東方雰囲気録   作:島夢

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とても短いです今回の話!

PC壊れたので知り合いにPC返す前に一応うpしておこうと思ってですね。
PCのことは詳しくは活動報告で!

感想ありがとうございました!

ゆっくりしていってね!


119話 久々の恒例のあれ

 ぼんやりした視界…。

 これは…一面火の海の中、生きた人(死んだ人)生き物(死に物)が焼ける匂いがする…一人だけ男が佇んでいる。

 顔はよくわからない…。

 

 直感でなんとなく、雰囲気で分かる…ここは地獄だ。なぜわかるかはわからないが、わかるんだ…。

 

 そして、男はこちらを見て笑う。

 

 口を動かし、何か言っているようだが聞こえない…。

 

 だが、言い終わったら、満足げに頷き、陽炎のようにゆらゆらと、『幻想』のようにふわふわと笑いながら、どこかへ歩いていった…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん…?」

 

 

 目が覚めてしまったみたいだ…。

 起きちゃったな…外はまだくらい…。深夜1時か2時くらいだろうか…。

 

 視界がぼやける…頭が動かない…。

 

 まぁ、この眠気ならばすぐにまた眠れるだろう…。

 何か温かいものに抱き付かれている気がする…。

 

 少しずつ思考が復活してくる。

 ああ、この懐かしい感覚はあれだ…。

 

 

「…ぅ…ん」

 

「何で雪那がここにいるんだ……!」

 

 

 俺は雪那を起こさないように押し殺した声でそう言う。

 冗談じゃねぇ!久しぶりの感覚で平和に戻ったなと実感できるがそういうことじゃねぇだろうが!恥ずかしいわ!

 

 くっつかれているのでいつも通り、柔らかい感触も腕の当たりに感じるし、雪那の体温もわかる。

 雪那の匂い、鼓動も…。

 

 やばい…久しぶりで理性が飛びそうだ…!

 なんでそんな簡単に理性が飛びそうか?だって?

 

 なぁ、知らねぇと思うけどさ…俺もこの頃気づいたんだけどさ…いつの間にか雪那の寝巻って、浴衣なんだよ…。

 浴衣にかわってるんだよ…。

 浴衣ってすぐはだけるんだよな…。雪那は一人で寝れば寝相はいいみたいだが、隣に誰かいれば引っ付いてしまう癖があるらしい…これも最近気づいたことだけどな…。

 

 まぁ、つまり…何が言いたいかっていうと…。

 

 

 雪那の浴衣がかなり危ういくらいに肌蹴てるんだよぉぉぉおおおおおおおおおおおおおお!!

 肌色の面積多いよ!ギリギリ危ないところは見えていない!残念!じゃねぇよ!残念じゃないよ!よかっただよ!

 何考えてんだ俺!ふざけんじゃねぇ!これ肯定したらおそらく俺は大人の階段をフルスロットルで駆けあがるどころか駆け抜けるわ!!

 友符『駆け抜ける雰囲気』でスペル名どうり駆け抜けるわ!!大人の階段をな!!

 

 しかもそんな肌蹴た危ない服装で俺を抱き枕のごとくぎゅっと握って離さない!

 

 SAN値が消えて襲い掛かったらどうなると思ってるんだ!!

 

 雪那は寝ているときの方が力が強いってどういうことだ!!

 抜け出せねぇぇええええええええええええええええ!!

 

 雪那を起こさずに抜け出せる自信がねぇんだよ!!

 

 目もほとんど覚めちまったよ!!

 

 だが落ち着け俺、大丈夫だ、こんなのいつものことじゃないか、これくらいで理性をなくしていたら俺はとっくの昔に大人の階段登ってるさ。だからこのくらいなら大丈夫だ。

 

 好きな人に危うい姿で抱き付かれることをこのくらいで済ませられる俺って…すごくねぇ?

 

 雪那の寝顔は穏やかで…何か夢を見ているのだろうか、少し微笑んでいるようにも見える。

 どんな夢なのだろう?

 

 

「どうしよっかなぁ…」

 

 

 寝るに寝れない…。

 まぁ、でも…。

 

 雪那の寝顔を見ながら呟く。

 

 

「こういうのもたまにはいいかもなぁ…」

 

 

 雪那の寝顔可愛い…。

 まぁ、雪那が動かなきゃそんなにSAN値が削れるわけじゃないし…。

 

 ん?また眠気が……。

 

 もう少し寝れそうだな………………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ん…?

 すごく重たい…。いや、なぜだろう?重たいとか言っちゃダメな気がする…。

 でもそれ以上にあったかい…まるで人の体温のような温もりだ…。

 

 ん?人の体温…?

 

 

「ッ!?」

 

 

 なるほど、そりゃ重たいわけだ…。

 そしてあったかいに決まっている…。

 

 雪那が俺の上で寝ているからなぁああああああああああああああああ!!

 

 どういう状況だよ!こんなことになるなら寝なきゃよかった!!

 

 雪那は俺の上でうつぶせに寝て、顔を横にして寝ている。

 何が起こったんだ…寝ているうちに何が起こったんだ…。

 

 雪那が寝返りをした。

 

 なるほど、これで疑問がとけたな、俺が寝る前の耐性からだと寝返りをそればこうなるわな…。

 というか…何がとは言わないけど柔らかいものが思いっきり押し付けられてるし、雪那の頭が俺の顔のすぐ下にあってすごくいい匂いがするし…理性が飛ぶ…!

 

 いやいやいや、とんじゃダメだぞ!?そうなった瞬間俺は…俺は……!

 

 

「…ぁぅ……んぁ…?」

 

「雪那…?起きたなら…どいてほしいんだが…」

 

「あ…おはようございます…大夢さん…」

 

 

 眠たそうに、とろんとした目で少しだけ状態を起こして俺に微笑みかけてくる雪那。

 か、かわいいんだけど…!そ、その体制はやめてほしい…!乱れた浴衣から色々!色々見えちゃうから…!

 

 雪那寝るとき下着つけないのかよ!いや、結構前にも同じこと言ってた気がする…!

 

 

「おはよう、雪那…とりあえず、俺が正気を保っている間にどいてくれないか…?」

 

「やー…です……もう少し…寝るんです…」

 

 

 そういって雪那はまたぱたりと寝てしまった…。

 何気に雪那が俺の要求を拒否するのは珍しいことだな…。

 

 俺はどうすればいいのだろう?

 

 

「寝ちまった…はぁ…そろそろ起きたほうがいいと思うんだけどなぁ…」

 

 

 俺はそうつぶやきながら雪那の寝顔を眺める。

 整った綺麗な顔立ち…そこになぜか可愛らしさがある…。

 雪のような銀髪はカーテンの隙間から漏れ出た朝日に反射して少しキラキラと光る。

 

 穏やかに寝息を立てている雪那を見て俺はつぶやく。

 

 

「まぁ、もう少しくらいいいか…」

 

 

 俺はもう一度だけ眠ることにした………。





雪那さんはかわいい(確信)
だが大夢くんの嫁だ(確定)

異論はあるまいな?


では感想待ってます!

感想返し、PC壊れたので遅れますが、感想を書いてくれるとうれしいです!

次回も頑張って編みます!
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