本日投稿④本目
(連投してますので、読み始めるところにご注意を)
~ヨークシン中心 ショッピングモール~
ノストラードファミリーのネオンに声をかける男
頬に十字傷があるのが特徴的だ
「ナンパ?」
「かもね」
そんな会話から自然と話し始める2人
「━━━って感じで退屈だから逃げ出してきちゃった」
「あはは、それは凄いね」
レストランでそんな会話をしながら、和気あいあいとする
「実はあたし占いが得意でー」
「へー!すごいね!オレも占ってよ」
「じゃぁ紙に自分のフルネーム、生年月日、血液型を書いて」
ペンと紙を渡すネオン
受け取った男はサラサラと書く
「じゃぁ占うよ」
そう言ってペンを取ったネオン
男は注意深くその動き全てを見ていた
~ヨークシン 秘密の会合所~
トゥルルルルルル
「もしもし、クラピカだが」
『あ!クラピカ!オレだよ!ゴン!』
「あぁ、声でわかるさ」
『いまヨークシンにいるんだよね!?どこかで会えない!?』
「いまは難しいな。噂になっているかもしれないが、いまは旅団を追ってる」
秘密の会合所の窓からヨークシンを一望するクラピカ
『その旅団についてなんだ。さっきまで捕まっててさ━━』
「どういうことだ!?無事なのか!」
『あ、うん。それは大丈夫だったんだけど。オレたちもクラピカと同じく旅団を止めたいんだ』
「…わかった。いまからは無理だが、明日話そう。場所は追って連━━━」
ドォオオオオン
窓の外で爆煙が上がる
「すまない、また連絡する!」
プッ、と電話を切るとクラピカはその爆煙の上がった場所へと向かった
カストロはその様子を見て、爆煙の近くにある重要施設、セメタリービルへと移動する
カストロの読みと同じく考えか、ベレー帽の男と、髪を半分剃った男も同じビルへと足を向けた
~ヨークシン セメタリービル~
「ここ来てみたかったんだー」
はしゃいで歩くネオンと、付き添う男
「オレもやりたいことがあってね」
「えー、なになに?」
(大暴れ)トンッ
ドサッ
急にネオンが倒れる
周囲がざわつく
そのシーンを警備室見ていた男が2人
カストロとベレー帽の男
髪を半分剃った男は既に動いていた
「その画面、巻き戻せるか?」
「ん、あぁ」
ベレー帽の男に言われて画面を巻き戻す警備員
そこには微かに男の腕がぶれたように映っている
(恐ろしく速い手刀…オレでなきゃ見逃しちゃうね)
ニヤリと笑う、手刀を見逃さなかったベレー帽の男
だが、カストロは違う反応を見せていた
「師匠…」
愕然とするカストロの横を抜け、手刀を見逃さなかったベレー帽の男は、頬に十字傷のある男を追って行った
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