魔法少女リリカルなのは~転生者達の波瀾万丈な物語~   作:白銀の勇者

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今回は休憩回(?)です


第20話

「まぁ、かくがくしかじかな訳で、今日からひなたを同行させてもらえないだろうか?」

「せんせー、かくがくしかしかの意味がわかりません」

「ググれ」

「せんせー、あたしはYAHOO派です」

「察せ」

「せんせー、無理です」

「解せぬ」

「せんせー、解せよ」

 

謎のボケとツッコミラッシュの後、玲音はひなたの事を話した

 

昨日までは暁雷斗として暮らしていたこと、闇倉に殺されたこと、生き返ったこと

 

「闇倉……あいつ、裏で色んな人を……」

「許せない……」

 

アリサとすずかはそれを聞き、拳を握っていた

 

「えっと……僕のことは?」

「過ぎたことよ。でも、今までの分、ムカついたからO☆HA☆NA☆SHIよ」

「え゛……ちょっ、それはかんべ……」

「行こっか?ひなたちゃん?」

「あの……僕の襟首掴んでるスタンドと鉄球は洒落になって……」

 

ひなたはスティッキー・フィンガーズに引きずられながら、近くの林の中に姿を消した

 

数秒後、断末魔が聞こえ、スティッキー・フィンガーズに引き摺られて戻ってきた

 

気絶してたが

 

「これで許してあげるわ」

「多分聞こえてないですよ~」

 

気絶して白目向いてるひなたをシャロは静かに地面に埋めた

「死んでないから!!二度も死ねないから!!」

 

が、土を掻き分けてゾンビのようにはいでてきた

 

「うぇ……土食った……」

「今までの報いよ」

「は~い……」

 

ぺっぺっと土を口から出しながら、返事をする

 

「で、連れてってもいいか?」

「良いわよ。特に断る理由もないし」

「わたしも」

 

アリサとすずかの二人が了承し、祈梨が了承した事で、残りの三人も了承した

 

「えっと……本当にいいの?」

「何よ。不満?別に嫌だったら仲間にならなくてもいいのよ?」

「ううん。嬉しいけどさ……ほんと、今まで迷惑かけてきたし……」

「なら、今までの迷惑の分、きっちり働いてもらうとするか。あれだ。飯屋で金払えなかったから皿洗いするみたいな感じでよ」

「その例えはどうかと思いますけど……まぁ、そんな感じです」

「……ありがと。じゃあ、これからバンバン活躍しちゃうからね!」

 

利き手であった右手を空に突き出そうとするが右手のあった部分は動かなかった

 

「……義手、いる?」

「ううん。大丈夫。心配しないで」

 

片手だけだとこれから先、不便だと思った祈梨が義手を書こうかと提案する

 

が、ひなたはそれを却下した

 

「私なら腕を再生できると思うわよ?」

「魅力的だけど……そんなことのために魔力使わなくていいよ。世の中には四肢がない人だって居るんだし」

 

ははは、と軽く笑うひなただったが、明らかに辛そうだった

 

だが、本人がそういうのなら、と言う事で、夢咲はそう。とだけ返した

 

「あ、そういえば学校はどうするの?」

「暁雷斗を転校させて、代わりに僕が転入するよ。学力にはそれなりに自信があるしね」

 

転生者だから小学生レベルの授業なら楽勝と転生者達には遠回しに聞こえた

 

ひなたは転生前は高校二年で、学年トップの頭脳を持ってたりする

 

「あと、ジュエルシードの位置も一つだけ割っておいたよ」

 

ひなたが手を前方にかざすと、半透明のモニターが出てきた

 

七人がひなたの後ろに回り込み、そのモニターを見る

 

「えっと……ここだね。まだ暴走してないから、封印の手間も省けるよ」

 

モニターには海鳴の地図が表示され、その一点に赤丸が浮かんだ

 

そこを指さして、ひなたはジュエルシードの事について話した

 

「シリアルは分からないけど、暴走してない今がチャンスだね。なのは……管理局もフェイトも来てないから、面倒事にはならないし」

 

モニターを消して、モニターを覗きこんでいた七人に振り返ってそう言った

 

「……よく分かったな」

「サーチャーっていう動く監視カメラみたいなやつで町中探したんだよ。まさか一個しか見つからないとは思ってなかったけど」

 

左手の上に丸い何かが姿を現した

 

これがサーチャーだよと言うと、サーチャーを消した

 

「んじゃ、ちょっと取ってくるね」

「は?」

「……転移」

 

ひなたの足元に魔法陣が出てきたと思った瞬間、ひなたの姿が消えた

 

そして、数十秒後、ひなたは魔法陣と共に帰ってきた

 

顔真っ赤だが

 

「男湯の中とわ……」

 

なんだかやるせない表情で軽く凹みながらそう言った

 

「……いやいや、サーチャーで下見したんだろ?」

「すみません。適当に探知したら引っかかっただけです。はい」

 

実は赤丸は銭湯の上にあったりする

 

「取ったと思ったら入ってきてさ……思わずフラッシュバンみたいなやつして帰ってきたよ……見ちゃったけど」

 

ひなたはそれ以上何も言わず、祈梨にジュエルシードを手渡した

 

ジュエルシードは天井に張り付いてただけだった。何故降り注いだのに室内に……ましてや天井にあるのかなんて質問は勘弁して欲しい

 

「……いや、お前昨日まで男だっただろ」

 

條助がそう聞いた

 

「トイレは学校で一度も行ってないし、下校したら基本は腕輪取ってたし、プールは無かったし……」

 

お、おうと言うと、條助は黙った

 

「……帰るか」

「……だね」

 

その日はそれで解散となった

 

が、ひなたは転生者達をつついて呼び止め、それに気付かなかったアリサとすずかは帰ってしまった

 

「……なんだ?」

「いや、見たところ、君達原作知らないでしょ?」

「まぁ……そうね。私達は誰も知らないわ」

「……僕は知ってるんだけど……これからの流れのこと、聞く?」

 

ひなたはそう五人に聞いた

 

「……いや、いい。人生行き当たりばったりが一番いい」

「そうね。知ってた方が楽なんでしょうけど……アニメの世界としてこの世界を認知せず、私達の元いた世界のパラレルワールドと考えたいから」

「俺もだ。何が起こるか分からない反面、そのハラハラが面白いからな」

「あたしもです。ゲームをネタバレされたような気分になりそうです」

「わたしもかな。わたしはこれを最初の人生と考えてるから。前世なんて無かったよ?」

「うん。一人すっごい分かり易い例を出してくれたし、一人なにか前世で何かあったようだから、深追いしないけど、分かったよ。君達の前では原作の事は一切口に出さないから」

 

五人の答えを聞いたひなたは、もし知りたいと言われた時のためにデバイスの中に入れてモニターに出せる用意をした年表をワンタッチで削除した

 

そして、なのは達原作キャラと、これから先に出てくる原作キャラの情報も全て消去した

 

他にも、ミッドチルダの事や管理世界の事、ひなたの知ってる全てのことが書かれた物も、全て削除した

 

これでよしと頷くと、ひなたは改めて五人に振り返った

 

「じゃあ、これからよろしくね」

「あぁ。暴れまくってやろうぜ」

「エロ同人みたい……」

「そのネタはもういい」

「って、なんでですかー」

「何故俺にツッコム!?」

「突っ込む(意味深)」

「ネブラ。殺っちまえ」

『悪いが、自分でやれ』

「やっちまえ(意味深)」

「うるせぇよ!ウルトラダイナマイト!!」

『え、ちょっ、それは洒落になって……ぎにゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!』

「そして俺復活!!」

 

玲音の体を張ったツッコミと夢咲達の何時ものボケを残された3人は華麗にスルーした

 

「……やりすぎじゃない?」

「何時ものことだよ」

「たまに俺も参加して祈梨がドSモードで乱入してくる位だな」

「ドSモード!?」

「そりゃあお前……散々笑顔でロウソクとムチ片手に俺達を罵りまくったら……」

「誰がそんなことしたのかな?かな?」

 

祈梨がすっごいいい笑顔で條助の襟を掴んで片手で持ち上げる

 

「じゃ、ちょっと頭冷やそうか?」

「あの……その……手に持ってる爆弾をしまってくれると……」

「それ無理☆」

 

直後、祈梨を巻き込まず、爆弾が爆発した

 

「ほらほら!もっといい声出してよ!」

「ぐえっ……ちょっ、覚醒した……助け……」

「どうしたの!?ほら!もっとわたしを楽しませてよ!もっといい声出してよ!つまらないじゃん!」

「ご、ごめん!ほんとかんべ……ギャァァァァァァァァ!!!」

「あははは!!もっと!!もっとだよ!!」

 

ひなたはもう収集のつけられなくなった五人を見て、静かに封時結界を張ってあげると、結界を出て、帰路についた

 

「……大丈夫なのかな……この選択……」

 

帰ってから、ちょっと後悔した




ウルトラマンタロウより、ウルトラダイナマイトでした

ジュエルシード一個獲得です

玲音のウルトラダイナマイトは寿命が1分削れますが、それだけです。なので、玲音は結構軽いノリで使います

そして、久々の祈梨のドSモードでした

それでは、また次回
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