魔法少女リリカルなのは~転生者達の波瀾万丈な物語~   作:白銀の勇者

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一話だけかと思った?残念、連投です

長くなるかと思ってわけたらそうでもなかった


第51話

「無事か?」

「な、なんとかね……」

「それにしてもすっごい威力ね……」

「そりゃ、闇の書の意思だもん」

 

デアボリック・エミッションの衝撃はシールドの後ろにまで軽く伝わってきた

 

「やるしかないみたいね」

 

夢咲はソウルジェムを掲げる

 

「初めての正真正銘の全力よ……!!」

 

ソウルジェムが桃色に光り、すぐに白と桃色が合わさったような光りに変化する

 

ソウルジェムを胸元に持っていくと、ソウルジェムが弾け、夢咲の体を包む

 

次の瞬間、夢咲は純白のドレスを身にまとっていた

 

胸元が少し空いて、そこにはソウルジェムが。そして、背中には半透明の羽

 

円環の理と呼ばれるとある世界での魔法少女を導く神のドレスだった

 

シャマルクッキーを食べた時に本人からこの力をほんの少し分けてもらってたのだ

 

そして、さらに円環の理から分けてもらった力

 

「みんな、行くわよ」

 

背後にシャルロッテ、キャンデロロ、オクタヴィア・フォン・ゼッケンドルフ、オフィーリア、ホムリリィと呼ばれる五人の魔法少女の成れの果て……魔女が半透明に姿を現す。円環の理に居合わせた人物から授かった力が形を成した物だ

 

「いっちょ派手に行きますか!!」

 

玲音はウルトラマントを羽織り、ウルティメイトゼロブレスレットを装着する

 

「目を覚まさせてあげましょうか!」

 

シャロの両眼が光り、トイズが発動する

 

「戦うのはちょっと辛いけど……」

 

祈梨も懐にある爆弾のストックを確認する

 

「助けてあげよっか!フルドライブ!」

 

ひなたもカートリッジを噛み砕き、フルドライブする

 

「なのは達は?」

「まだ時間かかるだろうし、当分は僕達だけだよ」

「まぁいいわ。やるわよ!!」

 

夢咲の背後のオクタヴィアが指揮をするように大剣を振るう

 

その軌跡に五線譜の道が紡がれる

 

「パッソ。アレグロ。クロックアップ。クロックダウン。時間遅延!」

 

素早さ、そして時間に関する魔法を片っ端から使い、夢咲が突っ込む

 

「ロッソ・ファンマズマ!」

 

そして、さらに幻惑魔法、ロッソ・ファンマズマが発動され、夢咲が十三人に分身

 

手にはそれぞれがサーベルを持っている

 

『かわせるかしら!!?』

 

十三人の夢咲が闇の書の意思を囲む

 

そして、全員が同時にサーベルを振るう

 

が、闇の書の意思はその場から掻き消えた

 

「所詮は幻惑だ」

 

闇の書の意思は本体の後ろにいた

 

(クロックダウンに時間遅延をつけても見きれない……!?)

 

そして、闇の書の意思の手には真っ黒なグラーフアイゼン

 

「フランメシュラーク」

 

炎をまとった黒いグラーフアイゼンは夢咲に振るわれる

 

その夢咲の前にオクタヴィアとオフィーリアが飛び出し、フランメシュラークを大剣と大槍で防御する。が、余りの威力に夢咲は吹っ飛ばされた

 

「くっ!ひなた、祈梨、援護頼む!」

「うん!」

「任せて!」

 

その間に追い討ちが行かぬように玲音とシャロの前衛組が突っ込んだ

 

そのまま接近して二人が同時に、されどお互いの邪魔をしないように攻撃していく

 

が、闇の書の意思はそれを全て見切る

 

そこにひなたの連続砲撃と放物線を描いて落ちていく爆弾が加わる

 

それでも闇の書の意思は全てよけていく

 

「当たらないんだけど!?」

「あ、ストック尽きた……」

 

ひなたが軽くキレて祈梨が爆弾の補充に入る

 

その隙を闇の書の意思は見逃さなかった

 

フェイトのソニックムーブを使って一瞬で祈梨に肉薄する

 

「安らかに眠れ」

 

その言葉と同時に祈梨を振り払うかのような裏拳を打ち出す

 

が、それはネブラが防ぐ

 

『生憎、ウチのお姫様はちゃんと九時には一人で寝るのでな』

「……ロストロギア、ジュエルシードか」

『相手が人間ではなくロストロギア同士ならどうか?』

「急いでるのでな。早めに済ませる」

 

闇の書の意思のもう片方の手には桜色の砲撃スフィア

 

『し、しまっ……』

「ディバインバスター」

 

たった一発のディバインバスターで祈梨とネブラは吹っ飛び、すぐそばのビルに叩きつけられた

 

「祈梨!」

 

ひなたが叫んだ。が、よく見てみるとネブラが自分の体をクッションにしてたため、大事にはならなかった。が、ディバインバスターをまともに受けて気絶していた

 

「ソルジェント光線!」

 

闇の書の意思に向けて玲音がソルジェント光線を放つ。が、闇の書の意思はそれをよける

 

「流石に危険か……次はお前だ」

「やれるもんならな!」

 

玲音は額の前で両手をクロスさせ、振り下ろす

 

今回はスカイタイプ。さらに右手を上に突き出す。すると、青と銀の光が玲音を数秒包んだ

 

ウルトラマンコスモス、スペースコロナモードの力だ

 

そして、玲音が動く。それと同時に闇の書の意思も動き出す

 

そして、空中で超光速戦が始まる

 

何度もガン!ガン!と何かがぶつかり合う音が響く

 

「め、目で追えない……」

「下手に撃ったら玲音に当たるかも……」

 

暫くその音は響き続け、しばらくすると、光線と魔力弾まで飛び交い始めた

 

「周りを考えろぉぉ!」

 

ひなたがプロテクションを二重に張って流れ玉を全て防ぐ

 

数秒後、どちらかわからないが、ひなたとシャロの横に突っ込んだ

 

「いっつつ……反則だろ……あの強さ」

 

玲音だった。闇の書の意思は傷一つない。さらには既に次の攻撃の準備までしている

 

闇の書の意思の背後には何十ものフォトンスフィアが

 

「やべっ!逃げろ!」

 

玲音の言葉に二人は後ろを向いて走り出す

 

玲音も走り出そうとした。が、

 

「フォトンランサー・ジェノサイドシフト」

「間に合わっ……」

 

玲音の居る場所に千発以上のフォトンランサーが突き刺さる。そして、闇の書の意思のすぐ後ろにはフェイトの二倍、十本の雷の槍が

 

「スパークエンド」

 

その十本の槍が玲音の居るであろう(煙で見えない)場所に落とされた

 

煙が晴れた頃には玲音は屋上の崩れた床のすぐ下……ここのすぐ下の階に大量の瓦礫と共に倒れていた

 

「玲音があんなにあっさり……」

「そんな……」

 

七人の中ではサイヤ人である佑真と全く互角の戦闘をする事が出来る玲音があっさりとやられた

 

だが、嘆いている暇はない。ひなたが両手で銃を持ち上げ、素早く闇の書の意思が居た場所に向ける

 

が、既に闇の書の意思はそこに居なかった

 

「居ない……」

「遅い」

 

声は、すぐ後ろから聞こえた

 

 

 

 

「いたた……思いっきり吹っ飛ばされた挙句少し気絶するなんて……あの子達に力を貰ったのに情けないわ」

 

夢咲の周りを大丈夫?といった感じでシャルロッテ(第一形態)とキャンデロロがふよふよと飛んでいる

 

大丈夫よ。心配しないで。と声をかけてめり込んでいたビルから抜け出し、病院の屋上を目指す

 

ホムリリィが少しだけ時間を操作してるらしく、案外早く移動できている

 

そして、病院の屋上が見えてきた

 

「……嘘でしょ?」

 

祈梨は近くのビルにめり込んでいる。が、傷は少ししかない

 

玲音は見えない。おそらく屋上に空いてる穴の下だろう。そして、飛び出して来ないところを見ると気絶している

 

そして、シャロとひなた

 

「このっ!離せって!!」

 

ひなたは闇の書の意思の左手についているパイルバンカーについている敵を捕らえるためのような二本の少し曲がった棒のようなものに体を挟まれて固定されている

 

魔力刀でそれを斬って逃げ出そうとしてるが、斬れるようすはない

 

そして、シャロは

 

「うぐっ……強……」

 

右手で首を掴まれ、動けずにいた

 

おそらくトイズはフル活用なのだろうが、指は一向に動かない

 

「……お前か。気絶してるかと思ったのだがな」

「そう簡単にはやられないわよ。気絶はしてたけど」

「主の友らしいからな。闇の書の中で静かに眠らせてやろうと思ったのだが……」

「眠るにはまだ早すぎるのよ」

 

夢咲は内心でどうしようか……そう考えていた

 

時間停止?駄目だ。時間停止は触ったものには時間停止が解除される。剣で斬りつけても斬れずに終わり。銃弾だって撃ってから数メートルで止まってしまう。接射……いや、銃弾が効くかどうか……

 

超光速移動?駄目だ。自分の最大速力は見切られた

 

幻惑?それも見切られた。弓……はよけられる

 

「こっちを終わらせたら次はお前だ」

 

終わらせる……?シャロは締め落とせば無力化出来るけど、ひなたは?

 

この状況でひなたを無力化するにはパインバンカーで串刺し……

 

「やらせない!!」

 

最悪な光景が目に浮かんだ所で加速魔法を全力で自分に使って、さらにホムリリィとオクタヴィアにも加速魔法を使わせて闇の書の意思剣を持って突撃する

 

が、闇の書の意思は目の前で掻き消えた

 

「短距離転移だ」

 

後ろから声が聞こえた

 

そう言えばシャマルがそんな魔法を使えてたような……なんて思ったが、すぐに後ろを振り向く

 

闇の書の意思は病院の屋上のフェンスの後ろ……空を飛んでいた

 

「終わりだ」

「まずっ……」

 

シャロの首を掴む手に目に見えて力が入っていくのがわかった

 

夢咲が駆け出した。剣で邪魔なフェンスを切り裂き、一気に闇の書の意思に突撃する

 

が、遅かった

 

ゴキッ!!と何かが折れる音が響き、ドスッ!と何かが貫く音が聞こえた

 

シャロの手と足が力なく垂れ下がり、頭が力なく傾いた

 

ひなたは、腹部を赤色の何かが貫き、魔力刀が消えて、全身の力が抜けてるのかダラリと手と足が重力に従っている

 

「まずは二人だ」

 

闇の書の意思が二人を左右に投げ捨てる

 

夢咲が二人を回収して治療するために飛び出そうとした。が、

 

「そこを退け!!」

 

聞きなれた声が聞こえた。そのため、横に飛んだ

 

「ギャリック砲!!」

 

直後、紫色のビームのようなものが真横を通り過ぎ、闇の書の意思に向かっていった

 

「っ!?」

 

闇の書の意思はそれを片手で弾いた

 

「ギャリック砲……って事は佑真!?」

「待たせたな。ちょっと色々とあった」

 

後ろには佑真がいた

 

「……あっ!シャロとひなたは……」

「あいつらが回収してるさ」

 

夢咲が二人を確認するために下を向いた

 

シャロは條助が空中で回収し、ひなたはユーノが回収していた

 

「仙豆だ!そいつらに食わせろ!」

 

佑真が條助とユーノに仙豆を投げ渡した

 

そして、すぐにネブラにも投げ渡した

 

「気を失ってるし首も折れてるが……ままよ!」

 

條助がシャロの口の中に無理矢理仙豆を突っ込んで首を傾けて無理矢理飲ませる

 

暫くしてシャロが咳き込み、目を開けた

 

「いたた……あれ?どういう状況?」

 

シャロが條助の手から離れてトイズで飛ぶ

 

「ひなた、これを食べて」

 

ひなたの方はうっすらと意識が残っていたため、仙豆をユーノが口まで運ぶと、自分で食べた

 

すぐに腹の風穴は塞がった

 

「し、死ぬかと思った……」

「あはは……」

 

冗談にも聞こえないので苦笑するしかなかったユーノだった

 

祈梨の方もネブラが祈梨を起こして仙豆を食べさせたため、ふわ~っと病院の屋上まで戻ってきた

 

「佑真~……俺にも一つ~……」

「はいよっと」

 

目が覚めてたのか、玲音の声が穴から聞こえた。佑真がそこに仙豆を投げこみ、数秒後、玲音が穴から飛び出してきた

 

「じゃあ、お前らは暫く体勢を整えてろ」

「え?」

「時間稼ぎ位は俺達でする。條助とユーノもそっちに行かせる」

「ちょっと待って。一人なのに『達』?」

「そうだ。もう来た」

 

その瞬間、闇の書の意思が横に吹っ飛ばされた

 

「人鬼「未来永劫斬」……ってね」

「アリシア!?」

「やっ。この間は言えなかったけど久しぶり~」

 

闇の書の意思を吹っ飛ばしたのはアリシアだった

 

アリシアはただ単純に超光速移動で闇の書の意思を一瞬で何度も斬っただけだ

 

速度は大体脈が四回半打つ速さ、分と呼ばれる速さの八分の一、秒。それのさらに十分の一、糸。アリシアはその速さで抜刀して切り飛ばした。約0.05秒だ

 

ちなみに、未来永劫斬の移動は瞬動───足元で霊力を爆発的に放出する事で擬似的に瞬間移動のような速さで移動することができる ───を使っているため、闇の書の意思でも避ける事が出来なかった。ちなみに、瞬動は魔力などでも代用可能である

 

「……聞いていい?どれだけ加速用の技使ったの?」

「使ってないよ。これでも全力じゃないけどね」

 

チートだ。夢咲はそう思った

 

「糸の速さでの抜刀位は楽勝楽勝」

「糸……?」

「脈拍四回半の八分の一のさらに十分の一」

「出来るわけないでしょ!?」

 

そんな速さで抜刀出来るのは一部の鍛錬を積み重ねてきたお方だけです。読者の方は糸の速さを当たり前と言わないようにしましょう

 

「じゃ、ちょっくらタイマンしてくるからその間に体勢立て直しておいてね」

「いや待て。俺も行く」

「二人なら倒せるんじゃ……」

「あ~……無理無理。倒せるっちゃあ倒せるけど復活するよ?あれは」

「えっ」

「まぁ、真っ二つにしたりサイコロステーキにしたら倒せるかもだけど、腕とか斬っても復活すると思うよ。だって……」

 

アリシアの剣には血が。そして、闇の書の意思には巨大な切り傷がついてたが、段々と治ってきている

 

「嘘でしょ……?」

「防衛プログラム……核を破壊しないと倒せない厄介極まりないプログラム……」

 

チッと舌打ちしながらアリシアがつぶやく

 

「まぁ、犠牲なく終わらせる方法は主とあれを分離させることだから、ワクチンプログラムとっとと撃ち込んで」

「ちょっと待って。あなた何処まで知ってるの?」

 

夢咲がアリシアに聞く

 

「……賢者の知る所までかな?」

 

アリシアは血を払って片方の刀を鞘にしまい、もう一本を普通に構える

 

「佑真。本気で手加減していくよ」

「分かったよ。ハァ!」

 

佑真がスーパーサイヤ人になる

 

「んじゃ、行きましょか」

「そうだな」

 

 

 

 

「まさかここまでボコボコにされるなんて……」

「ははは……また死にかけたよ……」

「あたしもです……二度死んでたまるかってのに……」

「それ、二度死んでる僕に言ってる?」

「まぁまぁ」

 

額に青筋立ててるひなたをまぁまぁとユーノが落ち着ける

 

ちなみに、二度死んでるとかはスルーしてる

 

「あと、ひなた。バリアジャケット、直した方がいいぞ」

 

條助と玲音はさっきからそっぽ向いてる

 

実は、ひなたのバリアジャケットは腹部とは言え、結構胸元に近い場所に穴があいてるため、ちょっと動いてバリアジャケットが少しずれたら胸が見えそうだ

 

「あっ……」

 

ひなたは思い出す。ここに戻る時とかはユーノが一緒にいたことを

 

すぐにバリアジャケットを修復する

 

「……見た?」

「えっ……?何が?」

 

どうやら、何も見てないようだ

 

ひなたの顔はちょっと赤い

 

「空中で拾ってもらったとは言え、見られてたらビンタはしてたね」

「だから何が?」

「気付いてないならいいの!それとも一発貰いたい?」

「え、遠慮しとくよ……」

 

ひなたが左手を平手にしてビンタしようと構える。ユーノはMではないようだ

 

ちなみに、どうせ見えても血がベッタリと肌に付着してるため、見えないのだが

 

「じゃあ、なのは達が来るまで観戦と行こうか」

 

ひなたはカートリッジの数を確認し、ワクチンプログラムがちゃんとあるのを確認する

 

シャロもトイズがちゃんと発動するか確認。祈梨もせっせと爆弾を書き始めた

 

玲音も何処かに落ちたウルトラマントを探し始めた

 

 

 

 

「乱舞「秒の太刀」!」

「ダァラァ!!」

「くっ!」

 

アリシアと佑真は闇の書の意思相手にかなり善戦していた

 

アリシアは脈拍四回半の八分の一の速さで何度も闇の書の意思に斬りかかり、ダメージを与える

 

佑真もそれに匹敵するのではないかと思える速さの拳と蹴りを何度も突き出す

 

「くっ!」

 

闇の書の意思が佑真の拳で一気に後ろに吹っ飛ばされる

 

「飛龍一閃!」

 

右手に握られた黒いレヴァンティン、シュランゲフォルムから飛龍一閃が放たれる

 

アリシアは両手で握ってた剣を右手に握り変え、左手で腰の剣に手を掛ける

 

「一閃「忽の瞬速」」

 

そして、アリシアが剣を握りこんだ瞬間、連結刀となったレヴァンティンが真っ二つに切り裂かれ、闇の書の意思に切り傷が現れた

 

そして、アリシアの左手には何時の間にか抜刀された小太刀、桜東剣が逆手で握られていた

 

糸のさらに十分の一。忽と呼ばれる速さでの抜刀。0.005秒での抜刀。それに霊力を乗せて斬撃を飛ばす、アリシアの数少ない遠距離攻撃。本来はそのまま斬りつけるのだが、弾幕ごっこが主流となった幻想郷ではそのまま斬りつけるのは御法度。そのため、何度も練習して生み出したアリシアの技だ

 

斬撃は常人では見えないほどの速さで飛んでいくため、凄く勘のいい者位しか避ける事は出来ない……のだが、幻想郷ではひょいひょい避けられたらしい

 

「ぐぅっ!?」

「おっ、当たった」

「いや、あれは俺でも避けれるかどうか…… 」

「えっ!?(幻想郷だと当たる方が稀なんだけど……)」

 

あぁ、あいつらが規格外なだけか。とアリシアは気付いたが、声には出さなかった

 

「ブラッディダガー!」

 

闇の書の意思はブラッディダガーを何十発も飛ばしてくる

 

「ちょっと気を引き付けるからデカイのよろしく」

「はいよ」

 

アリシアが自らブラッディダガーに突っ込む

 

ブラッディダガーは弾幕のように展開され、普通はプロテクションで防ぎきる程の量だった。が、アリシアは自らそこに突っ込み、自分の体がギリギリ通るくらいの隙間を一瞬で見つけ出し、そこを連続で潜っていき、ブラッディダガーの弾幕を抜ける

 

「まだ一面ボスにも届かない弾幕だね!」

 

アリシアはそのまま闇の書の意思の目の前に

 

「瞬速「糸の閃」」

 

アリシアが目に見えない速さで闇の書の意思を通り過ぎる

 

その瞬間、闇の書の意思に無数の切り傷が生まれる

 

さらに

 

「おつりだ!ビックバンかめはめ波!!」

 

ビックバンアタックとかめはめ波を組み合わせたビックバンかめはめ波が闇の書の意思を飲み込む

 

その後ろにいたアリシアは瞬動で避けた

 

「案外私達って息合うんじゃない?」

「かもな」

「どう?これからも一緒に戦っちゃう?」

「ツーマンセルか。それもいいな」

「お姉さん、ノリの良くて強い人は好きだよ?」

「奇遇だな。俺もノリが良くて強いやつは好きだぜ?」

「じゃ、これはコンビ結成の前哨戦って事にする?」

「乗ったぜ」

 

爆煙の中から闇の書の意思が飛び出してくる

 

「今度は?」

「弾幕をある程度張るから当たらないようにね」

「任せておけ!」

 

軽口を叩いていた二人が今度は前衛と後衛を交代する

 

「ふぅ……飛斬「連撃の舞」!」

 

アリシアの剣から青色の霊力の斬撃が弾幕と言える密度で飛んでくる。アリシアの唯一の弾幕攻撃だ

 

「うぉっ、中々無茶をやってくれるもんだ」

 

なんて言いながらも佑真は後ろからの斬撃の雨あられをよけながら接近する

 

そして、プロテクションで弾幕を防いでいた闇の書の意思の目の前まで行き、手から気で出来た長い剣が姿を現す

 

「スピリッツソード!」

 

そのまま辻斬りのように通り過ぎ、プロテクションを真っ二つに切り裂く

 

そして、スピリッツソードを消して両手を広げる

 

「アリシア!」

「……あ、なるほど。行くよ!」

 

佑真はそのままバチバチと稲妻のように気が爆ぜる手を合わせ、腰に。アリシアは剣の先を闇の書の意思に向ける

 

「行くぞ!」

「わかったよ!」

 

佑真の手の中の気がさらに膨れ上がり、アリシアの剣の先に霊力の巨大な玉が出来上がる

 

「ファイナルかめはめ波!!」

「恋符「マスタースパーク」!!」

 

二人の切り札とも言える技が闇の書の意思を中心に炸裂した

 

「名付けるなら?」

「合符「スパークかめはめ波」?」

「センス無いな」

「うるさい!カタカナの技名は苦手なの!」

「はいはい」

 

 

 

 

「圧倒的だな……」

「自身なくすなぁ……」

「あの二人が強過ぎるだけよ」

 

闇の書の意思を圧倒する二人に待機組は唖然としていた

 

自分達が瞬殺された相手を圧倒的大差でボコボコにしてれば流石に誰でも自身をなくすだろう

 

「……さて、そろそろか?」

「なにが?」

「配達」

 

こんな時に?と全員が思った。瞬間、真上でドゴォ!!と音が鳴った

 

「来たか」

 

皆がその音を聞いて上を向く

 

「なのはとフェイト!」

「届けに来たよ~!!」

「うわわわ!?」

「結界を簡単に……」

「その前に落ちてるわよ!!」

 

上から落ちてきたのはアリサ、すずか、なのは、フェイト、アリサ(ローウェル)だった

 

アリサとすずかが居なかったのはスカさんの家までなのはとフェイトを迎えに行ってたからだ。アリサ(ローウェル)は結界の前でうろうろしてたところをアリサがひょいっと回収したから一緒に落ちてる

 

「私は着地できるから!」

「分かった!ちょっと回収手伝ってくれ」

 

條助足元に木をはやしてから飛び上がり、玲音も飛び上がった。さらにシャロも飛び上がった。フェイトは先にネブラに回収された

 

條助がすずかの手を取って予め生やしておいた木に座らせ、玲音はなのはをおぶって回収。シャロはアリサ(ローウェル)をお姫様だっこで回収し、地面に降りた

 

「よっと!」

 

アリサはスティッキー・フィンガーズの足で一度着地し、本体の足ですぐに着地した

 

すずかは短くなり、飛び降りれる程度の高さとなった木から飛び降り、玲音とシャロは着地してからなのはとアリサ(ローウェル)を下ろした

 

「ふぅ。あ、高坂は事前に腹パンして気絶させて素巻きにしてジッパー取り付けて島流しにしておいたわ」

「あと、ビー玉を回転させて力が入らなくなるようにしておいたよ」

「すまんな。助かったよ」

「いいのよ。合法的に島流し出来たし」

 

現在、高坂は波に揺られながら素巻きの状態で全身に力が入らない状態で気絶してます。ざまぁ

 

「……ざまぁないわね」

「なのは?」

「え?わたし、何か言った?」

 

どうやら、なのはさんにはちょくちょく古手さんが憑依するようです

 

「あ、クロノはチンクって子の加勢に行ってるわよ?やけにニヤニヤしてたけど」

「え?あいつもか?」

「俺達が説得したんだよ。闇の書の主は悪い奴じゃない。あいつらは闇の書の主を助けようとしてるだけだってな。そしたら渋々分かってくれたんだよ」

「そうか……ありがとな」

(……ごめんなさい。アースラ大破させちゃってごめんなさい)

 

ひなたが内心で土下座してました

 

「なのは、フェイト。後はお前らのどっちかがワクチンプログラムを撃ち込むだけだ」

「うん!」

「任せて」

「よし、後はあいつらが引くのを待つか」




魔法少女まどか☆マギカより、シャルロッテ、キャンデロロ、オクタヴィア・フォン・ゼッケンドルフ、オフィーリア、ホムリリィ

ウルトラマンコスモスより、スペースコロナモード

東方projectより、人鬼「未来永劫斬」

ドラゴンボールより、ビックバンかめはめ波でした

闇の書の意思はinnocentのリインフォース・アインスがそのまま暴走した時っぽく顔とかに模様がついてる感じです

それと、強さの順ですが、ドSモード祈梨>???條助>>>>超えられない壁>>アリシア>スーパーサイヤ人佑真>闇の書の意思>佑真&玲音>頑張れば超えれる壁>夢咲&シャロ&條助&なのは&フェイト&チンク&アリサ(バニングス)&すずか>ひなた&祈梨&ヴォルケンズ>ユーノ&クロノ>>>絶対に超えられない壁>>高坂。的な感じです。光線と気の技に限り、佑真と玲音はアリシアを抜かします

もしも佑真がスーパーサイヤ人2になったらアリシアと並びます。ドSモードの祈梨はギャグでしか出ませんが、論外キャラです。当たりません。当てます。潰します

あと、アリシアの技は『速さ』に特化してます。あのキチガイ気味の速さは『速さ』を追求した結果です

まぁ、分とか秒とか糸とか出るとアリシアの最高速度は……分かる方はもう分かってるかと

あと、條助の???はその内明かします

後2話位で暴走プログラムの破壊まで終わるかな?
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