ナニかが吹っきれた円卓の騎士と共に人理修復   作:匿名卿

1 / 7
円卓の彼女はまだ出ない!


カルデアまでの旅路

突然ですが私、卓上円は転生者である。何故転生者かわかるかと聞かれると理由は簡単。前世の記憶があるから。ちなみに、前世で死んだことによる転生である。神様には会えず、転生特典なんてモノもない。

…あぁ、でもこれから神様には会えるかもしれない。それは何故かって?答えは簡単。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺が転生した世界はFate/Grand Orderの世界なのだから…

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

転生した俺はどうやら魔術師の家庭に生まれたらしい。しかし、特に珍しい魔術を使える訳でもなく、一族の歴史が長い訳でもない。精々100年程の歴史しかない中々ショボい一族である。しかし、俺は何故だか魔力を多く持って生まれたらしい。更に自分の知っている誰も使える者はいなかった魔術が1つあるがそれは誰にもバラしていない。だから親からは「少しでも早く魔術を使えるようになり、長い歴史を持つ魔術師の一族に婿入りして、根源を目指しなさい」と、小さな頃から、それこそ赤ん坊の頃から何百、何千回と聞かされてきた。ちなみに俺はそんなのゴメンである。

魔術師の一族というモノは魔術の根源を目指して切磋琢磨している。それだけ聞くといい話かもしれない。しかし魔術師は目的の為ならば手段を選ばない。それこそ殺人であろうといとわない。だから魔術の鍛練は使い勝手のいい魔術や普段の生活に使えるような便利な魔術くらいしかしなかった。更には魔術の鍛練よりも体術の鍛練を優先させた。

当然親からは失望された。虐待も受けた。だから魔力量にモノを言わせて実力で黙らせた。それからはめっきりなにもしてこなくなり、自由な生活を送った。

そしてついに、この年が来てしまった。2016年。そう、人理が焼却される年だ。しかも俺のところにも人理修復機関カルデアから収集がかけられた。当然、無視しようとした。でもできなかった。何故なら両親が勝手に許可を出してしまったから。カルデアの使者に囲まれ、逃げ場を失った俺は帰って来ることができたら両親をぶっ飛ばすことを決意し、荷物をまとめ、家を出た。

 

乗せられた船にはマスター候補生がいた。雑談を交わす者もいれば自分の一族を自慢する者もいた。

あ、カドック君がボッチしてる。

 

カドック・ゼムルプス

彼は自身のこと平凡と評し、自身を低く見ているが、候補生48人の中でも彼よりも優秀な魔術師がいるにも関わらずAチームと呼ばれる7人の少数精鋭に所属することになる意外とデキる男である。

しかしそのファッションセンスはどうにかならないのか…ボサボサヘアーはまだいい、だがその喉のピアスはなんなんだ!何故そんなところにピアスをつける!?つけるなら耳につけろよ!…あっ、耳にもついてたわ…そしてなんでコートを半脱ぎにしてるんだ!?半脱ぎにするくらいならちゃんと着るか脱ぐかしろよ!挙げ句の果てにその目の下の大きな隈!お前そんな目してたら完全に不良だよ!そんな友達作りたそうにキョロキョロしても怖がられてるだけだから!…あっ、勇気を出して話しかけに行ったけど悲鳴あげながら逃げられた。しかも、服の左胸付近を握りしめながら俯いてる。あれ絶対落ち込んでるわ。しかも、友達作るの諦めて部屋に帰って行った。

 

…仕方ない。なんやかんやで見捨てるのもアレだし話しかけますか…それに、カドアナは尊かったからね!

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

はぁ…僕の名前はカドック・ゼムルプス。人理修復機関カルデアに呼ばれたマスター候補生の1人である。カルデアに向かう最中、マスター候補生の魔術師達はコミュニケーションをとっている。しかし僕は誰からも話しかけられず、1人で座っていた。しばらくしたら誰か話しかけてくれるだろう。そう思っていた時期が僕にもありました。しかし一向に僕に話しかけてくれない。さすがに気まずくなってきたので近くを通りかかった少女に話しかけてみた。するとどうだろうか。悲鳴をあげながら逃げられた。あぁ、やっぱり僕みたいな平凡なヤツに話しかけられるのは嫌なんだろう…用意させた自分の部屋でロックでも聞こう…うん、そうしよう…(グスン

 

部屋に戻ろうとすると突然話しかけられた。どうやら僕と話がしたいらしい。正直嬉しかった。柄にもなくおおはしゃぎしたくなった。でも、こんな平凡な僕と話してるところを誰かに見られたら彼も皆から蔑まれてしまうだろう。だから僕は涙を飲み込んで断り、自室へ戻った。

 

部屋に戻った僕はベッドに横たわりながらロックを聞いていた。すると突然、部屋のチャイムが鳴り、来客を知らせてくる。誰が来たのか確認するためにモニターを見てみるとなんとついさっき話しかけてくれた彼ではないか。でも、どうして僕の部屋に…僕と話していても彼の迷惑なる。だから強めの口調で断った。これで彼も僕と離れて他の皆とも仲良くできるだろう。そう、これでいいんだ。彼の為なのだから。そう思った矢先…

 

ピンポンピピンポポンピンポポポン♪

 

!?なんだ、今のは?!

 

ピンポポピンポンピンポンピンポンピンポポン♪

ピン ポン♪

ピンポポピンポンピンポポピポピポン♪(ピポピポン♪)

ピンポポピンポンピンポンピピンポポン♪(ピポピポン♪)

ピンポンポンポン♪

ピンポポピンポポピンポポポピンポポ♪

ピンポポポピンポピンポンポンポン♪ピポ♪

ピンピポ…「うるせぇ!」

 

ハッ…!うるさすぎてつい部屋を出て声を荒げてしまった。僕の目の前にはイイ笑顔をした彼が立っていた。彼はゆっくりと口を開く。あぁ、さっきのことでなにか言われるんだろうなと覚悟を決めると彼はこう言った。

 

「スマ○ラしようぜ」

 

…は?

 

 

 




インターホンで鳴らしたのはアニソンです。わかる人は答えてみてね!(アレでわかる人がいたら凄いと思う)




円君(オリ主)の使える魔術

ガント
回復
身体強化
五感強化
武器強化
防御
空間操作
等(また少しずつ使える魔術は増える可能性あり)

体術

柔道
空手
のみ(その内サーヴァント達に鍛練してもらう予定)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。