魔法少女リリカルなのは~転生者達の波瀾万丈な物語~   作:白銀の勇者

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今回は短いです

言わば繋ぎ回?


第23話

翌日アリサは執事の鮫島の運転する車に乗り、帰宅している途中だった

 

ちなみに、鮫島はスティッキー・フィンガーズが見えてたりする。アリサは気が付いてないが

 

(なのは早く学校に来ないかな~……)

 

窓の外を見ながらそんなことを思っていた

 

そして、山道を移動しているとき

 

「……!?鮫島、止まって!」

 

鮫島に指示を出すと、鮫島はすぐに止まってくれた

 

アリサは車を飛び出し、整備されてない山道を少し歩く

 

すると、そこにはボロボロのオレンジ色の大型犬がいた

 

が、額には宝石のような物がついている

 

図鑑を見ても載って無いであろう犬種。だが、アリサには見覚えがあった

 

(この子……フェイトと一緒にいた……)

 

海の上で一瞬見た、あの狼……アルフだった

 

意識は無いようで、スティッキー・フィンガーズで耳をちょんちょんとつついてみたが、耳がピクンと動くだけで他にはなにも無かった

 

「……鮫島、この子、家に連れてってもいいかしら?」

「構いませんとも」

 

鮫島は慎重にアルフを抱きかかえ、後部座席に寝かせると、アリサは助手席に座り、自身の家へと帰った

 

 

 

 

次の日

 

條助はアリサから連絡を受けていた

 

アルフを拾ったから、なのはとすずかと一緒に接触してみると

 

條助はそれを五人に伝えると、自身の家で通話をスピーカーに切り替えた

 

ちなみに、シャロはアリサ(ローウェル)に拐われました

 

『聞こえる~?』

「聞こえるぞ~」

『うん。こっちは大丈夫よ……うん。うん。アルフ、ちゃんと話してくれるって』

 

ちなみに、念話だとアリサとすずかが聞こえないため、アルフをスティッキー・フィンガーズのジッパー移動で部屋まで連れてきた

 

鮫島には誰も近づかせないようにと言ってあるため、誰かに聞かれる心配は無い

 

あと、管理局もサーチャーで覗いているとも伝えた

 

『えっと……ちょっと待ってね』

 

ガチャガチャと音がした

 

『聞こえる~?』

 

今度はなのはの声だった

 

玲音が大丈夫だと答えた

 

『……じゃあ、話すよ。フェイトがあの鬼ババ……じゃなくて母親に何をされていたかを……』

 

アルフが言い出したのはまさに衝撃の連続だった

 

ジュエルシードは母親に命令され集めてること

 

ジュエルシードを持っていったものの、縛られ、鞭で叩かれてること

 

それがなのはと最初に接触してから間もない頃からずっと続いていること

 

『だから、お願いだ。フェイトを助けて欲しい……自分勝手な願いだって分かってる。都合のいい事だって分かってる。だけど、頼るしか出来ないんだ……だから……』

 

電話越しに聞いた声は明らかに涙をこらえてる時の声色だった

 

それを聞いた祈梨達は顔を見合わせ、頷いた

 

「その頼み、引き受けた。任せておきな」

 

條助が代表してそう言った

 

『わたしも、引き受けます』

 

そして、なのはが管理局も引き受けた事を声に出した

 

『……ありがとう』

 

祈梨達からは見えなかったが、アルフは泣いていた

 

 

 

 

「明日……明日に俺の計画は完遂する」

 

闇倉はアースラの一室でそう呟いていた

 

「洗脳も問題なし。後は邪魔な転生者を殺し……くくか」

 

闇倉は不気味に笑い出した

 

 

 

一方、アリサ達は

 

「あ、ドラグーンパーツだ!」

「えっと、最強マシンのひとつだったかい?」

「そうだよ……って、何時の間にかハイドラのパーツ取ってる!?」

「あれ?ほんとだ」

「二つ出るなんて珍しいわね……あら、レックス兄貴じゃない」

「って、ハイドラ揃った!?」

「(゚∀゚)」←アルフの今の顔

「アルフ見っけ。レックス兄貴!やっちゃえ!」

 

ガッガッガッガッドーン!

 

「(´・ω・`)」←アルフの今の顔

「うわぁ、ハイドラが壊れたところ初めて見た……」

「ドラグーン揃ったの!」

「残念だけどそこにワゴン登場」

 

ドーン

 

「(´・ω・`)」←なのはの今の顔

「……伝説のマシン二つ壊れたところ初めて見たわ。あ、すずか見っけ」

「わたしのワゴンに勝てると思ってる?」

「あんたこそ、私の兄貴に勝てるなんて思ってるのかしら?」

『よろしいならば戦争だ』

 

ガッ!ガッ!ドドーン

 

『(´・ω・`)』←四人の今の顔

 

某エア○イドで友情崩壊することなく遊んでいた

 

 

 

 

「はぁ……はぁ……ゴホッゴホッ……」

 

とある次元空間に浮かぶ一つの島のようなもの

 

その中にフェイトの母親、プレシア・テスタロッサはいた

 

フェイトはプレシアのバインドで気を失ってもなお、縛られていた

 

「……フェイト」

 

プレシアは静かにフェイトの顔に手を伸ばした

 

そして、フェイトの頬を優しく触り、撫でた

 

「ごめんなさい……こんな事をして……」

 

バインドを解き、フェイトを倒れないように支え、抱きかかえる

 

「時間がないの……私には……」

 

プレシアはフェイトをソファに寝かせ、毛布をかけて髪の毛をそっとなでた

 

「あなたが起きてる時は、私は狂気に染まり、あなたを手にかけなければならない……」

髪の毛を撫でながら、独り言のように話していく

 

「今はまだ、あなたが起きている時に娘として見るわけにはいかないの……」

 

プレシアの目に涙が溜まっていく

 

「だから……ごめんなさい。もう少しよ。もう少しで、あなたを縛り付けている私という名の鎖は無くなるわ。私が居なくなったら、アリシアとアルフと一緒に生きるのよ」

 

フェイトの顔に涙が一滴、落ちる

 

「だから、私を憎みなさい。憎み、恨みなさい。そうしたら、私はあなたを気にせず逝けるわ」

 

さらにフェイトの顔に涙が落ちる

 

「……強く生きるのよ。私の娘……そして、アリシアの妹、フェイト」

 

プレシアは涙をふくと、立ち上がった

 

母親のような優しい顔をして

 

「あなたの集めてくれたジュエルシード、無駄にはしないわ」

 

ジュエルシードを見ながら、そう呟いた

 

「だから」

 

プレシアの顔は母親のような優しい顔とは一変する

 

「私は心を鬼にする。フェイト、あなたと別れるまでは!」

 

プレシアはフェイトを見ずに、部屋から出ていった

 

その場には、安らかに眠るフェイトとジュエルシードが残った




元ネタ解説は特にありません

次回、なのはVSフェイトです

作者はハッピーエンド主義者です。たまにバッドエンドも書きたくなるけど。なので、プレシアは元からあんな感じという設定です

○アライド、二千円で売ってた時期に買っておけばよかった……今や手が付けられないよ……

また近所の中古ゲーム屋回ろうかな

それでは、また次回
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