐るわ!」」」」」

 

茅野の言葉に皆が突っ込みいれると

 

「ふう、少し休憩ですねー」

 

!?いつの間に!?

 

「美味の中にわずかに異物混入を感じ取りまして・・・もっとバレないように頑張りましょうね?竹林くん」

 

ッチ。今回も殺せんせーの勝ちだな

 

「それと、廃棄卵を使うのは、厳密には経済のルールに反します。食べ物の大切さと一緒に、これからの公民の授業でしっかりやっておきましょう。最後に、プリンはみんなで食べるものです。しっかり分けておきましたよ」

 

その言葉と共に俺らにプリンを配ってそれぞれ満足そうに食べていた。俺はこっそりと屋根で一人でプリンを食べてみるとーー

 

「あっ、うまい」

 

美味しいプリンを堪能していました。たまにはこんな日もいいな・・・




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回も宜しくお願いします!
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