ヨークシンシティでオークションすっぞ!   作:KTケイティ

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【68】オークション会場襲撃のあと

~オークション会場 上空~

 

「オラ!!降りてきやがれコラァ!!!」

 

怒号が飛び交う

 

オークション会場を襲撃した幻影旅団たちは、気球で会場をあとにしていた

 

会場の異変に気づいたコミュニティを仕切るマフィア達は、上空の気球を発見

 

犯人と断定して追跡を開始した

 

「おい、会場には観客も椅子も何もなかったらしいぞ!」

 

会場を見てきたマフィアの一人が情報を伝える

 

「まさか!…敵は能力者!?十老頭に連絡だ!!」

 

そして上空、気球の上では

 

「おーおー、うるさい蟻共が騒いでやがるぜ」

 

ウボォーギンが下を見ながら笑う

 

「そんなことどうでもイイネ。問題はお宝ヨ」

 

「そうですよ。なぜ金庫が空っぽだったのか」

 

フェイタンの言葉にシャルナークが補足しなが頷く

 

そして電話をかけ始める

 

「あ、ダンチョー?オークション会場、お宝なにもなかったですよ。事前にフクロウとかいう陰獣が移動させたとか」

 

『なるほど…』

 

「もしかして情報漏れてます?」

 

『それは…ユダがいるということか?』

 

「そういうわけじゃないんですけどね」

 

『ユダはオレたちの中にはいない。何かの噂を聞いたコミュニティの上層部がやったことだろう。だが…単なる噂を信じる者が上層部にいる…いや、信じるに値する噂を流せる者がいる、といったほうが正しいか』

 

「とりあえずマフィアたちの掃除をしたら帰りますね」

 

電話を切ったあと、みんなの方へ振り向くシャルナーク

 

「と、いうことで。このまま気球は荒野に向けてください。そこでマフィア全部片付けて帰りましょう」

 

ニコッ、と笑ってそう伝えた

 

 

 

 

 

~ヨークシンシティ あるホテルの一室~

 

そしてちょうどその頃

 

クラピカの元にも情報が届いていた

 

”オークション会場襲撃”

 

はっ!と顔を上げるクラピカ

 

(オークション会場を襲うなど、普通の者なら考えない。普通の…まさか幻影旅団!?)

 

ばっ!と振り向くクラピカ

 

そこにはダルツォルネが居た

 

「シャッチモーノたちとの連絡が取れない」

 

「…多分…、オークション会場の襲撃者は幻影旅団…」

 

そのクラピカの呟きにダルツォルネが目を丸くする

 

「幻影…旅団、だと!?あの!」

 

「そうとしか考えられません」

 

「くそっ!なら生存確率はほぼ0か!」

 

どうしますか?と尋ねるように問うクラピカだが、その表情は追いかけることしか念頭にない

 

「もちろん、追いかけるさ。もし本当に幻影旅団ならコミュニティへ恩を売るチャンスだ!」

 

そしてダルツォルネとクラピカはセンリツを連れて車に乗り込み、動き始めた

 

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