夢を見た。夢の中に映っているのは自分ではなく、薄い金髪の少女。これはきっと彼女の生前の記憶なのだろう。
『さぁ、どうしました?それでは戦場で生き残るなんて夢のまた夢ですよ…(ポロロンポロロンポロロンポロロンポロロン』
『ちょっと!最近当たらなくなってきたからって八つ当たりついでに何連続も放たれたら避けられるモノも避けられませんよ!?』
『あぁ、鍛練とはいえ、仲間を傷つけなければならないとは…私は悲しい…(ポロロンポロロンポロロンポロロンポロロン』
『そう思うなら弦からその愉しそうに弾いている指を離してください!…ってきゃあ!?』
楽器のような弓を持った赤髪で細目の騎士は彼女へ向けて実にいい笑顔で見えない音の矢を放ち続けていた。
ついに音の矢に被弾し、彼女が目を回しながら気絶したところで視界が切り替わる。
『マッシュ、マッシュ、潰せば美味しいマッシュッシュ!』
『何をやってるんですか、兄上!?食材がもったいないので止めてください!』
『何を言うのです。疲れてる者達のために料理しているのです。もったいないなんてことはありません!』
『ソレ食べたら余計に疲れてしまいます!あと、食材を潰すだけなのは料理とは言いません!…って何故生肉入れようとしてるんですか!?生肉は体をこわしてしまいます!止めてください!もうソレ以上は死人が出ます!今のでも充分死人が出ますが更に死人が増えてしまいます!だからその手を止めてください!』
彼女と同じ髪の色の騎士がなんでもかんでも食材を潰し、劇薬擬きを作り、彼女がそれを必死になって止めようとするが騎士は次から次へと食材を潰していく。そして強制的に味見をさせられ、その結果気絶したところで更に視界が真っ黒に染まる。
…これは、本当に彼女の記憶なのだろうか…?
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夢の中から意識が浮上し、重たい瞼を開く。すると…
「おっと、ようやく目覚めたか?体調は悪くないか?自分が誰だかわかるか?」
小麦粉で包んで焼いてソースを掛けてもも全くといっていいほど美味しそうには見えないムニエルがこちらを覗きこんでいた。
「不味そうな顔してんな…」
「いきなり失礼だな!?」
おっと、つい声に出てしまったようだ。
「ゴホン、さっきのは聞かなかったことにしよう。それで、だ。体に問題無いのなら管制室へ向かってくれ。そこにDr.ロマンがいるはずだから」
「了解、不味そうなムニエルさん」
「まだ言うか!?」
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カルデアの廊下を歩くこと数分後、管制室に着くと…立香とマシュが抱き合ってた。
…●REC
なにやってんのコイツらみたいな目で見ていたロマンと目が合った。譲ってくれとでも言いたげな目でこちらを見つめてきたので…
d(`・ω・´ )グッ
と返しておいた。…というかコイツらはいつまで抱き合っているんだ…
なんとかしろとロマンに目で訴えるとロマンは頷き、わざとらしく咳払いをする。それにより、抱き合っていた2人は顔を赤くしながら即座に離れた。
なんやかんやあったけど本題に入り、特異点修復の旅に出るかどうかロマンが聞いてくる。それに対し立香は不安ながらも行くと答えた。
「さて、君はどうする?」
「こちとら親友殺されかけて頭にキテるんだ。勿論俺も行く」
俺達が戦いはこれからだ!
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終わってないよ、まだ続くよ。
ところ変わって英霊召喚ルーム。そう、FGOをやっている人達ならば必ず避けて通らず、むしろ石が貯まれば突っ込みに行く…あの英霊召喚ルームである。
「ここでは君たちの助けとなるサーヴァントの召喚を行うことができる。召喚されるのは基本的に人理修復に賛同してくれるようなサーヴァントだから安心して召喚するといい」
「そしてこれがサーヴァント召喚に必要な聖昌石だ。受け取りたまえ」
いつの間にか現れていたダ・ヴィンチちゃんが3つの聖昌石を3セット、つまり9個の聖昌石を俺と立香の2人に渡す。
「ところで君たちはどんなサーヴァントが来てほしい?」
「そうですね…あ!冬木で一緒に闘ってくれたクー・フーリンが来てくれると嬉しいです!」
立香はクー・フーリンのことを思い出しながら名前を挙げる。マシュも賛同し、ダ・ヴィンチちゃんうんうんと頷いている。
「なら、君はどんなサーヴァントが来てほしいんだい?」
次にダ・ヴィンチちゃんは俺に聞いてくる。
「そうですね…魔術王ソロモンとか心強いんじゃないですか?」
俺はほんの一瞬ロマンを見て、とてもイイ笑顔で答えた。
「そ、それは難しいんじゃないかなぁ…?」
と、ロマンは頬をひきつかせながら苦笑いをする。
「冗談ですよ、冗談。…俺はコルキスの女王のメディアですかね」
「それはまたどうしてだい?」
「単純に幅広い魔術が使えていろんな場面で助かりそうだなって」
「なるほどなるほど、実にいい考えだと思うよ。まぁ、あっちが召喚に応えてくれるかどうかは別だけどね!さぁ、さっさと召喚してしまおうじゃないか!」
「そうですね…立香からどうぞ」
「じゃあお言葉に甘えて…えい!」
立香は聖昌石をサークルの中に3つ投げ入れる。すると、サークルが輝き、光の柱が建つ。光が納まるとそこには…
「サーヴァント、セイバー。召喚に従い参上した。問おう。貴方が私のマスターか?」
まさかのしょっぱなから☆5鯖の騎士王アルトリアである。
続けて…
「サーヴァント、アーチャー。召喚に応じ参上した」
我らがオカン、エミヤである。
そして最後に…
「おおっと、今回はキャスターで召喚か…ってアンタらか、ランサーで喚んでくれよ、ランサーで…」
自害しないタイプのクー・フーリンである。
そして数秒後には早速立香が最強のコミュ力で召喚したサーヴァント達と仲良くなっている。
「ところで兄貴や…」
「お?ランサーのマスターの坊主か、どうした?」
「槍、返してください…」
そう…冬木で兄貴は槍を持ったまま座に帰ったので槍は兄貴が持ったままなのである。
「おぉ!そうだったな、ところでよぅ、この槍もうちょっと貸してくれねぇか?ルーン魔術教えてやっからよ」
「よし、好きなだけ借りていってください、お願いします!」
「よっしゃ!それじゃあ、次は坊主が召喚する番だろ?ほら、行ってこい!」
兄貴にそう言われたので俺は聖昌石を持ってサークルの前に立つ。
サーヴァント来いサーヴァント来いサーヴァント来いサーヴァント来いサーヴァント来いサーヴァント来いサーヴァント来いサーヴァント来いサーヴァント来いサーヴァント来いサーヴァント来いサーヴァント来いサーヴァント来いサーヴァント来いサーヴァント来いサーヴァント来いサーヴァント来いサーヴァント来いサーヴァント来いサーヴァント来いサーヴァント来いサーヴァント来いサーヴァント来いサーヴァント来いサーヴァント来い
「ゴー!」
俺は聖昌石を3つ、サークルの中へ投げ込んだ。すると…
「我が名は巴。巴御前、などとも呼ばれています好きなようにお呼びください」
全くといっていいほど縁も何も繋がっていないげーまー・いんふぇるのである…後でゲームに誘お…
続けて聖昌石を投げると…
「サーヴァント、セイバー召喚に従い参上した。…む?貴様が私のマスターなのか?よろしく頼むぞ、ガレスのマスター…」
最初に立香が召喚したセイバーアルトリアと瓜二つ、というか同一人物のセイバー・オルタである。
セイバー・オルタの召喚により、巴ちゃん以外は全員警戒体制をとり、巴ちゃんは何がなんだかわからないと言うようにおろおろしている。
…おろおろしている巴ちゃんかわいいッス…
「そう警戒するな、私は貴様らと争う気はない。ところでマスター、1つ聞きたい…」
「なんだ?趣味からスリーサイズまでの範囲なら答えてやるぞ」
「範囲の基準がわからん…まぁいい、ガレスのやつはどこにいる?やつにはお灸を据えてやらねば気がすまん…!」
セイバー・オルタは魔力放出を使用するレベルでキレている…ガレスちゃんなにやったの…あ、あれか。ガレスちゃんが言った宝具はA+でも胸の方はA-のことか…
「さぁ、やつはどこにいる?答えろ、マスター」
「ガレスちゃんどこにいるの、ダ・ヴィンチちゃん?」
目覚めてからガレスちゃんとは一度も会っていないのだ。だからダ・ヴィンチちゃんに押し付ける!
「彼女なら食堂じゃないかなぁ?」
「だ、そうですよ?王様?」
「そうか…ではちょっと行ってくる…」
セイバー・オルタは食堂へと走っていった。HFのランサーのような物凄く綺麗なフォームの走り方で…
生前の部下に会うため、青い方のセイバーアルトリアも食堂へと走っていった。でも涎垂らしてたからきっとなにか食べられると期待しているのだろう…
…さて、ラスト一回、ゴー!
「おやおや、これはこれは奇遇ですな。デュフフフフフwww黒髭、参上ですぞwww」
もうわっけわかんねぇな、オイ…
この後皆で滅茶苦茶ゲームした、まる
皆さんの最初の☆5鯖は誰でしたか?自分はかるなさんでした