「うわぁ…こりゃぁ…派手な異変だな」
「そうですね、綺麗ですけど…やっぱりお花はそれぞれの季節に咲くのが一番です」
俺と雪那はひまわりを見ながら言う
そして次に桜を見る
そして桔梗を見る…
今は春なんだ
そう、まだ春なんだ
なんでひまわりが咲いてるんだよ!
桔梗もちょっとはえぇよ!
「はぁ…あんまりいやな雰囲気はしないけど…行かなきゃいけない雰囲気だなぁ…仕方ねぇ…行って来るよ、雪那」
「………」
雪那が黙ってしまった、どうしたのだろうか?
「嫌な予感がするんです…大夢さんが異変解決に行くときはいつもしてるんですけどね」
「予感…ねぇ…ま、大丈夫さ、いつもどおり帰ってくるよ、夕飯作って待っててくれ、『夕飯までには戻るからよ』んじゃ、行って来る」
「はい…お気をつけて」
俺はそういって飛ぶ
雰囲気的にこっちかなぁ…
さっさと行くとしようか!
取り合えず、無縁塚にいってみようか
雰囲気的にもそうだし…
俺は空を飛びながらそう考える
無縁塚にはすぐいけるだろう…
俺は行ったことないけど霖之助さんがよく行くらしく、場所も教えておいてくれた
霊夢と魔理沙はもう動いてるのかな?
いや、他の人たちも動いてるかな?
そういう雰囲気だ
大鎌持ってて、赤い髪のツインテールの女性が立っていた
誰だ?見たこと無い人だな…
「待ちな、どこいこうって言うんだい?」
「無縁塚です、名前…訊ねてもいいですか?」
「あたいの名前は小野塚小町だよ、よろしくね」
ニコニコ笑いながら言って来るんだが…鎌が怖い…
主に鎌が怖い…
こういう人は良い人だろうし、仲良くなれそうだけど…鎌が怖い
「ええ、よろしくお願いします、灰咲大夢って言う名前です」
「敬語はいらないよ?なんだか堅苦しいのもいやだしねぇ…それにしても灰咲大夢…かぁ…なるほどねぇ…あんたがそうかい……先にお行き、映姫さまが待ってる…」
?小町さん…いや、小町は俺の名前を聞いてなにか思うところがあったようだが…
映姫?島夢とか紫がなんか言ってたな…くらいのイメージしかないんだが…
というか…なんだろう…いやな雰囲気がする…
けど、小町が帰らせてくれそうな雰囲気でもないし…
先に進むしか…ないかな
そう思い、俺は無縁塚のほうへ進む
再思の道…彼岸花がすごいことになってるが…
綺麗ではあるな…
?なんだろう…この先…無縁塚に行くと…なにか嫌なことが起こる気がする…
でも、乗り越えなきゃならない…そんな気がする…
この道はその名の通り、思いなおす道…
ここでもう一回考え直せってか…
帰ろうかな…
でもなぜかわからないけど行かなきゃならない
そういう雰囲気…
嫌な予感がする…
けどまぁ、行くか!
気合を入れて飛ぶ
「あなたが灰咲大夢…ですか」
「はい、あなたは?」
無縁塚についたら緑色の髪の女の子がいた
ただの女の子なわけがない
なら…誰だ?
年齢が見た目と同じとは思わないことにしよう
「なんの用ですか?」
「異変の解決…です」
「そうですか…私の名前は四季 映姫…あなたの言う言葉で閻魔王をさせて貰っています」
やっぱり普通じゃなかったよ…
閻魔王って…マジかよ…
二年前からしたら会うのが考えられないような人だな
「私は白黒はっきりつけるのが仕事です…あなたは今とても微妙な立ち居地にいます」
「は?」
微妙な立ち居地…?
どういうことだろうか…
俺のそんな疑問をよそに四季 映姫は言葉を続ける
「そもそもあなたがこの幻想郷に来たのは八雲 紫が無理やり連れていた…あなたはここに連れてこられるべきではなかった…たとえ、あなたの力が周りに影響を及ぼしたとしても…しかし八雲 紫はその境界をあやふやにし、あなたをここ、幻想郷に連れてきた」
なんの話をしている…?
紫とこの四季 映姫じゃ意見が違うってことか…?
紫は幻想郷の賢者だが、四季 映姫も同じくらい大事な立ち居地にいて、意見が違うってことか…?
待て…つまり、この人は…
「あなたはもとの世界に戻るべきです、外の世界へ、見たところ力の制御も完璧に出来るようになっているようですし…」
俺を外の世界に出すつもりか!?
それは嫌だ
外には家族も友達もいる…だけど!
「待ってくれ、俺は確かに外からきたし、外に会いたい人もいるけど…帰りたくねぇんだ、こっちに一緒にいたい人がいるから、だから外に戻すのはやめてくれ」
俺は四季 映姫にそういう
でも…四季 映姫は…
「ダメです、白黒はっきりつけた結果、あなたはこちら側ではなくあちら側だと判断された…これは絶対に覆りません」
「ッ!」
俺は後ろに飛び
スペカ宣言をしようとするが…
「残念ながら…これは弾幕ごっこなどという遊びではありません、ただの戦いです」
後ろに一瞬で回りこまれた…!
さっき前にいたじゃねぇか!
速すぎる!見えなかったぞ!?
そして映姫は持っていた棒?のようなもので地面に叩き落される
「ぐあっ!」
いってぇな…
種族として差がありすぎる…
今の一撃で全身にダメージが行って、うごけねぇ…
意識が…遠のく…
「では、元の世界に返りなさい…灰咲 大夢…この幻想郷での記憶も消してあげます…それであれば悲しむ必要も無いでしょう」
待て…待ってくれ……待ってる奴がいるんだよ…おい…待てよ…
意識が……………
畜生…
雪那…悪い…帰れそうに無い………
ごめん
おぉっと、急展開、異変解決行って外にはじき出されるとか…
感想待ってます!
次回も頑張って編みます!