魔法少女リリカルなのは~転生者達の波瀾万丈な物語~   作:白銀の勇者

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やっと……やっとスペースペンドラゴン出航……

あと、今回はゲストキャラが一人います


第45話

「どうだ?シャロ。飛ばせるか?」

「マニュアルも暗記しましたし、あたしのおまけなら楽勝です。各部異常なし、武装展開テスト……完了、異常なし。エンジン出力安定。システムオールグリーン。大丈夫ですね」

 

スペースペンドラゴン、ブリッジ。ここに居るのは玲音とシャロの二人

 

シャロはスペースペンドラゴンの最終チェックをしていた

 

彼女の神からのおまけはミルキィホームズにでてくるジーニアス4、通称G4のメンバー四人のスキルだ

 

大体IQ1300位(自称)の頭脳、乗り物と拳銃のスキル、武道合わせて50段の実力(シャロ自身が発揮しきれない)、コンピュータに関するスキルの四つだ

 

この四つはON/OFFが可能で何時もはIQ1300万(自称)は切ってある。今回初めて使ったが、本当にスラスラと覚えれた事から本当にIQ1300億(自称)の学習能力は凄かったようだ

 

そんなIQ1300兆(自称)と乗り物&コンピュータスキルの重ねがけはまさにこのスペースペンドラゴンにはうってつけだった

 

「んじゃ、後はあいつらを呼ぶか」

「あ、最後にペダニウムランチャーの起動テスト、艦長の許可が要るみたいなのでお願いできますか?」

「あ~……俺じゃないんだよ。艦長は」

「え?じゃあ誰が……あ、もしかして」

「んじゃ、あいつら呼んでくるわ」

 

玲音は今日スペースペンドラゴンに搭乗するシグナムと夢咲以外の、外で待機している人達を呼びに行った

 

そして、皆が入ってくる

 

「うわ~……すっご~い」

「よくアニメで見る戦艦みたいね」

「まぁ、輸送船だけどな」

 

アリサの言葉に玲音が訂正を入れるが、聞いてない

 

「あ、祈梨にはこれ」

「え?」

 

祈梨が玲音からカードのような物を貰う

 

顔写真が乗るところは真っ白だが

 

「艦長パス。マスターキーとペダニウムランチャーの起動キーになるから」

「えっ!?」

 

まさかの艦長パスに驚く祈梨。他はやっぱり。といった感じだった

 

祈梨はわたわたとしてたが、玲音に無理矢理艦長席に座らされる

 

「大丈夫だ。艦長と言っても皆に指示したりするだけだ」

「それが大変なんでしょ!?」

 

祈梨が怒りながら叫ぶが、まぁまぁと言って落ち着かせる

 

残りの人物はそこら辺の空いた席に座った。アリサはシャロの隣に座った

 

「そんじゃま、行きますか」

 

玲音は艦長席の横に立ったままだ

 

「総員、シートベルト着用!」

 

玲音の言葉に全員がシートベルトをつける。玲音は立ったままだ

 

「スペースペンドラゴン、次元航空エンジン始動!」

「次元航空エンジン、出力安定してますよ~」

「スペースペンドラゴン、発進!」

「はいはい。りょーかいで~す」

 

スペースペンドラゴンの前方に次元空間に繋がる穴が出来上がる

 

そして、そこに突っ込んだ。玲音は立ったまま

 

「アバーーーーーーーー!!?」

 

 

 

 

「い、痛かった……」

「なんで座らなかったの?」

「なんか、お約束じゃん……艦長の横に副艦長がいるって……ついでにあんな感じにやってみたかった」

「……男の子ってたまに分かんないところがあるの……」

 

次元空間に入るときに発生した揺れで立っていた玲音はあっちこっちに吹っ飛ばされて頭打って悶絶して、そんなの関係ないと言わんばかりにまた吹っ飛ばされて……

 

そんなのを繰り返して次元空間内で船が安定した時はボロボロだった

 

そして、今はなのはが膝枕

 

「エンジン出力安定。艦の装甲にも異常はなし。後はオートパイロットモードに切り替えておきますね……あれ?通信?」

「通信?何処から?」

「待ってください……場所特定。ここから八時の方向。数は一……げっ」

「どうした?」

「次元航空艦、アースラです」

『えっ!?』

 

なんとも運の悪い事にアースラが滞在してるすぐ横の宙域を移動していたのだ

 

実は、スカさんはレーダーを付け忘れていたのだ。まぁ、気付かなかった玲音が悪い

 

「一応通信、繋ぎますね」

 

シャロがキーボードをカタカタと叩き、音声だけをつなぐ

 

『こちら時空管理局所属、アースラ艦長、リンディ・ハラオウンです。そちらの所属を名乗ってください』

「運悪いなぁ……ったく、なのは。出てやれ」

「え?わたし?」

「顔割れてるのお前しかいないんだ。頼む」

「わ、分かったよ」

 

なのはを指定の席に座らせ、インカムを耳に付けさせる

 

が、ちょっと大きすぎて仕方なくマイクの部分を口元に近づけるだけにした

 

「えっと……リンディさん?」

『な、なのはさん!?何故そこに!?』

「わたしが協力してるのがこの艦の人達なんです」

『だからクロノ達が接触できなかった訳ね……』

 

ちなみに、なのはだが、先日は玲音の家に泊まったため、クロノ達に会う事は無かったのだ

 

『……なのはさん?協力してる相手は……闇の書の主かしら?』

『!!?』

 

その場にいた全員が驚いた

 

それもその筈。闇の書の事は口外していない

 

だから、知る由も無かったのだ

 

ヴォルケンリッターがお前らか?と転生者達を見るが、全員首を横に振る

 

『どうなの?』

「えっと……」

 

なのはが玲音の方をチラリと見る

 

分かった。と一言言ってなのはからインカムを受け取る

 

「こちらスペースペンドラゴン副艦長、光玲音」

『玲音さん!?あなたまで!?』

「そこまで情報漏れてるなら隠しても仕方ないだろ。悪いが、これもあいつを助けるためだ。全力で逃げさせてもらう」

『待ちなさい!』

「次元空間を抜けろ!宇宙空間で逃げる!」

『あなた達、何をしてるのか分かってるの!?』

「友達を助ける!それだけだ!」

 

玲音が無理矢理通信を切る

 

それと同時にスペースペンドラゴンとアースラが次元空間を抜ける

 

「アースラ、接近中!」

「全力で逃げる!各員、シートベルト着用!通信は俺がやる!」

「分かりました!」

 

玲音がなのはを自分の膝の上に無理矢理座らせてシートベルトをする。他の皆は既に座っていた椅子のシートベルトを装着する

 

「ジェットコースター苦手な人はごめんなさい!」

 

ネオダイナモ・ドライブを起動。全力で宇宙空間を駆け抜ける

 

中のみんなにそれなりのGがかかる

 

「アースラは追いついてません……五分後にもう一度次元空間に入って完全に撒きます!」

「あ、火星」

『えっ!?』

「あーもう!立たないでくださいよ!」

 

火星がチラリと見えて、それを見るために皆が席を立つ

 

シャロも見たいのだが、操縦に必死である

 

(あ、そうだ。あの人にアースラの足止め頼もっと)

 

なんか余計な事を考えているひなただった

 

そして、五分後、次元空間に入り、完全にアースラを撒いた

 

一方、アースラでは

 

「レーダーで追跡不可能……逃げられました」

「な、なんなの?あの速さは」

 

スペースペンドラゴンの速さに唖然としていた

 

ネオダイナモ・ドライブの生み出す速度は最新と言ってもいい次元航空艦、アースラを撒いたのだ

 

アースラは宇宙空間での活動も可能で、宇宙空間でもそれなりの速さで移動できるのに、撒かれた

 

「あんな機体、管理局のデータベースにもありませんでしたし、従来の次元航空艦よりも格段に速い……調べてみる価値がありそうですね」

「頼むわ。エイミィ」

 

リンディが軽くため息をつきながら艦長席に座る

 

すると、ブリッジに続く扉が開いた

 

「おい、リンディさん。あいつらは見つかったか」

「あら、高坂さん。見つけたは見つけたけど……次元航空艦に乗ってて……逃げられたわ」

「なんだと!?」

 

高坂は声を荒らげて驚いた。が、驚いたのは逃げられた。というところではなく、次元航空艦に乗って。の所だ

 

(次元航空艦!?ヴォルケンリッターにはやては次元航空艦なんて持ってないはず……まさか、あのモブ共か……)

「現在、彼等の向かった方に進んでます。あなたは待機しておいてください」

「チッ……」

 

高坂は舌打ちをして去っていった

 

ちなみに、佑真は地球で條助、アリサ(バニングス)、すずかと食事中だ

 

 

 

 

次元空間。その中に一人の男がいた

 

男は黒い仮面を被り、マントを羽織って、手にカードのような物を持っていた

 

ちなみに、仮面は某ギアスの方が着けているあの仮面だ

 

「さて、あいつに頼まれた事だし、いっちょやるか。アポカリプス、セットアップ!」

 

男の右手に巨大なキャノン砲、左手にも巨大な六連ガトリング砲が二丁。そして、男と同じくらい大きなブースター。体はブースターに固定されている

 

すぐにアースラが次元空間に入ってきた

 

「ターゲットロックオン……ブリッジは外す!」

 

瞬間、左手の二丁の六連ガトリング砲が火を吹いた

 

そして、アースラでは

 

「め、メインエンジンに何かが被弾!大破しました!」

「な、何ですって!?」

 

いきなりの衝撃にブリッジがそう慌てする

 

それもその筈。次元空間でいきなり攻撃をくらったのだ。慌てない筈がない

 

「まずはメインエンジン大破。次は武装を全て大破させるか」

 

男に取り付いているエンジンが起動し、移動を開始する

 

「くっ、不本意だけど……全砲門展開!」

「い、いいんですか!?」

「何とかして無力化して捕らえるわ!」

「り、了解!」

 

アースラについているビーム砲が姿を現す

 

「そこか」

 

男がキャノン砲を構える

 

「撃っていいのは撃たれる覚悟があるやつだけだ!」

 

男は右手のキャノン砲から砲撃が発射された

 

その砲撃が全てのビーム砲を潰す

 

「そ、そんな……ビーム砲全壊!」

「あ、相手はどんな艦なの!?」

「そ、それが……相手は一人の魔導士です!」

「そんな馬鹿な!」

 

アースラがさらに慌ただしくなる

 

普通、次元空間内に人なんて居ない。と、言うか次元空間に来る物好き自体が少なすぎる

 

「最後だ」

 

ブースターに付いているハッチが開く

 

「Mミサイル……行け!!」

 

そのハッチから三十発以上のミサイルが発射され、アースラのサブエンジンに被弾する

 

「後は放っておけばいいか……さて、依頼は果たしたし、帰るか」

『鬼ですね』

「うるさい。知り合いからの依頼だし、管理局が使う金が少し増えただけだ」

 

男は転移魔法を発動。何処かへ転移していった……

 

 

 

 

「あ、アースラが大破。帰っていきます」

『はぁ!?』

(おぉう、流石……仕事が早いこと)

 

実は一度振り切ってから気付かれないようにアースラのほぼ真後ろを移動していたスペースペンドラゴンだが、シャロがアースラが何者かにより大破、管理局の本部に帰っていく所を確認した

 

全ての元凶であるひなたは感心してたが、他は唖然としていた

 

「あ、それ僕の差し金だから無視していいよ~」

「……まぁ、これで邪魔は減った。いい事だ」

「ちゃんと殺さないように釘は打ったから気に病まなくてもいいよ」

 

誰も死んでないと釘は打っておくひなた

 

それに皆がまぁいいか。と気持ちを入れ替えた

 

「じゃあ、近くの管理外世界に停泊します。帰りは転移でお願いします」

 

そして、新たな場所での蒐集が始まった




探偵オペラミルキィホームズより、ジーニアス4(言葉だけ)でした

ちょっとスペースペンドラゴンについて簡単に解説します

スペースペンドラゴンは本来複座式ですが、スカさんが弄りまくった事で一つの席で操縦、攻撃、輸送、通信など、すべてが出来るようになり、ブリッジには結構たくさん椅子があります。そして、各席で役割を分けて本来の複座式のように扱う事も可能です。例外はペダニウムランチャーだけです

そして、アースラを大破させた魔導士ですが、現在コラボしている方の作品の主人公です。ヒントは終焉者

次回は一気に物語が進展するかな?ネタが無ければ進展しそうです

では、また次回、お会いしましょう
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