魔法少女リリカルなのは~転生者達の波瀾万丈な物語~ 作:白銀の勇者
原作組+ひなたが主体です
某日。聖祥大附属小学校にて
なのはは何時も通りにアリサ、すずかと登校し、席に座って談笑していた
「でね、その時セーブデータが……」
「昔のカセットだとあるわよね~」
「わたしはよく分からないや……」
と、いった会話をしていた
そこに
「やっはろ~、なのは、アリサ、すずか」
「あ、ひなたちゃん」
「おはよ。今日は珍しく早いわね」
「ま~ね~」
「ひなたちゃん、寝癖ついてるよ?」
「あ~……めんどくさくて直してないや」
ひなたの髪の毛は所々跳ねていた
いや~、髪の毛多いと直りにくくて~と笑っているひなた。直してあげるからじっとしててね。とすずかが手に鉄球を持ってひなたの背後にたった
「そ、その鉄球は?」
「冗談だよ?」
すずかは鉄球をポケットに戻すと鞄から櫛を取り出してひなたの髪の毛を梳かし始めた
「さらさらだね」
「手入れだけはしてるんだよ~」
「ひなたちゃん、髪の毛凄い長いから手入れって時間かからない?」
「すっごいかかるよ。一回洗うだけで三十分位」
「それはかけ過ぎじゃないかしら……?」
足首に届きそうな程ある髪の毛を触りながら、切ろうかな……とボソッと呟いたひなた
それを聞いたなのはが折角伸ばしたんだからそのままでいいんじゃない?と声をかける
ちなみに、ひなたの寝癖を直してたすずかは何処から出したのか霧吹きでひなたの髪の毛を濡らして寝癖を直しにかかっていた
「冷たっ!?その霧吹き、何処から出したの!?」
「気にしな~い、気にしな~い」
「大いに気にするわい!」
あはははと笑ってるなのはとアリサを横に、はい終わったよ。とひなたに声をかけるすずか
「でも、ほんとさらさら。シャンプーは何使ってるの?」
「ん~……適当に買ってるやつだからわかんないや」
「そこは覚えておこうよ……あ、枝毛」
「え?マジ?」
「ほら、これ」
「うそ~ん……」
枝毛があってちょっとショックを受けるひなた
「やっぱり、片手だとやれることに限界があるんじゃない?」
「あ~、最近とある人に義手を作ってもらったから家とかだとそれを着けてるよ」
「義手?」
「そういえば、この間見た時も右手があった気がするの……」
「学校だとおもちゃ気分で触られると嫌だから着けてきてないんだけどね」
「まぁ……私達も興味本位で見せてとか言いそうだし」
「プライベートであったら幾らでも見せてあげるよ?」
普通の学校だと少し珍しい会話をして、時に笑って時に巫山戯て叩かれてをしていると、勢い良くガララ!と扉が開いた
それを聞いて四人は全く同時に溜め息をつく
この時間帯でこの勢いのいいドアの開け方をするのは一人しか居ないからだ
「よう!俺の嫁達よ!」
それはひなた曰く、体験するとウザさが百倍分かる踏み台転生者、高坂だった
ちなみに、ひなたも転校(?)をしてからすぐに目をつけられ、嫁だとか色々と言われている
ひなたも容姿なら普通にトップクラスだ。本人に言えばんなことねぇよと言いながら手をぶんぶんと振るだろうけど
「なんの話をしてたんだ?」
「近付くな。変態」
「ちょっと来ないで」
「あっち行って」
「ぶん殴るわよ?」
上からひなた、すずか、なのは、アリサだ
ちなみに、教室の中で分かっている人物は一人もいないが、アリサの背後には指をポキポキと鳴らすスティッキー・フィンガーズの姿が
スタンドの事を知らない人物がそれを見れば、ただのホラーだろう
「どうしたんだ?そんなに照れちゃって」
「目ぇ腐ってるの?頭イってる?」
「そういえば叩いたら治るんだっけ?」
「なら飛びっきりのやつを叩き込んであげるの」
「ついでに
ひなたは飛びっきりの罵倒。すずかはいい笑顔で飛びっきりの毒を吐いた。なのはは片手にレイジングハートを握り込みながらブチギレてます的な笑で言い、アリサはもう本体も指をポキポキ鳴らし始めた
「それとも一人ずつ相手を……」
「すずか」
「うん」
すずかはアリサの声に合わせて、この時のためにポケットに入れていた鉄球を取りだし、回転させてアリサの前に差し出した
そして、アリサはスティッキー・フィンガーズの手を自分の手と同化させ、
「ジャイロボール」
「OVER DRIVE!!」
鉄球をぶん殴った。簡易版のジャイロボールオーバードライブだ
鉄球はアリサの拳の勢いを受けて、高速で高坂の顔面に突き刺さり、気絶させた
さして、気絶した高坂をなのはが手際よく素巻きにしてひなたが窓からそれをポイ捨てした
クラスメイトは何時もの事なので、特に何も言わなかった
そして、そこに先生が入ってくる
「は~い、皆座って……高坂君は?」
『素巻きにして窓からポイ捨てしました』
「何時もの事ですね。では、HRを……」
高坂のポイ捨ては先生公認だった
ちなみに、この先生は女性で、何度かなのは達の相談を受けたことがある。勿論、高坂についての事で
高坂のポイ捨てはこの先生がボソッと呟いた事が原因だったりする
教師がそれでいいのか
そんなこんなで授業が始まった
なのは、アリサ、すずかは普通に授業を受けているが、ひなたは……
(……暇。もうやったとこだし、一応転生前は優等生やってたし……大体覚えてるし……そうだ。寝よう)
一応いいところの進学校の優等生をやってたひなたにとっては小学校の授業で得るものは殆ど無いので、寝ることにした
得るものと言ったら、先生がたまに口にするうんちくとか専門知識程度である
そんな事を聞けるのは殆ど無いので、机に突っ伏してぐっすりと寝た
ちなみに、今は数学の授業で、先生がそんな大胆に寝てる生徒を見過ごす訳などなく、
「じゃあこの問題を……うん?暁!」
「ふぇ……?」
「この問題を解いてみろ」
ひなたが先生に当てられた。問題は小学三年生で習うものの中では結構難しい問題だった
が、
「えっと……5と6分の5」
暗算でこたえた
先生は正解だ。と言ってその問題の解説をする
ひなたはまた机に突っ伏して寝だした
帯分数なんて小学校以来使ったことねぇっての。と軽く心の中で愚痴りながら
そんな事を何回かやってると、今度は体育の時間になった
「ふぁぁ……今日ってなんだっけ?」
「サッカーね」
男子を追い出してカーテンも隙間なく閉めた教室で体操服に着替えながらそんな日常的な会話をする
たまに覗こうとするエロガキ……ではなくエロ小僧が居るのだが、窓もドアを全て鍵をかけて隠れれるところは全て封じた上で着替えてるため、覗きなんて出来た猛者はいなかった
いたとしても、発覚した瞬間に桜色の核爆発とそれに匹敵するビームと黄金の回転と車すらジャンクに出来る拳が何百発も叩き込まれた上で記憶がアリーヴェデルチするので、実質覗きは不可能なのだが
「ひなたちゃん、ちゃんと着れる?」
「案外出来るもんなんだよね~……っと」
ひなたは片手でモゾモゾと着替え終わった
実は結構練習してたりする
「そんじゃ、皆着替え終わってるみたいだし行こっか」
と、言いながら窓から外に飛び出そうとするひなたを三人が止める
「そこ窓だから!」
「飛び降りる気!?」
『せめて学校では普通にしようよ~!』
「あはは、ギャグだよ。ギャグ」
ちなみに、上からすずか、アリサ、なのはの念話だ
そして、ドアを開けて、中にはいれないか色々と試していた高坂の顔面をアリサが蹴り飛ばし、ひなたが男の象徴を踏み抜き、すずかが鉄球を顔面に叩き込み(教室に戻るように調整済み)、なのはが皆が見てないことを確認してディバインバスターを顔面に叩き込んだ
この間、一秒
ちなみに、四人の高坂を見る目は生ゴミを見る目よりも酷い
一部の紳士は喜ぶだろう目だった
「なんでひなたちゃんはあんなところを踏み抜くの?」
「急所なんだよ。急所。あわよくば使い物にならない事を……」
ひなたの言葉に三人が首を傾げるが、まだ知らなくてもいい事なのだよ。とひなたは言った
ちなみに、度重なるダメージで高坂のが使い物にならなくなるのは今から約二年後の話である
そしてサッカーは何事もなく開始された
高坂は何故かキーパーをやっていた
それに目をつけました、なのは、アリサ、すずか、ひなたの四人組
まずはすずかが器用に足でボールを回転させ、それをひなたがシュート。さらに魔力で色んな所をカバーしたなのはがさらにシュート。さいごにアリサが蹴るとみせかけてスティッキー・フィンガーズの拳で殴ってシュート
イメージとしては、某超次元サッカーのトリプルブーストを想像していただければ幸いだ
ボールは高坂の顔面に吸い込まれ、ボールは顔面で何秒か回転したあと、あろうことかすずかの元に戻り、それを五回ほど続けた後にゴールを決めた
高坂は保健室に行った。哀れ
その後は極平和なサッカーをやった
そして、時間はさらに過ぎて昼休み
学生にとっては恐らく至福の時間だろう。聖祥は弁当持参のため、給食は出ない
つまるところ、四時間目が終われば即弁当だ
「それじゃあ、わたしは玲音くんと食べてくるね」
「まったく、ラブラブね~」
にやにやしながらアリサがなのはを茶化す
「ち、違うの!」
「何が違うのかしら~?」
「うぅ~……」
「ほら、早く行ったら?」
「彼氏待たせる訳にもいかないでしょ?」
「もう……二人まで……」
なのははちょっと膨れっ面で教室を出ていった
それを追って高坂が俺と食おうぜとかなんとか言ってたが、なのはの素の一撃(ビンタ)で教室の端から端まで吹っ飛んだ
流石、並行世界ではスプーン一つで紙コップにデカイ風穴開けるだけの事はある
「……もうね。なのはって、魔王でいいと思うんだ」
「白いから白い悪魔ね」
「……ガ○ダム?」
なんて事を言いながら、三人は弁当を持って隣の教室に歩き出した
アリサはその最中、あれ?あの時のビンタってもしかして手加減されてた?本気だったら吹っ飛んでた?なんて考えていた
すずかはすずかでよく対峙した時に互角で戦えたな。なんて思っていた
そろそろこの二人の中でも魔王=なのはの方程式が立ちそうだった
これは余談なのだが、なのはが吹っ飛ばした高坂を見る目なのだが、最早生ゴミどころか汚物を見る目だった
ここまで嫌われるのは逆に珍しいと思われる
「やっほ~、来たよ~」
隣のクラス……祈梨達のいるクラスに三人が入った
「あ、来た来た」
「もう腹へったぜ~……」
「流石サイヤ人。燃費悪いわね」
「いや、サイヤ人が燃費悪いんじゃなくて俺自身が燃費悪いんだよ……」
「サイヤ人?」
「あ、気にするな。何でもないから」
まぁ座れや。と佑真の声で三人が座る
既に玲音はいない。高坂はなのはの一撃で完全にノックアウト。多分五時間は目が覚めないだろう
その日の昼食は
「うめ うめ うめ」
「もうさ……佑真の食べてるところ見るだけでお腹いっぱいだよ……」
「凄い食べっぷりだもんね」
「……足りん」
『えっ!?』
「……食べ残しがあったら……」
「夢咲!なんかとってきてくれ!」
「適当にとってくるわよ!」
カチッ、カチッ
「取ってきたわ!」
「って、石と砂ァ!?ま、まぁいい!ゴールド・E!全て林檎に変えろ!ってな訳でほい、佑真!」
「お、おう」
「認識阻害の魔法がなかったらって思うと……なんかもう想像出来ないよね」
佑真はゴールド・Eで作られた林檎に齧り付いた
原材料は石と砂なのに、全く躊躇なしである
「なんで佑真くんってそんなに食べれるんだろう……?」
「体質じゃない?」
祈梨は軽く流した
まぁ、体質っちゃあ体質なのだが、サイヤ人ならみんなこんなんである
と、そんなプチ事件はあったのだが、無事に昼休みは終わった
え?シャロ?アリサ(ローウェル)に連れ去られて行きましたよ?
そして放課後
さぁ、帰ろうと言うときに高坂が復活してきた
「よう!俺の嫁達よ!一緒に帰ろう……」
『うるさい』
アリサの飛び膝蹴り、すずかの助走をつけた目突き、ひなたの助走付きヤクザキック(的は股間)、なのはの問答無用の神速からの喉への正拳突きの四発を一気にもらい、高坂はダウン
なのはが神速を使った事はひなたも魔王だからと割り切った
その後はなのはは玲音と帰り、アリサ、すずかは條助と、シャロはアリサ(ローウェル)と、他は全員で帰った
高坂?夜まで気絶してましたよ
「あたしの台詞は?」
「私なんて最近空気よ?それよりはいいじゃないの……はぁ」
「アリサさん……」
「ってな訳で慰めなさい」
「え?どうやって?」
「そりゃああなた……」
「え?なんですか?その手錠。ちょっ、なんでベッドと固定させるんですか?なんかヤバイ雰囲気ですよね?小学生ですよ?あたし達」
「大丈夫よ。ちょっと既成事実を作るだけよ。それに女同士だし、法律にも引っかからないわよ」
「大丈夫じゃないですよ!アウトですよ!せめて大人になってから……ちょっ、ホントに止め……」
その後、なんとかしてシャロは貞操を守りきりました
惚れられるのは嬉しいけど余りにも積極的的なのは困る。とシャロは後に言っていたそうな……
やりたい事詰め込んだ結果がこれだよ!
なのはが段々とチートになってきてるのはギャグ補正です。真面目な所では神速とか教室の端から端まで吹っ飛ばすビンタとかは使用しません
最後はやり過ぎたと思ってます。反省も後悔もしてませんが
次回からやっとA'S編かな?
それでは、また次回、お会いしましょう。来年になるか、今年になるか、それは作者のやる気次第です