魔法少女リリカルなのは~転生者達の波瀾万丈な物語~   作:白銀の勇者

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今回からA'S編は終盤……かな?


第47話

「しっかしまぁ……暇だな」

「そうだね……」

「仕方ねぇさ。待つしかない」

 

ヴィータ、玲音、なのははスペースペンドラゴンの中で待機していた

 

佑真はあれから他の仲間を補足できてないらしく、管理局側は現れない。スペースペンドラゴンにも突撃してこない

 

先日、シャロが潜入して入手してきたデータはすぐにはやて側に見せられた

 

別にこちらの戦力が多少割れてる事はまだ黙認出来た。が、許せなかったのは自分達が闇の書を使って世界をめちゃくちゃにしようとしてる。という嘘情報だ

 

玲音、夢咲、ひなたは子供の言う事をそうも簡単に信じるか……?と軽く頭を抱えたが、他の仲間の怒りを着火させるには十分だった。が、殴り込みに行ったところでどうこうできる問題ではない。まずははやてを救う事が先決だった

 

そのため、全員が急いで蒐集をしている。その成果もあってか、残り八十ページまで蒐集を終わらせることができた

 

このペースで行けば八月上旬には闇の書は完成し、スカさんの作ったワクチンを打ち込み、はやてを救う事ができる。そのためのワクチンは既にスカさんが送ってくれた

 

「俺達が出来るのは待つだけだ。完成したら思う存分暴れまくるだけさ」

「あぁ……悔しいがそれしかないな」

「でもずっと待ってるのは暇なの……」

 

グデーと椅子を二個使って寝転がるなのは

 

玲音が暇潰しになのはの腹をくすぐりながら、片手でとあるCDを取り出す

 

「ま、こいつでも聞いて待つか」

 

玲音はCDプレイヤーを起動してCDを中に入れ、再生する

 

流れて来たのはlovin you lovin meという曲だ

 

「あ、いい曲なの」

「だろ?」

(走り続けていく……全ての答えはこの胸にあるから……か。今のアタシ達みたいだな)

 

三人は暫く、その曲に聞き入っていた

 

「まさに今の俺達みたいだよな。走り続ける答えは俺達の胸の中にある……」

「そうだな。はやてを助ける。そんな答えのためにアタシ達は走り続けている」

 

なのはは曲を聴きながらぐっすりと夢の中に

 

「……何か食うか?」

「じゃあアイスを頼む」

「分かった。バニラでいいか?」

「おう」

 

玲音が立ち上がり、食堂まで歩いていく

 

ヴィータはその間に玲音がCDを取り出した所を覗き込む

 

「うぉ、一杯ある……」

 

勝手に聞いたら怒るだろうと思い、ヴィータはそれ以上は探らなかった。代わりに置いてあった水性ペンを手にとってなのはの額に魔王と書いておいた

 

「取ってきたぞ~……って何してんだ?」

「落書きだ」

「なのはが起きる前に消しておけよ……って、魔王か……何故だろう。ピッタリすぎる」

「奇遇だな。アタシもだ」

 

何故ピッタリなのか分からず頭をひねるが、答えは出ず、ヴィータと玲音は椅子に座ってアイスを食べ始めた

 

なのはの落書きが消されたのはその後だった

 

そして、なのはの落書きが消され、玲音のCDを順に聞いていると、急にヴィータが念話を受け取った

 

念話の主は待機班でもあるザフィーラだった

 

「わり、念話だ」

『どうした?ザフィーラ』

『ヴィータ!主が狙われている!』

「なんだって!?」

 

ザフィーラからの急な念話に思わず声が出る。玲音が何事かと目を見開き、なのはが飛び起きた

 

ヴィータは近くのホワイトボードに文字を書きながら念話を続けた

 

『どういう事だ!』

『何故か知らんが主の家が特定された!今はランフォードが食い止めてるが、相手が多過ぎる!』

 

ヴィータは念話の情報を整理して書き写していく

 

それを見て玲音となのはが目を見開く

 

『至急来てくれ!』

『分かった!皆を呼び集めてすぐに行く!』

 

念話は途切れた

 

「マズイぞ……皆を呼び集めるぞ!」

「俺もウルトラサインで呼び出してみる!」

 

事態は最悪な方向へ転がっていた

 

 

 

 

数時間前、地球のアースラ仮拠点にて

 

「シャロンさんには逃げられ……くっ、てがかりは零……」

 

このままでは闇の書が完成してしまう。玲音達は行動を起こしていない。シャロに至っては何処で覚えたのか気を消している

 

どうにも出来ない状態だった

 

(チッ、このままだと……仕方ない。はやての事をばらす)

 

そんな中、高坂が動いた

 

「……ん?おい、闇の書の主を見つけた」

「なっ!?」

 

あたかも不自然に、しかも急に高坂が声を放った

 

その場にいた全員が高坂に注目する

 

「誰なんだ!?」

 

クロノが詰め寄る

 

「地球にいる八神はやてだな。確かに闇の書を持っている」

「……分かりました。エイミィ、八神はやてさんの住居を割り出して。武装隊達は準備を」

 

高坂は見えないところで不敵に笑っていた

 

 

 

 

一方、はやて宅では

 

「ん~……これならどうや!」

「あ、ロンです」

「んなアホな!」

「まぁ、ダブルリーチだもの。危険牌分からないから仕方ないわ」

 

何故か麻雀をやっていた

 

倉庫を漁ったら一式出てきたらしい

 

メンバーもはやて、シャロ、アリサ、ザフィーラと丁度四人だったため、ちょうど良かった

 

「あかん!このままやとわたしのおやつが!」

「ふっふっふ、これは貰いましたよ。さぁ、次です、次」

 

シャロが悪い笑顔でジャラジャラと牌を混ぜる

 

そして、次の局へ。親はシャロだ

 

(あ、またダブルリーチ……いけます!)

「リーチです!」

 

点棒と共に牌を突き出す

 

すると、はやてが自分の牌とシャロが捨てた牌を交互に見比べ……

 

「ロンや」

「な、なんですって!?」

「国士無双や。しかも人和なんてついとるわ~」

 

シャロがガックリと項垂れる

 

まさかの国士無双だ。さっき奪った点が利子をつけて返されていった

 

「あたしのおやつ~……」

「大丈夫よ、シャロ。一緒に食べましょ?」

「アリサさん……」

「あーはいはいバカップル!」

 

はやてがイラッとしながら牌をかき混ぜる

 

そして、空気なザフィーラだった

 

そして、次の回。親ははやて

 

「今度はわたしがダブルリーチや!」

「あ、私もダブルリーチ」

「あたしもです」

「すまん、ツモだ」

『地和……だと?』

 

なんて事をやっていた時だった

 

ザフィーラが何かを察知した

 

「これは……結界か!?」

「え?」

「な、なんでここに!?」

「分からん……が、主が危険だ」

「あたしが出てきます。またあの仮面男かもしれませんし」

 

シャロが左手の拳と右手の拳を打ち付けて席を立ち、玄関へ行った

 

ザフィーラははやてとアリサを連れて庭に出て、シャロの方で何が起こってるのか聞き耳をたてた

 

そして、シャロは

 

「誰ですか!人がおやつの争奪戦をしてる時に!」

 

怒るのそこかよ。と思える理由で飛び出していった

 

そこに居たのは、佑真、條助、アリサ(バニングス)、すずか、フェイト、アルフ、ユーノ、高坂も含めたアースラの武装隊だった

 

「……これまた随分と団体で来たものですね……」

「闇の書の主、八神はやてを渡してもらおう」

「ッ!!?」

 

何故知っている!?と叫びたくなったが、声を出すのを堪える

 

「や、闇の書の主?ここにはいませんけど?」

「とぼけるな。こっちには情報提供者がいる」

 

クロノが高坂をチラ見する

 

シャロはやはりお前か。とツッコミたくなったが止めた。ツッコミよりもあの馬鹿の股間にぶら下がってる振り子を焼却したい衝動に駆られたからだ

 

「……嫌だと言ったら?」

「君も捕まえて八神はやても捕まえる」

「……やれる物なら……やってみろ!」

 

シャロは無理矢理幻惑のトイズで自身のトイズを暴走させた

 

PKではおそらく佑真を止められない。だから、ここは一人ずつ確実に潰していく

 

クロノのかかれ!という声と共にまずは武装隊がシャロを包囲する

 

が、包囲される前にアローのトイズを発動。計五本の矢を作り出し、放つ

 

その五本の矢は全て弾かれたが、それは陽動。すぐに矢を弾いた内の一人の懐に潜り込み、鳩尾に拳を叩き込み、気絶させる。その気絶した隊員の頭を軸に逆立ちしたまま回転して周りの三人程を一気に蹴散らす

 

その間に放置されるが、シャロは地面に向かって思いっきり拳を叩きつける

 

その瞬間、大規模の地震が発生し、武装隊はそれに怯む

 

その隙にバウンドのトイズを周りに展開。アローのトイズを発動し、回転しながら速射。全てのバウンドのトイズにアローを通す

 

その効果で超加速した矢は包囲していた全ての武装隊を吹っ飛ばした

 

「雑魚じゃ相手にならないわ……」

 

ひび割れ、砕けたアスファルトの上で矢を構えた

 

「シャロ……あんた、本気なのね」

「守るべき者が居るのよ。その人の為に倒れる訳にはいかない。止める訳にはいかない。その人を守るためなら……仲間だろうと手に掛ける!」

 

シャロはアリサ(バニングス)に向けて矢を射る

 

アリサはスティッキー・フィンガーズでそれを叩き折った

 

「なら、悪いが力づくで倒させてもらう」

「……恋人の為なら限界だって超えれる……見せてあげるわ。あたしの本当の全力を!」

 

シャロの言葉が戦いの火蓋を切った

 

最初に高坂が突っ込んできた。そして振るわれる剣を引きながら避け、矢を射る。が、全てプロテクションで防がれる

 

その隙にアリサが後ろに回り込み、スティッキー・フィンガーズの拳を振りかぶる

 

そして、その拳が振るわれた瞬間、翼を生やして飛び上がり、それをかわす。拳は高坂の顔面に打ち付けられた

 

飛び立ち、矢を射ろうとしたが、真上に佑真が待ち構えていた

 

しかも、かめはめ波を準備済みで

 

「かめはめ波!!」

「このっ!」

 

シャロはそれをオーバーヘッドで蹴り付けて直撃を逸らす

 

が、すぐにフェイトがその隙を突いてバルディッシュを振るう

 

それを右手で防いで左手でフェイトの手をつかみ投げ飛ばそうとする。が、アルフが拳にオレンジの魔力をまとわせ突撃してくる

 

それをフェイトを盾にして防ごうとする

 

アルフはコースを変えて下に向かっていった。が、すぐに反対から條助がゴールド・エクスペリエンスを発現させて突撃してくる

 

それもフェイトを盾にして無理矢理條助を止める

 

が、真上にいた佑真がシャロの後ろに回り込んで既に拳を構えていた

 

フェイトを盾にする事も間に合わず、中途半端に振り向いたせいで佑真の拳が鳩尾に食い込み、吹き飛ばされる

 

「げっ……は……」

 

アスファルトにめり込むが、休んでる暇を与えてもらえない

 

すぐにクロノが砲撃を放ってくる

 

それを急いでアスファルトから抜け出し、バク転しながら砲撃をよける

 

拳をもらった腹が痛む。シャロのトライアセンドは力が増すだけでなく、体の耐久度や皮膚の高度等など、怪力を振るっても体が壊れないように調整される。勿論、打たれ強くもなるのだが、佑真の一撃はかなりのダメージとなった

 

ハイパーセンシティブを使ってもこのざまだ。相手の攻撃が速すぎて対処しきれてない

 

バク転を止めて腹を抑える。が、律儀に止まってくれる相手ではない

 

目の前ではアリサとすずかが一直線に並んでいた

 

「ごめんね……ジャイロボール……!」

 

すずかが鉄球を投げる

 

そして、

 

「せめて恨まないでね……OVERDRIVE!!」

 

アリサのスティッキー・フィンガーズがそれをさらに打ち出す

 

速すぎてよけられない。シャロは両手を突き出して鉄球を掴もうとする

 

鉄球が手に触れる。その瞬間握り込むが、威力を殺しきれない

 

思わず弾かれ、体が吹っ飛ぶ

 

「チェーンバインド!」

 

何もできない状態なのに、右手にチェーンバインドが巻き付く

 

「ごめん!」

 

チェーンバインドを巻き付けた張本人のユーノがチェーンバインドを両手に持ってシャロを分回す

 

そのバインドを切断しようとするが、トライアセンドで強化した腕力でも引きちぎる事が出来ない

 

成すがまま。そのまま地面に叩きつけられた

 

肺の中の空気が殆ど外に飛び出していく

 

右手のチェーンバインドが外され、逃げようとした時にはもう遅い。既にアルフが目の前に

 

「ごめんよ……!」

 

直後、魔力が纏われたオレンジの一閃がシャロの腹に叩き込まれた

 

「がっ……!」

 

肺の中の空気だけじゃなく、口から血が吐き出される。それ程の一撃だった

 

アルフはすぐに引いたが、吐血する程の一撃に一瞬意識が飛んだ。が、無理矢理意識を繋ぎ止めて立ち上がる。が、またもや目の前には條助が

 

最早ハイパーセンシティブが機能しなくなっていた

 

「すまん、シャロ!」

 

ゴールド・エクスペリエンスの拳がシャロの胸元に叩き込まれ、糸の切れた人形のようにシャロの体が吹き飛ぶ。が、なんとか拳をアスファルトに突き刺して吹き飛ぶ体を止める

 

が、斜め前に無数のフォトンスフィアを展開したフェイトが

 

「ごめんね、シャロ……フォトンランサー……ジェノサイドシフト!」

 

フェイトが独自で進化させたフォトンランサー・ファランクスシフトの発展系の魔法、フォトンランサー・ジェノサイドシフトが発動された

 

全てのフォトンスフィアから何十発、何百発ものフォトンランサーがシャロに吸い込まれていく

 

そして、フォトンランサーの掃射が止められた。爆煙でシャロの姿は見えない

 

が、フォトンランサー・ジェノサイドシフトはこれで終わらない

 

さらに五つの雷の槍が展開される

 

「くっ……スパーク……エンド!」

 

フェイトがバルディッシュを振り上げ、振りおろした

 

その瞬間、五つの雷の槍がシャロのいた場所に突き刺さり爆発

 

シャロはその槍で吹き飛ばされ、ボロ人形のようにゴロゴロと地面を転がっていき、自然に止まった

 

「……気分がいいもんじゃ……ないな」

「そうだな……」

「……すまないが、八神はやてを確保しに行くぞ……」

 

クロノが気絶してる高坂をポイッと放り投げて呼びかける

 

そして、八神家に入ろうとした時、足音が聞こえた

 

それも、シャロが転がっていった方から

 

「負けられ……ないのよ……」

 

口から血を吐きながらも、シャロは立ち上がった

 

既に服はボロボロ。露出してる肌も傷だらけ

 

そんな状態でも、立ち上がった

 

「まだ立つの……?」

「何が……何がお前をそこまで……」

「愛する人の……ためよ……」

 

今にも倒れそうなのに、シャロは踏みとどまった

 

「……せめて、後一撃で……気絶させてやる」

 

佑真が両手にかめはめ波を一つずつ作り出す

 

そして、それを一つにして構える

 

10倍かめはめ波だ。ただのかめはめ波ならシャロはまた立ち上がる。だったら、オーバーキルとも言えるこの技で確実に気絶させる

 

心の中で謝り……そして愛する者のためにそこまでして戦ったことを尊敬しながら、10倍かめはめ波を放つ用意をする

 

「10倍!かめはめ……」

 

その瞬間だった。何かが後ろから飛び出してシャロに斬りかかった

 

それは高坂だった

 

「高坂ッ……!」

 

クロノにポイ捨てされた時、何故か目覚めてしまったのだ

 

そして、高坂はそのままシャロを非殺傷の剣で斬った

 

「そこを離れろ!シャロは俺の一撃で楽にしてやるんだ!」

「うるせぇ!黙ってろ!モブ野郎が!」

 

シャロは斬られても倒れなかった。が、高坂はそんなシャロをもう一回斬り飛ばす

 

シャロはまた数メートル吹っ飛んだ

 

「止めるんだ!高坂!流石にやりすぎだ!」

「オリ主の俺に指図すんじゃねぇ!」

 

高坂はシャロの手を掴んでそのまま持ち上げた

 

「愛する者……?俺以外にか?浮気か?」

「あた……しの……こいびとは……アリサ……さん…………だけ……」

 

最早言葉を口から紡ぎ出す気力すら切れかけていた

 

「この俺に惚れてるくせにか?」

「だ……れが……おまえ……なん……か……」

「……まぁいい。そんなやつにはお仕置きが必要だなぁ?ア?」

 

高坂はシャロをまるで木の枝を投げるように少し上に投げると、そのまま砲撃魔法を撃ち込んだ

 

そして、また地面に倒れ伏したシャロに追い討ちと言わんばかりに砲撃を撃ち込む

 

「高坂ァァァァ!!何してやがんだァァァァ!!」

「黙りやがれ!オリ主の俺にモブ如きが指図出来ると思ってんじゃねぇぞ!!」

 

佑真を金色の気が包む

 

「高坂!それ以上シャロに手を出したらテメェをぶっ潰す!」

「それ以上はただの暴力だ!止めろ!」

 

條助とクロノが叫ぶ。が、高坂は無視して三発目の砲撃をシャロに撃ち込んだ

 

最早シャロは指一本動かせる気力が無かった

 

「俺は……」

 

佑真を包んでいた金色の気がさらに大きくなる

 

「俺は……!」

 

佑真の髪の毛が一瞬金色になり、戻りを繰り返す

 

そして、

 

「俺はもう完全にブチ切れたぞ!!高坂高貴!!」

 

その瞬間、髪の毛の殆どが逆立ち、瞳の色が緑色に変わった

 

怒りによって目覚めたサイヤ人の変身した姿。スーパーサイヤ人

 

「佑真……その姿……」

「へ、変身……した?」

 

いきなり佑真がスーパーサイヤ人となった事で周りの皆が唖然とする

 

その間にも、高坂は四発目の砲撃を撃とうとしている

 

そして、放たれた瞬間、佑真の姿が掻き消え、次の瞬間には高坂の砲撃を殴って逸らしていた

 

「テメェ!何しやがる!!」

「何しやがる……だぁ?それは俺のセリフだ」

 

佑真の心の中は澄み切っていた。高坂への怒りによって

 

「散々シャロを痛め付け……こんなになるまで魔法を浴びせ続け……テメェは罪悪感がねぇのか?」

「罪悪感?これはお仕置きだ。モブは引っ込んでろ!!」

「……こいつはな……ただの少女だぞ……それをこんなになるまで追い討ちして……」

 

その瞬間、金色の気がさらに膨れあがった

 

「テメェは人として腐りきってやがる!!」

「黙りやがれ!!モブがこの俺様に指図してんじゃねぇぞ!!」

「モブだオリ主だか訳わかんねぇことほざいてんじゃねぇぞ!!テメェは俺がぶっ潰す!!」

 

高坂がまたも何も考えず突っ込む

 

佑真は高坂の振るった剣を人差し指と中指で受け止める

 

「なっ!?」

「吹っ飛べ!!」

 

空いた片方の手で気の塊をぶつけて吹っ飛ばす

 

そして、吹っ飛んだ高坂の真下に回り込み、上に蹴りあげ、すぐに高坂に追いつき、踵落としで蹴り落とした

 

「テメェには特大のモンをくれてやる!!」

 

両手を左右に広げる

 

その両手にバチバチと雷の塊のような気が出来上がる

 

それを一つに重ね合わせ、かめはめ波の体勢を取る

 

「ファイナル!かめはめ波!!」

 

ファイナルフラッシュとかめはめ波が組み合わさった超ベジットの必殺技、ファイナルかめはめ波

 

それが高坂に直撃し、爆煙を巻き起こした

 

そして、佑真が着地する

 

「終わった」

 

爆煙が晴れると、そこには真っ黒焦げでバリアジャケットのほとんどが無くなり、白目向いて気絶してる高坂の姿があった

 

ファイナルかめはめ波をくらって原型を残してるとは……意外とタフなのかもしれない

 

「流れるように決めたな……」

「だが、高坂はそれなりの事をした。当然だ」

 

クロノの言葉にうんうん。と全員が頷いた

 

佑真はスーパーサイヤ人を解除せず、シャロが転がっている方を見たままだ

 

「来たか」

 

その瞬間、赤、ピンク、緑の光が現れた

 

その光が止むと、そこにはスペースペンドラゴンで蒐集をしていた者達が並んでいた

 

「くっ!増援か!」

「シャマルさん、シャロを」

「はい!」

 

シャマルがシャロの元へ行く

 

「ようやく来たか……さぁ、楽しもうぜ?戦いを」

「やっぱスーパーサイヤ人は気性荒くなるみたいだね……」

「みたいだな。佑真は俺がやる」

「じゃあ、私は……そうね。條助をやるわ」

「私はあの金髪の少女とやらせてもらおう」

「んじゃ、アタシはそこの守護獣だな」

「僕はユーノやっとくよ」

「わたしはアリサちゃんとすずかちゃん」

「私は……消去法であの黒いのをやる」

「……わたしは?」

「わたしと一緒にアリサちゃんとすずかちゃんの相手をしてくれると助かるかも……」

「じゃあそうするね!」

 

結果、玲音対佑真、夢咲対條助、シグナム対フェイト、ヴィータ対アルフ、ひなた対ユーノ、なのは&祈梨対アリサ&すずか、チンク対クロノとなった

 

八対八のバトルがはやての家の前で行われようとしていた

 

 

 

 

「わたしの家壊さんといてよ!!?」

「結界の中なので心配は無用です。主」




ドラゴンボールより、スーパーサイヤ人、ファイナルかめはめ波でした

シャロが一時的に離脱です。翌日には復活しますけどw

そして、佑真が怒りでスーパーサイヤ人に覚醒し、高坂は再起不能。死んではいません

さらにスーパーサイヤ人を一人で相手にすることになった玲音

高坂は祈梨、夢咲、シャロ、ひなたも自分に惚れてると起きたまま寝言ほざいてやがります。アリサ(ローウェル)にはまだ接触が出来ていません

では、次回に続きます

いや~、戦闘描写って難しい
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