超次元ゲイムネプテューヌ 長い旅   作:グレカノン

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―――これからは私がここに出るよ!!―――
え?
いくらここ最近出番が無いからってそこまでしなくても・・・・・
―――それって作者である君のせいだよね?(リバース1のDLCアイテム龍刀・桐生を構える)―――
・・・・・・降参です。しかし出番の方は物語の後半であるはずなのでそれまで
―――この後作者を見る者はいなかったという―――
お願いですから、勝手に殺さないでください。


新月の過去と満月の現在

さて、魔族の事を口論しながらもリーンボックスの都市に着いた。

今までの広大な自然とは別の世界のようにハイテクな街だった。

他の都市でも言えた事だが、かなり発展していると、しみじみ思う。

 

「さっきから気になっていたんだけど、私達確かにあそこにいたとき夜中だったわよね?」

 

ユニが質問してくる。

そう、なんと今は真昼なのだ。

 

「ああ、ここに時差はねえだろ?」

 

「うん、ないよ。」

 

俺はユニの質問に答えながら、確認をとる。

 

「もしかして結界の中は時間が流れないってこと?」

 

「察しがいいですねノワールさん、規模が大きいとそれぐらい出来ると聞いた事があります。」

 

「じゃあ、とりあえず今日は疲れたし、リーンボックスの教会に泊らせてもらっていい?」

 

ネプテューヌがベールに頼む。

・・・・・ネプテューヌってなんかしたか?

 

「構いませんわ。というか最初からそうする予定でしたし。」

 

「んじゃあ、ゆっくりさせていただくか。」

 

 

 

となると夜中にここの街の観光が出来ると言う事か。

頭の中で今からの予定が組みたてられていく。

夜、俺は寝床から出て外へ行こうとする。

 

「どこか行かれまして?」

 

「ん、ベール。ちょっと散歩ってあたりだ。」

 

「そうですか。リーンボックスは他の街と違ってきれいな街づくりと呼ばれるのを積極的に行っていますので、お楽しみください。」

 

きれいな街づくり・・・・・なんだそれ。

プラネテューヌはゴミもあまり落ちていなく、綺麗だったが、ラステイションは裏道には少しゴミがあった。この手の事だろうか。

ここで素直に観光とか言って、ついてきてもらったら困るので、散歩と嘘をつかせてもらった。

 

「お前はなんかするのか?」

 

なぜ聞いたかと言うと、両手にインスタント食品(結界内のコンビニで買ったのもある)を大量に持っていたからだ。

 

「これから徹夜でゲームをしますの。よければご一緒にどうですか?」

 

「いや、遠慮しておく。ちょっと今夜は忙しいからな。」

 

徹夜でゲームとかネプテューヌだけで十分だ。

というかあいつ以上のなにかを感じる、俺の直感がそう告げていた。

 

「ん、じゃあがんばれよ。」

 

「ええ、おやすみなさい。」

 

意外と感じながら俺は、外にでる。

綺麗な満月だ・・・・黄色の・・・・・。

外は思いのほかに冷えていた。

少しは寒く感じる。

 

そんなのとは別に夜も街は活気にあふれている。

主に裏商売と言えるものが多く感じられるが。

なんか買っていこうか。

今までこうやって外に出てきたが、なんだろうか。

この世界の感覚をどこかで味わった事がある気がする。

 

気のせいだろうか・・・・・・。

 

心な中でなにか落ち着かない。

 

不協和音、そんな言葉が頭の中をよぎった。

 

俺は用事済ませた後教会に戻る。

しーん、と静まりかえっている教会

結局あの結界やエレメンについて仮説は建てられるが、事実は分からないままだった。

 

とりあえずしなければいけないことをするか。

俺はある部屋にコンコン、とノックをする。

 

「ウィルクムだが、ノワールいるか。」

 

部屋の中から、「開いているから入って」と聞こえたので入る。

こんな感じはアイエフやネプテューヌの時もそうだったが、緊張のようなものを覚える。

 

普段の綺麗なポニーテールなく、髪をおろしている。

それでも髪の毛そのものの質がいいのか似合っている。

 

「それで、用事って何?」

 

「ああ、まずは謝罪から入ろう。疑って悪かった。」

 

俺は彼女が魔族を裏で操っていると予想していた。

 

しかしエレメンの登場によって、『ブラックハートが魔族を指揮していた』可能性はゼロになった。なぜならあいつは去り際にこう言ったのだ。『業を背負っていく女神様達』と、彼女たちもしくは先代の女神達がなにかをしでかしたのならば、わざわざ女神の得する行為はない。

 

もっとも仮説だが。

ただそれを差し引いても謝りたかったのだ。

 

「別にいいわ。ユニが世話になったようだからね。」

 

「ネプギアにも同じことをいえるが良い妹だよな。」

 

「そうね。それにしてもユニ、貴方に険悪だったけど、大丈夫だったかしら?」

 

「問題ない。」

 

そりゃ、それなりの対処をしたのだから。

 

「そう、よかったわ。二人仲が良くなさそうだから。私みたいに素直になれないのじゃ困るもの。」

 

ノワールがホッと安心する。

なるほどあいつのツンデレの原因はこいつか。

遺伝という奴だろう。

「しかし俺にとって家族っていうのはいまいちわからないから、うらやましいものだ。」

 

「そんなものかしら?」

 

「ああ、大切にしてやれよ。」

 

「ええ、これからは大切にしていかなくちゃね・・・・」

 

何か事情があるようだ。

少なくとも仲の良い関係ではなかった過去があることはわかる。

素直になれない者同士だし、互いに生真面目なところある。

接するのが難しかったのかもしれないな。

 

俺は恵まれていたと言うのか・・・・・・知らねえけど。

 

「ねえもし、エレメンって子と戦う事になって、貴方は戦えるの?」

 

「俺の場合『幼馴染だから攻撃出来ない』なんてのはない。それにあいつも戦うつもりだろうから、こちらもあっちと同じ事だ。」

 

どうせあいつの事だから、なんかあるだろう。

少なくとも魔族と組むと言うのは俺の経験上あり得ない。

 

「よくそんなに割り切れるわね。」

 

「そうでもしないと、生きていけないだろ。選択の強いられた時、決断しない奴はなにも出来ずに死ぬだけ。」

 

 

そう、決めたのだ。

 

あの夜は新月だった。

 

すべてが散ったような、真っ暗でしかし確かに普段は灰色の月が見えなかった。

そう・・・・・・・・・灰色な月・・・・・ここの月は黄色だったが、なぜだろう・・・・・似ている。

 

「・・・・ルクム?ウィルクム、大丈夫?」

 

気がつくとノワールが心配しながら、こちらのうつむいた顔を覗き込む。

 

「ん?ああ、疲れているからな。」

 

協力な結界の綻び探し、魔族との連戦、エレメンに対する幻惑、そしてその状態でのここまでの維持。

俺のような最大魔力所持量が少ない人間にはだいぶつらいものだ。

 

「そう、気をつけてね。」

 

「ああ、じゃあな。」

 

俺はそう言うと、部屋を後にした。

自室に戻った俺は、ベッドにうつむせで倒れた。

 

 




工場のところでユニはかなり出番があったけど、ノワールはほとんどなかったので出番を作らさせていただきました。
やっと他のメーカーキャラが出せそうです。

もし感想とか評価とかいただけたら、作者はなんかすごい事になりそうです。
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