破門ですか?よかったぁ!これで軍艦道に入れますよ! 作:如月 霊
私が転生してから二年が過ぎて今は黒森峰対プラウダの戦いの真っ最中だ。あれから私は三年生や上級生といった戦車道の仲間との仲を確立させていった。そのおかげで部の中での好感度がまほを押さえて一位になってきていた。
そして原作にあった戦車を見つけた。
「全速で前方の戦車の前に滑り込んで!」
するとみほの戦車は前方の戦車の前に滑り込んで主砲を敵に向けて放った。すると敵も主砲を放って来た。そしてみほの戦車と敵のフラッグ車にほぼ同時に砲弾が命中し、白旗が上がった。しかし、その後に行われた写真判定の後コンマ3秒ほど敵の方が早かったから勝利はプラウダに渡ってしまった。そこで原作では虐めがあったが、みほは好感度が高かった為に、それらのことは起こることはなかった。逆に「だいじょうぶ!」「みほのせいじゃないさ!」などと皆が励ましてくれていた。
そして…その翌日、みほは西住流家元に呼び出された。
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時は変わって西住流本家
「黒森峰は今大会で10連勝を逃し、準優勝ですか…」
「…」
「し、しかし、お母様!みほは側で川に落ちそうになった戦車をかばって…」
「犠牲なくして勝利はありえません」
なに言ってんだ?こいつ(イラッ
「よってみほ、あなたを西住流から破門します」
「し、しかし…」
しほの破門宣言を聞いたみほは、ポケットから紙を出してしほの前に置いた。
「なら、この書類にサイン下さい」
「なんですか、これは」
書類を見るなり、しほは、みほに質問した。
「これは、ここを出ていくにあたっての書類ですよ?」
それをみほは、笑顔で返した。それを聞くなりまほは、止めようとしたが家元がそれを止めた。
「よしなさい!まほ!」
「し、しかし…」
「はい、みほ」
そしてしほは、みほに書類を渡した。それを確認するとみほは、しほに書類を見せつけて、書類の内容を話した。
「ありがとうね?元お母さん?」
それを聞いてしほは、聞き返した。
「元とはなんですか、みほ」
それを聞いてみほは笑いだしながら答えを教えた。
「ハハハッ!いいでしょう。教えてあげますよ」
「この書類は養子についての書類でしてね。じゃあ!」
「なっ!みほ!」
そう言って私はしほの襖を閉じ、玄関に向かった。そして玄関を出たところでしほが追い付いてきた。するとそこに一台の車が止まって一人の女性と一人の少女が出て来た。
「お迎えに上がりました」
その少女を見るなり後からやって来たまほが驚いたように呟いた。
「…エリカ…なぜ」
それを聞き流したみほはしほ達の方向を振り向き、喋りだした。
「紹介しましょうか、彼女は私の副官の逸見エリカさん。そして…」
「私の新しき母になってくれた戦車道島田流家元“島田千代”さんだよ?」
「お久しぶりね、しほさん?」
「クッ!」
そう言うとしほは、苦虫を噛み潰したかのような顔をした。それを無視してみほは、車に乗り込み、ドアを閉める時にしほに一言言った。
「さようなら、西住流の皆様?」
それを聞いたしほ達はその場で、車をただただ見ているしか無かった。