からかい上手の高木さん・・・と清水さん!?   作:すこやか茶

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・弁当
・下校(男友達)


三話

【弁当】

 

キーンコーンカーンコーン

 

 

「西片、一緒に食べようよ。」

 

「うん」

 

今日は珍しくお弁当の日だ。給食とは違いそれぞれのお昼ご飯を持って来ている

 

「アタシも入れて~☆」

 

「じゃあ三人で食べよっか」

 

オレの机を回し高木さんと清水さんの机にくっつける

 

「高木っちのお弁当は綺麗だねぇ~」

 

オレはチラっと高木さんの弁当を見る

 

野菜が良い感じに添えられていて見栄えが綺麗だ

 

「しかもサンドイッチだしね・・・」

 

お米じゃなくサンドイッチなところも何ていうかすごい

 

「比べるのは申し訳ないんだけど西片っちのは・・・」

 

「何も言わないでよ清水さん・・・」

 

オレの弁当は母さんが寝坊し昨日の残りの野菜炒めと白ご飯だけである

 

用意してもらえるのは有り難いんだけど・・・

 

「じゃあ西片にこれあげるよ。」

 

「え?」

 

そう言って渡されたのはミニトマトだった

 

「いやいいよ、高木さんが食べなよ」

 

「あれ?もしかして西片トマト苦手?」

 

(うっ・・・鋭い)

 

そう、オレはトマトが苦手なのである。酸っぱいし何か皮も硬くて苦手なのだ

 

「いや?そんな事無いけどッ!」

 

「じゃあ、あげるよ。はい、あ~ん」

 

「えっ!?」

 

(苦手なのに・・・ってそうじゃなくて‼)

 

「いや、食べるからここに置いてよ‼」

 

「もしかして照れてるの?」

 

高木さんが楽しそうに言ってくる

 

(絶対オレが苦手なの分かってるよっ‼)

 

「じゃあ私からこれあげるよ♪」

 

そう言って清水さんが差し出してきたのは

 

「いやトマトじゃん!?」

 

「だって西片っちトマト大丈夫なんでしょ~?じゃあこれもどうぞ?」

 

そう言って差し出してきたのは高木さんよりも大きいトマトだった

 

 

「・・・分かったから置いて?」

 

「え~いいじゃん私が食べさせてあげるから‼パクっていっちゃってよ!」

 

「そ、そそそんなこと出来ないよ!?」

 

(じょ、女子の使っているお箸だよ‼‼?)

何か変な事考えてしまうけどオレは普通だ

 

「西片が恥ずかしがるから、私はここに置いてあげるね」

 

「そ、そんなことないから‼是、全然照れてないから‼」

 

「じゃあ私も仕方がないからここに置いてあげるよ☆」

 

(何か釈然としないな・・・)

 

見透かされてるのにも照れながらオレは三人でお昼ご飯を食べた

 

ちなみにトマトは二人にバレないように涙目になりながら食べました・・・

 

(バレてないとか思ってるんだろうなー西片っちは)

 

(西片やっぱり苦手だったんだね)

 

 

 

ちなみに男友達からは微妙に気を遣われたのは言うまでもない

 

 

 

 

 

 

【下校】

 

「西片~帰ろうぜ」

 

「おっけー」

 

今日は高木さんも清水さんも用事があるらしく今日は男友達と帰宅した

 

A「ところでさー西片って高木さんか清水さんと付き合ってんの?」

 

「ぶふっ‼そそそんなことないから‼」

 

(だ、誰だよ‼そんなこと言ってるの)

 

B「弁当の時も下校の時もいっつも三人でいるけどどっちか狙ってんじゃねえの?」

 

「そんなことないよ‼」

 

A「でもいいよな~俺がお前なら学校生活楽しくなりそうだけどな」

 

「そ、そうかな・・・?」

 

(周りから見ればオレは羨ましい立場なのだろうか?)

 

「で、でもからかわれてばかりだし大変だよ?」

 

C「嫌味にしか聞こえねぇよぉぉぉ」

 

「まぁまぁ・・・」

 

ガシガシお腹を突かれながら帰る

 

 

 

・・・ちなみに皆付き合ってる女の子がいるんだよ?

 

おかしくない!?皆の方が羨ましいよ‼‼

 

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