からかい上手の高木さん・・・と清水さん!?   作:すこやか茶

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・手紙

・下校



二話

【手紙】

 

「~~は〇〇であるからして~~」

 

授業を聞きノートに書き留める

 

「じゃあ教科書120Pを開いてそこの~~」

 

教科書を開く。そこには

 

「手紙?しかも二通・・・」

 

そういえば最近――――――――

 

「ユカリちゃーん」

 

「・・・?」

 

「はい、これ‼」スッ

 

「何これ。」

 

「手紙だよ」

 

「言いたいことあるなら今言えばいいのに」

 

「チッチッチ、分かってないねーユカリちゃんは」

 

「は?」

 

「手紙を渡すのが良いんじゃーん」

 

「てことで、はいこれ。ユカリちゃんにも」スッ

 

「私にもあるの?・・・って私のやつ分厚くない?」

 

「そりゃ分からない問題を沢山書いてからね・・・はっ言っちゃった!」

 

「そういうことこそ直接聞きなさいよ・・・」

 

「・・・きゅんの欠片もないね。」

 

 

 

 

――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

みたいな会話を今日聞いていたのだ

 

(ふふっ何だかんだ言って二人とも女子だなぁー)

 

そんな事を思いながら軽い気持ちで一つ目の手紙の封を開けた

 

 

 

 

            貴方の事が大好きです

 

 

「えぇぇぇぇぇっぇっ‼?」

 

「うるせぇぞ西片ァ‼」

 

「す、すみません‼」ペコペコ

 

 

(何で毎回・・・ってそんなことよりもこここここれってラブレター!?)

 

誰からなのかを見ないと・・・って

 

 

 

(清水さんからか・・・)

 

隣を見ると楽しそうにする清水さんの姿が

 

「いい反応だね~書いたかいがあったよ☆」

 

「楽しそうだね・・・」ハァ

 

「本気だと思った?」

 

「そ、そんなこと思ってないよ‼」

 

「ふ~ん」

 

そう言って清水さんは少し不機嫌そうに授業に戻った

 

 

(・・・まぁそっちの期待はしてなかったけどね)ハァ

 

「何か言った?」

 

「別にっ‼授業に集中しなよ‼」

 

(いや、何で・・・?)

 

そう思いつつ二つ目の手紙を確認しようと思い二つ目の手紙に手を伸ばした

 

(まぁ、もう一つは高木さんからだと思うけど・・・)チラッ

 

「どしたの?西片。」

 

「う、うううん何でもないよ」

 

(いや、絶対そうだ‼ここは平静を装って・・・)

 

一呼吸し手紙の内容を確認する

 

 

 

       西片へ     

 

 

              今日いっしょにかえろー

 

 

                                 高木

 

(やっぱりかぁぁぁぁぁい‼‼しかしここで冷静を欠くオレではない!)

 

「直接言えばいいのに」

 

「最近手紙を書くのが流行ってるんだよ、それに・・・」

 

「それに?」

 

「手紙の下の方をよーく見て。」

 

「下の方?」

 

下の方をよく見てみると―――――――――

 

 

 

 

              

 

                         たまには西片と二人で帰りたいな

 

 

「なっ・・・」

 

「どうしたの?西片。」

 

「い、いや何でもな、いよ?」

 

(こ、ここでなんて言うのが正解なんだ‼?)

 

「期待してるね西片。」

 

「・・・・・」

 

楽しそうな高木さんにオレは何も言えなくなり、授業に戻るのであった――――――

 

 

 

 

 

【下校】

 

(授業の内容全然入ってこなかった・・・)

 

高木さんの手紙を受け取ってから授業に集中しようと思ったけど・・・

 

(何かドキドキする!)

 

いつも帰ってる帰り道を高木さんと二人で帰るだけ

 

清水さんと三人で帰ってる時も多いけど二人の時だってあった

 

そう自分に言い聞かせる、でも

 

(改めて言われると・・・)

 

「どーしたの西片?帰ろうよ。」

 

 

「そそそ、そうだね帰ろっか」

 

(別に緊張してるとかじゃないから‼)

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

「今日は久しぶりに二人で帰るねっ西片。」

 

「まぁ最近は清水さんと三人だったもんね」

 

 

 

何気ない帰り道。いざ帰ればさっきまで緊張していたのが嘘みたいだ

 

 

 

「もうちょっとでテストだし授業はちゃんと聞いとかないとダメだよ?」

 

「それは高木さんと清水さんがからかって来るからじゃん!」

 

「西片の反応が面白いからね。つい」

 

「ついじゃないよ~」

 

「じゃあ分からなくなったら私が教えてあげるよ」

 

「ちゃんと教えてくれるか不安だからなぁ・・・」

 

「そんな事無いって。」フフッ

 

「・・・」ジトッ

 

「じゃあ勝負でもいいけどねっ。」

 

「高木さん頭いいから難しそうだな・・・」

 

 

 

高木さんと他愛もない会話をする

 

そんな時間に、心地よさと少しの照れを感じながら家に帰った――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

「あんな事手紙に書いてあったら躊躇っちゃうよね・・・」

 

偶然見てしまった高木ちゃんの手紙

 

「たまには二人で帰りたいって書いてあった・・・」

 

「私も書けば帰ってくれるのかな・・・?」

 

 

 

そんなことを思いながら清水は、体育館に向かった

 

 

(今日の練習は少し注意されちゃうかもなー)

 

                    

                      なんて思いながら―――――――――――

 

Can I practice hard today?

――――Because I can't stop thinking of him and her.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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