ナニかが吹っきれた円卓の騎士と共に人理修復   作:匿名卿

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インターホンの答えは「ようこそジャパリパーク」でした!




カルデアまでの旅路 完

 

我らがブラック企業、人理修復機関カルデアへ向かう船の旅はまだまだ続く。この話はその道中の出来事である。

 

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「ほらほら、カドック!お前の実力はそんなものか!」

 

「まだだ!僕の力はこんなものじゃない!ぬおぉぉぉぉ!」

 

「!?やるじゃねぇか、カドック!お前はこの数時間で急激に成長した。トップクラスにも通じるだろう。だが、しかし、まるで全然、この俺を倒すには程遠いんだよねェ!」

 

「ぐ、畜生ぉぉぉぉぉ!」

 

『Game Set』

 

俺達の目の前のモニターからは発音のいい終了の合図が流れる。俺達がなにをしてるかって?スマ○ラだよ。それにしても最初に比べて随分と仲良くなったものだ。

 

「いやぁ、それにしてもカドック君強くなったねぇ。中々危なかったよ」

 

「お世辞なんていらないよ。現に君のストックを1つも減らせていない…」

 

「いやいや、強くなったって。最初なんか、俺に攻撃すら当てられなかったじゃん」

 

「君が強すぎるんだよ…ハンデとしてストック10対1で戦ったのに攻撃1回も当てられないってなんだよ…」

 

「それは年期の差ってやつだよ。にしてもアイ○クライマーが使いやすいなんてな…」

 

「?何かおかしいのか…?」

 

「うんにゃ、ただそいつ使い勝手が悪いからなぁ…結構不人気なんだよ。実際俺の知り合い達はそうだった」

 

「ふーん、そうなのか。でも僕にとっては使いやすいよ?それに君さっきからずっとデ○デ大王使ってるけど、君のフェバリットキャラって訳でもないんだろう?」

 

「んぉ?気づいてたのか?」

 

「そりゃ、何度も戦えば所々ミスが目立ってるし…ねぇ、今度は君の一番強いキャラで戦ってよ」

 

「…後悔するなよ?」

 

俺はリモコンを操作し、キャラを選ぶ。

 

『ゲッコウガァ…』

 

さぁ、楽しいショーと行こうじゃないか…(愉悦)

 

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ところ変わってここは船の中のトレーニングルーム。…ん?さっきの結果?圧勝、とだけ言っておこう。

 

「にしてもカドック君、魔術用のシミュレーションルームならともかく、トレーニングルームに来るなんて意外だな」

 

「人理修復じゃ何が起こるかわからないから、できることをしておきたいんだ…」

 

「そうかそうか、それはいいことだ。なら俺と一緒に特訓するか?」

 

「いいのか?だったら是非お願いする。正直なところトレーニングなんて何からはじめていいのかわからないから」

 

「よっしゃ、任された!まずは準備体操からな、準備体操は大事だから」

 

「わかった。よろしく頼む」

 

さぁ、ようこそカドック君…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地獄の入り口へ…

 

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1時間後…

 

「ゼェ…ハァ…ゼェ…ハァ…」

 

カドック君が倒れていた。1時間の間何があったかと聞かれると1時間まるごと準備体操をしていた。

 

「カドック君大丈夫…?」

 

「き、君は、毎日こんな、ことを、やって、るのかい…?道理、で息切れ、1つしない、訳だ…でもこれを、毎日続けて、いたら、体力が付き、そうだ…あり、がとう。これから、、準備体操もよろしく、頼む…」

 

「カドック君カドック君、何1人で終わった気になってんだ?…まだ、準備体操が終わっただけだぞ?」

 

この時カドックは心の底から後悔し、絶望した…

 

2時間後…

 

チーン…カドック君が死んでいた。もう明日の○ョーの様に真っ白に燃え尽きていた。

 

「カドック君よく頑張ったな。正直これをはじめてで最後まで耐えきったやつなんていないぞ…」

 

気になる特訓内容は…

 

・相手のどんな攻撃であろうと常に全力で魔術回路をフル回転させ防御30分

・身体強化の魔術をフルに使って全力疾走30分

・自分の使える魔術を常にフルで使った全力組手1時間

 

休憩?ウチにはないよ…そんなモノ…

 

「確かにこれはいい鍛練になるな…」

 

何故か知らない人が1人増えていた。具体的には全力疾走の当たりから割り込んで一緒に全力疾走をしており、フラついていたカドックに何度も渇を飛ばしていた。

 

さて、この途中参加の彼の正体とは…

 

デイビット・ゼム・ヴォイド…カドックと同じくAチームに任命される予定の男である。

 

「さて、カドック君。生きてる?」

 

「な、なんとか…」

 

「この後どうする?またスマ○ラする?」

 

「なんだ?そのすま○らというのは?新しい鍛練か?」

 

「キャラを操作して戦わせるアクション系のゲーム、それがスマッシュ○ラザーズことスマ○ラだ。一緒にやるか?」

 

「なるほど、サーヴァントを運用する為の鍛練か。ならば、俺も行こう」

 

流石戦闘狂マスターは格が違った。まさかのスマ○ラを鍛練扱いである。

 

「よっしゃ、ならカドック君の部屋行くか!」

 

「ま、待ってくれ。今ちょっとキツい…」

 

「すま○ら…一体どんな鍛練なのか。フッ、楽しみだな…」

 

3人はそれぞれの思いを胸にカドックの部屋へと向かって行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに余談ではあるが、3人の鍛練を見たマスター候補生達がドン引きして彼らは避けられることをまだ知らない…

 

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数週間後…

 

ついに船はカルデアのある南極(マスター候補生達には知らされていないが)に到着した、まではよかったのだが…

 

「なぁ…円、デイビット…」

 

「「なんだ、カドック(君)?」」

 

「標高6000mを寒さ対策しかしてない礼装1つと自分の足で登れってふざけてない…?」

 

「まじで同感…」

 

「右に同じく」

 

『……………』

 

「登り切ったら所長に文句言おうぜ…」

 

「「…賛成」」

 

3人は標高6000mへと足を踏み出した…

 




デイビット君のスマブラ使用キャラ

ガノンド○フ



ちなみににWii Uである

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