魔法少女リリカルなのは~転生者達の波瀾万丈な物語~ 作:白銀の勇者
序章3を1話にしておけば良かったと少し後悔
第1話
数日後、知り合ったばかりの祈梨、夢咲、シャロはシャロの家に集まっていた
で、今回はその三人が主役である
三人は、シャロの家に何故か作られている畑(予定地)に居た
「一人暮らしなんだ……」
「まぁ、一人暮らしの方が気が楽と言いますか……祈梨さんもその内分かるかな~……なんちゃって」
「まぁ、祈梨はまだ子供だし、転生前は親と会ったことなんて無いのでしょ?まだ一杯甘えなさい」
「なんか、同い年の子に言われると違和感しか無いかも……」
「ふふ、言われてみるとそうね」
そんな感じの、少し可笑しい会話が続いていた
が、視線の先では少しどころでは済まない光景があった
「それしても、桑が一人でに農業してるって……シュールかも」
「使えるトイズは使わないと損ですよ」
その他にも植物の種が一人でに撒かれてたり一人でに水撒きされてたり、明らかに頂上現象が起きてるのだが、事情通の二人は特に何も言わなかった
「まるでポルターガイストね」
そんな事をいいながら、夢咲は魔法で紅茶を生み出し、リボンで作ったカップに入れて一人で飲んでいる
夢咲も大概だ
「皆凄いな~」
『実体化ペン持ってるやつが何を言う』
実体化ペンはその気になれば核爆弾だろうが怪獣だろうが生み出せてしまう凄い物である
しかも、爆発紙飛行機を弾幕のように放つことも可能だ
だが、原作、ケロロ軍曹に登場する実体化ペンの持ち主、サブローのような才能がなければそんな事はまず無理だ
「それにしても、シャロの家……畑がある以外は普通ね」
「夢咲さんの家も普通じゃないですか」
「祈梨の家は……言わずがなね」
転生者だからといって特別な家に住んでるなんて事はない
シャロの家は畑が庭にある以外はごく普通の家だった
「……野郎共の家……気にならない?」
夢咲の言葉にシャロと祈梨が反応する
「た、確かに……」
「何かありそう……」
お前らはあの二人に何を望んでいる
だが、そんなツッコミを入れてくれる人物はこの場に居る訳もなく、三人は頷いた
誰かこいつらを止めろ
「じゃあ行きましょうか」
三人は何かある。そんな確証もない事を心の中で思いながら、三人は玲音と條助の家に向かっていった
ちなみに、椅子から降りる際、シャロのバインドのトイズを着地地点に置くというイタズラは夢咲の未来予知にて回避されたそうな
その頃、玲音はと言うと、
「お前らは可愛いな~♪」
自分のペット(?)である三匹を、抱き締めて愛でていた
そんな中、
『おっじゃましま~す!!』
あの三人が入ってきた
「ホワァ!!?」
いきなりの来客に奇声が上がる
自分のペット(?)ははっきり言ってこの地球には存在しない生物だ
だから、その三匹を何とか隠そうとしたが……
「あ、居た居た」
見付かった
幸いにも、三匹を自分の背中に隠すことは出来た
が、その内一匹は鳥類のため、飛ばないように祈っていた
「なんだ……普通じゃない」
「え~……もっと派手なものかと思ったんだけど……」
「がっかりしました!」
「何だよ!人の家に勝手に上がり込んできて文句言うな!!」
退屈なのか、来客に興奮したのか、ペット(?)達が暴れだす
そして、
「ガオー」
ペットの鳴き声らしき物が出た
「あ、今何か……」
「き、気のせいだ!」
だがしかし
「キュー」
今度は違う鳴き声が聞こえた
「いやいや、だって……」
「マジで!!」
だが、不幸は続く
「ピー」
二度あることは三度ある。まさにそれだった
「夢咲さん!捕獲!」
「オーケー……レガーレ!!」
玲音の足元から黄色のリボンが生まれ、玲音をその場で縛り上げる
「ウォイ!!」
「さて、じっくりと見ましょうか」
と、三人は玲音の後ろに回り込んだ
玲音が手に持っていたのは……
「ガオー」
「キュー」
「ピー」
人形のように小さな、見たことの無い生き物だった
一匹は全体が茶色で、何処か恐竜みたいな姿をしている
そして、もう一匹はクリーム色の肌に、黒色の模様。頭のアンテナのような物がくるくる回っていた
最後の一羽は鳥だった。鳥。何処か孔雀っぽい
「あら、可愛いじゃない」
「み、見られた……」
「お手っ!」
「って、なんでですかー」
夢咲は満足したのか、玲音の拘束を解いた
玲音も諦めたのか、三匹を手から離した
「はぁ……見られたものは仕方ない」
「でも、見たこと無い動物ですね」
と、シャロは手頃なクリーム色の動物を抱いていた
「あぁ、ちょっとな。名前は茶色のがゴモラ。シャロの抱いているのがエレキング。飛んでるのがリトラだ」
と、玲音は三匹の名前を教える
知ってる人は知っているあの三匹だが、三匹とも、人懐っこい性格だった
「もうちょっと可愛い名前の方がいいと思うんだけど」
と、祈梨が提案する
「良いんだよ。元から決まってるしな」
と、玲音がリトラを指の上に乗せて話す
「可愛いだろ?」
「えぇ、ほんと」
と、夢咲はゴモラを抱き上げていた
そんな中、祈梨が部屋の隅に立て掛けてあったドデカイ鍵を発見する
持ってみたが、かなり重かった
「玲音くん、なにこれ?」
「って、それは触るな!危険だから!」
「ふぇ!?」
祈梨は急の警告にびっくりして鍵を落としそうになるが、なんとか持ち直して元の場所においた
「ウルトラキー……片付けるの忘れてた……」
ウルトラキー。それは惑星すら破壊することが出来る強力な鍵である
「ウルトラマンシリーズ本編に出てくるアイテム全部って……中々スペースが足りないんだよな……」
と、彼はウルトラキーを軽々持ち上げ、触られないように別の部屋に移した
危険物だから投げて片付けるなんてことはしなかった。まぁ、危険物じゃなくてもしないが
そして、彼の神様からもらったおまけはウルトラマンシリーズのアイテム全てだった
そうなると、ゴモラ、リトラ、エレキングが居るということは確実に『あれ』がある
「で、お前らはまだ居座るのか?」
「居てもいいんなら居るわよ?」
「ゴモラちゃん達可愛いし♪」
「はぁ……虐めるなよ?」
『は~い』
彼は、ウルトラマンシリーズのアイテムを収納してある倉庫を整理しようと動いた
ウルトラベルやらカラータイマー(単品)等々、あっても困るような物がたくさんあるため、どうしようか、迷う彼だった
ちなみに、祈梨達は……
「じゃあ、次は條助くんの所に行く?」
「そうね。また変わったものが見れるかもしれないし」
と、三人はソファに座ってたが、抱き抱えていたゴモラ、リトラ、エレキングを離して立ち上がった
「またね~ゴモラちゃん」
「いい子にしてるのよ?」
「また来ますね」
と、三匹に言うと、彼女達は玲音に何も言わずに出ていった
まさかの家主をガン無視である
そして、ある程度の整理を終えて戻ってきた玲音は……
「……あれ?居ない」
三匹で戯れているゴモラ達を見て、呆けていた
そして、祈梨達はというと……
『おっじゃましま~す!!』
「ブーッ!!!」
再びアポ無し訪問をして飲み物を飲んでいた條助はそれに驚き吹き出した
「な、何をするだァーーーー!!許さんッ!!」
「え~……」
ネタに走った條助は置いておくとしよう
そして、アポ無し訪問を仕掛けた三人は……
「普通……」
「普通ね……」
「普通ですね……」
普通な家に少し不満を吐いていた
「おいテメェ等。歯ァ食いしばれ。ビンタしてやっからよォ~」
「あ、何か矢が飾ってある」
「石の矢……?」
「多分土産物ですよ」
ちなみに、矢は矢尻しか無かったが、それなりに立派に飾られていた
が、三人ともそれだけかと呟くと、條助の家を出ていった
「……何がしたかったんだ。あいつら」
彼はゴールド・エクスペリエンスと共に自分が吹き出した飲み物を拭きながら、疑問を思わず口にした
そして、出ていった三人は……
「……農業してますね」
「じゃ、見学してるわ」
「わたしも~」
三人はまたシャロの家に戻り、トイズでの全自動農業の見学をした
何とも唐突な自宅訪問は呆気なく終わった
魔法少女まどか☆マギカより、紅茶とレガーレ
ウルトラマンレオ、ウルトラマンFERよりウルトラキー
大怪獣バトルよりバトルナイザー
ジョジョの奇妙な冒険より謎の矢尻と名言、「な、何をするだァーーーー!!許さんッ!!」でした
こんな感じで初めてでたものは元ネタを紹介していきます
そして、玲音の神様のおまけはウルトラマンシリーズのアイテム全部でした