東方雰囲気録   作:島夢

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先に謝っておきます
えらく読みずらいキャラを作ってしまい、申し訳ない…


感想、ありがとうございました!

久々に戦愛録と雰囲気録の同時更新ですわ


感想ありがとうございました!

ゆっくりしていってね!


112話 『間切ㇾテ北根』

かごめかごめ 籠の中の鳥は

 

    

 

 

 

 

     いついつ出やる 

 

                        夜明けの晩に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

              鶴と亀が滑った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                          後ろの正面だあれ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なるほど…確かに聞こえてくる…そして…」

 

 

 嫌な雰囲気がする…やばいって雰囲気…なんだろう…このままじゃ死ぬかもしれないって雰囲気だ…。

 

 かごめかごめが何度も何度も繰り返し聞こえてくる…。

 

 

「ッ!?」

 

 

 一瞬本当にやばい雰囲気が後ろからしてとっさに後ろに振り向く…。

 そこには…ボロボロの雨合羽を着て、フードで顔を隠した…背の高い人型の『何かが』いた…。

 雰囲気でわかる、こいつはやばい…このまま放置すれば本当にやばい…。

 

 その雨合羽は口だけが見えている…。かごめかごめはまだ歌い続けられている…ただただ、何度も何度も…子供たちの声で…。

 

 

 雨合羽の口がどんどん吊り上がっていく…笑っている…ああ、そうだ…笑っている…。

 おかしくなりそうなくらい狂気的な笑みだ…。

 

 

「かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ出やる 夜明けの晩に 鶴と亀が滑った 後ろの正面だあれ?」

 

 

 凶器的な笑みを浮かべたまま、首をかしげるように横に傾けながら子供たちの声で歌われるかごめかごめに合わせて目の前の雨合羽は歌う…。

 

 その声は底冷えするくらい寒くて…氷のような冷たさではなく、闇のような寒さだった…。

 

 

九九九(くくくっ!)面白イ野賀(おもしろいのが)間切ㇾテ北根(紛れてきたね)

 

 

 酷く聞き取りずらい声で雨合羽はそういった…。声そのものが恐怖を体現しているかのようだ…。

 

 

「君ㇵ…寺子屋之先生田世音(寺子屋の先生だよね)? 私似恐怖戸云卯食料御繰ㇾ流(私の恐怖という食料を与えてくれる)少年少女御育手々暮ㇾ手、有難宇(少年少女を育ててくれてありがとう)心殻感謝死手居ㇽ世(心から感謝しているよ)

 

 

 それを聞いた瞬間、俺の体は弾かれるように動いていた。

 スペルカードを手に持ち、宣言する。

 

 

「代償『諸刃之剣』!」

 

 

 こいつはここでつぶさなきゃやばい!そう感じたからこそ全力で打ち込んだ一撃は嘘のようにあっさりと回避された。

 

 そしてその場から消えた…。

 さっきまでしっかりと見ていて、視界から一度も離さなかったのに…見失った…?

 嫌な雰囲気は出てはいるが、どこからかわからない…。というか、ほぼ全方位からやばい雰囲気がする…。

 

 

「実体がないものにおびえて、動けなくなっても仕方がないし…行くか…」

 

 

 そう呟いた瞬間、俺は上へ飛び、そのまま霊力で飛びながら後ろを見る…。俺がさっきまでいたところは紅い炎が猛々しく燃え盛っている…。この炎は…?

 そう思いながら炎が飛んできた方向を眺める。

 

 

「見つけた…! お前が異変の元凶か!?」

 

 

 俺もよく知っている藤原妹紅がそこにいた…。

 だがなんだか様子がおかしい…。まるで敵を見つけたみたいな反応だ…。

 

 

「時効『月のいはかさの呪い』!」

 

 

 弾幕が放たれる…回転する粒弾と全方位に回転する青弾…これくらいならよけられる…大体の雰囲気でこのあとどうなるかもわかる…。

 

 この青い弾は…後ろで反転し、俺を狙って飛んでくる…色は青から赤へ変色する。

 

 本当になんとなくだがそう雰囲気を感じ取る。

 その感じ取った雰囲気の通りに弾幕が飛んでくるが、予想できているなら避けるのはたやすい…。

 

 

「妹紅! おい!やめろって!」

 

 

 俺の声が聞こえないのか、問答無用で攻撃してくる妹紅…。

 

 ここで落とされたら先へ行けなくなる…。

 仕方ねぇか!

 

 

「悪い、妹紅」

 

 

 俺はそう呟きながらスペルカードを取り出す。

 

 

「八方『縦横無尽 追』!」

 

 

 妹紅の周りに弾幕が展開される…その弾幕は、妹紅の周りをその名の通り縦横無尽に飛び回る…少し避けようとしても少しホーミング性があるので、避けきれない。

 次々と被弾し、妹紅は落ちていく…。

 今回の妹紅はどこか冷静さを失っていたので案外すぐに被弾してくれた…。

 急いで落ちていく妹紅を追いかけて、地面に激突しないように支える。

 

 

「なんなんだまったく…」

 

 

 とりあえず、妹紅を預けるために、ここから一番近い知り合いの家、慧音のところへ行こうとそちらへ進路を合わせる。

 

 さっきの雨合羽がずっと頭から離れない…あいつからは今まで感じたことのない雰囲気を感じた…素直に恐ろしかった。

 

 あいつがこの異変の元凶…なんだかいやな雰囲気だぜ…。

 

 

 

 

 

 

 この異変…結構やばいかもな…。いや、やばいんだ。断言できるほどに…な。




 雨合羽、オリキャラです
 クソメンドクサイしゃべりかたしやがって…。

 しかもかなりやばいって大夢くんが断言するほどの危険度…。

 はてさて、ここから先、大夢君はどう動くのか、大丈夫なんでしょうかね…また雪那さんを泣かせたり、一人にしたりしたら殺されそうですね…感想覧に出没する皆さんに…

 感想待ってます!

 次回も頑張って編みます!
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