超次元ゲイムネプテューヌ 長い旅   作:グレカノン

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工場にて<捜索>

そこからはまさに作業と呼べるものだった。

なにかって?

壁、天井、床のすべてをじっくり見る作業。

綻びと言ってもどれぐらいのサイズかわからない。

そのせいで1mmも見落とせない。

 

「ねえ・・・・いつま・・・・で探すのかしら?」

 

ノワールさんが俺に訊いてくる

 

「綻びが見つかるか、世界が壊れるかまでです。」

 

「その前・・・・に倒れた人・・・・がいた・・・・らどうす・・・・るわけ?」

 

「・・・・・・どうします?」

 

「どうします?じゃないわよ!」

 

ノワールさんは叫ぶ。

どういう事かというと、俺とノワールさん以外の三人は寝てしまった。

まずはじめの一時間弱でネプテューヌが飽きたとか言ってやめた。

そのあと、ネプギア、ユニさんは9時間ぐらいたったあたりで限界だったのか倒れた。

ネプテューヌもそのあたりで寝ていた。

現在探し始めてから約12時間が経過した。

 

「まあ、特に体に害はないですし、問題ないでしょう。」

 

「ストレス・・・・は一方的に・・・・たまるけどね。」

 

と言うノワールさんも先ほどから手の動きが止まったり、体が倒れかけたりしている。いくら女神であろうと、休憩をとる必要があるようだ。

 

「疲れたのならば貴方も少し休んでください。」

 

「そ・・・・ん・・・・・な・・・・・」

 

がくっ!という音ともにノワールさんも倒れた。

それでどういう事なのだろうか・・・・・この現状。

とりあえず綻びを探すのに集中する事にした。

思ったより見つからない。

 

訓練の時はすぐに見つけれたのに一体どういうことだろうか?

まあ、訓練と実際に行うでは全く違うという事か。

確かほんとの結界に放り込まれた気がするが。

 

おっと、思い出に浸っている場合じゃなかった。

と言うわけでさらに念入りに探し出す。

 

 

 

 

 

 

さらに3時間(計15時間)が経過した。

やっぱり見つからない。

一体どこにあるのだろうか。

 

もしその綻びすらも修正または幻惑魔法で隠されているだとしたら・・・・・

探し始めてからずっと考えてきたが、ありえなくもない。

不可能ではないはずだ。

 

しかしそれほどの結界の綻びを直すなんて見たことがない。

幻惑だって俺は見切れる。

一体どれほどの奴だろうか。

 

 

 

 

 

 

「うーん・・・・・あ、ごめん寝ちゃったわ。」

 

誰かが起きたようだ。

 

「気にしなくていいですよ、みんな寝てますし。」

 

ユニさんは周りを見渡す。

 

「ほんとだ。・・・・・あれ、なんでウィルクムだけ・・・・」

 

「さっきからガムとやらを噛んでいるからかと。一つどうですか?」

 

俺は今朝コンビニで買ってきたガムを見せる。

 

「あ、ありがとう//」

 

ユニさんはまた顔を赤くして照れる。

こういう奴ってだいたい人間関係疎いよな・・・・。

 

「しかし見つかりませんね・・・・」

 

俺は背伸びしながらつぶやく。

 

「あの・・・「ポチッ」・・・え?」

 

ユニさんがなにか訊こうとした瞬間、変な音が鳴る。

そしてユニさんの周りに穴が開く。

 

「きゃあああああ!」

 

ユニさんと俺が落ちていく。

 

「なんで俺もおおおおおお!」

そう叫びながら、奈落の底へ落ちていくのだった。

 

 

 

 

 

 

「ん・・・・ここは・・・・」

 

「起きましたか。」

 

「あ、ウィルクム・・・ってきゃああああああああ!」

 

どすっという音が俺の腹に響く。

どうやらユニさんに蹴飛ばされたようだ。

 

「おい・・・・腹に入りましたよ?」

 

「あんたが悪いのよ!!」

 

「いやあ、女性に膝枕って喜ぶって聞いた事があったのでつい。」

 

「それ逆だから、ていうか『つい』ってなんなのよ!」

 

そう、落ちた先でユニさんが倒れていたので、女性をそのままにするのもあれなので、とりあえず膝に頭を乗せておいたのだ。

・・・・・・・まあ、どんな反応するか悪戯心がわいたのは否定できないが。

 

「んじゃ逆だったら、やっていました?」

 

「//そんなことするわけないでしょ!馬鹿!」

 

ユニさん本日二回目の顔を赤らめるでございます。

やばい、何?このかわいい生き物。

 

「ふーん、やんないのか。面白そうだったのにおしいですね。」

 

「面白いって何!?」

 

ちなみに本来の膝枕は女性がやるとのが普通というのは知ってた。

 

「いえ・・・・こうやっていじる相手がいるなんて久しぶりなと思っただけですよ。」

 

あの時以来か。なんで今またでてきているんだ?

 

「なんだろう、ものすごく真剣な表情なのに言っている事が、いらつく。」

 

知るかよ・・・・。

 

「まあユニさん、姉妹は似たってやつですよ。」

 

「前から思っていんだけどユニでいいわよ・・・・ネプギアやネプテューヌさんに対しては、ため口なんだし。」

 

黒の女神候補生が言いだす。後半は小声で聞き取りにくい。

ほお・・・・また変わった事を言いだしたな。

 

「と言う事はため口もいいですか?」

 

俺は聞いてみる。

 

「別にいいわよ、呼び捨てで敬語っていうのもおかしいでしょ。」

 

「そっか、その方が楽だし、そうさせてもらう。」

 

俺たちは握手をする。

・・・・友情の証とかくだらないものじゃないよな?

 

「そ、じゃあ改めてよろしく」

 

「とりあえず貴方が倒れている間に軽くここ周辺を回っておいたが、何もなかったよ。」

 

ユニさんが落ち着いたところで報告をしておく

 

「じゃあここは・・・・?」

 

「結界の中でしょうけど、それ以上は分からん。最初はこれが綻びかと思ったが、こんな真っ暗なわけだろう。もし綻びなら、すでに脱出できているはずだ。」

 

「というか、あんなスイッチあった?」

 

「俺が見たときはなかったな。ていうかなぜ押した?」

 

「・・・・・・手が滑ったのよ//悪いかしら?」

 

本日三度目・・・・・厳密には四度目か?

デレ成分多すぎだろ、この女神候補生。

 

「もちろん、悪いですよ。ただでさえやばい状況だったのに分断されたんですよ。とりあえず合流をはかりましょう。」

 

「あ、うん。でもどうやって?」

 

「とりあえず歩く。・・・・・の前にこいつらを倒すか。」

 

そこには魔族がいた。

それも前回以上にいる。

数は30ぐらい・・・・ネプギアと戦った時の倍かよ。

それも前のより強そうだ。

 

 




タイトル通り捜索回。

前半はノワールと後半はユニといます。
というか他のキャラクターを寝かせちゃったのですけどね。
そうでもしなきゃ話進まないので寝ていただきました。

ここだけの没ネタ
前半ユニ、後半ノワールの予定でした。
ユニは前回そこそこ出番作ったし、ノワールの出番を増やした方がいいか・・・・とか考えていましたが、ユニの方が彼と仲良くしていた方が話進めやすそうだったので出番を増やしておきました。

もし感想とか、くれたら作者は人間をやめるレベルで喜ぶはずです。

以上いつも以上に長々と失礼しました。
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