暗殺教室 少年の求めていたもの   作:絆と愛に飢えるシリアス

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修学旅行の時間5

渚ら4班は今、ゲームセンターで遊んでいたのだが・・・目の前に凄いことが起きている

 

「うぉぉ、どうやって避けてんのか。まるでわかんねぇ!」

 

「恥ずかしいな、なんだか」

 

「おしとやかに笑いながら手つきはプロだ!!」

 

確かに凄い、手つきが早すぎて見えない・・と感心していた渚達だった

 

「凄い意外です。神崎さんがこんなにゲームが得意なんて・・・」

 

奥田が驚いたよう話すと、少し悲しそうに神崎はこう話した

 

「黙ってたの。遊びができてもうちじゃ白い目で見られるだけだし・・」

 

神崎は辛そうに話すと周りも黙って聞いていた・・・

 

「でも、周りの目を気にしすぎてたのかも。服も趣味も肩書きも逃げたり、流されたり身に着けてたから自信がなかった。だけど、殺せんせーに言われて気づいたの、大切なのは中身の自分が前に向いて頑張ることだって」

 

「そっか・・・うん!私も一緒に頑張るからね?」

 

「ありがとう・・・茅野ちゃん」

 

「(神崎さんの意外な一面。さらわれた時、茅野と何か話したのかな?なんか、二人の空気が軽い)良かった・・・」

 

それを見て、そう思っていた

 

 

一方、烏間は生徒たちの卓球を見守りながら、今後の暗殺についての思案していた

 

「(ほとんどのスナイパーは仕事の難易度を見て、断る。唯一受けた腕利きも途中で辞退。京都での狙撃計画はここが限界か)ふむ」

 

「烏間先生。卓球やりましょうよ」

 

「(これ以上、彼らの修学旅行に負担はかけられん。ここから先は自由時間だな)いいだろう?俺は強いぞ?」

 

その場所ではすごく盛り上がっていたそうだとか・・・・

 

 

 

 

そんな賑やかな場所とは別の場所では・・・・

 

 

 

土見side

 

「・・・・」

 

俺は一人で将棋を指していると見知らぬ老人に声かけられた・・・・

 

「珍しいね?若い子で将棋をするのは」

 

「・・・趣味みたいなものですよ」

 

「ふむ・・・」

 

声をかけてきたこの旅館の一人の客なのか老人が声かけてきたので、きちんと返事したのだ

 

「少年・・・私と勝負しませんか?」

 

「?お時間はよろしいのですか?」

 

「ホッホホホ。老人は時間が余るものですよ。是非相手していただければと思います」

 

ありがたい・・・

 

それなら・・・

 

「よろしくお願いします」

 

「ホッホホホ、楽しもうぞ?少年・・・」

 

俺は、老人と二時間ぐらい対戦したが、やはり経験も向こうが上だったのかボロボロで負けた・・・だけど、楽しかったな・・・

 

向上心って大事だな・・・

 

 

 

渚side

 

「しっかし、ぼろい旅館だよなー。大部屋二部屋だし、E組以外は全員ホテル個室だってよ」

 

岡島君がそういうと僕らは苦笑いだった

 

すると、中村さんと不破さんが男子湯を覗いていた

 

「二人で何してんの?」

 

二人はしっ、と静かにするような動作をする。どうしたのだろう?

 

「決まってんでしょ。覗きよ!!」

 

「それ、おれらのジョブだろ!」

 

「ジョブではないよね?」

 

速攻で否定するけど、普通逆だものね驚くよ?

 

「あれを見てもそれが言える?あの服がかけてあって、服の主は風呂場にいる。言いたい事分かるよね?」

 

そこにあったのは、殺せんせーの服だった!

 

ということは・・・

 

「今なら見れるわ、殺せんせーの中身!首から下は触手だけか?胴体あんのか?暗殺的にも知っておいて損はないわ!」

 

色々といいながらも、ゆっくりと覗くように僕らはドアを恐る恐るあけると・・・

 

「「何で泡吹いてるのだ((よ))!?」」

 

ドアをおもっきり開けながらツッコミをいれる中村と岡島に殺せんせーは鼻唄を歌っていた

 

僕が「風呂入ってるときに泡は禁止だよ!?」って言うと、殺せんせー曰く粘液で汚れが取れるようらしく、中村さんはそれでも裸を見ようと思うも対殺せんせー用のナイフを出すが殺せんせーが堂々と立ち上がると格好が風呂と一体化していた

 

「「「煮ごごりか!!!!」」

 

ツッコミを入れていたが殺せんせーはマッハで逃げた。そんな誰もいなくなったお風呂場に岡島君が中村さんに一言を言った

 

「中村・・・・この覗き…むなしいぞ・・・・」

 

ある意味、虚しさしか残らなかった・・・

 

 

そんな僕らは心のダメージ残りながら部屋戻ると磯貝くんを中心に何かしていた

 

よく聞けば気になる子の話だ・・・カルマ君は奥田さんだけど、理由が怖すぎる!

 

「渚は?」

 

「僕は茅野かな・・・よく話すし」

 

僕らは色々話すと磯貝君が・・・

 

「皆!これ内緒な!見られたくない奴は大半だろうし.女子か、先生に絶対に知られないようにしないと…」

 

すると、後ろを見ると殺せんせーがメモしていた!

 

「ころせー!!」

 

なんとしても防がないと!!!とそういう思いで男子みんな走っていったのだ・・・こんなときでも暗殺はつづくんだね・・・

 

 

一方女子は・・・

 

注意をした後に男子の名前を見て、評価をした後に、転校生の純粋な評価を聞いたのだ

 

「あんたらは、あの土見のガキどう思う?」

 

その瞬間女子全員嫌悪感出して答えたのだ

 

「・・・・はっきり言えば、嫌いですね」

 

「私もそうね」

 

「私もー」

 

片岡を初めとして全員が同じ答えだったのだ・・・それを聞いたイリーナは・・・

 

「まっ、確かに私もあのガキは正直好きじゃないわ」

 

だけど、と一息置いて言ったのだ

 

「あのガキと仲良くなれとは言わないし、しろとも言わないわ。それに・・・」

 

「それに・・・?とうしたの?ビッチ先生」

 

「あのガキは何か生き急いでる感じがするね・・・まっ.どうでもいいけど」

 

その言葉に皆は?と思ったが、一人の子が年齢聞かれたときは固まったのだ・・・答えたときは驚かれたのだ

 

「いい? 女の賞味期限はね、短いの。あんたたちは私と違って、危険とは縁遠い国に生まれたのよ。感謝して全力で女を磨きなさい」

 

その言葉に女子たちは少し戸惑った様子を見せるも直ぐに切り替えたのだ

 

「ビッチ先生がまともなこと言ってる…」

「なんか生意気ー」

 

「なめんな!ガキども!」

 

「じゃーさ、じゃーさビッチ先生が落としてきた男の話聞かせてよ!」

 

矢田がビッチ先生にそういうとノリノリで答えようとしていた

 

「フフフ、いいわよ。子供には刺激が強いから覚悟なさいって!そこ!いつのまにまぎれこんでる!!」

 

イリーナは慌てて殺せんせーに指を指すと殺せんせーは笑っていたのだ

 

「えーいいじゃないですか。私も色恋の話を聞きたいですよ」

 

「そういう、殺せんせーはどうなのよ?自分のプライベートちっとも見せないくせに!」

 

中村が言い始めると、皆が言い始める

 

「そうよ!巨乳好きだし、片思いくらいはあるでしょ!」

 

聞かれまくり、その瞬間、殺せんせーは逃げた・・・

 

すると・・・

 

「逃げられた!その前に吐かせて殺すのよ!」

 

「「「「了解!!!」」」」

 

その結果・・・男子と女子は殺せんせーを追いかけていたのだ。因みに土見は話にも参加していないで・・・

 

 

「ふぅ・・・・いい温泉だ・・・」

 

 

一人での温泉を堪能していた・・・

 

 

結局、この日もあんまり皆と話さなかった土見だった・・・




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします

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