暗殺教室 少年の求めていたもの   作:絆と愛に飢えるシリアス

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修学旅行の時間3

渚side

 

意識を失った僕らは誰かの声で目を醒ます

 

「渚くん!杉野君!みんな大丈夫ですか?」

 

そこにいたのは奥田さんだった

 

「よかった、奥田さんは無事だったんだ」

 

「ごめんなさい。思いっきり隠れてました・・・」

 

申し訳なさそうにいうけど、無事だっただけよかったよ奥田さん・・・

 

「いや、それで正しいよ。犯罪慣れしてやがるよ、あいつら。通報しても、すぐには解決しないだろうね・・・っていうか、俺に直接、処刑させてほしいんだけど・・」

 

カルマ君が起き上がったけど・・・凄く怒っていたのだ。こういうときのカルマ君は怖い・・・

 

「でも、どうやって探し出す?」

 

杉野の言う通りだけど・・・あっ!たしか、殺せんせーのしおりに何か書いていたような気がする!!

 

僕は直ぐに心当たりあるページをさがしだしたら直ぐに出てきた

 

「班員が拉致られた時って・・・普通、想定したしおりなんてねぇよ」

 

杉野のいうとおり、確かに可笑しいよね・・・

 

「殺せんせー、恐ろしくまめだから何でも書いてあるよ。京都で買ったおみあげが東京のデパートで売ってきた時のショックの立ち直り方とか、鴨川でいちゃつくカップルを見た時の淋しい自分の慰め方とか」

 

「大きなお世話だ!」

 

うん、杉野のいうとおりだよ。だけど・・・

 

「おかげで少し落ち着いた。今すべきことはちゃんと書いてある」

 

僕らは直ぐに作戦をたてたのだ。二人とも無事でいて・・・!!

 

 

神崎side

 

私と茅野さんは今、不良たちに逃げられないように縛られていた

 

「つれに召集かけといた。記念撮影の準備も、ここなら騒いでもだーれも来ねぇ。おめぇ、どっかで見たことあると思ったんだけど、これさお前だろ?去年の夏ごろ、東京のゲーセン」

 

!?これは・・・

 

男に見せられた写真に私は動揺したのだ

 

「めぼしい女を報告するよう、だちに言っててよ。さらおうと計画してたんだが見失ちまった訳。まさか、あの名門中学の生徒だったとはねぇ。これから夜まで台無しの先生が何から何まで教えてやるよ」

 

知られてしまった・・・・茅野さんに、私の過去を・・・

 

 

 

少し時間たってから茅野さんが私に話しかけたのだ

 

「さっきの写真、真面目な神崎さんがああいう時期があったんだね。ちょっと意外・・・」

 

折角だから話そうかな・・・。私の隠していたことを・・

 

「うん、うちは父が厳しくてね。いい学歴、いい肩書きばかりを求めてくるの。そんな肩書き生活から離れたくて、名門の制服を脱ぎたくて、知っている人がいない場所で恰好を変えて、遊んでたの。馬鹿だよね…遊んだ結果、得た肩書きはエンドのE組。もう自分の居場所が分からないよ・・・」

 

そんなところへ騒いでいたはずの不良のリーダーが話しかけてきた

 

「俺らと仲間になればいいんだよ。俺らも肩書きとか死ねとか、趣味でさ。エリートぶっている奴を台無しにしてよ、なんつーか自然体に戻してやるみたいな?」

 

「・・・さいてー」

 

そんな言葉を聞いて、茅野さんはつぶやくと・・・・それを聞いて、むかついたのか茅野さんの首をつかみあげる

 

「なに、エリート気取りで見下してんだ。おめぇもすぐに同じレベルまで落としてやんよ!いいか、宿舎に戻ったら涼しい顔でこう言え。楽しくカラオケしてだけですってな。そうすりゃ、誰も傷つかねェ。東京に戻ったら、皆で遊ぼうぜ楽しい旅行の記念写真を見ながらな」

 

そんな・・・・もうだめなのかな・・・

 

私は迫ってくる先が怖く震えたのだ・・・。誰か・・・助けて

 

 

 

土見side

 

俺は今少し時間があったので悠馬に電話をしていた。予定より少し遅くなると・・・悠馬は疑わずに理解してくれて切ってくれた。ありがたい・・・

 

「さてっと・・・・」

 

俺はゆっくりと歩いていったのだ。どうやら別の当たりを引いたみたいだな

 

「しかし、この緑色のツインティールかわいいな。ロングの黒髪も可愛いし」

 

「あー、俺もおんなじだぜ。リュウがよんでくれるまで、うろつこうぜー」

 

「まっ、場所は分かってるし向かえばいいだけだろー?」

 

どうやら、あの二人を拉致した犯人どもの関係者みたいだな・・・

 

俺がわざと肩を当てると、こいつらは足止めたのだ

 

「おい?てめぇ?どこ見て歩いてるんだよ?」

 

「は?俺は今、虫の居所が悪いんだけど?というか、そちらが当たってきたんじゃねぇか?」

 

「はっ?お前が当たってきたんだろ?慰謝料払えよ?」

 

「そっちがきちんと前見てないからだろ?」

 

「お前のせいで、こいつの肩痛めたじゃねぇか?どうしてくれるだ?」

 

「随分と軽く当たっただけなのに骨脆いんだな?」

 

俺の言葉に五人の不良が切れたのだ。どうやら時間稼ぎはできそうだな・・・さっさと助けに行ってやれ・・・

 

「てめぇ?!黙って聞けば・・・・!面貸せ!」

 

「おら!裏に来いや!」

 

不良が俺をつかみながら人気のない所につれていこうとしていたが俺は計画通りだと内心笑ったのだ

 

にしても・・・

 

「はっ、めんどくせぇけど、付き合ってやるよ(自分からめんどくさいこと突っ込んでる時点で甘いな・・・俺は・・・柄にもねぇ事してる)」

 

自分の甘さに苦笑いするが、こいつらを足止めしとかねぇとな?

 

誰も知らない裏でそんなことが起きているのはE組の皆は知らなかったのだ・・・

 

 

 




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いいたします
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