暗殺教室 少年の求めていたもの   作:絆と愛に飢えるシリアス

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教えの時間

俺は将棋で優人と遊び終えて、園内の施設員の会話が聞こえた。尚、優人は他の子ともきちんと接するように言うと「がんばる」といって今は別行動だ

 

「困ったわ。これでは料理が・・・」

「材料買いに行く時間がないわ」

 

何やら困ってるみたいだ。俺は気になり、施設の人に声かけた

 

「お話の最中すいません」

 

「あら、貴方は今回手伝いに来てる学生さんの・・・」

 

「土見海斗ともうします。差し支えなければお聞きしてよろしいですか?」

 

「学生さんに言うのもあれだけど・・・子供らの面倒もあるから料理したいけど材料が足りなくって買いにいけないの」

 

なるほど・・・・

 

「俺が行きましょうか?学生とはいえ、買い物ぐらいは大丈夫です」

 

「でも」

 

「これぐらい男の子がしないと、そちらに申し訳ありませんよ。俺に行かせてください」

 

俺が頭を下げて言うと、施設員は考えていると・・・

 

「あっ、なら二つお願いしていいかしら?」

 

「俺は全然大丈夫ですが・・・?」

 

「ここにリストがあるからお願いしていいかしら」

 

俺は渡されたリストを見て、それがなんのメニューを作るためなのか分かった

 

「一つめは、ここに書かれてるから分かりましたが・・・二つ目は?」

 

「帰ってきてからお願いするわ」

 

「かしこまりました」

 

「自転車は」

 

「いえ、俺はこの足で買い物いきますよ」

 

「そう。ならお願いね?」

 

そう言われて、俺は頼まれたことをするために全力で走って買い物へ向かったのだ

 

 

そんな俺とは別で行動してる面子はというと・・

 

「やめて!騎士カルマ!もう誰も・・・傷つけないで!」

 

「いやいや~、姫!この魔物を退治しないと王国の平和は戻りません、って」

 

お姫様役の茅野に、騎士役のカルマはそう言いながら、魔物役の寺坂にゴスゴスと遠慮なく拳を入れている

 

「カルマてめぇ・・当てるのなしって・・最初から殴るのが目的かぁ!」

 

たちまち、お芝居はどこへやら、カルマと寺坂は本気で殴り合いを始めた。とは言え、カルマがうまく避けるのでむしろリアルさが増し、「すげぇ、本格的アクションだ」と結果的には子供たちの心を掴んだ

 

「ね、眠れ魔物よ!」

 

寺坂の背後から、魔法使い役の奥田がクロロホルムを染みこませたハンカチで寺坂の鼻と口を覆った。ぱたり、と寺坂はそのまま仰向けに倒れ込んだ

 

「魔法使いのクロロホルムで、魔物は無傷で眠ったのでした。化学の力でめでたしめでたし!」

 

「あはは、ずる~い!」

 

「はーい、みなさーん、面白かったらはーくしゅーっ!」

 

茅野が呼び掛けると子供達は笑顔で拍手していた。ある一部は演劇で子供達を楽しませたり・・・

 

「千葉が今設計図面仕上げてる。烏間先生の部下の鵜飼さんだっけ、あの人が建築士の資格もってるから色々助言してくれてる」

 

「ああ、垂直ロープ昇降のヤツとか、いつも訓練の器具の設営をしてくれてる人か」

 

「そうそう、その人。あと、内装関係とかで塗料もあったぞ。お前の出番かもな、菅谷」

 

「よし、そっちは任せろ」

 

ある一部では、外装の工事などをしてい力仕事をしていた。それぞれ自分達の出きることを行動を起こしていた

 

渚は何してるかというと・・・

 

渚side

 

皆はそれぞれ出きることをしていてるなか、僕はここの最年長のさくらちゃんと勉強していたのだが・・・・

 

 

「(えーと、この式を小学生でもわかるように説明するには難しいな、教えるって)」

 

「なーぎーさー、はーやーくー!あたしのこと東大に連れてってくれるんじゃなかったの!」

 

人に教える難しさに戸惑っていた。僕はさくらちゃんの声で慌てて謝り、そして気になったこと聞いた

 

「ね、ねぇ。さくらちゃんは、どうして学校に行かなくなったの?」

 

「あ?イジメだよイジメ!典型的な、程度の低いヤツ!」

 

思い出したのか、忌々しいそうにさくらちゃんは吐き捨てた。そして、窓の外に目をやり、ラジコンで遊ぶ男の子達や、猫で遊んでいる女の子達を見つめていた

 

「あの子ら位の歳の頃なら無邪気なのに、なんで人間ってさ、ちょっと成長して力つけたら他人(ひと)傷つけんのに使うんだろーね」

 

・・・・み、耳が痛い・・・。自分達も身につけた力に酔い、人を傷つけた・・・。そして、現在進行形で土見くんとはギクシャクが出ている

 

「どーせあんたも思ってんでしょ、『逃げるな』って『悔しかったら自分も学校行って力つけろ』って。あんたもパパやママみたいに言うんでしょ」

 

さくらちゃんの言葉に、今までの自分たちを思い出させられた。学力の低さから、落とされ、蔑まれ、笑いものにされてきた、エンドのE組の自分たち。それが、少し力をつけたからといって、自分たちも同じようなことをした

 

「(あっ・・・もしかって土見君が激怒しま理由は・・・)そっか・・」

 

今になってわかる。彼のあの言葉が今なら少しは理解できるかもしれない。力の意味を・・・

 

「ま、あんた私より力なさそうだからわかんないか」

 

ぐさっ!!

 

・・・ここの二週間終わったら、もっと見た目力つけれるように探そうかな・・・・

 

人知れず落ち込んでいた・・・

 

 

ーーおーい、猫さん。降りなさいやー

 

ガクッ!?

 

なんか、声は子供の声だけど、その気の抜けた呼び方に僕もさくらちゃんもズッコケた

 

気になり外を出ると、迷いネコが木の上に登って降りられなくなっていた。僕らは木の下までやって来る

 

「ほら見なよ、勇気出して昇ったらあのざま。高い場所へ行くほど危険になるから安全安心の地べたにいて、何が悪いの?」

 

「ベタな騒動起こしやがって」 

 

間伐材を肩にした寺坂君が言うのに、「俺がいくよ」と木村君が請け負った

 

「岡島、棒倒しのあれな?」

 

「オッケー。今度は下の安全見とかないとな」

 

「俺が見とくわ」

 

たまたま手の空いていた菅谷君が目を周囲に配る。それを見ながら僕は、静かに口を開いた

 

「さくらちゃん、あの木の上が学校だとして、地べたをここだとするならば・・お兄ちゃんたちは皆、地べたで力をつけたんだ」

 

「?」

 

ダッシュした木村君を、岡島君が前で組んだ両手でその足をレシーブして、木の上に放り上げる

 

「「「「「えーーーー!?!!」」」」」

 

「おぉ」

 

一人冷静な子がいる!?

 

気を取り直して、僕はさくらちゃんに話しかけた

 

「見上げながら、見下ろされながら、高いところの怖さをいっぱい知ってから昇り始めた。だからこそ、今は自在に行ける。それでもいつの間にか高い所の怖さを忘れて、地べたに落ちちゃうこともあるけど、ここで学ぼう。学校に行くのは作戦をたててからでいい」

 

「あんたらはいったい・・・」

 

僕はさくらちゃんの頭を撫でるようにいった

 

「ここだけの秘密の勉強を教えてあげる」

 

「う、うん」

 

?さくらちゃん急に顔真っ赤になったけど、どうしたんだろ?

 

「いやいや、そこのお兄さんは天然シゴロですか?」

 

「?君は?」

 

「あっこれはこれは失礼です。私の名前は優人ともうします。以後よろしくお願いします」

 

「「「「(なんかしっかりとしている子がいる!?)こ、こちらこそ」」」」

 

「えーと、優人君は何歳なの?」

 

「5歳です」

 

「いやいや!?5歳でそこまでしっかりする訳ねぇよ!?」

 

「失礼。正確には5歳11ヶ月です」

 

「「「「「細かすぎる!?」」」」」

 

なんか、独特な子との出会いもあったが、その後はきちんと勉強も進みました・・・

 

 

そして土見はというと・・

 

「頼まれたの全部買いましたが間違いありませんか・・・?」

 

「ありがとうね。早速、あともう一つ手伝ってほしいのだけどいいかしら?」

 

「構いませんが・・・?」

 

「実はね、どうしたら子供らも好き嫌い無くなるか悩んでるの」

 

「なるほど・・・」

 

「で、メニューとか料理を手伝ってほしいの」

 

「分かりました」

 

そう話して、土見は次の動きをしょうとすると

 

「そうそう、耳貸して?」

 

「ーーーってどうかしら?」

 

二人の施設員が俺の耳にあることを提案していた。なるほど・・・それは面白いですね

 

「なら、それを任せれる子も俺は知ってますのでよろしいですか?」

 

俺は裏で施設員とあることを話していた。

 

そして、瞬く間に二週間がたった・・・




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回も宜しくお願いします
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