魔法少女リリカルなのは~転生者達の波瀾万丈な物語~ 作:白銀の勇者
あ、後アメスパ2見てきました。いや~、面白かったです
と、全くどうでもいい事話しましたが、本編どうぞ
「ぶっ殺してやる!!」
「来るぞ!」
直人がグリッドマンへと変身してすぐ、闇倉が仕掛けてくる
最初の攻撃は唯単に触手の塊を伸ばしてくること
だが、その速さは常人ではまず反応できない程だ
それを軽々と避け、直人、アスナが闇倉へ向けて駆ける
「捕まえ……た!」
シャロが自分よりも遥かに太い触手の束を掴む
「引っ張ります!!」
そして、そのまま鯨すら投げ飛ばす力で闇倉を自分達の方に向かって思いっきり引く
「グゥ!!」
「ぐににに……!!」
だが、その怪力に闇倉は耐える
が、徐々にこちらへと引っ張っていき、
「どっせぇぇぇぇぇい!!」
そのまま一気に引っ張った
闇倉の足が地から離れ、直人とアスナへ向けてすっ飛んでくる
「ハァァ!!」
「決める……!」
直人が闇倉の赤く光る箇所に拳を叩き込む
間髪入れずにアスナがシューティングスターを当て、闇倉を吹っ飛ばす
「そこっ!」
さらにそこにひなたが砲撃をぶちかます
「GIYAAAAAAAAAAAAA!!このクソカス共がァァァァ!!」
「畳み掛けるぞ!」
直人の言葉に三人が頷く
「グリッドライトセイバー!」
「アローとバウンド!」
直人のグリッドライトセイバー、シャロの二つのトイズを使った合わせ技を放つ
「魔力刀で!」
「仕掛ける!」
さらにひなたが飛び出し、アスナがシューティングスターで突撃する
「当たるかよォォォ!!」
が、グリッドライトセイバーとトイズ攻撃は触手に打ち消された
『ッ!?』
「死にやがれェェェェェ!!」
さらに闇倉が触手で出来た腕を地面に突っ込む
その瞬間、闇倉を中心に触手が地面から飛び出し、ひなたとアスナを襲った
「ひなたさん!アスナさん!」
「くそっ!もう一発だ!」
ひなたとアスナが血を撒き散らしながら空へ打ち上げられる
追撃を止めさせるため、直人が牽制としてグリッドライトセイバーをもう一発放つ
グリッドライトセイバーが追撃をしようとした闇倉に直撃し、闇倉が怯む
そして、ひなたとアスナは地面に落ちてきた
「いっ……つぅ~……」
「冗談じゃないわよ……」
全身に切り傷を負い、その傷から血が出ている
「流石に早く治療しないとぶっ倒れるかも……出血多量で」
「同感よ……回復魔法とか使えないの?」
「攻撃一辺倒の脳筋魔導士で悪かったね」
「悪いとは言ってないわよ」
二人は立ち上がり、デバイスと細剣を構える
ポタポタと血が地面に垂れている
(……うわっ、義手の皮膚剥がれてるじゃん……帰ったらスカさんに直してもらわないと……)
ひなたが自身の義手を見ると、内部こそ無事だが、皮膚の部分が殆ど剥がれていた。メンテ確定である
ここで一分が経った。残りは一分四十秒だ
「ここはあたしも前衛に加わります。皆さんよりは頑丈ですので」
「私は引き続き前衛ね……ったく、血流し過ぎてクラクラしてきたわ……」
「んな早くにクラクラしないでしょ」
「バレたか」
「伊達に首折られたり」
「腕ちぎられたり心臓潰されて殺されたり腹に風穴開けられたりとかの大怪我してないよ」
「え」
アスナが反応する前にシャロが闇倉に向けて突っ込み、その後ろからひなたが魔力弾を放ちサポートする
「死にに来たか!!」
「てやぁぁぁぁ!!」
拳を構え、闇倉に真正面から当たりに行く
闇倉が馬鹿を見る目で触手の束を一気に放ってくる
「させないよ!」
が、それをひなたが魔力弾を当ててシャロの直撃コースから逸らす
「ぶっ飛べゲス野郎!!」
そのままさらに地面を蹴って勢いをつけ闇倉を殴り飛ばした
何故かぐちゃって感触がした
「ついでだ!ネオ超電磁キック!!」
さらに直人が飛び上がり、両足で飛び蹴りを放った
闇倉が地面に叩きつけられる
「さらにスイッチ!」
さらにアスナが直人の肩を踏み台にして高く飛び、空中を蹴るように一気に闇倉へ向けてシューティングスターで突っ込む
アスナのランベントライトはグサッ!!と闇倉の胸元の赤く光る箇所に突き刺さった
「GIIYAAAAAAAAAAAA!!」
「とっとと後退っと!」
すぐにランベントライトを抜き取って全力で直人の横まで撤退する
「大丈夫か?」
「あと数分なら問題ないわ」
直人が拳を、アスナがランベントライトを構え、様子を伺う
「Ghuuuu……ナメた真似してんじゃねぇぞ!!」
闇倉が触手の腕で適当な場所から刺さっていた鉄骨を抜き取った
「あれ、耐えれる?」
「キツイ」
「私はミンチね」
闇倉はその鉄骨を思いっきり振りかぶり、二人に向けて振りおろした
アスナが前に出てランベントライトで防御しようとする。が、行動を起こす瞬間に青色の髪が視界の前に現れた
「あたしが防ぎます!!」
シャロがアスナ達の前で両腕をクロスし、その腕を上に上げる
そして、シャロの腕にその鉄骨がぶち当たる
ドガッ!!と人体と鉄から出るような音ではない音が鳴り響き、シャロの足が地面に陥没する
その一発で脛まで一気に陥没した
「いっつ……でも、逃がさないわ……!」
そして、無理矢理トイズを暴走させる
暴走したトイズの中の一つ、サイコキネシスが闇倉の触手を含めた全身に作用し、闇倉の動きを止める
そして、陥没した足を地面から引っこ抜き、少しだけ鉄骨を上に上げる
「早……く!長い事止められない……!」
「分かってる!」
そして、アスナ達の後ろからひなたが飛行魔法を使って一気に闇倉に突っ込む
右手には魔力刀が出現している
「ハァァ!!」
その魔力刀の狙いを赤く光る箇所に付け、さらに加速する
が、闇倉が不敵に笑った
「これだけしかねぇと思ってんじゃねぇぞ!!」
その瞬間、地面から大量の触手が壁のように勢い良く飛び出してきた
「ッ!!」
そして、ひなたの右手が砕かれた
「み、右手が……!」
「は、早く戻りなさい!!」
直人とアスナがひなたに呼びかける。闇倉はその壁の向こうでちぎれ飛んでいる手を見て笑っていた
が、ひなたも笑っていた。これを待ってたかのように
「直人!穴を開けるよ!!」
そう言いながら壁を蹴り、飛行魔法で壁から離れつつ上昇しながらサンライトを構えた
「な、何を……」
「最大火力!一点に集中させるよ!!」
ひなたが慣れたようにサンライトの一部から手を使わずにカートリッジを飛び出させ、上手くくわえて噛み砕く
「……こうなったらやってやる!」
直人が両腕をクロスし、エネルギーをグラン=アクセプターに溜める
「ジェノサイドフルバスター……最大出力!」
「ハァァァ……!!」
サンライトの銃口に巨大なスフィアが作成され、直人のグラン=アクセプターへのエネルギーのチャージが完了する
「発射!!」
「グリッドビーム!!」
ひなたのジェノサイドフルバスター、直人のグリッドビームが触手の壁に直撃する
「貫く!!」
「負けるかァァァァ!!」
ジェノサイドフルバスターとグリッドビームが壁を削っていく
そして、二人の攻撃が混ざり合い、壁を中心に、爆発した
「アスナ!!行って!!」
「言われなくとも……!」
壁に穴があいたかは爆煙で見えないため定かではない。が、アスナは確信している
「『フラッシング・ペネトレイター』。これが私の出せる最高速よ!!」
アスナが姿勢を低くし、ランベントライトを構えた
そして、アスナが足に力を入れたその瞬間、アスナはその場から消え、その場には青色の光が軌跡として残っているだけだった
光の軌跡は確かに壁へと続いていた
一瞬遅れて爆煙が軌跡を中心に散った
見えたのは穴。壁に出来た人一人が入れるであろう穴と、闇倉の赤色の部位があったであろう場所にポッカリと開いた人一人が通れる位の穴
そして、その向こうではアスナがランベントライトについた血を払い、腰に吊った鞘にチン。と収めた
その音に反応したかのように触手が全て崩れ、土になり、闇倉は倒れた
「……勝った」
「……やっと。長い戦いに」
ガラン。とシャロの両腕に乗っていた鉄骨が地面に落ちる
そして、ひなたとシャロがペタン。と地面に座り込んだ
「あの時から……」
「前世から……」
『ずっと続いた戦いに……』
二人は軽く惚けている
ひなたのフュージョンが解け、ムーンライトがひなたの胸から浮き出て転送され、バリアジャケットが解けた。右手の義手は途中からちぎれたままだ
そして、直人のグリッドマンとしての活動時間が終わり、元の姿に戻った
「……やっと。か」
「お疲れ様」
アスナが伸びをしながら戻り、直人はポケットに手を入れて詰まっていた息を吐いた
「……あ~、こりゃ明日は貧血ね」
「肉食って血を作れ。そうすりゃ治るさ」
「太るけど……仕方ないか」
トホホ。といった感じのアスナ
右手を振り、何かを操作すると、チョーカーに触れた
すると、騎士服とランベントライトが消え、私服に戻った
「帰ったらお風呂……って全身染みるのが目に見える……」
「シャマルに治してもらえよ。そうすりゃ染みないって」
「そうさせてもらうわ。あ~、こんな怪我したの初めてよ」
直人はアスナと喋りながら、ひなたのちぎれた義手を取りに行った
「……これ義手だったのか。凄いな……触感は完全に人間のそれだな……」
だが、義手とは言えちぎれた手をずっと持っておくのは流石に気分が悪い為、ひなたに届けるために歩く
「Ghuuu……」
しかし、直人の背後から倒した筈の闇倉の声が聞こえた
直人が振り返りながらもバックステップで後ろに移動する
「貴様らァ……死ぬ覚悟は出来てんだろうなァァァァ!!」
手を使わずに起き上がるという人では出来ない事をしでかす闇倉
胸には、Yの字の赤色の紋章のような物。そして、何処からともなく闇が闇倉に集まってくる
そして、その闇は段々と形を成し、巨大化していく
十メートル、二十メートル。まだ大きくなっていく
「嘘……だろ?」
そして、その大きさは五十メートルに達した
赤く光る目。黒色の体に赤のライン。そして、胸のYの字に赤く光る紋章
「ウルトラ……マン?」
前世で何度か見た事はある。四人の内の誰かが、そう呟いた
大きさも、姿も。全てがウルトラマンに似ていた
だが、何処か禍々しい。そして、纏っているのは光ではなく闇だ
『踏みつぶしてやる!!』
響く闇倉の声。そして、振り上げられる闇のウルトラマンの足
「あたしが防ぎ……」
「いや、俺が行く!!」
振り上げられた足に向かって金色のオーラのようなものを纏った人物が突っ込んでいく
「佑真!」
「この程度、防いでやるさ!!」
そして、振り落とされた足を両腕で持ち上げるように防ぐ
「重っ……だが、燃えるぜ!!」
佑真のオーラ……気がさらに膨れ上がる
「玲音!!ブチかませ!!」
「取り敢えず転ばせる!M87光線!」
既に空中で待機していた玲音が右手から全力のM87光線を闇倉に向けて放つ
闇倉は巨大な腕をクロスさせてそれを防ぐ
「今だ!!」
そして、闇倉がM87光線を防ぐのに気を取られた瞬間、佑真が全力で闇倉の足を持ち上げた
『ぐぉぉっ!?』
「んじゃ、ついでにやるか」
バランスを崩した闇倉の腹部に暮羽が一瞬で現れた
「真正面は海だな。じゃあ全力で……」
暮羽の拳が七色に光る
「ぶっ飛ばす!!」
ドゴォッ!!と大きな音が響き、次の瞬間には闇倉の両足は地面を離れ海の方へと吹っ飛ばされていた
「ふぃ~……」
手をプラプラさせながら地面に降りる
玲音と佑真も続いて地面に降りた
「って俺の出番無くなっちまったじゃねぇか」
「あ、すまんな」
と、そこに尚哉も合流した
『ナメた真似すんじゃねぇぞゴミムシ共が!!』
かなり離れた場所……五百メートルは離れてるだろうか。そこから闇倉が叫んだ
「クソカスからゴミムシにランクダウンだってよ」
「嬉しいこった。あいつからの評価なんて下がった方がいい」
「同感だな」
「まぁ、ゴミムシがブーメランになってるのを分かってないっぽいしな」
四人が並んで闇倉の方を向く
「さぁて……最終ラウンドだ。闇倉……いや、ダークザギ!!」
玲音の左手にメビウスブレス、右手にナイトブレスが出現する
「フェニックスブレイブ!こいつで相手になってやる!」
玲音を∞の字の光が一瞬包んだ
「なら俺も全力だ。ハァァァ!!」
そして、佑真がスーパーサイヤ人2に変身する
「じゃあ大人気ないけど……リミッター、外させてもらう」
リミッターが何かは分からないが、暮羽を大量の七色の光と灰色の光……神力と霊力が包む
「なら時間制限はあるが俺もだ。フルドライブ!!」
尚哉がフルドライブを発動する。すると、装備が一瞬で変わった
ディエンドが一丁から二丁に変わり、太ももにホルスターが出現し、そこにサブマシンガン。背中にショットガンと畳まれたビーム砲、そして後ろ腰にはスナイパーライフルと、武器が大増量した
「全力で……ぶっ倒す!!」
そして、最終ラウンドのゴングは鳴った
ウルトラマンZOFFYより、M87光線でした
そんな訳で次回は野郎共の最終決戦です。え?一人足りない?気にするなじゃ
今回の話は直人の制限時間が2分40秒と短いため、短期決戦といった形で書き上げました。結果、戦闘は3000文字位しか無いんじゃないでしょうか?
それでは、また次回お会いしましょう。さよなら、さよなら、さよなら