暗殺教室 少年の求めていたもの   作:絆と愛に飢えるシリアス

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海斗の過去 Ⅰ 

今からうちの遡ること十数年前・・・・

 

ある保育園にて二人の少年がいた。一人は絵本を読んでいて一人はその絵本を聞いていた

 

『こうして悪者は倒されて物語はめでたき、めでたきで終わったのである』

 

『いやー、中々面白いな!』

 

当時の海斗と悠馬は今と変わらず、大の仲良しであった。彼らが仲良くなるきっかけは、何が美味しいのか?っという子供ながらの議論で仲良くなった

 

『んん?何、ゆうま』

 

目をキラキラしながら、悠馬は海斗にある質問していた

 

『かいとのいつもそばにいる子は誰なの?』

 

『れいちゃんの事??』

 

『そそ、その子とかいとは兄妹なの?』

 

今思えば、子供の頃の自分はとんでもない質問していたなと悠馬は後に思う

 

『んー、れいちゃんとは兄妹じゃないよー?僕はお母さんの友達に生まれたときに託されて一緒に暮らしてるの』

 

『そーなの?何か難しいね?大人のはなしって』

 

『うんうん!でも、今が幸せだからもんくないよー。あっ、噂はなんやらーでれいちゃんがきたー』

 

『かいくん、置いていかないでください!ってあれ?そちらのかたは??』

 

『ぼくの親友だよ?』

 

『いそがいゆうま!よろしく』

 

『わたくしは、ふようれいかです!よろしくね?ゆうちゃん!』

 

『ならぼくもれいちゃんと呼ぶねー?』

 

『うん!』

 

そうして、悠馬、海斗、冷華はいつものように遊んでた。時には自分達の母親同士が仲良くなったと言うこともあり、旅行も一緒に行くほど仲が良かったのだ・・・

 

『海斗、冷華。そろそろお別れの時間ですよ?』

 

『『グスン・・・』』

 

海斗と冷華は母親に優しく言われて、堪えきれない涙を必死に泣き止まそうとしていた

 

『グスン・・学校は別々だけど・・・いつか大きくなったら同じ学校通おう?』

 

『う、うん』

 

『はい・・!!』

 

卒園式で三人は学校はバラバラになるとわかっていたからこそ、三人とも悲しく泣いていた

 

けれど、三人とも気丈を振る舞って、いつか大きくなったら同じ学校を通おうと約束した

 

『『『いつかまた会おう!』』』

 

 

桜が枚散るなか、三人は未来へと進むためにバラバラになった

 

 

 

悠馬side

 

俺は皆に三人の関係をまず説明していたのだ・・。それを聞いていた皆はすごく意外そうな顔をしていた

 

「ここまでが俺のまず知ってる範囲と過去だ。当時の俺らは今とは全くかけ離れてると思うけどな」

 

「いや、まず驚いたのはお前らそんなきっかけで仲良くなったんだな?」

 

「そうね。土見君が思ったよりも素直な子だと言うのもね」

 

「ってか、食べ物の議論って何をしていたんだ?」

 

 

あー、たしかどんな議論だったかな

 

「思い出した!」

 

「おっ?」

 

「どんな料理が美味しいかと言う議論で仲良しになったんだった!!」

 

ずこっーー!!

 

「「「なんだその議論は!?」」」

 

「クスクス、そういえば二人とも昔はいつもその議論になっていたのですね」

 

冷ちゃんも懐かしそうに笑っていた。そうだよな・・・・

 

「例えば・・・」

 

ある日の事だ。好きなうどんはなにと言う質問をしたら

 

『讃岐うどん!』

『カレーうどん!』

 

・・・・んん?

 

『『・・・・よろしい戦争だ』』

 

とか・・・

 

『パンはやはりカレーパンでしょ?』

 

『メロンパン!あの旨味だよ?』

 

『『・・・・よろしい。鐘をならして?れいちゃん』』

 

とかになっていたな・・・

 

それを話したら皆の反応はというと・・・

 

「「「「「お前らはいったいどんな喧嘩をしていたの?!意外すぎるだろ!!」」」」」

 

皆のごもっともな突っ込みを入れられました・・・・。まぁ、ここまでは俺とあいつとれいちゃんとの出会いの過去だからな・・・




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!
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