魔法少女リリカルなのは~転生者達の波瀾万丈な物語~ 作:白銀の勇者
もう冬休み突入してるので疲れたまま学校。という事もなく、家でまったりです
え?クリスマス?はて、そんな日は知りませんな~
今回は独自解釈があります
「シャロ……なんであなたがついてくるのよ……」
「いや~、暇でしたし。佑真さんから仙豆なんて貰って何するのかな~って思っちゃいまして」
夢咲は軽く溜め息をはきながら、シャロと共に歩いていた
ヴォルケンリッターがはやての元に来てから数日がたった
夢咲は佑真に頼んで仙豆を一粒分けてもらい、それをはやてに食べさせようと思い、はやての家に向かってたのだが、その場面をシャロに見られたらしく、シャロもついてきたのだ
「ついて来たって面白くないわよ?ただ、私の友達に会いに行くだけよ」
「仙豆を使って何するのか気になるんですよ」
「……勝手にしなさい」
額に手を当てて溜め息一つはきながら、夢咲はそのままはやての家に足をすすめる
無理矢理追っ払う事でもないので、その後は特に何も言うことはなかった
が、
「あれ?夢咲ちゃんにシャロちゃん?」
「珍しいね。二人きりって」
そこにジュース片手に持った祈梨とひなたが来た
ひなたは義手をつけているため、両腕ともある
ちなみに、義手の件は義手を貰った次の日にはなのは、すずか、アリサ、そして高坂を除く転生者組に話した
「これが勝手について来たのよ」
「これ扱いですか!?」
「へ~……面白そうだしついて行っていい?」
と、ひなたが言い出した
祈梨になんとか言ってくれと目で合図したが、特に伝わってない模様。それどころか、祈梨もついて行きたそうにしていた
夢咲は盛大に溜め息をはいて
「わーったわよ。ついて来なさい」
と、投げやりに答えた
そして、夢咲の後ろを祈梨、シャロ、ひなたがついて行く
はやての家に行くまでの間にはやてにメールをする
三人追加。とだけ打ってメールした。結果は、オーケーやで~と返ってきた
数分後
「ここよ」
夢咲はそれだけ言うと、インターホンを押した
そして、数十秒後
「あ、夢咲ちゃん、いらっしゃい」
「今日も来たわよ」
と、二人が挨拶してる中、
(え、ちょっ、まっ、え?はやて?はやてだよね?あの茶髪で車椅子であの訛り……あ、でも瓜二つって……いやいやいや、何処に車椅子で茶髪で、さらにはやて似の子がいるのさ!え、もしかして、夢咲がよく会ってる友達ってはやて?マジで?闇の書事件に首突っ込み不可避じゃん。その前に、こうなっちゃうと僕達四人、はやて側に着くよね?いや、別に僕はどっちでもいいけどさ。でも、そうなると野郎共三人が相手に……)
と、ひなたは暫く考えていた
が、ティンと思いついた
(そうだ、スカさん巻き込もう。面白そうだし)
訂正。恐ろしいことを思いついた
「えっと、後ろの子が?」
「えぇ。可愛いの一人と馬鹿一人……あ、ひなたの事は言ってなかったわね。馬鹿に追加で」
『さらっと罵倒された!?』
さらりと馬鹿と言われたことに驚いたシャロとひなただったが、はやてが苦笑いしながら、ほな入ってな。と言い、四人ははやての家の中に入った
「あ、はやて。これ食べてみて」
「え?これって……枝豆?」
夢咲が持ってきた仙豆をはやてに渡す
「なんで一粒なん?お腹膨れへんで?」
「いいから食べてみなさい」
「ええけど……はむっ」
はやてはそのまま疑いもせずに仙豆を食べた
そして、飲み込むと
「けぷっ……あれ?お腹いっぱい……?」
たった豆一粒で腹が膨れた
それどころか、肩凝り等が全て治った
「え?なんやったん?あの豆……」
「猫みたいな仙人が大量に造ってたのをかっさらって来たのよ。あの猫、残像使ってきてウザかったわ」
(息をするように嘘を!?)
三人がさらりと嘘をついた夢咲に驚くが、夢咲はそれを無視してはやてと共に居間に行った
「おっ、はやて。やっと来たか……って、後ろの三人は?」
ヴィータがゲー○キューブのコントローラー片手に聞いてきた
ちなみに、警戒心はMAX
「夢咲ちゃんの友達や」
「えっと、絵空祈梨だよ」
「シャロン・ランフォードです。シャロででいいですよ」
「暁ひなただよ。よろしくね」
と、三人が自己紹介をした
はやては三人の名前を一、二回程繰り返して覚えた
ヴィータは夢咲の友達なら……と、言うことである程度信用した。が、すぐに驚いた
理由は、ひなたの膨大な魔力、そして祈梨の……正確には祈梨のリボンから感じ取れるロストロギア級の魔力
「……おい、お前ら、何者だ」
「ちょっ、ヴィータ!」
「通りすがりの仮面ライダーだ!」
「覚えておけ!」
「いや、仮面ライダーじゃねぇだろ」
シャロとひなたのボケを軽くスルーするヴィータ
そして、夢咲が三人に自分が魔法少女ある事を話したと言った
「えっと……わたしは……絵師?この実体化ペンっていう書いたら実体化させる事が出来るペンを使うよ」
「トイズ使いです」
「魔導士です」
『ロストロギアです』
『三人合わせて』
「出たな余分三兄弟」
ネブラまでもがボケに加わった
ちなみに、最後のセリフはヴィータから発せられました
「って、最後の男の声は誰だ」
『私だ』
祈梨のリボンからギョロッと一つの目が浮き出た
『紹介が遅れたな。私はネブラだ。祈梨の願いによりロストロギア、ジュエルシードより生まれた存在だ』
ヴィータがロストロギアと聞いて絶句した
何故、ロストロギアがこんな所にあるんだと
『なに、危害は加えんよ。それより、君……ヴィータ君だったかな?君もロストロギア……いや、正確にはその一部か?ではないのか?』
ネブラの言葉に祈梨、夢咲、シャロが驚いた
そして、ヴィータも目を見開いた。が、はやてはえっ?ロストロギアってなに?といった表情をしている
「テメェ……何が目的だ!」
『言ってるだろう。危害は加えんと。同じロストロギアだからか、感覚で分かったのだよ』
ヴィータは待機モードの己のデバイス、グラーフアイゼンを握り締めながら、ネブラを睨む
『それにしても、魔導士を生み出すロストロギア……代表的な物としてはとしては闇の書が上げられるか……?』
さらに繰り出されたネブラの言葉に、ヴィータが息を呑む
『やはりか。悪い事は言わない。はやて君、闇の書は放棄した方がいい』
「え?放棄……?」
『闇の書は現在バグに犯されてると聞く。そのバグは守護騎士であるヴィータ君にも関係するだろう。そして、はやて君自身にも、そのバグは関係する』
「ちょっ、どういう事や?」
「そうだ!バグ?アタシ達の何処がバグってるんだ!?それに、その知識は何処から手に入れた!」
ネブラの怒涛の言葉にヴィータが叫ぶ
その一方、ひなたは
(え?ここでネタばらし?早すぎでしょ……いや、でもネブラもロストロギアだし、もし夜天の書がジュエルシードのあった時期にあったのなら、ネブラが知ってる可能性も……)
一人で考察していた
ネブラは祈梨の髪の毛から離れ、1メートル程度の大きさとなる
『私の知識は君達を一度見たことがあるからだ。毎度騎士甲冑が違うからデバイスか名前を聞かん限り分からんのだがな』
「見たことがある……?アタシはジュエルシードなんてロストロギア、見たことも聞いたこともねぇぞ!」
『私は私の作られた世界から君達を見ていた。私は次元干渉型エネルギー結晶体だ。幾度もの願いを歪んた形で叶える中で、様々な次元世界を見てきた。その中で、君達を見たのだよ』
中には正常に叶えれた物もあったがね。と、ネブラは付け足した
『それでだ。闇の書は最終的には破滅が待ち受けている』
「破滅……だと?」
『……なるほど、これもバグの原因か』
ネブラは納得したように言葉を出した
『これまで闇の書は何人もの人間の手に渡った。そして、最後は主となった人間の『死』で決着が付いている』
「死……だと?」
『そして、闇の書は主の死後、なんらかのプログラムなのだろう。他の主を探し、転生する。おそらく、なんらかのバグで君達守護騎士の記憶も最後あたりが消えているのだろう』
「主の……死……?」
ヴィータが信じられないといった顔をしている
はやてと祈梨は最早頭がオーバーヒート。夢咲とシャロの年長組が内容を噛み砕いて説明している
『だが、闇の書は私の記憶では初期の頃は大容量なストレージデバイスと記憶している』
「ストレージデバイスだと?」
『詳しくは覚えていないが、ある時期を堺に、闇の書は主の死後に転生を始めた』
ネブラはすまない。といった感じで目を閉じた
『おそらく、はやて君の足は闇の書のバグにより不自由になっているのだろう』
「え?どういう事や?それ」
『ヴィータ君、闇の書は?』
「あ、あぁ。持ってくる」
ヴィータは部屋を出て階段をかけあがっていった
その間にはやてと祈梨は水を飲んでいた
「持ってきたぞ」
ヴィータの手には確かに闇の書があった
『シャロン、闇の書にハッキングをかけてみてくれ。プログラムの改悪された跡があるはずだ』
「デバイスのハッキング……やれるかわかりませんがやってみます」
シャロが二の腕の金属ベラをページの間に挟む
そして、ダイレクトハッキングの使用と同時に目が一瞬光った
「……改悪された跡……ですか……」
シャロはデータを漁り出す
「確か……転生でしたっけ?それに関するプログラムを漁れば……」
シャロはすぐに検索をはじめる。結果、すぐに見つかった
無限転生プログラム。それが引っかかった
そして、それについてハッキングを仕掛けようとした瞬間
「ッ!?」
シャロの体に電流が走った
「ファイアウォール……しかも、馬鹿みたいに強力な……」
闇の書にある強力なファイアウォールに引っかかったのだ
ファイアウォールは、主からの閲覧は無条件でスルーすることが分かった
シャロはその強力で複雑なファイアウォールに引っかからないようにハッキングをしていく
「……確かに、後から追加されたようなプログラムですね……作成された時期が遅いですし……」
これ以上やってなにかあったら取返しが付かないため、シャロはハッキングを止めた
「たしかに、無限転生プログラムというのが後付けっぽいですね」
『やはりか。これでプログラムの改悪があったことは確かだな』
シャロは所々痺れてる体を解しながらネブラに報告した
『確か、昔の闇の書の主の中にはやて君と同じような症状が出た物がいた気がする。おそらく、蒐集を長らくしなかった事によるペナルティ的な物だろう』
「……確かに、ちっちゃかった頃は動いとったし……」
ネブラははやての言葉に目を閉じ、軽く頷いた
『だが、蒐集をするだけでは足は治らないだろう』
「じゃあ、どうやったら治るん?」
『分からん』
ズコー!とその場にいた全員がずっこけた
『だが、これだけは言える。闇の書を完成させれば、破壊しか待っていない。だが、完成させなければ、おそらくはやて君へのペナルティはさらに重くなる。ならば、放棄した方が誰も傷つかずに破壊も免れる』
「せやけど……放棄なんてしたらヴィータ達は……」
『間違いなく消えるだろう』
「嫌や!せっかく新しい家族が出来たんや!それをまた無くすなんて……」
「はやて……」
ネブラはだろうな。と一言言った
『ならば、スカリエッティ氏に話してはどうだろうか?』
「スカリエッティ?」
『彼は優秀な科学者だ。もしかしたら、闇の書についての解決法を知っているかもしれない』
祈梨はなるほど!と手を打ち、ひなたは結果オーライかな?と首をかしげ、他の四人は誰?といった顔をしていた
『もしかしたら、バグのみを消せるかもしれない』
「ん~……なら行ってみる?」
「はやてが良ければ……」
「……うん。行こか。思い立ったが吉や」
はやては置き手紙一つをテーブルの上において、ひなたと祈梨を先頭に、全員でスカリエッティ宅に向かった
「なるほど。つまりは闇の書の主であるはやて君を助けたいからなんとかしてくれスカえもん。と言うわけか」
「まぁ、噛み砕くとね。あと、ドラ○もん見た?」
「あれは素晴らしいアニメだ。私に沢山のアイデアをくれる」
スカリエッティ宅にて、ひなた達は先程まで話していた事を少し噛み砕いて説明した
スカリエッティはなるほど。と言った感じで顎に手を置いている
「確かに、私の情報によれば、ネブラ君の話は間違ってはいない。殆ど真実だ」
『それで、スカリエッティ氏。闇の書のバグについてだが』
「なんとか出来ない事もない」
「本当か!?」
ヴィータが今にも掴みかかりそうな勢いでスカリエッティに近づく
「まず一つ目だが、私がワクチンを作り、それを投与する。もう一つは防衛プログラムに引っ付いたバグをコアごと破壊することだ」
『スカリエッティ氏の腕をもってしても、闇の書のバグのみを駆逐することは叶わないのか?』
「闇の書には主のみがシステムを閲覧する事が出来る。今現在の私の腕では到底無理だ。最も、それをやってのけたシャロン君は電脳空間での戦いでは私が負ける程だろう」
「えっへんです!」
開発方面では私が上だと思うがね。とスカリエッティは付け足した
そして、スカリエッティはバグの除去について話を進める
「だが、どちらの方法を使うにしても、まずは管理人格を目覚めさせ、防衛プログラムを切り離す事が重要だろう」
『防衛プログラムとはそこまで厄介なのか?』
「バグの影響を最も受けているプログラムと言ってもいいだろう。無限転生プログラムなど、所詮は後付け。バグさえ取り除けばその内消滅するだろう」
スカリエッティはそのまま話をすすめる
「そのプログラムごと、闇の書のバグを吹き飛ばす事が出来たのなら、きっとはやて君の足はリハビリ次第で治り、ヴィータ君達ヴォルケンリッターも永遠の旅に終止符が打たれ、はやて君は正真正銘の最後の闇の書……いや、夜天の主となるだろう」
『夜天?それはどういう事だ?』
「闇の書、と言うのは元々は夜天の書と呼ばれるストレージデバイスだったのだよ。それがバグにより、今の闇の書となったのだ。本来は様々な魔法を記録し、発動するためのデバイスだ。蒐集機能の本来の使い方がそれだ」
またもや頭がショートしかけてる祈梨とはやてに夢咲とシャロが噛み砕いて説明している
「なんにしても、ワクチンを打ち込むも、コアを破壊するも、まずは管理人格を目覚めさせるか闇の書の項を全て埋める必要があるな。まぁ、一番楽なのが項を全部埋めて無理矢理暴走させて管理人格も目覚めさせてバグも吹っ飛ばす。だろうね」
スカリエッティは闇の書のページをペラペラと捲りながらそう言った
「まぁ、全部埋めるかは君達の勝手だろうね」
パタン。と音を立てて闇の書を閉じた
「じゃあ、スカさん。一緒に……」
「協力してくれと。だがね、私も暇ではない。協力するのなら私にも何か報酬が欲しいものだ。勿論、先払いで」
スカリエッティはひなたの言葉を遮ってそう言った
もし、報酬が貰えるのなら、私は幾らでも力を貸そう。そう言った
「スカさんはどんなものがいいの?」
「まぁ、見せてもらって私の興味を引けたら。ということにしよう」
スカリエッティの興味を引くもの。六人の頭の中に浮かんだのは実体化ペン
「だ、駄目だよ!?」
五人の視線が実体化ペンに行ったところで祈梨が実体化ペンを両手で掴んで渡さない。と表現した
「ん~……他には……」
その時、祈梨、夢咲、シャロの頭の中に二年前の事が思い浮かんだ
それは、玲音の家に突撃した時の一コマだった
『ウルトラマンシリーズ本編に出てくるアイテム全部って……中々スペースが足りないんだよな……』
ウルトラマンシリーズ本編に出てくるアイテム全部
恐らく、その中には光線銃や合体戦闘機等の今の世の中では作り出すことができないオーバーテクノロジーで出来た代物が眠っている
『玲音(くん)(さん)なら!』
三人は全く同時に声をあげ、それに他の三人が少しビックリした
「スカリエッティさん!ちょっとついて来て!」
「きっと貴方の眼鏡に留まる物があるはずよ」
「そうと決まればれっつらごーです!」
「こ、こら、引っ張らないでくれ!」
三人はウーノにスカリエッティを借りると一言言って、約二年ぶりのアポなしの訪問に行った
「なのは……俺、すっごい悪寒がしてるんだけど……」
「そう?わたしは何も感じないけど……?」
ちょうどその時、玲音はなのはと共に玲音の家でゲームをやっていた
「あ、なのは。そろそろ回復した方がよくないか?体力やばいぞ?」
「大丈夫なの!このわたしが負けるわけ……」
「あ、バギクロス」
「にゃぁぁぁぁぁぁぁ!!?」
馬鹿だろ、お前。と玲音が一言なのはに言った
ちなみに、やってるのはファミコンのドラ○エだ
「うぅ~……なんでバギクロスなの……ここはメラゾーマとか……」
「いや、あいつはメラ系とドルマ系使わねぇし……」
文字通りorzになっているなのはの肩に手を置いて玲音は慰めた
そして、なのはは今度は負けないと言ってコントローラーを持って、
『おじゃましま~す!!』
「にゃっ!?」
「うぉっ!?」
そのコントローラーをビックリしたあまり、カセットの上に落っことした
その結果
『デレデレデレデレデレデレデレデーデン』
「え?何このお…………」
「このBGMは……」
玲音が苦笑いしながらテレビ画面を見た
結果、書かれていたのは
『おきのどくですが、ぼうけんのしょ03は消えてしまいました』
「うわぁ……」
まさに、子供の頃、玲音も何度か体験した事だった
最近のカセットでは洗濯機で洗ったり水につけたりしないかぎりセーブデータがなくなる事はないため、すっかり聞かなくなったBGMだ
「……玲音くん……わたしの冒険の書は?折角育てたパーティは?」
「お気の毒ですが……手の施しようが……」
その瞬間、なのはが俯いた。と、思ったら……
「ふ、ふふ……ふふふふ」
急に笑い出した
「な、なのは……?」
それに思わず後ずさる玲音
「やっほ~。ちょっと用事があって突撃……って、どういう状況?」
「レイジングハート?」
『M、Master?』
「セットアップ。カノンモード」
『A、All right』
なのはがバリアジャケットを展開。そして、レイジングハートをカノンモードにしてトリガーに指をかけ、その先を今さっき入ってきた七人に向ける
その瞬間、レイジングハートの矛先にスターライトブレイカーのスフィアが一瞬で出来上がる
「な、なのは……?そのスフィアは……?」
「すぐ死ね!今死ね!骨まで砕けろォォォォォ!!」
ひなたが恐る恐る聞いた瞬間、なのはがとち狂った
「スタァァァァライトォォォォ!ブレイカァァァァァァァァァ!!」
「人に向けてそれを撃つな!」
トリガーが引かれる瞬間、玲音がレイジングハートを蹴りあげ、照準を真上に変えた
瞬間、桜色の壊光線が玲音の家の屋根を突き破って空に登っていった
「わたしの冒険の書の恨みィィィィ!!」
「落ち着けなのは!俺がなんとかするから!家が穴ボコになって近所に迷惑出る前に止めろ!止めて!止めて下さいおねがいします!!」
玲音が止めての三段活用を言いながら、なのはを羽交い締めにする
「じゃあ今何とかして!」
「分かったから!レイジングハートを離せ!」
なのはがレイジングハートを渋々待機モードに変える
「全く……よっと」
玲音がカセットを抜き取る
そして、手から光線を発射し、もう一度カセットをファミコンに差して電源をつけ、タイトルを飛ばし、冒険の書03の存在を見せる
「ほれ」
なのはにコントローラーを渡すと、なのはは冒険の書03を読み込ませた
そして、次の画面には先程と変わりのないなのはの育てたパーティがあった
「よかった~……」
なのはは何時ものなのはに戻り、バリアジャケットも解除した
「はぁ……で、お前ら。くだらん要件なら異次元にご招待するぞ」
なのはが後ろでゲームをやってる中、玲音が突然押しかけた七人に聞いた
ちなみに、レボリウムウェーブを使えば異次元どころかブラックホールへのご招待も可能だ
「え、えっと……私の友達を助けたいから……その……玲音の持ってるアイテムを見せてもらいたい……って事なんだけど……(なのは……あれは完全に殺る目だった……)」
「そ、それで……出来たらそのうちの一つを貰いたいな~……って思っちゃったりしてまして……(なのはさん……相手にしたくないです。あの桜色の壊光線を受けたらトラウマ確定ですよ……)」
「駄目……かな?(なのはちゃん、ちょっと怖かったかも)」
「(僕は石僕は石僕は石僕は石僕は石)」
若干一名、心が崩壊してるが、玲音に要件を告げた
「友達を……?その友達ってのは……その車椅子の子か?」
「ぴぃっ!?(こ、殺されるゥゥゥゥ!!?)」
はやてはスターライトブレイカーが完全にトラウマとなったようだ
「回復魔法とかじゃ駄目なのか?」
「やったわ。しかも仙豆も使ったわよ」
「言っておくが……俺の持ってるやつの中にはご都合主義の塊みたいな物はねぇぞ?」
「えっと、実は……」
ひなたが先程スカリエッティ宅で話した事を噛み砕きながらも話した
なるほどね。と玲音は一言言った
「じゃあ、あんたがスカリエッティって人か?」
玲音がスカリエッティにそう言った
「うむ。私はジェイル・スカリエッティだ。しがない発明家だよ」
「光玲音。ただのしがない光の戦士さ」
一先ず、と言った感じで玲音は自己紹介をした
「んで、夢咲の友達のはやてって子を確実に助けるにはワクチンが必要で、ジェイルさんはギブアンドテイクのテイクが欲しいと。まぁ、それが普通だな」
「そういう訳だ。話が伝わりやすくて助かるよ」
「……まぁ、夢咲の友達を助けるためだ。ついて来てくれ」
玲音は軽く溜め息を吐きながら家に着た人達を案内した
なのははゲームをやっていた
そして、とある部屋にたどり着き、その部屋のドアを開けた
ちなみに、その部屋にたどり着く前にはやてとヴィータは自己紹介をした
「一応危険物が大量だからな。誤作動させたら星一つ吹き飛ぶ物もあるから注意してくれ」
軽く怖いことを言いながら、部屋の電気をつけた
中には銃やら鍵のような物やら棍みたいな物やら……物沢山だった
「ほう……これは興味深いね」
スカリエッティはウルトラキーを触りながら言った
「それは星吹っ飛ぶぞ」
『えっ!?』
はやて、ヴィータ、ひなたが思わず声を上げる
「そんなエネルギーがこんな鍵に……興味深いが、地球が無くなっては困るな」
スカリエッティは少し残念そうにウルトラキーを置いた
「だが、他の物は時間をかければ私でも作れそうな物が多いな……」
スカリエッティは夢咲達にそう言った
玲音はめんどくさそうに溜め息をはくと、何故かあったタンスから一枚のカードを取り出した
「ちょいと離れててくれ」
玲音は手を床につけて、手から光を流した
すると、床から謎の機械が浮き出てきた
「ほう……」
「一種の盗難対策だ。俺しか起動させる事は出来ない」
そして、その機械にカードを差し込んだ
すると、一部の床がスライドし、地面に階段が現れた
「この下に色々とある。来てくれ」
玲音はその階段を降りていった。それに続いて七人も降りていく
はやては夢咲がおぶってる
「そこの床は五分経てば元通りだ。帰りは俺しか開けられない」
階段のあるスペースは電気がついていて、明るかった
そして、長い階段が終わった
その先には真っ暗でだだっぴろいスペースがあった
玲音が指をパチン。と一回鳴らすと、照明がパッ!とついた
そこには、
「俺の持つ戦闘機達だ。スペースが無いんでここに置いてある」
ウルトラマンシリーズで数々の活躍を見せた戦闘機達が眠っていた
科学特捜隊が使った物からZAPの使った物まで、全て揃っていた
「アースラよりはそれなりに高性能だと思う」
「アースラというと、新型のL級次元航空艦かい?」
「流石に次元航空は無理だが、単機で月に行けるものから惑星間移動を前提とした輸送艦まである」
流石に基地となったものまでは無いけどな。と玲音は付け足した
それを見た祈梨、夢咲、シャロ、ひなた、はやて、ヴィータは絶句している
「どれかやるから。それでいいだろ?」
「惑星間移動……それを可能とする機体か……興味深いね」
「ネオマキシマ・オーバードライブ……ネオマキシマエンジンを搭載している。こいつ単機で地球から火星まで数十分から一時間で到着できる程だ」
「そんなエンジンが……管理局でも作られてないはずだが?」
「色々とあってな。陽子と反陽子を反発させて出来た光を推進力にしている……って俺は覚えてるけど……まぁ、そんなところか」
祈梨、はやて、ヴィータはそれがどれほど凄いのかよくわからないらしく、凄いな~的な目を向けていたが、既に中学生の学力を持っている他の三人はその規格外な性能にさらに呆れていた
月に行くのだってそれなりに時間がかかるのに単機で、さらに数十分でいけるなんて、一日もあれば太陽系突破だって出来るのではないか?なんて思ってたりした
「どうだ?」
「しかし、そんな代物……流石に一つ程度しか……」
「あ、五機くらいあるから……流石に愛着はあるけど、夢咲の友達を助けるためだ。一機くらいポンッと渡すさ」
ちなみに、ここにあるのは大怪獣バトルULTRA MONSTERSに登場した青色の機体、スペースペンドラゴン、赤色の機体、ゴースタードラゴン、黄色の機体、シースタードラゴン、同じく黄色だが、名前の分からない機体の四機
そして、大怪獣バトルウルトラコロシアムに出てくるスペースペンドラゴンの後継機、スペースペンドラゴンMk-Ⅱの一機。計五機だ
ちなみに、シースタードラゴンは訓練機だ
「五、五機かね……」
「青色がスペースペンドラゴン、そしてスペースペンドラゴンMk-Ⅱ、赤色がゴースタードラゴン、黄色のが訓練機のシースタードラゴン、あとあの黄色のもう一機は名前がわからん」
これにはスカさんもドン引き
「で、では訓練機のシースタードラゴンという機体を貰おうかね」
「訓練機でいいのか?」
「訓練機というのは、安全性が極端に高いのだよ。なんせ、訓練中に事故でも起きたら大変だからね」
「なるほどね。そんじゃ、シースタードラゴンはあんたのだ。大事にしてくれよ?」
「すまないね。大事に使わせてもらうよ」
と、シースタードラゴンはスカさんの物となった
「で、どうやって持ち帰ろうか……」
『あっ』
結果、スカさんが弄りたい時はここに来るようになった
そのため、スカさん用にカードを作って、地下に行くための機械をスカさん用にチューニングしたらしい
大怪獣バトルシリーズより、スペースペンドラゴン、スペースペンドラゴンMk-Ⅱ、ゴースタードラゴン、シースタードラゴン、キングジョーブラックに撃破された黄色のスペースペンドラゴン型輸送機です
今回は結構独自解釈が入りました。どこか違うのなら、ご指摘をもらえるとありがたいです
次回辺りから本格的にA'S編開始かな?それとも日常パートを挟むか……取り敢えず次回、お会いしましょう
年末までに更新できるかな……?