磯貝side
俺達は牢に閉じ込められていたのだが、皆はショックでなにも言えずに黙って手錠を嵌められていた
「あぁ・・・ビッチ先生に裏切られて悲しいな~」
「ふん」
「これであとはターゲットと・・おそらくあの男が待ち構えている子も来るはずだ」
「子・・・?」
どう言うことだ?今の言葉になんで別の人物も?
「まぁ、君たちは牢屋で黙ってみていたらいいさ・・。そんなに気になるなら、その牢屋で答えがあるさ」
どういうことだ?ますます言っていることがわからないと思ってると
「ねーねー、死神さん、どんな方法で殺せんせーを殺ろうとしてるのか知らないけどさ、そう計算通り行くのかな?だってあんた、俺等の誰にも大したダメージ与えられなかったじゃん。超体育着の情報を知らなかったからさ」
カルマが死神に煽るように言うとすると死神は花屋の時の笑顔を見てていた
「情報なんて不足して当然。それでも結果を出す。それが世界一の殺し屋だよ。現に君らはそうやって牢屋にいるじゃないか」
「(確かにこれがもし暗殺なら気絶した時点で俺等の死は確定してた)」
「(俺等を一蹴しビッチ先生を容易く引き抜き、幾多のスキルで結果を出す」
「(桁違いだ…今の俺等じゃ100人いてもこいつに勝てない)」
皆がそれぞれ悔しそうな顔をしてると、死神は何気になくさらりとあることをいった
「次の人質に・・次は烏間先生だ。誘い出して人質に取る」
「!?」
これには俺たちもそして僅かだが、ビッチ先生の表情も変わった
「彼ならば君たちよりはいい練習台になるだろう。それに、彼を捕らえておくと色々メリットが多いんだ。計画の下準備の仕上げだね」
烏間先生を!?いや、こいつならやりかねない。なにせ、スピードは、烏間先生より速かった。だからこそ、俺と前原を突破して、茅野に攻撃を加えることが出来たのだから
「それと、もしかしたら・・」
「?」
「僕は殺すつもりはないけど、彼が・・・土見海斗が死ぬ瞬間見れるかもしれないよ?」
!!?
「それ・・・どういうこと?」
「ふふふ、牢屋に入ったらわかるさ」
よくわからないが俺達は牢屋に入ると驚くべき光景を見た。俺たち以外に人質がいたのだ!
「ん・・・?誰・・・?」
え・・・・俺はこの声を聞き・・・頭が真っ白になった
「一般人!?」
「女の子!?」
俺は・・・いや、俺達は知ってる・・・。あいつと・・・もう一人の大切な幼馴染みの・・・
「こ、この声は・・・冷ちゃん・・・?」
「「「「冷ちゃん!?!!」」」」
「悠ちゃん・・・?なんでここに・・・?」
俺が真っ白になっている中、死神が説明した
「あぁ、その子には悪いけど、ある男の餌になるためにおびき寄せられたさ。閉じ込めるならここしかなかったわけ」
「なっ!?」
「言っておくけど、僕が連れ去った訳ではないからね?あぁ、食事はきちんと与えていたよ?」
「そういう問題じゃない!!!お前・・・!ビッチ先生も知っていたのかよ!?一般人を・・・この子を連れ去ったのを!!」
「・・・」
「答えろよ!」
「落ち着け!磯貝!!」
俺が無理矢理前へ行こうとすると、前原が無理矢理止めてくれた。だけどこの怒りは・・・許せそうにない
「先もいったけど、彼女は誘き寄せるためにここにいるのさ。ある男が勝手に起こした行動だから僕は関与してないよ」
ぐっ、こ、こいつ!!
「ひとつ言えるなら・・彼の隠していたことが無駄になったかもね?これで」
隠していたことが!?
まさか・・・・
「その証拠に彼女は今も落ち込んでるのさ」
「・・・っ!!」
「落ち着け!お前らしくもない!」
「離せ!あいつの・・・あいつの気持ちを考えたら!!許せない!!」
俺は何がなんでも死神に殴ろうと思いながら、前へ行こうとすると、数人に、押さえられた。
たのむ!今だけは離してくれ!
「これ以上は無駄さ。もう猶予はないだろうね・・」
「死神・・・・っ!!」
俺がキレている他所では、寺坂とイトナが話していたらしい。
「なぁ、イトナ・・・。あの頃のお前と比べたら大人しくなったな」
「あの頃は俺はひとりの殺し屋だった。今は…E組の生徒だ。ある時、タコがこう言っていた」
「何て言ったんだ?」
「この暮らすに加入して間もないときに、タコは俺に『昨日は越せた壁も、今日は越せない危険がある。そのような越せない障害と言う名の壁と出会った時は…先生の出番です』と言った」
「イトナ・・・」
「だから、今は勝てなくってもいい。必ずチャンスは来る」
「そうか・・・」
「だがひとつ懸念してることがある」
イトナが今感じてる疑問を言うと寺坂はじっと聞き返した
「なんだよ?」
「磯貝があそこまでキレるのは本当に一般人を連れ去ったから怒ってるのか?」
「確かに・・・」
寺坂はイトナの言葉に納得をしていたのと同時にこの嫌な予感は何だと冷や汗が出ていた
すると・・・
まだ冷静ではない俺とは他所にカルマが死神に煽るようにあることをいった
「死神さーん、モニター見てみ。あんたまた計算違いしたみたいだよ」
それを見て「・・・なぜこんなに早く?」と、明らかに計算違いだという表情で死神は呟いた。
俺もそれを見ると、先ほどの奴に対する怒りは有るものの安心したのだ
なぜなら・・・
烏間先生と殺せんせーという最強の二人が助けに来てくれたのだから!!
ある暗闇にて
「ふふふ・・・早く会いたいものだ・・・・」
暗闇にて男は不気味に笑いながら、楽しそうに待ち構えていた・・・。男の顔はまるで狂喜を押さえんばかりに震えていた・・・
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