ちゃんと見てますよー!
(あと、70話の題名変えました)
~ヨークシン外 荒野~
悟天とトランクスが気づく少し前
ほぼ集結したマフィアを見下ろす幻影旅団
「こんなもんかぁ」
腕組をして見ていたウボォーギンが振り返る
「まぁこんなものでしょ。あとはパラパラと来るだけじゃないですかね」
そのシャルナークの言葉に満足し、ウボォーは腕を解く
「手…出すなよ」
ザシャー
崖を滑り降りるウボォー
そこに1人のマフィアが進み出る
カチャ
銃をウボォーに向ける
「宝と観客をどこへやった?」
「知らねぇなぁ」ニヤリ
顔面に銃を突きつけられても平然と笑う
「てめぇらの頭はどいつだ」
「さぁてなぁ」ニヤ
「ちっ、下っぱが」
ドンッ
マフィアは躊躇なく引き金を引いた
だが
その男、ウボォーギンは跳ね上げられた顔をゆっくりと顎を引くように戻す
その顔、いや、歯には銃弾が咥えられていた
「ペッ…、オレ様には銃なんか効かねぇんだよ」
「…なっ!」
その瞬間
グシャ━━━
ウボォーはマフィアの頭を握りつぶす
「くくく…、どうした?かかってこいよ」
現状が理解できずに立ち尽くすマフィアたち
その目の前に、握りつぶした仲間のマフィアを放り投げる
「そいつぁ飾りか?」
マフィアたちが持つマシンガンを顎で示すウボォー
やっと反応できたマフィアたちがマシンガンを構える
「やっとやる気出てきたか?」
うぉらー!!!
気合いの雄叫びと共にオーラを爆発させる
その念に反応した者が2人、ヨークシンのホテルにいた
そしてちょうどそこに1台の車が着く
キキー ガチャ
「もう始まってやがるぞ!」
(あれがまさか幻影旅団か…?)
ダルツォルネに続きクラピカ、そしてセンリツが荒野に到着していた
~ベーチタクルホテル 205号室~
ガサゴソと荷物を漁っていたトランクスがバッグを持ち上げる
「このバッグの紐がベルトの代わりになるかな?」
「トランクスくん、カーテン取れたよ!」
ドタバタと準備する2人
「よし!じゃぁ悟天まずそこに立って」
「うん!」
カーテンを持って悟天の肩に乗るトランクス
「えー、またボクが下?」
天下一武道会と同じ組み合わせに文句を言う悟天
「この案考えたのボクだから文句言うなよな」
2人の体に上からカーテンを巻くトランクス
「よし、こんな感じだな。悟天、そこのバッグの紐取ってよ」
「これじゃ見えないよ。よっと」ボスボスッ
カーテンに穴を開けて視界を確保する悟天
「あ、あったあった。はい、トランクスくん」
最後に紐をベルト代わりに結ぶ
「━━━よし、これでバッチリ」
カラカラ
窓を開けるトランクス
「中断します」と「再開します」の回は消しました。
<紹介>
TV放映記念で公式でHUNTER×HUNTERが読めるようになってます。
https://sp.shonenjump.com/p/sp/1805/hxhtv/B5aqzuSw/
皆さんへのご参考まで