ヨークシンシティでオークションすっぞ!   作:KTケイティ

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【86】地下競売への誘い ”9月3日”

9月3日

 

~ヨークシン路地~

 

「さ、今日も気合い入れてやろうぜ!」

 

昨日と同じく、レオリオとゴンたちは路地で腕相撲の条件競売をしていた

 

ダイヤモンドを手にいれた男の話が出回っていたのか、朝から多くの人だかりができている

 

━━━はい、次の方!

 

次々と勝っていくゴン

 

それが100人近くになろうとした頃

 

「おい、次はオレの番だ」

 

2mはあろうかという、レスラーのような体格の大男が名乗り出る

 

スーツ姿という点、そしてもう1人柄の悪そうな男が後ろにいるのがいかにも怪しい

 

ズシッ

 

椅子に座ってゴンに腕を出す大男

 

だが、あまりにも体格が違いすぎて腕相撲をするための手が組めない

 

「おいおい、どうやってやんだ?あぁ?」

 

そうドスを効かせる大男

 

そこでレオリオがスッと前に出る

 

「オレがやる」

 

その言葉に大男の後ろにいた男が反応する

 

「おいおい、兄ちゃん。ごねる気はねぇがそれはルール違反なんじゃねぇのかい?」

 

もっともな問いに、レオリオはドンッと300万ジェニーを机に置く

 

「ダイヤにプラスして300万ジェニーも付ける。これでどうだ?」

 

チラッと振り向く大男

 

それを見て頷く男

 

「じゃぁ始めようぜ」

 

そう言うとレオリオは席に着いて大男と手を組む

 

「んじゃはじめるぜ?レディー…ゴッ!」

 

キルアがそう言った瞬間

 

ゴッ!!!

 

一瞬で、大男の腕がレオリオ側にあり得ない角度に曲がる

 

「お…あぁ…あ」

 

自分の右腕を抱えながらふらつく大男

 

そしてその腕相撲の様子を見ていた挑戦待ちの男たちは一目散に後ずさる

 

「ちっ……商売あがったりだぜ しゃーねー店終まいすっか」

 

ポリポリと後ろ頭をかきながらそう言うレオリオ

 

そこに先程の大男の連れの男から声がかかる

 

「いやー、兄ちゃん強いねぇ」

 

近づきながら名刺を取り出す男

 

「後ろの2人はもっと強いぜ」

 

レオリオはゴンとキルアを指す

 

「━━━どんぐらいだ?」

 

スッ、と目を細める男

 

「こんくらい、━━━は簡単だな」スッ

 

そう言って名刺を見せるレオリオ

 

そこには男が渡そうとしていた名刺が

 

まだレオリオとの距離は3m以上

 

名刺もケースから出そうとしたところだったはず

 

「本当に出来るようだな。その名刺の場所に来な」

 

それだけを言うと、大男に肩を貸して路地裏へと消えていった

 

「かかった魚はでかいかな?」

 

レオリオはにやりと笑って名刺の裏を見ていた

 

 

 

 

~ビスカ森林公園~

 

その頃、悟空・ベジータ・悟天・トランクスの4人はビスカ森林公園に出掛けていた

 

「お父さん、ここで何するの?」

 

「何か美味しい生き物いねぇか探すんだ」

 

「あの時の豚はもういないようだな」

 

「パパ、あの時の豚って?」

 

4人はオークションで購入した商品が届く9月4日までの間、ハンター試験で食べた美味しいもの巡りに行っていた

 

その間にヨークシンシティで大変なことが起こるとは露知らず………

 

 

 

 




悟空たちはちょっとヨークシンから離れます
ここからはハンターメンバーが活躍?です!
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