暗殺教室 少年の求めていたもの   作:絆と愛に飢えるシリアス

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海斗の過去 Ⅱ

冷ちゃんが懐かしそうに思い出していて、俺もまたあの頃の事を思い出していたら、渚が恐る恐ると質問していた

 

「連絡先とかはしらなかったの?」

 

「連絡先は当時子供だったから聞いてなかったし、お母さん同士が連絡は元々取っていたんだ。二年生まではな」

 

皆が「なるほど」と納得していた。それと同時に速水が気になったのか手を挙げて質問した

 

「三人が知り合いなのは分かったけど、今の話を聞く限りは土見も今の性格には大きくかけ離れているし、冷華さん?だったかな?とも問題ないように見えるけど・・・」

 

「・・・5年前に大きな出来事が切っ掛けで私と彼の関係に亀裂が走ったのです・・・。そして、彼は当時の私に対してこう言ったのです」

 

 

 

 

ーー自分が・・・・母親を殺した

 

 

 

冷ちゃんのその発言したのを聞いて女子の何人かは口元を押さえて驚いていた。他の皆も、先生達も絶句をしていたのだ。当然だろう・・・普通の神経なら子供が親を殺すなんて信じられない

 

「あいつは・・・・親を殺したのか!?」

 

「そんな・・・・」

 

皆は海斗のその行動も発言も驚いていて失望をしていた

しかし、冷ちゃんは続きもすかさずに言った・・・

 

「えぇ。ですが・・・ある事実が私は知りました・・・。それもつい最近まではあの人がお母様を殺していたと思いましたが・・・違ったのです」

 

「違った?」

 

「ここから俺が今から話すのは海斗の・・・・アイツの本当の真実を語る」

 

「なんで磯貝君がその情報を??」

 

「・・・・夏の時にあいつと二人の時間で真実を聞いたのさ・・・。あいつが頭を下げて今の今までは喋らなかったけど・・・」

 

「夏の時に話す時間ってあったかな・・・あっ!」

 

片岡は話していて思い出したのだ。たしかあの時の殺せんせーは絶対防御になっていたから海に爆破の作戦で準備してるの見てたとき、二人がいなかったことに思い出したのだ

 

「・・・・悠ちゃん」

 

「ん?」

 

「あの人は・・・・いえ、何でもありません。教えてください」

 

俺は目をつぶり、アイツの聞いた過去を・・・皆の前で話始めた

 

 

 

 

 

 

5年前

 

悠馬と海斗、冷華のあの過ごした時間が懐かしいと思うぐらい会っていなかったのだ

 

『海斗、冷華、今日も学校ですね?忘れ物は大丈夫ですか?』

 

優しく微笑みながら我が子の二人に聞くのは、芙蓉紅葉・・・二人の母親で見た目も凄く、体のスタイルも物凄くいいのだ。そんな母親の問いに二人はーー

 

『うん、大丈夫だよ!お母さん!』

 

『忘れ物は無いです!』

 

そんな二人の答えに母親は満足そうに微笑みながら、頬に手を当てて『あらあら』と嬉しそうだった

 

『貴方達は本当に夫婦みたいに仲良いですね♪手も繋いでいて』

 

『『えへへへ・・・海君(れいちゃん)の事が大好きだもん♪』』

 

『あらあら・・・気を付けていってらしゃい?二人とも』

 

『『いってきまーーす♪』』

 

これが海斗と冷華と二人の母親の紅葉のいつもの朝の日常だった。

 

 

学校に行った二人は同じクラスで、いつもクラスの中心的な存在の海斗

 

『なぁなぁ、海斗。この問題はどう解いたらいいんだ?』

 

『ここ?ここはーでーとなるから答えは《この人は、とてもバカな回答をする》ってのが正解みたい。先生はいったいどういうつもりで問題作ったのだろう?』

 

『さぁな?まるであのバカみたいだな?』

 

海斗に質問していた細身ながらもいい体つきで目付きの悪い男の言葉に反応示したものがいた

 

『それは僕ってこと?この不細工ゴリラ?』

 

『お前以外に誰がいるんだ?とても頭が残念な男の子』

 

『二人とも落ち着きなよ?』

 

『『お前は黙ってろ!この冷華バカ!』』

 

『へぇ・・・まさか二人にそれを言われる日が来ると思わなかったよ?めんどくさいけどお仕置きだね?』

 

『それはこちらの台詞だよ・・・モテない男の敵として・・・君と不細工ゴリラを討つ!』

 

『おいおい、お前は一回鏡見ろよ?それと海斗は・・・白髪だからおっさんか?』

 

それぞれの皮肉を言い合うと・・・・

 

『『『・・・・やんのか!?(ガシッ!)』』』

 

三人が胸ぐらをつかみ合いながらにらんでいる傍ら・・・

 

『お三方、また喧嘩してますね・・・』

 

『本当に仲良いわね』

 

『と、止めなくってよろしいのでしょうか??』

 

苦笑いでいう冷華に他の二人はのほほんと落ち着いて言っていた

 

『大丈夫よ、冷華』

 

『恐らくいつも通りの決着になると思いますよ?』

 

『いつも通り・・・たしかにそうですね』

 

そう話している側では、喧嘩をしていた三人はというと・・・

 

『くらえ!白髪!不細工ゴリラ!!』

 

『喧しい!この残念なバカ!!後、白髪!』

 

『白髪って言うな!これは天然だ!このバカゴリラ!』

 

『『略するな!』』

 

三人は思い切り殴るが・・・

 

『『『ぶべぇら!?!!』』』

 

バタン・・・

 

三人とも同時に殴り、見事にノックダウンをしたのだ。その様子にクラスメートの反応は・・・

 

『あぁ、またこの三人の決着つかなかったなー』

『これで入学から続いてるから・・・5000分け?』

『学校の先生も周りもこれをコントといっているし、三人に聞いても“仲良いから喧嘩できるけどこれは真似してはいけない”って言われたしね』

『ってか、よく勝敗のを覚えていたな?』

『そりゃあ・・・・ね?もうこの後のパターンは見えてるしなー』

 

 

そういってクラスの皆は倒れた三人の方を見ると・・

 

『大丈夫ですか?海君』

 

『うぅ・・・中々今のパンチは効いた・・・』

 

 

『本当にあんたは懲りないね・・・だからゴリラって言われるのよ』

 

『・・・反省します』

 

『大丈夫?』

 

『僕は・・・不細工ゴリラに負けるのも腹立つよ・・』

 

『あん?何いってやがる?頭残念なバカ?』

 

『あはは、それは君でしょ?不細工ゴリラ』

 

『『・・・やんのか!?』』

 

『『やめなさい!』』

 

再び喧嘩しょうとしていた二人に止めた二人がきつく言うと静まった・・

 

『『『『『いつも喧嘩する三人とそれを止める女神・・・だよなー』』』』』

 

 

これが何時もの海斗達の日常だった・・・・。このまま時間が止まってくれたらいいのに・・・ずっとこうだったら良かったのに・・・

 

そんな願いが儚く散るのも知らず彼らにとってはこれは何気ない日常だった・・・




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!
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