魔法少女リリカルなのは~転生者達の波瀾万丈な物語~   作:白銀の勇者

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はい、更新です


第50話

時は少し飛んではやての通院日

 

この日ははやてを含めたスペースペンドラゴンに搭乗していたなのは、フェイト、アルフ以外の人物が病院に行くはやてについて行っていた

 

なのはとフェイトはレイジングハート、バルディッシュのカートリッジシステムの最終チェックがあるため、今日は不在だ。アルフはフェイトの付き添い

 

「涙目でぷるぷる震えて顔が真っ赤のチンクちゃん……見たかったかも」

「絶対に見せん!と、言うか人前でやらん!」

「僕が発狂した後、チンクがなのはにエアライ○でフルボッコにされて……」

「ヤメロー!!」

「……馬鹿ばっかだな」

「まぁ、いいんじゃない?」

「そうですよ。警戒しすぎてキョロキョロしてるよりは」

「リラックスも大事よ」

「こいつら何時もリラックスしてる気がするんだが?」

 

転生者組とチンクとアリサは何時も通りにどうでもいいような話題で盛り上がっている

 

シャマルはそれを見て微笑ましく思い、ザフィーラは大型犬という扱いになっているので何も言わず、ヴィータははやての車椅子を押してシグナムは忘れ物が無いか確認している

 

「えっと、皆はわたしが診察してる時はどないしてる?」

「大人数で入る訳にもいかないし……外で待ってましょうか」

「私達は主の付き添いをする。三十分もあれば終わるだろう。待っててくれ」

 

ヴォルケンリッターははやての付き添い、他は病院の外にあるベンチに座る事にした

 

多分、麻痺がどうのこうの言われるのは今日で終わり、次に来た日からはちゃんと回復していくことだろう

 

なのは達のデバイスの最終チェックも今日中に終わるらしく、明日闇の書のページを全て埋めて、明後日に事前準備も全て済ませ、完璧な状態で、さらに無人世界で闇の書の闇との決戦。それが残りのスケジュールだった

 

そして、はやては病院についたため、ヴォルケンリッターと一緒に中に入っていった

 

他は病院の外のベンチに座って待つようだ

 

 

 

 

「う~ん……それじゃあ、何時もの薬だけ出しておくから、次の通院日もちゃんと来てね?」

「分かりました」

「あ、あとシグナムさんかシャマルさんは少しだけ残ってくれる?」

「はぁ……構いませんが」

 

はやてとヴィータは出ていき、シグナムとシャマルが残った

 

「何でしょうか?」

「実ははやてちゃんの麻痺……段々と上半身に向けて進行してるみたいで……」

「……やはりですか。大体予想はしてましたが」

 

予想というのは嘘でスカさんからの情報だ

 

「このまま麻痺が進行すると……来年の四月まで持つかどうか……」

「きっと大丈夫です。先生が一生懸命はやてちゃんのためにやってくれてますから」

「……とにかく、暫くは今までと同じような治療を続けますね」

「はい。今日もありがとうございました」

 

その間、はやてとヴィータは

 

「……はやて、ちょっとトイレ行ってくる」

「走っちゃ駄目やで?」

「分かってるって」

 

ヴィータはトイレのある方にある気だし……すぐそばの階段を上がって屋上まで走った

 

手には待機状態のグラーフアイゼンが握られている

 

「……出て来い」

 

ヴィータは前を見ながらそう言った

 

「やっと来たか。鉄槌の騎士ヴィータ」

 

その後ろに何時かの仮面の男が現れた

 

「何が目的だ?」

「決まってる。闇の書とその主の……永久封印だ」

 

瞬間、グラーフアイゼンを起動。一瞬で仮面の男にグラーフアイゼンを後ろを振り向きながら叩きつける。が、グラーフアイゼンは男の手で受け止められた

 

その時、仮面の男は一人なのが確認できた

 

ヴィータは騎士甲冑を纏いながらバックステップで距離をとる

 

「後少しなんだ!だから、テメェはここでアタシが潰す!!」

 

騎士甲冑の展開が完了。何時もの騎士甲冑が現れ、グラーフアイゼンを男に向ける

 

「闇の書の守護騎士……いや!夜天の守護騎士。鉄槌の騎士、ヴィータと黒鉄の伯爵、グラーフアイゼン!はやてを守るためにテメェをぶっ飛ばす!!」

 

既に結界は張られている。そして、ヴィータの横に青色の狼……外で待機していたザフィーラが現れる

 

「待たせたな」

「おせぇよ」

「結界が無ければ我はろくに動けん。分かってるだろ」

「言ってみただけだ。あと、お前らもな」

 

仮面の男が何かを察したのか横へ飛んだ

 

その瞬間、男が居た場所を斬撃が走る

 

「すまんな」

「でも、ちゃんと間に合ったわよ?」

 

シグナムとシャマルも屋上に現れた

 

「役者はそろったな」

「そうだ。テメェをぶっ潰すための役者……」

 

次の瞬間、四人はバインドされた

 

そして、四人の後ろにはもう一人の仮面の男

 

「……気付けよ」

「その言葉、レヴァンティンで打ち返すぞ。ヴィータ」

「最初に来たのはお前だろ」

「止めろ!カッコつけたのが恥ずかしくなるから!!」

 

ヴィータは顔真っ赤。恥ずかしくて顔を抑えようとしても手が動かない。哀れ

 

「後はお前らのリンカーコアでこれを完成させる」

 

そして、後ろの男の手には闇の書

 

「や、闇の書!?」

「何故……ま、まさか寝取ら……」

「シグナム!どっからその知識を得たんだよ!!」

「主はやての部屋からだ!本に書いてあった」

「はやては何時も何読んでんだよ!!そして何でお前は入ってんだよ!アタシも一冊だけ読んじゃったけどさ!!」

「闇の書!帰ってきて!三百円あげるから!」

「シャマル!三百円じゃ帰ってこねぇだろ!!」

 

仮面の男の手の上でウロウロしだす闇の書

 

「ちょろいなオイ!!」

「我らは五百円だ」

 

ピタッと仮面の男の手の上で止まる闇の書

 

「買収されてんじゃねぇよ!!」

「ふっふっふ……なら盗さ……隠れて撮影したはやてちゃんの寝顔写真ならどう!?」

「お前は何してんだよ!!」

 

凄い勢いでシャマルの元に行こうとする闇の書。それを必死に止める仮面の男

 

「なんで釣れるんだよ!可笑しいだろ!」

「それは闇の書もはやてちゃんが大好…… 」

「本だよな!?あれって本だよな!?」

「デバイスだ」

「知ってるよ!!」

「えぇい!無理矢理蒐集してくれる!!」

 

ボケ合戦してるヴォルケンズを放置して仮面の男が無理矢理闇の書を開いてまずはザフィーラから蒐集を始める

 

「ぐおお!!?」

「ザフィーラ!!」

「わ、我が生涯に一片の悔い無しィィィィ!!」

「何で最後もボケるんだよぉぉぉ!!」

 

ザフィーラは蒐集され、消えていった

 

そして、次はシャマル

 

「うっ!?」

「シャマル!」

「どうせならもっと盗撮しておけばよかった……」

「テメェははやてに粛清されろ!!」

 

シャマルも蒐集され、消えていった。どうやら、盗撮の常習犯だったようだ

 

そして、次はシグナム

 

「ぐっ!」

「シグナム!」

「せめて主はやての部屋にあるあの小説を読み切るまでは……」

「はやては一体何を買ってるんだよ!!気になるわ!!」

 

ヴィータを除くヴォルケンリッターはボケ倒して消えていった

 

「もうさ……喉が痛いんだよ……なんであいつらは急にボケに目覚めてアタシはツッコミに目覚めてんだよ……意味わかんねぇよ……特にシャマル」

「最後はお前だ。鉄槌の騎士」

「……ここまでか」

 

くっ……と声をもらす

 

「おっと、ゲストが来たようだな」

 

え?と声をもらすヴィータ。そして、病院の屋上につながる扉が一人でに開く

 

「は、はやて……!?」

 

そこに居たのは階段を上るため、車椅子から下りて這って来たはやてだった

 

「な、なんでここに……?」

「シグナムとシャマルがトイレ行くって言ってたのに屋上に行くのが見えたから……それよりも、これはどういう事なん?シグナムとシャマルは?」

 

はやての問にヴィータは答えれず、俯くばかりだった

 

「よく見ておけ。これが他のヴォルケンリッターが歩んだ最後だ」

 

そして、見せつけと言わんばかりにヴィータがはやての見てる前で蒐集される

 

「うっ……!」

 

ヴィータが足元から段々と消えていく

 

「ヴィータ!?」

「はやて……逃げ……」

 

逃げろ。そう言う前にヴィータは消えていった

 

そして、闇の書は完成した

 

「な、なんで……」

 

はやての前に闇の書が浮遊していく

 

「いや……うそや……」

 

闇の書が光を発する

 

「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

『Freilassung』

 

 

 

 

「この結界固い!!」

「もう形振り構ってられん!ひなた!変われ!」

 

結界の外では。ひなた達が結界の中に侵入しようとしていたが、閉じ込めるタイプの結界らしく、中々侵入できなかった

 

試行錯誤していたひなたと玲音が交代する

 

「ワイドショット!」

 

そして、結界の一部をワイドショットで破壊した

 

そしてアリサを残してそのまま結界に侵入。屋上まで一気に飛んだ

 

そこで見たのは

 

「ッ!テメェら!」

 

仮面の男と黒色の魔法陣を展開しているはやてだった

 

「不味いよ!闇の書が完成してる!」

「何だと!?」

 

ひなたが皆にそう伝える

 

仮面の男は何処かへ去っていった

 

「あっ!あいつら……!!」

「まって!ここはチンクが追って!僕達があれを……」

「分かった!」

 

チンクがボードに乗って仮面の男を追う

 

そして、はやての姿形が変わっていく

 

背がかなり伸びて髪も銀色に。目の色が赤色に変わる

 

「な、なんなのよ……」

「あれが闇の書が暴走した姿だよ……しかも劇場版仕様なんてね……」

 

左手にはパイルバンカーのようなものがある。そして、傍に闇の書

 

「また……全てが終わってしまった……一体……幾度……こんな悲しみを繰り返せばいいのだ……」

「ほ、本当にはやてなの?」

「このセリフ……玲音!バリアを!」

「我は闇の書。我が力の全ては……主の願いの……ままに」

 

玲音がひなたの支持を受けてシールドを張り、その前方にひなたがプロテクションを打ち出し、全員で玲音の後ろに避難する

 

「デアボリック……エミッション」

 

 

 

 

「止まれ!ランブルデトネイター!!」

 

チンクの投げたナイフが仮面の男二人の前方で爆発し、足を止めさせる

 

「くっ……」

「あっちが心配だからな……五分で片付ける!」

 

両手一杯にナイフを握り込む

 

チンク対仮面の男二人の戦いが始まった




はい。何故かシグナム、シャマル、ザッフィーがボケました。なんでボケにしたんだろう?

そんなこんなで闇の書が暴走。さぁ、次回からラストスパートです

あと、最近ブレイブルーにハマりました。持ちキャラはラグナとレイチェルです
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