オリジナル異変、始まります
ゆっくりしていってね!
かごめかごめ 籠の中の鳥は
いついつ出やる
夜明けの晩に
鶴と亀が滑った
後ろの正面だあれ?
「は?慧音…行方不明って…?」
俺は今寺子屋にいる…慧音と俺が二人で話をしている、雪那には授業をしてもらっているが…俺も途中まで雪那と授業をしていたんだ。
でも、最初から気にはなっていたんだが、生徒が一人減っていたんだ。
だから授業は雪那に任せて慧音に聞きに来たんだが…。
「そうだ、昨日の夜から見つからないんだ…そしてもう一つ…妹紅が夜、子供たちの声でかごめかごめを聞いたらしい」
「かごめかごめ…?」
それってあれか? 鬼は目を隠して中央に座り、その周りを他の子が輪になって歌を歌いながら回る。歌が終わった時に鬼は自分の真後ろ(つまり後ろの正面)に誰がいるのかを当てる。
あのゲームのことか?
わけわかんねぇ…異変…なんだろうな…これ。
仕方ねぇ…。めちゃくちゃ心配だし、今すぐ飛び出して全力で探したいが、寺子屋の子供たちに不安な思いをさせたくはないし、雪那にも不安な思いも心配もかけたくないし…。
はぁ…今は感情を抑えて授業するか…。
「だが大夢…今は…」
「ああ、わかってる不安を与えないように今は授業をするよ」
「助かる…」
「気にするなって、俺が慧音の立場だったらやっぱり同じこと言ってただろうし」
俺はそういって、教室に入り、授業を再開する。
生徒たちは特に不思議そうな顔もしてなかったが、雪那は少し心配そうな顔をしていた…。顔に一人で背負い込んで危険なことをしないでくださいね?って書いてあるみたいに見えて雪那に考えが読まれてるかも…と思った。
毎回毎回、雪那には考えが読まれてるんだ…なんでだ?
まあ、取り合えず、授業をしようか。
「う~ん…」
時間は夜12時前。
今俺は部屋で座り込んで考えている、かごめかごめ…神隠しだろうか…?
神隠しというと、紫が思い浮かぶが、紫が子供をさらう理由もないし紫がやったなら、かごめかごめである必要がない…。
唯一の手がかりは妹紅が聞いたという夜のかごめかごめ…。
まあ、そりゃあ…行かなきゃならんよな…行方不明になった子がいるんだから…。
そっと自分の部屋の扉を開け、雪那が寝ていることを確認する。
「よし…行くか…まあ、行かなきゃならんだろうな…」
行方不明になった生徒はいつも元気な女の子、クラスのムードメーカーみないな子だ。
いつも笑っていてすごくいい子だし、成績も運動もできる…なによりすごく優しい子だ。
もしかしたらどこかでおびえているかもしれないなら…助けに行かなきゃならないだろうが…何より、今の俺はまがりなりにも教育者だからな。
俺はそう思いながらも玄関の扉を開ける…。
「行ってきます」
「行ってらっしゃい…お気をつけて」
後ろから声が返ってくる…いつも聞いてる…聞きなれた、とても安心する声…俺は振り返らずに答える。
「いつも心配かけて悪い」
「大丈夫です…私は大夢さんを信じていますから」
多分雪那は笑ってるんだと思う…心配だという感情を押し殺して笑ってるんだと思う…。
本当に…
「悪い」
「無事に帰ってきてくれたら…許します」
そうか…と呟き、俺はもう一度言う。
―――行ってくる―――
―――行ってらっしゃい、大夢さん―――
大夢くん…また雪那さんに心配かけて…
では、感想待ってます
次回も頑張って編みます!
新しい小説をうpしました、俺のリア友、たっぽん1000と共同で書きました
よかったら読んでください
東方速焔録という名前です