一撃男、異世界転移。   作:N瓦

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【2】「嫌な予感はしてたわ」

 

 

 

 

 

 原因不明。

 転移して二日目の夕刻。純白のマントに黄色のコスチュームを着たサイタマは、一人スーパーの特売から帰宅途中だった。

 

「……異世界に飛ばされたって言ったってな…実感湧かねぇわ」

 

 卵やら野菜やらが詰め込まれたレジ袋を片手にサイタマはふと呟いた。

 ───イマイチ実感のわかない「転移」という事実。

 此処は異世界と呼ぶには、サイタマが元々いた世界とあまりに似すぎていた。

 文明レベルもだが、何よりヒーローも怪人もいるらしい。

 近所のスーパーをあらかた漁った帰りに街を歩けば、怪人と戦うアメコミさながらの衣装に身を包んだヒーローは当たり前の光景だった。

 つまりサイタマにとってはどっちでもいいのだ。

 今いる場所が元の世界でも、この世界でも。

 要は趣味であるヒーロー活動ができさえすれば、それで。

 

 因みに昨日、つまり転移初日。

 状況の変化を特に気にせずマンガを読んでいたサイタマに代わって、イレギュラーに対応したのはジェノスだった。

 ジェノスが異変に気付いてからは、まず確かめたのは周囲の環境だった。

 外の賑わいから判断してそこまで心配していなかったが、環境が、土地が、空気が死んでいたならば───人間としての肉体を超越したサイタマなら余裕だろうが───生存圏は遥かに狭くなっていたことだろう。

 そして、獣人や異形の者達が街を歩く姿を見た時に半ば確信したのだ。

 恐らくここが、かつてサイタマ達がいた場所とは異なる世界だという事実に。

 サイタマ達が元いた世界では、家族連れの怪人達が跋扈していたならば地獄絵図間違いなしだ。

 

 異世界転移───。

 

 到底理解はできないことではあったが、それ以外の結論を思いつかなかった。

 とは言え、その段階では根拠の少ない推論には違いなかった。

 故に、人間以外の他種族と共存したアナザーワールド───それがこの世界である。そう、仮定した。

 その仮説を元に、次に確認すべきは彼らの戸籍があるか。

 つまり師匠であるサイタマと自分自身(ジェノス)の身分が保証されているか、否かだ。

 街の様相を見るに、この世界の文明の発展度合いは彼らがいた世界と大差ないと思える。

 高度な文明には法と秩序の整備が必要不可欠───それはこの世界も例外では無いジェノスは推測。

 知性ありし生物が共存していくための基盤などは、結局は変わらないはず。

 結論から言うと、ほぼ絶望的だと思えたサイタマとジェノスの戸籍は何故か存在していた。

 大家に聞けば、このアパートへの入居も正式な手続きを踏んだ上でのものだったという。

 ───つまり()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()訳だ。

 実に魔訶不思議ではあるが……「理解」そのものを異世界転移という推論を立てた時点でとうに捨てていたジェノスは、起きた事実を客観的に整理するだけだった。

 

 ここはテレビも映るし、言語も聞き取れる。

 画面に映し出されるテロップも読むことが出来る。

 それだけは幸いだった。

 貯蓄───スーパーで実際に硬貨は使用できたので問題なさそうである───を切り崩せば当分は生きていけるはず。

 ジェノスはS級ヒーローであったため、トップクラスの収入はあった。

 弟子に頼るのもなんだが、そこは心配していない。

 と言うより以前から家計は、ジェノス頼りなところもあった。

 楽観的ではあるものの、戸籍もあったし、知らないところで入居手続きも済まされていたところを見るに口座も存在しているだろう。

 

「……それにしてもあんなにでっけぇ怪人が出てんのに、意外に緊張感が無いもんだな」

 

 サイタマがいた世界との違いといえば、野次馬だろうか。

 サイタマ自身は覚えてないことではあるが、かつて彼が対峙した敵の中には一撃で街が吹き飛ぶほどの威力の攻撃をする「ワクチンマン」や、特殊な薬を摂取したことで圧倒的な力を得た(と勘違いした)男だって居た。

 そして、サイタマが唯一覚えてる怪人───ボロス。あの怪人だけは別格だった。サイタマが居なければ……考えるだけでもゾッとする。

 最もそれは強かった怪人の例であり、災害レベル虎〜狼の怪人が出たとしても、野次馬は群がらなかったはず。

 しかしどうだろう。

 この世界の人々は、街中に怪人が出てもどこか安心したように見え……

 

「ん?」

 

 そんな事を軽く考えていたら路地裏に迷い込んでしまっていたようだった。

 スーパーからの帰り、近道をしようとしたのが間違いだったか。

 

(……まぁ道はどっかに続いてるだろ)

 

 そんなふうに考え、見知らぬ土地でも道を戻ることなく、焦ることなく───サイタマは夕焼けすら届かない路地裏を突き進む。

 

◆◇◆◇◆

 

(なんかここら辺を右だったような……)

 

 完全に勘で進んだ結果、案の定迷う羽目になった。

 

(どこだここ!?)

 

 勿論角を右に曲がったところで、そこに見覚えはない。

 サイタマの脚力があればビルの屋上までひとっ飛び、そして高いところから自身が住むアパートまで跳べるが……それだと卵が衝撃に耐えられない。

 

(あー、っくそ。完全に迷った)

 

 こうなってしまえば、迷子であるという事実をサイタマとて受け入れざるを得ない。

 ただ、卵は諦めない。決して。あと幾つか角を曲がれば大通りに出るだろうとタカをくくって歩を進める。

 ───と。

 次の角も向こうから、何やら呻き声が、そして語りかけるような低音が聞こえてくる。

 

「……偽善に走る意味の無いヒーロー観を持つ偽善者(ヒーロー)など……ハァ……英雄(ヒーロー)では無い。だからお前は死ぬんだ」

「ぁ……ぐぅぅ…」

 

 曲がった先には───

 

「え、お前何やってんの?」

「……?」

 

 体から多量の血を流し、白い甲冑のようなコスチュームを着たヒーローと思しき者が地面に横たわり。

 動けない彼の頭部を踏みつけ、長刀で肩付近を貫いている不気味な男。

 

(あ…こっちに来てから怪人初遭遇じゃん。それにしても悪趣味な見た目してんな……なんか人間っぽいし)

 

 そう、不気味な男こそが怪人───つまりここで言うところの(ヴィラン)だ。特に彼は悪名高い(ヴィラン)であり、間違いなく歴史に名を残す一人になる筈だ。

 

 その名は『ヒーロー殺し』のステイン。

 

「コスチューム……お前も見る限りヒーローだが、何だ?止めに来たのか?それとも、死にに来たのか?」

「俺は買い物の帰りだけど……とりあえず人の頭を踏むなよ」

「買い物袋片手に瀕死の人間を救援に来るのか。ヒーローとしての矜持もへったくれもないな…」

「…………マジで何言ってんの、お前」

 

 買い物帰りにたまたま遭遇したのだからしょうがない、というよりステインの発言は全く意味が分からないとサイタマは真顔で返す。

 

「最期に……ハァ……名前くらいは聞いてやるよ。こいつの次はお前だがな」

「(あれ、俺ってもうプロじゃないんだよな?)……俺は趣味でヒーローをやっているサイタマだ」

「……趣味(ヴィジランテ)、だと?」

 

 その直前までは、粛清を邪魔しに来たヒーローを消す。そういった殺気が溢れていたにも関わらず。その言葉を聞いて、サイタマに対するステインの殺気は明らかに弱まった。

 趣味で動くヒーロー、ヴィジランテ。つまりプロヒーローという立場ではなくイリーガルな存在。

 ───と。一般的に言われてはいるが、ステインの見解は違った。ヴィジランテとはプロヒーローとは一線を画すヒーローだと彼は考える。名誉を重視する拝金主義とは、まさに異なる()()()()()()()ヒーローがヴィジランテなのだ。

 

「……がっ……逃げて…くれッ」

「口を動かす気力だけは残っていたか、偽物が」

 

 腹や背に大きく開いた傷口だけでなく、未だ肩に深く刺さる長刀の激痛に耐えながらサイタマへ退避の選択肢を迫る男。

 それもそうだ。このヒーロー殺しは相当の手練。

 それこそ実力トップ層のヒーローでしか対処出来ないような化け物だ。

 ステインに殺されそうな彼にとっては、顔も知らない無名ヒーローであるサイタマにそう言うのはしょうがない事だ。

 

 ただ一つ、計算違いがあるとしたら───。

 

「逃げろったって、お前の方が重症じゃん……てかお前もお前で、そいつから避けろよ。話聞け」

「ほう……」

 

 この緊迫した場において、一切背を向けることなくこのクズ(プロヒーロー)のことを気にかけて。

 その上でステインのことを退かせようとする。状況だけ見れば、ステインの凶刃が次は自身に降り注ぐかもしれないと言うのに。

 

 ───この男は、マシな方だ。

 

 ステインはそう決定付けるも、一方で粛清の邪魔をされるわけにはいかない。

 決して弛むこと無く、偽りの英雄を一人一人消して行き、その先に自身の希む「英雄回帰」が待っているはずなのだ。

 

「お前は生かす価値はあるが……」

 

 殺すのは勿体無い。しかし社会を正す行為を妨害する意思はあるようだ。

 ならば、と。

 

「邪魔をするなら……ハァ……身体の自由だけは貰うぞ」

 

 肩に突き刺したままだった刀を抜いて。高速の踏み込みをそのままに───

 

 

 

 

 

 

 

 ステインの意識は途絶えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 サイタマの帰宅後すぐ───嫌に荷物が多いジェノスも帰宅。

 

「ただいま戻りました」

「おう、ジェノ…ス(その荷物は…すげぇ嫌な予感する)」

「おや……サイタマ先生。どこかにレジ袋を落としてしまったのですか?()()()()ですが」

「ん?…ああ、これか。まぁそんなところだな。少し急ぎたい用事があったからな」

 

 台所で晩御飯を調理していたサイタマの横に置かれた卵パックだったが、その中は白い破片と黄色い液体に満たされていて、ゴミ箱行きは確定。

 サイタマが言った用事とは即ち、できるだけ衝撃が無いように瀕死の彼を病院へと運ぶこと。

 そして即座に現場に戻り、倒した不気味な男の身柄を言われた通り警察に届けることだった。

 しかし、戻った時には血痕だけが残っており。手足を縛ったはずなのだが、その男は逃げていたようだ。

 それ以上は追っても仕方が無いと思って、サイタマは引き返して帰宅したのだ。

 卵は病院から現場へ戻る時にでも粉砕したのだろう。

 

「なるほど……それはそうと色々調べてきましたよ」

「おお」

 

 ところで今の今までジェノスが外出していたのもある目的があったからなのである。

 昨日は自身の生活について考察したジェノスだが、今日は一転してこの世界について。街の図書館で色々と調べていたのだ。

 

「まずは夕食を作ってしまいましょうか。手伝います」

 

◆◇◆◇◆

 

 配膳を終え、ジェノスがこの世界についてわかったことをサイタマに伝え始めた。

 彼が調べていたのは取り分け「法律」と「ヒーロー」についてだ。

 前者を知らなければそもそもの生活に問題が生じる可能性があり、後者を調べなければ師への不敬に当たるとジェノスは考えていた。

 この世界にヒーローが存在していることは、テレビを見る限り分かる。

 メディア露出が多いヒーローもいて、そこら辺は元の世界と変わらないようだった。

 

「では。まずこの社会レベルや文明レベルについてですが、ほぼ俺達がいた世界と変わらないと言って問題ないでしょう」

 

 怒涛の勢いで六法全書を読み終えたジェノスの感想は、今言ったように「ほぼ変わらない」だった。

 元の世界の法律をすべて頭に叩き込んでいる秀才ジェノスであるが、その知識と参照した結果、法律ひとつ取っても九十五%以上が一致していたのだ。

 つまりは文明の発展レベルとそして科学力の進展がほぼ同じだと言える。

 仮に国が定めた決まり(法律)が全く異なるものならば───見たこともないような類のものだったならば、想定している事案もより複雑な、或いはより古典的な世界だったのだろうが。

 

「そして違うところといえば───『ヒーロー』についての記述です」

 

 ほぼ一致……となれば残りが全く異なっている訳で。それが『ヒーロー』の扱いについてだった。

 そもそもヒーローとは『何か』ということでさえ、ジェノスの常識と異なっていた。

 

「んん、ヒーロー活動は出来るってことだよな?俺、怪人みたいなやつと会ったぞ?」

「ここでは怪人ではなく、(ヴィラン)と呼んでいるらしいですが……」

「まぁそれはどっちでもいいけど」

「そうですね、呼び方自体は俺達とっては些事なことです。本題ですが───この世界でのヒーローと(ヴィラン)は"個性"という異能で戦うらしいです」

「個性?」

 

 個性───と聞いてサイタマが思い返すのは、個性的なかつての知り合い。シルバーファングやフブキ、キングだ。然しここで言う"個性"は性格的な話ではなく、性質的な話だ。

 サイタマは長話が極めて嫌いなことを考慮して言うならば。

 

「"個性"とはこの世界の誰もが持つ特殊能力のことです。それを悪用する者を(ヴィラン)、彼らを退治する者をプロヒーローと一般的には定義されています」

「それなら俺たちってヒーロー活動できないってことじゃねぇの。"個性"無いぞ」

 

 サイタマの発言も的を射ている───が。ジェノスとてサイタマがそう言うと予想していた為、勿論答えは用意している。

 

「先生のその質問には後ほど答えさせて頂くとして、その前にヒーロー活動をするために()()()()()を説明させてください」

 

 そしてそれを説明するには段階を踏む必要がある。

 

「この世界では、プロになるための試験を突破しなければ活動が許可されておらず……残念ながら、サイタマ先生のように趣味でのヒーロー活動は法律で()()されています」

「は………いやいや待て。"個性"ってのを持ってない俺たちなら縛られて無いんじゃねぇの?"個性"で戦うのがプロのヒーローなんだろ?」

「いえ、そもそもプロヒーロー以外の者が"個性"を使うにしろ、使っていないにしろ、力を振るうことも当然法律で禁じられています。所謂、暴行罪ですね」

「詰んだだろ……それ……(あ。てかもう、一人殴ってるわ……)」

 

 既にぶっ飛ばした怪人、もとい(ヴィラン)がいたのだが。ジェノスに言うとややこしくなりそうだったので、それは口に出さない。

 絶望的な状況に落胆するサイタマであり、ヒーロー活動ができないのはそれほどのショックではあるが───そこで。

 

「───俺達もヒーロー試験を受けましょう!」

 

 ジェノスが何やらパンフレットを取り出した。街のどこかから持ってきたのだろう。その表紙には「ヒーロー資格試験 要項」と大きく書かれ、金髪筋肉質の男と、全身から炎を吹き出している男の写真がでかでかと載っていた。

 

「ジェノス、お前さっき"個性"ある奴がヒーローになるって…………あぁ、そうか」

「そうです。"個性"を持たないものがヒーローになってはいけないと()()()()()()()()()()()()()()()()し、高々前例が無いだけです。世間的な考えなど、俺達には関係ありません」

 

 実際ジェノスの言う通りだった。この世界では"個性"持ちが当たり前。何しろ総人口の八割超が該当するのだから。

 それ故の固定観念なのだ。ヒーローは"個性"を持つものしかなれないというのは。

 

「なら受けるか、その試験」

「分かりました」

 

 後ろめたさ無く趣味に勤しみたいサイタマとしては、やはり違法行為は遠慮したいところ。資格試験を受けることは即決される事案だった。

 

「ですが問題がひとつあります」

 

 しかしこのままスムーズに……などといくわけでもなく。

 ジェノスが調べた限りでは、この世界の高校には「ヒーロー科」なるものが存在している。

 そこに合格することが、ヒーローになるための第一歩。それはプロヒーローの資格試験を受ける上でも、入学は最低条件であり。

 

「俺たちはヒーロー科がある高校を卒業した訳ではありません」

「おい」

 

 サイタマは「今度こそ終わった」と嘆いていたが───どの世界も救済措置というのは存在する。

 

「だから勉強しましょう」

「高校に入れってことか?」

「ああ、いえ。違います」

 

 高校を出ていない大人も、大学入試検定を取ることで大学の受験資格を得られるように。

 この世界(ここ)にも、ヒーロー科を出ていない人たちがヒーロー資格試験の受験資格を得られる試験は存在するのだ。

 その試験が課す得点の内訳は、身体測定三十点・戦闘試験三十五点・筆記試験三十五点。

 

「すげぇデジャブを感じるわ」

「まぁヒーローになるために必要な基礎はどこでも同じなのでしょう。合格率は例年一割から二割程度という比較的高い壁ですが、俺達なら楽勝だと思います」

「俺も筆記は諦めてるけど、ほかの二つは満点狙えそうだしな」

 

 合格率が異様に低いのには訳がある。ヒーロー科への入試に合格していない者達が受験する試験がそれなのだ。そしてその試験を抜けた先には、本試と言えるプロヒーロー資格試験が待っている。故に生半な人材を資格試験へと通すわけにはいかないのだ。

 そんな難関な試験を前に、自身の強さを自覚し、肉体スペック・戦闘能力の高さは自負しているサイタマ。しかし彼に悲報が一つ。

 

「先生、筆記で十五点未満なら不合格です」

 

 そうなのである。

 

 この試験での合格点は八十点。仮に筆記が十点だとして、そうだった時にサイタマの十八番(おはこ)である身体能力を活かすだけでは絶対に合格は狙えない。身体測定と戦闘試験の二つだけでは最大六十五点なのだから。

 

「…………だからさっき勉強しようって言ったのか」

「そういうことです」

「お前が大荷物背負ってきた時から、嫌な予感はしてたんだ…」

 

 因みにジェノスの大荷物も、対策のために購入・或いは図書館で借りた本をバックに詰め込んできたためだ。

 

「先生に対する失礼には当たると思いますが、以前受けたヒーロー試験でのサイタマ先生の筆記の結果は、好ましいものだったとは言えないでしょう」

 

 そして、ジェノスは勝手に試験に申し込んでいたようだった。

 本試験が九月に行われ、二人が受けようとしている試験は八月半ば。そして現在七月上旬なので───十二分(じゅうにぶん)に対策へあてる時間は存在する。

 

「先生に違法なヒーロー活動をさせないためにも、俺も心を鬼にします。何がなんでも合格しましょう」

「…………おう……分かった」

 

 ジェノスの言うことが最もであり、サイタマとて受け入れなければならない運命はあると諦めた。

 八月中旬の試験までの一ヶ月間。ジェノスの監視もあり、ヒーロー活動が制限されているサイタマは本気(マジ)で勉強したとかしないとか。

 

 

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