本日投稿②本目
(連投してますので、読み始めるところにご注意を)
流れ上、ちょっとだけ下ネタっぽいのがあるので、苦手な方は読み飛ばして下さい(>_<)スミマセン
~ヨークシン郊外 幻影旅団アジト別棟~
「さぁて、とりあえず団長来るまではお前さんたちはここで待ってな」
ゴン、キルア、ウーロンは先程のアジトとは別の棟に連れてこられた
「お、オレたちをどうしようってんだよ」
ウーロンがキルアの後ろからノブナガへ問いかける
「お前さんが怯えることはねぇだろよ…。ヒソカのペットだし、団長からは殺すなって命令されてるしな」
「い、いつ帰してくれるんだよ!」
「そりゃぁ…ヒソカに聞くしかねぇなぁ」
困ったようにポリポリと頭をかくノブナガ
「あ、あのピエロ、なんか不気味なんだよ」
「だっはっはっ!だよな、あの顔は不気味だよな!」
嬉しそうに笑うノブナガ
「まぁ悪いようにはしねぇさ。お前さんも、そっちのガキ2人もな。団長の眼鏡にかなわなければ無事に逃がしてやるから安心して待ってな」
そう言うと一つしかない入口に腰を下ろすノブナガ
「どうするキルア?」
「…どうしようもねぇな。この狭い部屋じゃ会話は筒抜け、そしてあいつの刀はオレでも見切れない」
2人の会話が聞こえていることの証のように、ノブナガが口を開く
「そういうことだ。どうしたってお前ぇさんたちは逃げられねぇよ。オレはお前ぇさんたちを気に入ってんだ。刀を抜かせるような真似だけはさせねぇでくれよ」
とにかく座るゴンとキルア
「ねぇ豚さん」
隣に座っているウーロンに声をかけるゴン
「豚さんじゃねぇよ。ウーロンだよガキんちょ」
「え?そっちも子供じゃないの?」
「こう見えても結構な歳いってんの!ったく、最近のガキはこれだから」
愚痴るウーロン
「なにこの豚、さっきまでの態度と違うじゃん」
驚くキルア
「けっ、どうせどうにもならないなら座っとくしかないだろ」
「態度わるっ!」
アハハ、と笑うキルアとゴン
「ウーロンさんはなんで捕まったの?」
「ヒソカに連れてこられたんだよ。天空闘技場で捕まってからずーっとだ」
「何したんだよ」
キルアにそう問われて言いにくそうにぶつぶつ呟くウーロン
「…旅団の……女のパンティー盗んだ」
一瞬の間があって笑いだすゴンとキルア
ノブナガも笑いを堪えている
「そりゃーお前さんが悪いな。で、盗んだのはパクノダか?マチか?シズクか?」
「なんでおっさんが話に入ってくんだよ」
キルアがじと目でノブナガを見る
「いいじゃねぇか。仲間はずれにするなよ。で?誰のだ?」
「…マチ、っていう女のやつ」
だーーっはっは!と膝を叩いて笑うノブナガ
「よりによってマチのとはな、くっくっく」
「マチ、ってあのツンツンした髪の?ちょっとキルアに似てる?」
「似てねぇよ!」
キルアの突っ込みも無視して、ノブナガがウーロンに尋ねる
「あいつ、どんな趣味してんだ?くくっ」
「もしかしてオッサンも話せる口か?あの女、可愛い熊のキャラクターもの穿いてたんだぜ!」
だーーっはっは!!
本気で膝をバンバン叩いて笑うノブナガ
「笑い死にさせるきかお前ぇ。くっくっく。あー腹痛ぇ」
それを嫌な目で見るキルア
「エロ豚とエロ侍じゃん」
~ヨークシン中心街 カクテルバー~
「あのー、まだまだっすかね…?」
「3万ジェニーの借金だよ?1日1万としても3日は働いてもらわんとね」
「そこをなんとか…」
「そんなことを言う暇があったら手を動かしてくれ。次はトイレ掃除だ」
モップを渡される男
(こんなことしてる暇じゃないんだけどなぁ…)
そう思いながらも、男はトイレへと入っていった
~ヨークシン郊外 幻影旅団アジト別棟~
「さて、冗談抜きにして帰ろうぜ、ゴン」
「でもどうするの?」
スッと雰囲気を変えたキルア
「ウーロン、って言ったっけ?あんたの能力は?」
「さん、を付けろよな。変身、ができたんだけど…」
言い淀むウーロン
「ウーロンさん?」
「…なんか使えねぇんだ」
肩を落とすウーロン
「じゃぁ役に立ちそうにはないな」
ズバリ言うキルア
「おい、お前ら。妙なことすんなよ。絶対に無理なことはすんな」
そんな3人の筒抜けの会話にノブナガが口を出す
「無理かどうかやってみなきゃわからねだろ」
殺気を放つキルア
「ちょ、ちょっと待ってよキルア」
「そいつの言うとおりだ。入口、お前らにとっては出口か。それはここ一つしかねぇ」
コンコン、と拳で背中の扉を示すノブナガ
「道が一つしかない…!そうだよキルア!トリックタワーだ!」
「なんだよいきなり」
「覚えてない!?悟空さんやベジータさんのあの行動!」
「━━ッ!なるほど!」
バッ、と振り向くゴンとキルア
「ヤル気満々、って顔か…。残念だな、本当に気に入ってたんだがな」
カチャ、と刀に手をかけるノブナガ
「いくよ!キルア!」
シャッ!
ゴンとキルアが一直線にノブナガへ向かう
「真っ向からとは本気のバカか!」
ヒュッ、と刀を抜きかけた瞬間
ババッ
ゴンとキルアが左右に飛んで壁を蹴破る
(何っ!こいつら壁を!)
カンカン
階段を下りる音を聞くノブナガ
(ツンツン頭の方はすぐ階段側、黒髪のほうは袋小路…)
なら、とノブナガは廊下に出てゴンを追う
部屋を開ける度に壁を蹴破っていくゴン
「くそっ!」
最後の部屋まできたがゴンはいない
(しまった!壁だけ壊して部屋に潜んでやり過ごされたか!)
そう思った瞬間、声が聞こえてくる
「キルア!いまならやれるよ!」
(黒髪のやつの声か。バカが!暗闇に乗じてやるつもりだろうが無駄だ)
そしてノブナガは精神を集中させる
(”円”!これで暗闇でも手に取るようにわかる。オレは太刀の間合い、半径4mまでで十分、つーかこれが限界)
円を維持したままジリジリと歩くノブナガ
だが、ゴンとキルアは戦う宣言をしたまま既に逃げ去っていた
「誰が戦うかっつーの」
捨て台詞を吐きながら走るキルア
「そう言えばウーロンさんは逃げられたかな?」
「どっちにしても殺されないから大丈夫じゃね?」
そう言いながら、ゴンたちはヨークシンの中心街へと向けて戻って行った
評価10、ありがとうございます(T_T)!