ヨークシンシティでオークションすっぞ!   作:KTケイティ

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【74】マイティマスクVSノブナガ

~ヨークシン外 荒野~

 

だが、それを見ていた他の幻影旅団たちは即座に反応する

 

シャルナークがウボォーへと駆け寄る

 

残りは一斉にマイティマスク目掛けて動く

 

フェイタン、シズク、マチ、フランクリン、ノブナガ

 

5人は1秒とかからずに一斉にマイティマスクへ攻撃を繰り出す

 

シャシャシャシャシャ

 

その全てをかわしきるマイティマスク

 

「危ないなぁ…」

 

(((((一体何者だこいつは!?)))))

 

そう5人が思った時

 

その場に乱入してきた4つの影

 

ガキィンッ

 

フェイタンの剣と病犬(やまいぬ)の牙が甲高い音を立てて交差したのをきっかけに、残りの幻影旅団も陰獣との戦いに引き込まれる

 

1人浮いたノブナガのみ、マイティマスクと対峙する

 

「よぉ。やってくれるじゃねぇか」ピキピキ

 

怒りで血管が浮き上がるノブナガ

 

相棒であるウボォーがやられて相当な怒りが立ち込めていた

 

「なんだよおっさん。もう帰るとこなんだけど」

 

そっけなく言い放つマイティマスク

 

「どうやら覚悟はできてるらしいな」

 

カチャリ、と腰に差した刀に手をかけた

 

 

 

 

 

その頃クラピカたちは

 

「やらせてくれ」

 

「だめだっ!」

 

クラピカとダルツォルネの押し問答が続いていた

 

ウボォーがロケットランチャーで撃たれたあと、裸姿になり、背中の蜘蛛の刺青が見えたあとからだ

 

急にクラピカの態度が変わった

 

「ならばもういい、1人でもやる」

 

制止を振り切り歩みを進めるクラピカ

 

ふわっ

 

そこに一瞬で花畑が広がる

 

「…落ち着いたかしら?」

 

センリツが音色で落ち着く景色を見せていた

 

「…あぁ、度々すまない」

 

そう言いながら、顔を上げて続ける

 

「だが、勝算がある」

 

そう言いきったクラピカに、ダルツォルネも頭を冷やして話を聞き始めた

 

 

 

 

 

そしてマイティマスクとノブナガ

 

「もうオレの間合いに入ってんだよお前はなっ!」

 

シュ パシッ

 

居合い抜きをしたノブナガの刀を掴むマイティマスク

 

「━━━?な、なんなんだお前はっ!!!」

 

「そんなスピードじゃ切れないよおっさん」

 

パッと手を離して刀を解放するマイティマスク

 

「…ちっ、くそっ!!!」

 

ヒュヒュヒュヒュヒュ

 

斬撃を繰り出し続けるノブナガ

 

「まさか陰獣がここまでやりやがる野郎だとはなっ!」

 

聞き慣れない言葉を耳にする

 

「”いんじゅう”?」

 

その聞き返しにピタッと手を止めるノブナガ

 

「なんだ…?お前さん陰獣じゃないのか?」

 

「だからなんだよそれ」

 

「何って言われてもな…、横で戦ってる4人の奴らの仲間だろ?」

 

ちらりと横を見る

 

確かに急に現れた4人組だ

 

「ううん、知らない」

 

「じゃぁお前は誰だっつー話だ」

 

「だから言ったじゃん、マイティマスクだって」

 

「…あー、そうかい。悪かったな。じゃぁ帰っていい」

 

ヒラヒラと手を動かして帰れと合図するノブナガ

 

「あれ?いいの?じゃ!」

 

嬉しそうに後ろを向いた瞬間

 

シュピン

 

ノブナガの刀が胴体を切断する

 

「…いまのを避けるか」

 

服を薄く一枚切った手応えしか残らなかった

 

だが、マイティマスクの体は完全に上下に分離していた

 

「へ…?」

 

上下に視線を動かすノブナガ

 

(やっべ!帰るぞ悟天!)

 

(う、うんっ!)

 

ドヒューーーーーーン

 

下半身と上半身が空を飛んで一瞬で消えていく

 

「…子供2人、か?」

 

ノブナガの困った顔は暫く元に戻らなかった

 

 

 

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