魔法少女リリカルなのは~転生者達の波瀾万丈な物語~   作:白銀の勇者

29 / 85
本来は2つに分ける予定でしたが、短かったので一つにまとめました


第25話

「到着~」

 

祈梨達は転移をすませ、時の庭園に着いた

 

が、そこは庭園とは程遠い位荒んでいた

 

「うわぁ……」

「……うん。行きましょ」

 

碌なコメントが出ず、そのまま進む事にした

 

が、何かが地面からはえてきた

 

「……なんじゃこりゃ」

「よく分からないけど、敵なんじゃない?」

 

魔法の事をそこまで知らない者はよく分かってなかったが、ユーノは分かっていた

 

「多分、自立型の兵器だと思う。傀儡兵って名前だった気がするよ」

「ただのかかしですな」

「シャロ、それは少し違う」

 

ボケるシャロに條助がツッコミを入れる

 

その傍ら、夢咲が盾をゴソゴソと漁っていた

 

そして、あったあったと言って徐ろに何かを取り出し、先端に何かを差し込むと、肩に担いで先端を傀儡兵に向けた

 

「あの……夢咲?それ、私の目がおかしくなければ……」

 

それを見たアリサが困惑しながら夢咲に話しかける

 

夢咲はアリサを見てニコッと微笑むと

 

「R・P・Gッ!!」

 

トリガーを引いた

 

それと同時に先端の丸みを帯びた何かが物凄い勢いで発射され、傀儡兵の一体に当たると、大きな爆発を引き起こした

 

「……殺ったわ☆」

 

皆が夢咲を無言で見つめる

 

RPG-7。それが、夢咲の撃った銃……ロケットランチャーの名称だ

 

傀儡兵が居た所には何も残ってない。扉も吹っ飛んだ。クレーターも出来た

 

「……何よ」

「いや、あのな、RPGは流石にな……」

「盾の中にあったのよ。仕方ないでしょ?」

 

夢咲は徐ろに盾からRPGをもう一丁取り出し、二丁を肩にかけ、背中にLMG、体に弾薬帯、腰にSMGとハンドガン、両手にAR。さらに腰に巻き付けるようにハンドグレネードの着いたベルトを着けた

 

そして、サングラスとタバコ……ではなく、ココア○ガレットをくわえ、

 

「私はコマンドー……じゃなくてホマンドーよ」

 

と、言い出した

 

「……い、いやいやいや!何しに行くんだよ!お前は!」

「何って……ドンパチでしょ」

「合ってる!合ってるけどもフィジカル《物理》じゃなくてマジカル《魔法》な方!」

「……私は魔法(物理)少女よ」

「カッコの中のを無くせ!」

「うっさいわね!ティロ・フィナーレ(物理)!」

「ぶべらっ!!」

 

夢咲にツッコミをしていた條助が殴り飛ばされた

 

夢咲はココアシガ○ットを噛んで少し短くして、歩き始めた

 

すずかが條助を回収し、夢咲の後に全員で続いた

 

 

 

 

「ヒャッハー!逃げる傀儡兵はただの傀儡兵だ!逃げないやつはよく訓練された傀儡兵だ!ほんとこの世は地獄だわ!」

 

夢咲は女として何か超えてはいけないものを超えながら、両手のARを乱射していた

 

そして、弾がきれると、LMGに持ち替え、またブッパ

 

「……いい加減止めるか?」

「止めよっか」

 

玲音となのはがこそっと相談し、二人でブレスレットに手をかけた

 

『そぉれ!』

 

二人で同時に槍(逆さま)をぶん投げた

 

「アッー!!」

 

それが夢咲の頭にクリーンヒット。夢咲は全武装をボロボロと落とした

 

「何すんのよ!」

 

槍をブレスレットに戻している玲音となのはに叫んだ

 

『自重』

「はい……」

 

殺気混じりの言葉に逆らう事など出来ず、渋々武装をしまってSMGを一丁だけ、手にした

 

「ったく、夢咲が暴走したからか、もう半分くらいまで来たんじゃないか?」

「……後ろを見るとそこら辺が抉れてるのが怖いよ……」

 

條助が呆れながら言い、ひなたは弾丸のかすった左手に治癒魔法をかけながら小声で言った

 

後ろには、傀儡兵の残骸やRPGによるクレーターなどなど

 

「で、何か二手に別れてるわよ?」

「だね」

 

ひなたは原作のシーンを思い出しながらそう言った

 

上と下、どっちがなのはの行った場所だったか、暫く考え、

 

「よし。僕は下を行くよ。なのはは上に行って」

「なら、俺も下に行こう」

「わたしも」

「なら私も」

「なら、残ったのは上だな」

 

ひなた、條助、すずか、アリサが下に行くと言い、他の者は上に行くことになった

 

直前にいた大型の傀儡兵は夢咲のRPGに木っ端微塵にされました。哀れ

 

「なら、とっとと行こうか……って、よけて!」

 

ひなたが行こうとした途端、バックステップをした

 

よけてと言われ、その場から離れると、転生者が居た所だけに魔力弾が降り注いだ

 

「上ね!」

 

夢咲はSMGを上に向け、乱射した

 

が、手応えは無かった

 

「……ッ!後ろだ!夢咲!」

 

ユーノが叫び、夢咲はその場でしゃがむ

 

さっきまで首があった所を鋭利な剣が物凄い早さで通っていった

 

そして、振り返りざま、SMGをゼロ距離で発射し、距離をとった

 

「こいつ……高坂!?」

 

剣を振るったのはあの高坂だった

 

高坂に当てたはずの弾丸は、黒色の何かに阻まれ、カランカランと地面に落ちた

 

夢咲はタクティカルリロードで弾を補充した

 

「……なんか、雰囲気が可笑しくない?」

「そうだね……なんか可笑し……!」

 

アリサの言葉にひなたが答えた瞬間、高坂は突っ込んできた

 

「プロテクション、シュート!」

 

ひなたはプロテクションを飛ばし、高坂の進路を塞いだ

 

高坂の目は光がなく、何処を見ているのか分からないほど不気味だった

 

「……なんか、ヤバくない?」

「……邪魔物ハ……殺ス」

 

高坂は標的をひなたに絞り、ひなたに向けて突っ込んできた

 

「エンチャントプラス!フレイム!」

 

突っ込み、振られた剣をよけながら、魔力弾を撃って行く

 

が、全てよけられる

 

「死ネ」

「あぶっ!」

 

直撃コースの剣を銃で受け止める

 

「こんの……!」

 

ひなたは片手で高坂をはじき飛ばした

 

「ひなた!」

「……ここは僕に任せて」

 

ひなたは銃を構えて、皆にそう言った

 

「無茶よ!なんか意味分からない強化が施されてるのよ!?」

「大丈夫。あんなのに負けるほど、弱くないからさ」

 

ひなたは皆の前に出た

 

「……なら、僕も残るよ」

 

そして、ユーノがひなたの横についた

 

「ユーノくん!?」

「完全に補助型の魔導士だけど、隙を作ること位なら出来るからね」

「……分かったわ。行くわよ」

「でも……」

「大丈夫だよ。信じて」

「すぐに追いつくから」

 

ひなたとユーノは振り向いて少し笑うと、また前を向いた

 

「……なのは。行こう」

「……うん。絶対に、追いついてね」

 

そして、ひなたとユーノを残し、皆はそれぞれの進む道に向かっていった

 

「……良かったの?僕と一緒で」

「前からなのはに付き纏ってなのはが嫌がってたとき……フェレットの僕は何もできなかったから。その憂さ晴らし」

「ユーノもそんなことするんだ」

「そりゃあ、男だもん」

「女の子にしか見えないんだよね~」

「確かによく言われるけどさ!」

「ほら、来るよ!」

 

ひなたとユーノが言い合ってる間に高坂が突っ込んでくる

 

ひなたとユーノは左右にとんでそれを避ける

 

「チェーンバインド!」

 

ユーノが魔法陣を展開。バインドを高坂に伸ばす

 

「シュートバインド!」

 

そして、ひなたもバインドを撃つ

 

が、高坂はそれを剣で切り裂き、ひなたに突っ込んできた

 

「あくまで僕って訳……」

 

剣を見てかわしながら、魔力弾を撃って行く

 

が、何故か仰け反りもしない

 

「……整備不良?」

 

一瞬自身のデバイス、サンライトの整備不良かと思ったが、整備はちゃんとやっていた

 

試しに魔力強化した足で蹴り飛ばす勢いで思いっきり蹴った

 

が、

 

「硬っ!」

 

高坂は吹っ飛ぶどころか、怯みすらしなかった

 

そして、ひなたの足を手で掴む

 

「しまっ!」

 

高坂はそのままひなたを壁に向けて投げ飛ばした

 

「危ない!」

 

ユーノが壁に突っ込んでいくひなたを魔法陣で止める

 

「サンクス!」

 

そして、魔力弾を高坂に撃つ。が、全く効いてない

 

「チェーンバインド!」

 

ひなたしか眼中にない高坂にユーノがバインドで動きを封じる

 

「くっ……長くは持たないよ!」

「十分!モード3!エンチャントプラス、サンダー!」

 

ひなたはモードをフルバーストに変更。魔力を炎と雷に変換させる

 

「これでもくらえ!」

 

そして、ゼロ距離で魔力弾を高坂の顔面に乱射する

 

「これなら……!」

 

その瞬間、パキンと何かが折れるような音がした

 

ひなたはそれを聞き、高坂を踏み台に、後ろに向かって飛ぶ

 

「殺ス」

「逃げ切れな……!」

 

高坂がひなたに今まで以上の速さで肉薄する

 

そして、ひなたの首をつかみ、壁に叩きつけた

 

「あがっ……」

 

高坂の手をなんとかして解こうとするが、魔力強化とは別の、圧倒的な力がかかっているのか、解くことができない

 

(まずい……息が……)

 

気管を抑えられ、息ができない

 

苦し紛れに顔面に魔力弾を撃つも、高坂は仰け反りすらしない

 

(これは……本格的に……まず……)

 

ひなたの意識は、段々と暗転していった

 

 

 

 

「ひなたとユーノ……大丈夫か?」

「分からないけど……二対一なら大丈夫じゃないかな?」

「あんな馬鹿、ひなた一人でも十分すぎるでしょ」

 

時は少し巻き戻り、條助達は一直線の道を走っていた

 

道中の数体の傀儡兵はシルバーチャリオッツとスティッキー・フィンガーズですべて粉砕してきた

 

「まぁ、大丈夫だよな……っと」

「お出ましね」

 

三人の前に、何十体もの傀儡兵が姿を現した

 

「それじゃあ、コンビネーション攻撃、やってみる?」

「そうね。やってみましょうか」

「いきなり実戦だけどな」

 

すずかが鉄球を手にし、條助がシルバーチャリオッツをゴールド・エクスペリエンスに変える

 

そして、ゴールド・エクスペリエンスとスティッキー・フィンガーズが拳を構える

 

すずかがポケットから何かを取り出し、ばらまいた

 

それは、花びらだった

 

「黄金の……回転!」

 

その花びらの黄金の長方形を見ながら、鉄球を黄金長方形の軌跡で回し、投げる

 

「行くぜ!」

「タイミング合わせなさいよ!」

 

そして、その鉄球は條助とアリサの間を通る

 

その瞬間、二人のスタンドの拳が振るわれた

 

『無駄ァ!』

『アリィ!』

 

その拳で鉄球は爆発的な加速をし、傀儡兵に迫っていく

 

「ジャイロボール……!」

『オーバードライブ!』

 

黄金の回転をした鉄球は傀儡兵を全て吹っ飛ばし、片っ端から壊していった

 

「よし!」

「成功ね!」

「なんとかなるもんだな」

 

すずかは戻ってきた鉄球を掴み、回収した

 

「さて、進むか」

「ちゃっちゃと行くわよ!」

 

三人は順調に進んでいった

 

そして、その数十秒後に着いたクロノがその光景に目を白黒させてたのはもう少し先の話だ

 

 

 

 

「こっちはハズレだったかしら……?」

「かもしれませんね」

『だが、楽勝だ』

「そ、そうかな……?」

「バスター!」

「アイスラッガー!」

「ウォリャァァァ!」

 

大きなホールのような場所

 

そこで、五人は大量の傀儡兵と戦っていた

 

「受け取りなさい!」

「燃~えろ~!」

『切り刻むだけの簡単な作業だな』

 

夢咲は弓矢で敵を一体一体破壊していき、シャロは発火のトイズで傀儡兵を丁寧に燃やし始めた

 

ネブラは剣のようなものをだして、傀儡兵を切り刻んでいる

 

ちなみに、二人とも面倒だからこんなことしてたりする

 

「数が多いだけで大したことないね」

「まぁ、後は無駄に硬いって事か。レオキック!」

「あんたはどうかしてるよ。生身の蹴りで数体の傀儡兵を貫通なんて」

「レオキックだから」

「訳がわからないよっと!」

 

なのはと玲音とアルフはそんな軽口を叩きながら、傀儡兵を片っ端から破壊していく

 

「って、アルフさん!後ろ!」

「え?……まずっ!」

 

アルフの後ろには、剣を振り上げた傀儡兵がいた

 

アルフが一発もらうのを覚悟し、目を閉じた

 

が、予想していた痛みは来なかつた

 

「……え?」

 

アルフが目を開けると、傀儡兵は真っ二つにされていた

 

金色の魔力の刃によって

 

「アルフ、大丈夫?」

 

傀儡兵が力なく地面に落ちると、そこには自分の主でもある少女が微笑んでいた

 

「フェイト!」

「ごめんね。心配かけて」

 

アルフはフェイトに抱きついた

 

よしよしと頭を撫でながら、フェイトはなのはを見た

 

「フェイトちゃん……」

「もう大丈夫。一緒に行こ?」

「うん!」

 

直後、爆音と共に壁の一部が崩れた

 

そこから、超巨大な傀儡兵が姿を現した

 

「フェイトちゃん、いくよ!」

「うん!」

 

二人が並び、兄元に魔法陣が現れる

 

そして、二人のデバイスの先に魔力のスフィアが現れる

 

たが、それに気付いた巨大な傀儡兵が拳を振るう

 

「ウルトラギロチン!」

 

が、それは後ろから放たれた光の刃により、ぶった切られた

 

「思う存分やりな!」

 

玲音がそう叫んだ

 

そして、なのはとフェイトは顔を見合わせ、頷いた

 

「ハイペリオン……」

「サンダー……」

『スマッシャー!!』

 

二人の砲撃が発射され、超巨大傀儡兵に直撃する

 

そして、爆発が起き、超巨大傀儡兵は塵も残さず消えた。オーバーキルだった

 

「よし!」

「やったの!」

『……怖いわー。魔砲少女怖いわー』

 

後ろで四名、そんなことを二人に聞こえないようにつぶやいていた

 

祈梨は苦笑いだった

 

「よし、進もう!」

 

なのはの声で七人全員でプレシアの元に行くために走った

 

 

 

 

「えっと、分かれ道?」

 

なのは達はしばらく進んだ。が、その途中、分かれ道があった

 

「えっと、あっちが駆動炉。こっちが母さんのいる方だと思うよ」

 

フェイトがどっちがどっちかを説明する

 

が、駆動炉なんてどうすればいいのか分からない。だから、全員でプレシアの所に殴り込もうとシャロが言い出した時、目の前にモニターが現れた

 

『誰でもいいから駆動炉に行ってくれないかな?』

 

モニターから見えたのは、エイミィだった。が、なのは以外は特に面識がない

 

『止めないとまずいことになるかもしれないから……』

「じゃあわたしが行くの!」

 

なのはが率先した

 

「なら、俺も行こう」

「機械関連ならあたしもついていきます」

 

そして、玲音とシャロもついていくことになった

 

「それじゃあフェイトちゃん……ちゃんとお母さんと仲直りしてね」

「うん。分かった」

「祈梨、夢咲。頼んだぞ」

「何かあったらすぐに飛んでいきますから」

「うん。ありがと」

「まっ、やるだけやってみるわ。やるだけね」

 

そして、なのは、玲音、シャロのチームとフェイト、アルフ、祈梨、夢咲のチームに別れ、それぞれの道に進んだ

 

 

 

 

「そぉい!」

 

ドゴン!!と大きな音と共に駆動炉のある部屋の扉を開ける

 

中には巨大な駆動炉であろう機械があった

 

「あれが駆動炉……」

 

駆動炉をよく見てると、駆動炉の前に誰かがいるのがわかった

 

目を凝らして良く見ると、それは

 

「闇倉……くん?」

 

闇倉だった

 

その瞬間、玲音がアイスラッガーを手に突っ込もうとしたが、シャロがトライアセンドを使い、無理矢理止めた

 

「……高町か」

「もう来てたんだ」

「ここに直接転移した。後はこれを止めるだけだ」

 

闇倉はなのはの方に歩み寄ってきた

 

「俺はもう一つの目的を果たすとする」

「もう一つの?」

 

なのはが闇倉にそう聞いた

 

玲音とシャロは身構えた

 

そして、闇倉がなのはに近づき……乱暴に腕を掴み、闇倉の方に寄せた

 

「いたっ!?」

「なのは!」

「もうおせぇよ」

 

闇倉がなのはの目を覗きこんだ

 

「お前は……俺のだ」

 

闇倉から流れ出た闇がなのはを包み込んだ

 

「闇倉!テメェ!」

 

玲音はアイスラッガーで闇倉に切りかかった

 

が、闇倉は大きくバックステップをしてそれをよけた

 

「なのは!大丈夫か!?」

 

玲音は座り込んでるなのはの肩に手を置いた

 

が、反応がなかった

 

次に目を見た

 

「……ッ!」

 

異常はすぐに分かった。なのはの目に光がなかった

 

「闇倉!何をした!」

「何を……か?そりゃあ決まってるだろうが。洗脳だよ。洗脳」

「洗脳……だと!?」

「そうだ。俺のおもちゃになるようにな。俺の命令ならなんでも言う事を聞き、俺の指示ならなんでもその通りに動き、俺のすることなら例えどんなことだろうが抵抗はしない。そんな素敵なおもちゃにな」

「闇倉……お前……人をなんだと思っていやがる!!」

 

玲音は怒りのあまり、握りこぶしから血がにじみ出そうな程、力を込めて拳を握っていた

 

「ア?んなもん知らねぇな。俺が殺すと思えば殺す。おもちゃにしようと思えばおもちゃにする。そんだけだ」

「貴様……根元っから腐りきってやがるな……!!」

「俺が何やろうが勝手だろうが。ましてやここはアニメの世界だぜ?」

 

さも当たり前かのような顔で闇倉は言った

 

「うるせぇ!確かにお前が何やろうがお前の勝手だ!だがなぁ、限度ってもんがあるだろうが!それにアニメの世界だからってなんだ!なのは達は今、生きてるんだ!」

「んなもん関係ねぇ。俺からすりゃあただの二次元のキャラクターだ」

「こいつ……」

「ちょっとあたしもむかつきましたよ」

 

玲音の横にシャロが並ぶ

 

「シャロ……」

「なのはさんの洗脳はといておきました。今は眠ってます」

 

シャロなのはに幻惑のトイズで無理矢理洗脳をとき、眠らせた

 

後ろでは、なのはが寝息を立てている

 

「チッ、余計なことを」

「すまない。助かった」

「いえ。あたしもくだらない理由で女の子をおもちゃにしようとした馬鹿が許せないだけです」

「まぁいいぜ?シャロン・ランフォード。テメェも俺の目的の一つだ」

「どういう事ですか」

 

シャロが聞き返すと、闇倉は顔を歪めた

 

「テメェのせいで俺は死んだんだからよぉ……ぶっ壊してやるのさ。何もかもをなァ!」

「あたしのせいで……?」

「テメェがあそこさえ通らなければ、この世に存在してなければ、俺は死ななかったんだよ!好き放題やれたんだよ!」

 

シャロは考えた

 

自分が転生前に通ったところ。そして、自分が巻き込んだ人間を

 

そして、一人の男が脳裏をよぎった

 

「まさか……あの時あたしを……」

「思い出したかァ?テメェを犯そうとして潰されたあの男だ!」

「巻き込まれたのはこっちですよ!押し倒されて服を破かれて!」

「うるせぇ!」

 

巻き込まれたのは完全にシャロの方だった

 

闇倉はあそこで確実に死ぬ運命だったのだ。だが、シャロにはその後の未来がちゃんとあった

 

「テメェだけは楽に殺さねぇ。四肢をもいで、傷つけ、壊して、犯して……何もかもぶっ壊したあとに最も苦しい方法で殺してやる!」

「冗談じゃないですよ!ふざけないでください!」

「うるせぇ!とっととくたばりやがれ!!」

「シャロ!なんだか分からんが、気に入らねぇのは確かだ!手伝うぜ!」

「……はい!行きましょう!」

 

そして、ここに最低な男の最低な復讐劇が幕を開けた

 

 

 

 

「分隊支援火器よ!」

「フォトンランサー!」

 

そして、フェイト達は夢咲とフェイトが先陣をきり、プレシアの元まで走っていた

 

祈梨は何処から敵が来ているかを二人に教えている

 

アルフは二人の倒しそこねた敵を片っ端から拳で倒していく

 

「なんか、これ最強のコンビじゃないかしら?」

「そうかもね」

 

軽口を叩きながら、二人は高速で動き、傀儡兵を切り裂き、倒しきれなかった傀儡兵をアルフと祈梨とネブラが倒していく

 

「大技行くわよ!」

 

既にプレシアのいる所の扉は見えている

 

夢咲は髪の毛をしばっているリボンを解き、それに魔力を流す

 

魔力を受けたリボンは形を変え、大砲のような形に変化する

 

「ティロ・フィナーレ!」

 

夢咲のティロ・フィナーレが傀儡兵ごと扉を吹っ飛ばした

 

「母さん!」

 

フェイトがそこに一番乗りで突入し、そこに夢咲が続いた

 

「コーホー」

 

謎の黒いマスクを被って最初のフル装備の状態で

 

しかも、デーデーデーデッデデーと謎のBGMが何処からか聞こえてくる

 

「え!?誰!?」

「夢咲ちゃん……物騒だよ」

「……ちょっとはボケさせてもらってもいいんじゃないかしら?」

 

時間停止で時を止めて全ての武装とマスクを盾の中にしまって残念そうに言った

 

「……何とも騒がしいわね」

「誰のせいかしら?」

「さぁ……皆目検討もつかないわね」

 

フェイト達の少し先、そこにはアリシアの入ったポットと、プレシアがいた

 

「とっととフェイトと仲直りしなさい」

「嫌よ。そんな物となんて」

「この子はあなたの生み出した子よ。ちゃんと育てなさい」

「私の子はアリシア。ただ一人よ……あら、あなた、ジュエルシードを持ってるじゃない」

 

プレシアが祈梨の頭にあるネブラに気がついた

 

「渡しなさい」

 

直後、紫の雷が祈梨に迫った

 

『なんの!』

 

ネブラは腕を生やし、それを明後日の方向に弾く

 

「……意志があるのかしら?」

『私はこの子の願いで生まれた存在だ。この子を守るのは当然だ』

「……どうでもいいわ」

 

プレシアが地面を杖で一回、コツンと叩いた

 

瞬間、無数のフォトンスフィアがプレシアの周りに現れた

 

『……すまない、あの量は無理そうだ』

「え!?」

 

ネブラが諦めたようにそう言った

 

「くらいなさい。フォトンランサー・ジェノサイドシフト」

 

瞬間、雨と言っても過言ではないほどのフォトンランサーが祈梨に迫った

 

「やらせると思う?」

 

カチッと音がした

 

瞬間、フォトンランサーは全て砕けた

 

「手数だけなら私は本当の意味で無数よ?」

 

カチッともう一度音がした

 

瞬間、フォトンスフィアが全て弾けた

 

「……加速ではないわね。さしずめ、時間を操作したのかしら?」

 

プレシアの言葉に、夢咲は冷や汗をかいた

 

「……なんで初見で分かるのよ……そうよ。私の能力の一つは時間停止よ」

 

夢咲はそう答えた

 

「なら……」

 

プレシアの背後にもう一度フォトンスフィアが現れた

 

「あなたから倒すわ」

「くっ!」

 

カチッとまた音がした

 

瞬間、フォトンスフィアがまた弾けた

 

「……厄介ね」

「母さん!」

 

もう一度、フォトンスフィアを展開しようとしたプレシアにフェイトが呼びかけた

 

プレシアはフェイトの言葉で止まった

 

「母さん……わたしは母さんに言いたいことがあってここに来ました」




魔法少女まどか☆マギカより、マジカルアロー、分隊支援火器

探偵オペラミルキィホームズより、発火のトイズでした

なんか、自分で書いてて軽くしっちゃかめっちゃかでした←オイ

それではまた次回

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。