ヨークシンシティでオークションすっぞ!   作:KTケイティ

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【75】幻影旅団VS陰獣

~ヨークシン外 荒野~

 

そして幻影旅団と陰獣たちは激しいバトルを繰り広げていた

 

激しい鍔鳴りの音を立てるフェイタンと病犬(やまいぬ)

 

蛭の毒を吸いとって膠着状態になるシズクと蛭(ひる)

 

針が通らずに苦戦するマチとその相手の豪猪(やまあらし)

 

念弾の届かない地面にいて場面の動かないフランクリンと蚯蚓(みみず)

 

それを見たシャルナークが動こうと、意識をウボォーから外した瞬間

 

ジャラ

 

一瞬で鎖がウボォーに巻き付く

 

ギュオオオオオオオオ!!

 

その瞬間に、あっという間に引っ張られていくウボォー

 

「マチ!!」

 

シャルナークの声に反応して、一瞬で事態を把握したマチ

 

シュッ

 

瞬時に針を飛ばす

 

だが、豪猪(やまあらし)の毛がその針を掴んではたき落とす

 

「ちっ、やってくれるじゃないか」

 

苦々しげに豪猪を見るマチ

 

それを見たシャルナークは

 

「うーん、先に陰獣をやるしか無さそうですね」

 

と、呟いて陰獣たちとの戦いに参戦した

 

ノブナガもその戦いに入る

 

そしてそのあとはほぼ一瞬の出来事だった

 

グシャリ━━━━

 

 

 

 

 

 

~ヨークシン郊外 道路~

 

「…どうだ?」

 

「━━━追っ手はないみたい。どうやら大丈夫そうよ」

 

クラピカに問われて耳をそばだてていたセンリツが答える

 

「おい、そいつ起きないだろうな?」

 

運転しながら心配そうにバックミラーへ視線を向けるダルツォルネ

 

「えぇ、大丈夫よ。完全に意識を失ってるわ」

 

「起きても問題ない。奴らにはこの鎖は解けはしない」

 

心音を聞いたセンリツと、鎖で捉えているクラピカは二人で大丈夫だと念を押す

 

そんなやり取りをしていたせいか、はたまた普通にしていても気づけたか

 

クラピカ達の車が通りすぎていくのを、崖の上で見ていた影が7つあった

 

 

 

 

 

 

 

~ベーチタクルホテル 205号室~

 

ガラガラ

 

「よっ、と」

 

「トランクスくん、お父さんたちまだいない?」

 

先に入ったトランクスの様子を窺うように窓から顔を出す悟天

 

「大丈夫、大丈夫。それよりこのカーテンとか片付けようぜ」

 

「うん、片付けたらそのあとは?」

 

「どうしようかなぁ…」

 

うーん、と悩み出すトランクス

 

「━━━やっぱり念が気になるよなぁ。まぁ今日は遅いし寝とこうぜ」

 

バッグの紐を元に戻したトランクスはバフッとベッドに飛び込む

 

悟天も真似してベッドに飛び込む

 

そしてあっという間に眠りについた

 

 

 

 

 

 

 

~ヨークシンのあるホテル地下~

 

「ここは?」

 

「言っていた別のアジトだ。地下のな」

 

クラピカたちはノストラードファミリーが所有する施設の一つに入り、ダルツォルネから詳細を聞いていた

 

「拷問器具なども一通りある。覚醒ガスを吸わせたから、こいつももうじき起きるだろう」

 

クイッと顎でウボォーギンをさすダルツォルネ

 

 

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