東方雰囲気録   作:島夢

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本当は日常を入れるつもりだったんですが…

オリジナル異変、始まります


ゆっくりしていってね!


111話 かごめかごめ

           かごめかごめ 籠の中の鳥は

 

    

 

 

 

 

     いついつ出やる 

 

                        夜明けの晩に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

              鶴と亀が滑った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                          後ろの正面だあれ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「は?慧音…行方不明って…?」

 

 

 俺は今寺子屋にいる…慧音と俺が二人で話をしている、雪那には授業をしてもらっているが…俺も途中まで雪那と授業をしていたんだ。

 

 でも、最初から気にはなっていたんだが、生徒が一人減っていたんだ。

だから授業は雪那に任せて慧音に聞きに来たんだが…。

 

 

「そうだ、昨日の夜から見つからないんだ…そしてもう一つ…妹紅が夜、子供たちの声でかごめかごめを聞いたらしい」

 

「かごめかごめ…?」

 

 

 それってあれか? 鬼は目を隠して中央に座り、その周りを他の子が輪になって歌を歌いながら回る。歌が終わった時に鬼は自分の真後ろ(つまり後ろの正面)に誰がいるのかを当てる。

 あのゲームのことか?

 

 わけわかんねぇ…異変…なんだろうな…これ。

 

 仕方ねぇ…。めちゃくちゃ心配だし、今すぐ飛び出して全力で探したいが、寺子屋の子供たちに不安な思いをさせたくはないし、雪那にも不安な思いも心配もかけたくないし…。

 

 はぁ…今は感情を抑えて授業するか…。

 

 

「だが大夢…今は…」

 

「ああ、わかってる不安を与えないように今は授業をするよ」

 

「助かる…」

 

「気にするなって、俺が慧音の立場だったらやっぱり同じこと言ってただろうし」

 

 

 俺はそういって、教室に入り、授業を再開する。

 生徒たちは特に不思議そうな顔もしてなかったが、雪那は少し心配そうな顔をしていた…。顔に一人で背負い込んで危険なことをしないでくださいね?って書いてあるみたいに見えて雪那に考えが読まれてるかも…と思った。

 

 毎回毎回、雪那には考えが読まれてるんだ…なんでだ?

 

 まあ、取り合えず、授業をしようか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「う~ん…」

 

 

 時間は夜12時前。

 今俺は部屋で座り込んで考えている、かごめかごめ…神隠しだろうか…?

 神隠しというと、紫が思い浮かぶが、紫が子供をさらう理由もないし紫がやったなら、かごめかごめである必要がない…。

 

 

 唯一の手がかりは妹紅が聞いたという夜のかごめかごめ…。

 

 まあ、そりゃあ…行かなきゃならんよな…行方不明になった子がいるんだから…。

 

 そっと自分の部屋の扉を開け、雪那が寝ていることを確認する。

 

 

「よし…行くか…まあ、行かなきゃならんだろうな…」

 

 

 行方不明になった生徒はいつも元気な女の子、クラスのムードメーカーみないな子だ。

 いつも笑っていてすごくいい子だし、成績も運動もできる…なによりすごく優しい子だ。

 

 もしかしたらどこかでおびえているかもしれないなら…助けに行かなきゃならないだろうが…何より、今の俺はまがりなりにも教育者だからな。

 

 俺はそう思いながらも玄関の扉を開ける…。

 

 

「行ってきます」

 

「行ってらっしゃい…お気をつけて」

 

 

 後ろから声が返ってくる…いつも聞いてる…聞きなれた、とても安心する声…俺は振り返らずに答える。

 

 

「いつも心配かけて悪い」

 

「大丈夫です…私は大夢さんを信じていますから」

 

 

 多分雪那は笑ってるんだと思う…心配だという感情を押し殺して笑ってるんだと思う…。

 本当に…

 

 

「悪い」

 

「無事に帰ってきてくれたら…許します」

 

 

 そうか…と呟き、俺はもう一度言う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

         ―――行ってくる―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                

 

 

                     ―――行ってらっしゃい、大夢さん―――




大夢くん…また雪那さんに心配かけて…



では、感想待ってます

次回も頑張って編みます!




新しい小説をうpしました、俺のリア友、たっぽん1000と共同で書きました
よかったら読んでください

東方速焔録という名前です
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