魔法少女リリカルなのは~転生者達の波瀾万丈な物語~   作:白銀の勇者

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今回は打って変わって戦闘回です


第18話

「これでまずは一人……この調子で転生者を全員始末する……」

 

闇倉は暁を殺し、結界を解除し、歩いていた

 

次のターゲットは……高坂

 

既に、位置は割り当ててある。後は……殺すだけだ

 

転生者なら、闇倉の計画による原作への支障も容易に把握できる。その際、もしも計画が崩されれば、自分は悪役となる

 

それを回避するために、この無印編で、転生者を全員殺し、空白期で計画を遂行する。それが、闇倉の転生者殺し……いや、転生者狩りの目的

 

転生初日に見付けた転生者からこの世界のこと、原作の流れを全て聞き出し、殺した

 

そして、自分の、何も聞かされずに与えられた能力も、ある程度理解している

 

玲音と対となる能力……つまりは、闇の力

 

彼の能力は余りにも強大だ。それ故に、転生者狩りをしている

 

そして、彼が最後に殺すと決めてるのは……シャロ

 

痛めつけ、痛めつけ、四肢をもぎ、死にたいと思わせ、狂わせ、犯し、用済みとなったら最も残酷な殺し方をする。それが、闇倉の転生者狩りの終わり

 

その最後を想像し、闇倉の口角が釣り上がる

 

だが、後ろから気配がした

 

「ウォォォォォ!!!」

 

振り返ると、そこには玲音が居た

 

「……手間が省けたか」

 

闇倉は不敵に笑った

 

 

 

 

玲音は嫌な予感がし、帰り道を引き返した

 

案の定、予感は的中し、結界が張ってあった

 

玲音はそれを力づくでこじ開け、中に入った

 

そして暫く歩き、玲音がまず最初に目にしたのは、手をちぎられ、左胸に大きな風穴をあけられ、涙を流しながら冷たくなった少女だった

 

そして、次に目にしたのは、少女に背を向け、去っていく闇倉だった

 

気がついたときには、駆け出していた

 

「ウォォォォォ!!!」

 

雄叫びに気付き、闇倉が振り向く

 

「闇倉ァァァァ!!!」

 

そのまま闇倉に殴りかかるも、簡単に避けられる

 

「テメェ!あんな子まで手をかけやがって!」

「ふん、転生者だからだ」

「……それだけの理由で殺していいほど、命ってのは軽くねぇんだ!!」

 

殴りかかりながらも、そう叫ぶ

 

アローアームドネクサスで斬りかかるが、バックステップで避けれれる

 

「お前は今日ここで倒す!!メタフィールド展開!!」

 

玲音はアローアームドネクサスを空に掲げた

 

アローアームドネクサスから光が発射され、それはドーム状となって二人を包み込む

 

そして、光が弾けると、光の空間、メタフィールドが姿を表した

 

「……光か」

 

闇倉はそう呟くと、虚空に手を伸ばした

 

すると、何かが手に出現した

 

玲音は、その何かに見覚えがあった。いや、見た事があった

 

「こんなもの、塗り潰してやる。ダークフィールド!」

 

闇倉がそれを地面に突き刺すと、光の空間は徐々に闇に侵食されていった

 

「なっ!?」

 

周りは凄い速さで闇に侵食され、辺りは不気味なダークフィールドへと姿を変えた

 

「メフィストクロー……だと!?」

「知っているのか……まぁいい。殺してやるぜ……転生者ァ!!!」

 

闇倉は顔を歪ませ、腕を黒く染め、突っ込んできた

 

「くっ!速い!?」

「ここは俺の空間だ!テメェに負ける訳がねぇだろうがよォ!!」

 

玲音は凄い速さの拳を何とか軌道をそらし、よけていく

 

が、玲音の腕がアッパーで打ち上げられる

 

「死にな!!」

 

黒い腕が玲音の心臓に向けて伸びる

 

玲音は咄嗟にウルトラマントを取り出し、その一撃を防ぐと、バックステップで距離をとった

 

「お前の能力は……まさか……」

「どうやらよォ、ウルティノイドとやらの力。そして、闇を物質化、固定するってのが俺の能力らしいぜ?」

 

ウルティノイド……かつて、ウルトラマンネクサスが戦った闇の巨人達の総称

 

どの巨人もウルトラマンネクサスと互角以上の戦いを繰り広げた

 

その巨人達は闇を物質化させるなんて事はしなかった

 

つまり、闇倉はウルティノイドを上回る力があるということになる

 

「くっ……」

「どうしたァ?急に怖じけついたのか?」

「誰が……」

 

玲音はウルトラマントを羽織り、アグルソードを作り出し、構える

 

「ハァァ!!」

 

アグルソードを構え、突撃する

 

十分接近したところでアグルソードを振るう。が、かわされる

 

そして、凄い速さでメフィストクローが迫ってくる。それを、もう片方の手に出したアグルソードで迎撃

 

玲音は片手のアグルソードのエネルギーを至近距離で爆発させた

 

そして、バックステップで距離を取る

 

「リキデイター!!」

 

隙を与えず、高速で構えを取り、ウルトラマンアグルの必殺技、リキデイターを発射する

 

「当たらねぇんだよォ!!」

 

闇倉は爆煙の中、それをよけ、メフィストクローを少し後方に構える

 

「オラァ!!」

 

メフィストクローから闇の光線が三発発射される

 

「こっちだって終わってねぇんだよ!!」

 

玲音は構えを解かず、そのままリキデイターを乱射した

 

そして、リキデイターと光線がぶつかり、爆発する

 

が、玲音の方に向けて闇の光線は勢いを変えず、突っ込んできた

 

「ッ!?このっ!!」

 

玲音はそれを両手で受け止めた

 

「ぐぁっ……マグナム……シュート!!」

 

それを自身のエネルギーと変え、光の光線として発射した

 

が、闇倉は顔色一つ変えず、それを玲音に向けて打ち返した

 

「ッ!?」

 

玲音はもう一度、それを受け止める

 

そして、エネルギーを倍増させ、もう一度マグナムシュートとして放った

 

「テメェの光線で自爆しな!!」

 

闇倉はまたそれを打ち返した

 

「マズッ……!!」

 

玲音はマグナムシュートを受け止めたが、勢いは止まらず、玲音の手の中で爆発した

 

「ぐぁぁ!!」

 

吹っ飛びながらも体制を変え、両手をXの字に組む

 

「メガスペシウム光線!!」

 

ウルトラマンパワードの必殺技、メガスペシウム光線を放った

 

が、それは簡単によけられた

 

玲音は転がりながらも何とか着地した

 

「ふん。これで終わりにしてやるよ」

 

闇倉の手に闇が纏っていく

 

「負けない……絶対に!!」

 

玲音の手に光が纏っていく

 

「オーバーレイ!!シュトローム!!」

「死ねェェェェェェ!!!」

 

ウルトラマンネクサスの必殺技、オーバーレイ・シュトロームとダークメフィストの必殺技、ダークレイ・シュトロームが激突する

 

「くっ……強い……!」

 

光線は全くの互角で拮抗した

 

が、

 

「その程度か?」

「ッ!?」

 

急に闇倉の光線の威力が増した

 

「ぐっ……ぉぉ!!」

「そのまま逝っちまいなァァァ!!!」

 

闇倉の光線が完全に玲音の光線を飲み込み、玲音に直撃した

 

「うぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

玲音は吹っ飛び、ダークフィールドから弾き出された

 

「……死ぬのも時間の問題か」

 

闇倉はダークフィールドを解除し、闇を纏い、消えた

 

 

 

 

「ぐっ……がはっ……」

 

ダークフィールドから弾き出された玲音は何とか立ち上がった

 

「キングブレスレットの医療能力……そういえば、バラバラになった体を治すほどだったな」

 

血を吐きながら、フラフラと歩く

 

「とにかくこの子……連れて帰らなくては……生き返すために」

 

玲音は少女を抱き上げると、テレポーテーションを使い、家に移動した




ウルトラマンネクサスより、メタフィールド、ダークフィールド、オーバーレイ・シュトローム、ダークレイ・シュトローム

ウルトラマンパワードより、メガスペシウム光線

ウルトラマンガイアより、リキデイターでした

闇倉の能力はウルティノイドの力を使え、さらに闇を物質化出来ます。すなわち、闇倉の力は半永久的に使えます

もう一つは魔力SSSです

玲音と闇倉の直接対決。制したのは闇倉でした

ダークフィールドは闇の巨人が一番戦いやすく、光の巨人が一番戦いにくい場所なので、実質、玲音がかなり不利な状態でした

そして、闇倉がシャロを何故、あれ程残酷に殺したいのか……闇倉の計画とは……

次回に続きます
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