魔法少女リリカルなのは~転生者達の波瀾万丈な物語~ 作:白銀の勇者
「あ~……そういえば、今日はテストの結果張り出されるんだっけ?」
「ふふふ、今回も私が一位よ!」
(今回は一応本気出したけど……ま、見直ししてないし十位以内かな?)
「そうだったね。じゃあ、見に行こっか」
夏休みにもう少しで入るといった日。その日はテストの結果が廊下に張り出される日だ
最近は個表なんかで返ってくるのが多い中、この学校は張り出されるらしい
そんなこんなで何時もの四人組でテストの結果を見に行くらしい
ちなみに、先に言っておくと祈梨は三十位内、條助はギリギリの三十九位(英語が赤点ギリギリ)、他は手加減して二十位内に入っていた
あと、アリサ(ローウェル)は普通に全教科満点取っていた。流石天才
「あ、あそこね」
「人混みすごいね~」
(雷斗の時は赤点になるかならないか位の点を取ってたっけ……案外難しかったのは覚えてるよ)
「えっと……わたしは…………真ん中かな?」
「わたしは八位だったよ」
(ん~……僕は……うげっ)
ひなたが喋ってないのは寝起きだからだったりする
そして、順位は
一位 暁ひなた(499/500)
二位 アリサ・バニングス(495/500)
だった
(……ケアレスミス一個だけってなに……?五個くらいは軽くあると思ったんだけど……)
「ま、負けた……」
アリサがガクッと膝から崩れ落ち、地面に手をついた
リアルorzだった
「えっと…………ぶい」
「ひなたちゃんすご~い」
「何時もふざけてるからもうちょっと低いかなって思ってたけど……殆ど満点って凄いね」
「ん~……まぁね」
「く、くやし~~~~!!」
今度は立ち上がって地団駄を踏むアリサ
ひなたは眠そうに目をこすって、寝癖がついてないか確認し始めた
ちなみに、今の時間帯は昼休み。ひなたは全ての授業で居眠りして、当てられた時は普通に全部答えていた
「ひなた!今度は絶対に勝つわ!!」
「ん~……」
「ぐぬぬぬ……」
眠そうな目で返事を返すひなたに腹を立てるが、腹を立ててどうこうなる問題でもないので、すぐそばにいた生徒にスティッキー・フィンガーズで八つ当たりした。軽い拳骨で
八つ当たりされた生徒は後ろを振り向いたが、そこに誰か居るわけでもないので気のせいだと割り振って前を向いた
「それよりもお腹減った」
「そうだね。それじゃあ教室でお弁当にしよっか」
「今日は玲音くんいないし」
「へぇ、休みなの?珍しいわね」
「いろいろとあるんだって」
一方、その頃の玲音
「て、天井が崩れてきたぞ!」
「やっべ!走って逃げるぞ!!」
何処ぞの管理外世界の洞窟で落盤に合ってました
「ってか、今日はあっちの教室、祈梨と條助と佑真しか居ないのよね?あの三人が休みって……」
「とても風邪ひきそうに思えないけどね」
「ま、まぁ色々とあるんじゃないかな?色々と」
なのはは何処か明後日の方角を向きながら言っていた
一方、休んだ三人は
「シャロ~……疲れた~……」
「だから来ない方がいいって言ったんですよ?アリサさん」
「仕方ない。我の背に乗れ」
「そうするわ~」
シャロに無理言ってついてきたアリサ(ローウェル)であった
そして、落盤にあった玲音はというと
「落とし穴の下、竹槍で満載だぞ!」
「なんで管理外世界にこんな人工物があるんだよ!」
「地球みたいなもんだったんだろ!ジャンプしないと串刺しだぞ!」
「だぁぁぁ!!なんか魔法は使った瞬間デリートされるしトラップ満載だし!もう帰りてぇぇぇぇぇ!!」
「うるせぇ!こっちだって飛べないし帰りてぇよ!!」
二人の息の合った(笑)コンビネーションでトラップを避けていた
そして、夢咲は
「今回は早く帰って来れたわね……でも、はやて」
「ん~?」
「何故私はあなたに膝枕してるのかしら?」
「そこに膝があったからや」
「恥ずかしいのだけど……?」
「同性やし別にええやろ~。柔らか~い」
「ちょっ、そんなグリグリしちゃ駄目!くすぐったい!」
(……何をやっているんだか、この二人は……)
「う~祈梨ちゃんもひなたちゃんも居ないし、チンクちゃんは来れないみたいだし……暇~……」
中々カオスだった
最後にチンクだが、
「ドクター……何を食べても何も感じないのですが……」
「う~ん……中々味覚が戻らないね……私のチンクの味覚をここまで破壊し尽くすとは……」
「チンクちゃん、災難ね~」
「全くだ」
チンクの味覚は完全にシャマルクッキーで破壊されていたらしい
どうやら、シャマルクッキーは戦闘機人にも有効打を与えれるらしい
(超遠距離念話を自力で繋いで念話してみたらいろんな意味で凄いことになっていたでござるの巻。一名有り得ないのが百合になりかけてるし。シャロは分かってたけど)
「ひなたちゃん、また寝てる?」
「こいつ、夜寝てるの?」
「さぁ……?」
(う~……あっちがどうなってるかすっごい気になる……)
ひなたは寝たふりして念話で現在の状況をヴォルケンリッターから聞いていたようだ。ちなみに、夢咲の事を聞いて思わず吹いた後にニヤけてしまったのはどうでもいいことだ
ちなみに、ヴィータと玲音だが、最深部で金銀財宝を見つけたらしい。持って帰って地球で換金してから皆にも分けると言っていたが、多分半分以上は二人が隠し持つだろう。ヴィータの声がすっごく悪者っぽかったのは記憶に新しい。二人が金銀財宝を前に小悪党みたいな顔をしているのが鮮明に浮かんだ
(……あ~……寝たふりしてたら眠くなってきた……このまま午後の授業も寝ちゃお。授業、復習の復習みたいでつまんないし)
暫くすると、ひなたは寝息をたて始めた
その五秒後くらいにアリサがひなたの額に水性マジックで目を描いて地面に転がり回って笑ったのは本当にどうでもいい事だろう
そして、授業中
「じゃあ、この問題を……暁さん、お願いします」
「……ふぇ?あ、はい」
ガタッとひなたが立つ。それと同時に教室のあちこちから笑い声が
「……?」
「あ、暁さん……こ、これ……」
先生が笑いをこらえながら手鏡をひなたに渡す
それで自分の顔を確認すると天津飯のように水性マジックで描かれた三つ目の目が
ちなみに、かなりリアルだったりする
ひなたは無表情、さらに無言で先生に手鏡を返すと、いい笑顔でアリサの首根っこを掴み、そのまま問答無用で教室の外に連れていった
暫くして、二人の猫のような声と何かを引っ掻く音かほぼ同時に聞こえた
そして、数分後、体中に引っ掻き傷をつけてボロボロで戻ってきた二人にとやかくいう者は居なかった
落書きは落としてあった
「えっと……ここの答えは?」
「32+9×10-2=32+90-2=122-2=120」
「せ、正解です」
ムスッとした顔でスラスラと答えたひなたは椅子に座ると、黒板に書いてあったことだけをノートに写すと、また寝だした
一応、ノートによる内申点は欲しいらしい
「全く……なんであんなにリアルな目を額に書いたかな……」
「あんな寝てるのにいい点とってるあんたが悪いのよ」
「あ~負け犬の遠吠え~」
「なんですって!?」
「なら次のテストでオール百点でも取ってみれば?まぁ、今度は見直し有りの本気でいかせてもらうけど」
「上等よ!今度こそ負かせてあげるわ!」
「勝てるものならね。くぎゅさん?」
「くぎゅってなによ!」
「くぎゅはくぎゅ。くぎみーとも言う」
「だから何か説明しなさいって!」
「だが断る。だが、くぎゅは全員ツンデレだ」
「だからくぎゅって何よ!後私はツンデレじゃない!」
「虚無の魔法使いしかり、武偵のSランクの緋弾さんしかり、手乗りタイガーしかり、炎髪灼眼しかり」
「このっ!人の話を聞きなさいよ!スティッキー・フィンガーズ!!」
「はっはっは、無駄無駄~」
「逃げんな~!!風穴開けて爆破させて燃やしてやる~!!」
「あの二人……仲いいのか悪いのか……」
「……キマシタワー」
「え?」
「あれ?わたしは何を……?」
「……未来はこんなに平和なのね」
「な、なのはちゃん?」
「あれ?わたしは何を……」
どうやら、ひなたが持たらした電波は若干二名に別世界の二人の言葉を喋らせ、一人を一時的に呼び出したらしい
ひなたは見えてないスティッキー・フィンガーズの拳をぬるりぬるりとよけている
そんなこんなで一日は終わるのだった
「ひゃっほ~い!!これで一生遊んで暮らせる~!!」
「おいおい、皆にも分けるんだろ?」
「あぁ、分けるぜ?ダイヤ一個位」
「お主も悪よの~」
「お前に言われたかねぇぜ~」
『ぐへへへへ』
だが、二人の体が埋もれる程のこの金銀財宝の山は玲音の分は銀行の肥やしになり、ヴィータの分ははやてにバレて八神家接収されたとさ。ちゃんちゃん
アリサ(バニングス)が無意識に電波を受信し、すずかが何処からか電波を受信し、なのはになのはが惨劇回避したところの梨花さんが一瞬憑依しました。それだけ
一応、アリサ(ローウェル)は今後策士としてはやて側につく予定です
次回辺りに管理局介入か、なのは強化プランの発動です