ちょっと体調崩してたもので…
最近気温の変化が激しいので、皆さんも体調にはお気をつけください。
~ヨークシン外 荒野~
「落とし前つけろやコラァ!!!」
パンパン!!
幻影旅団たちが乗った気球は、ヨークシンシティ外れの荒野へ降り立っていた
追いかけてきたマフィアたちは続々と終結しつつある
初めに着いていたマフィアたちは、銃声を轟かせながら威嚇する
だが、幻影旅団たちは崖の上から見下ろすのみ
彼らは待っているのだ
マフィア全てを一息に片付ける為に
~ヨークシン郊外 道路~
「見えてきたぞ!」
ダルツォルネの言葉の通り、遠くに気球の一部が見えてきていた
あと一山越えれば幻影旅団たちが居るであろう荒野へと着く
センリツは耳をそばだてる
「…もうだいぶ多くの人が集まってるわ」
「たぶんコミュニティのマフィア達だろう」
ダルツォルネが答える
クラピカはただ静かに指についた鎖を見つめていた
~ベーチタクルホテル 8011号室~
「結構高ぇんだな」
悟空たちはホテルの修理費、1400万ゼニー(キルアたちと折半)を払って、別の部屋を用意してもらっていた
「で、実際に念ってどんなことできんだ?」
悟空はキルアたちに念の能力について教わる
実際にどんな攻撃をされるのか、ヒソカを例にしてベジータも話始めた
そしてその頃
~ベーチタクルホテル 205号室~
「つまんない」
「そんなこと言うなよ悟天」
「だってさ、トランクスくんは何か作ったりできるんでしょ」
「でもまだやったことないし、できるかもわかんないよ」
それでも、とグズる悟天
「それにさ、━━━━」
トランクスがそう口にしたとき
「━━━!悟天!いまの!」
「うん!そんなに大きくないけど戦ってる感じの気!」
2人して顔を見合わせる
ニシシ
「もちろん…」
「行こっ!」
ふわっ
そのまま飛んで行こうとする悟天
「待てよ悟天!このままの格好で行ったらもしバレたときにパパたちに怒られるよ」
「着替えて行くの?」
チッチッチ
指を振りながらもったいぶるトランクス
「どんな格好してたって子供のまんまじゃバレるさ」
「わかんないよトランクスくん」
「よーく思い出せよ悟天」
「えー、うーん」
考え込む悟天
「全く鈍いなぁ悟天は。”天下一武道会”これでいいか?」
「あっ!パンティーマスク!」
ズコッ
「マイティマスクだよ!まったく」
「そうだったそうだった」
そして2人はまた見合って笑う
「悟天、窓のカーテン取っといてよな」
そこの窓の長い方のカーテンな、と指示するトランクス
「トランクスくんは?」
「ボクはベルトの代わりになるもの探すからさ」
悟天とトランクスはガサゴソと動き始めた