魔法少女リリカルなのは~転生者達の波瀾万丈な物語~ 作:白銀の勇者
大体忘れ去られたGOD編が少し経ってからだろうか。なのはや祈梨達とは別のクラスになのは、フェイト、はやてに似た美少女三人と金色の髪にウェーブがかかった子が転校してきたと魔法関係者が小耳に挟んだ
GOD編は忘れてるため、まさかと思ってそのクラスを暇だったメンバーで見に行った
ちなみに、メンバーはなのは、フェイト、はやて、夢咲、シャロ、玲音、である。アリサ(ローウェル)は自分のクラスにいる
「もしかして本当にシュテル達だったりして……」
「いやいや、流石に王様がここに来るわけ無いやろ」
「でも本当にレヴィ達だったらまた一波乱ありそう……」
と、喋る魔導士三人組。なお、はやてはつい三日前に編入してきた。本人はもっとニート生活をしたいとか言っていたが、リインフォースに強制的に編入させられた
「……ってフェイトちゃん。レヴィって……誰?」
「え?レヴィって……あ、あれ?名前は知ってるのにどこで知ったのか思い出せない……」
「まぁ、いいんじゃないかしら?忘れただけでしょ」
「そんなに思い詰めると最悪死にますよ?」
「そんなに大事!?」
「おい、純粋なフェイトに嘘焚き付けんな」
テヘペロするシャロを華麗にスルーすると、件の教室についた
すると、そこから丁度四人、少女がクラスから飛び出してきた。なお、一人は灰色の髪の少女の小脇に抱えられている
「全員いるな!適当に屋上でも……ぬぉっ!?」
『本当にいた!!』
クラスから飛び出してきたのは、マテリアルSことシュテル、マテリアルLことレヴィ、マテリアルDことディアーチェだった
「お主ら邪魔だ!そこのけそこのけ!!」
「話はまた後で」
「またね~」
すたこらさっさと走り去って行くマテリアル達。そしてそれを追うクラスの面々
だが、何人かはそこに残った
「ねぇねぇ、高町さん達ってスタークスさん達と従姉妹とか姉妹だったりする?」
「え?えっと……その……」
なのははいきなり話しかけられたことに驚いてのしどろもどろと、まさか自分達のコピーですとは言えず、言葉が詰まる
「そ、そんな事ないよ?」
「そっか……ありがとね!」
そして駆けていく生徒達。どうやら何がなんでも話をしたいようだ
「……まぁ、目立つからね」
「そうだな……」
暫くは干渉しないでおこう。そう決めて各々の教室に戻った
そして放課後
「さ、流石に疲れたわ……なんなのだあいつらの根気は……」
「ま、まぁ……お疲れさんやな」
誰も居なくなったなのは達の教室で、なのは、フェイト、はやて、ひなた、玲音はマテリアル達と会っていた
ディアーチェは金髪の女の子を小脇に抱えて走り続けたため、誰よりも疲れて汗だくである
「で、なんでここに入学したん?もっと他にもやれる事あったやろうに」
「何故か知らんが気付いたら復活しておってな……そしたら何故か当初からの目的であったシステムU-Dも何故か手元に居た上に力の引き出し方もよく分からんかったからな……なんかもうどうでもいいかとなった訳だ」
「それでそのシステムU-Dはこちら、我等が紫天の主」
「ユ、ユーリ・エーベルヴァインです!」
「と、まぁ人型で名前もあって我等が主だった訳だ。ってな訳でこれから我等は魔法には関わらずに敵状視察という名目で適当にやっていくつもりだ。だが管理局に干渉された瞬間殲滅させてもらうぞ。あと、ここに来るに至って名前を少しだけ変えた。我はディアーチェ・
「同じく、シュテル・スタークスです」
「僕はレヴィ・ラッセル!」
後ろでは玲音とフェイトによってレヴィが餌付けされてるが、ディアーチェはなんの威厳も感じさせない机にうつ伏せという格好のままそう言った。なんとも締まらない自己紹介となった
ちなみに、何故ディアーチェが魔法には関わらないと言ったかというと、単にユーリがそうディアーチェに言ったからだ
侵略とか止めて平和に暮らしたいと。反論されるかと思ったが、三人ともユーリの頼みなら。と軽く了承した。ユーリにはあまいマテリアル達だった
「まぁ、要するにわたし達は管理局側が何もしてこない限りは敵対はしませんし何もしません。勧誘も全て断ります。手を出してきたら過剰防衛します。と、いう事です」
「過剰防衛なんだ……」
じゃなけりゃしつこいでしょう?と言うシュテル。まぁ、その通りだな。と思う玲音
万年人手不足の管理局からすればなのは、フェイト、はやてクラスの魔導士、さらには三人を軽くあしらえて、尚且つ玲音自身と互角かそれ以上で渡り合えるユーリも居るときたら、勧誘はかなり凄いことになるだろう
そんな事を考えながら玲音は飴をもっと頂戴と寄ってくるレヴィにソーダ味の飴を渡す
「まぁ、何はともあれ……精々我等に迷惑のかからぬようにしろよ。でなければジャガーノートブチ込むぞ」
「わたし達に嫌がる人に無理矢理何かさせる趣味はあらへんで……ん?あ、なんかちょっと連絡が来たわ。ちょっと待ってな」
はやてが懐に入っていた端末にイヤホンマイクを付けると、耳につけてスイッチを入れた
ちなみに、今現在認識阻害の魔法を使ってるため、傍から見たらどうでもいい談笑をしてるようにしか見えないし聞こえない
そして何やら話していたはやてが急に
「ファ○ク!!」
『!?』
机に両手を叩き付けた
その後も適当に何かを話すと、通信をブチ切った
「な、何かあったの?」
フェイトが恐る恐る聞く
「……島流しにした高坂が管理局に出社して来たらしいんや」
『チッ……』
『!?』
なのは、フェイト、ひなた、玲音がいきなりそっぽ向いて舌打ちをする。それを見ていきなりの豹変に驚くマテ娘
「なんやランダム転移してたら偶然たどり着きやがったらしいんや。死ねばよかったのに……」
『!?』
「今度は事故に見せかけてやっちゃう?」
「折角居なくなったと思ったのに……」
「チッ…………」
「またあいつをボコボコにするのか……面倒だ…………爆発四散させるか」
「…………なんか豹変してません?」
「お、王さま……みんな怖い……」
「ディアーチェ……」
「さ、殺気で溢れかえっておる……」
被害を受けていないマテ娘は全員の豹変ぶりに戸惑っている
ディアーチェとシュテルすら足元が震えている
「王様……絶対にこのクラスに来ちゃあかんで。殺したいのに殺せないという感じになるから」
「わ、わかった……」
はやての黒い笑いに座ってる椅子ごと後ろに下がりたくなったが、なんとか耐える
「ちょっとわたしはもう帰るわ……胃薬買って」
「じゃあわたしも……胃薬あったかな……頭痛薬も……」
二人はなにか暗い雰囲気のまま教室を出ていった。財布を握り締めて
「僕も帰ろうかな……義手、ちょっと改造してくる」
そして黒い笑みを浮かべたひなたが今は何も無い右手を見てふひひ……と笑いながら出ていった
「……お主らも苦労してたのだな……」
「全くだよ……もう好きな人もいるのに……」
「ほぉ、初耳だな」
「言ってないもん」
ディアーチェは何をされたのかは知らないが、取り敢えず同情をした
「あいつと関わるとろくな目に合わないからな……シャロも一度殺されかけたし」
「なに?あいつがか?そうそう負けるようには見えんぞ」
「半分不意打ちだよ。まぁ、あいつ自身がかなりの数の相手と戦ってた時だったからな……あぁくそ、今思い出しても胸くそ悪い」
嫌なものを掻き出すように髪の毛を掻きむしり、近くの椅子に座る
「文字通り島流しにしたって聞いたんだがな……しぶとさだけはG並みだな畜生」
「それは馬鹿にしてるのですか?」
「勿論だ」
「首を掻き毟って死ねばいいのに……」
『!?』
久々になのはに黒いあの人が軽く憑依した
はぁ……と、溜め息をつくと、よっこいしょ。と年寄り臭い声を出して立ち上がった
「なんかキモいくらいに顔とか整ってるから一目でわかるさ。見かけたら全速力で逃げろよ。じゃあな」
「あ、じゃあわたしも」
玲音となのはが教室から去った
そして、残ったのはマテ娘だけ
「ここに入る時期を間違ったのか間違っておらぬのか」
「そうですね……まぁ、何事もなければそれまでですが」
「だ、大丈夫ですよ!……多分」
その後、暫く四人はゆっくりと校内を探索して何処になんの教室があるかを適当に覚えていた
翌日。マテ娘達は少し遅めに登校してきてた。決して遅刻ではないのだが、SHR開始十分前程度だ。この理由はいきなり玲音から少し遅く来た方がいいと言われたからだ
これでも遅いとは言えないが、先日は二十分前に来たのでそれと比べれば遅いとは言える
そして、教室に行こうかとした時、何か見慣れた顔がブチギレた表情で一人の男子に掴みかかって拳を振り上げていた。が、これまた顔見知りの何人かがそれを全力で止めている
「……遠回りするぞ」
「触らぬ神に祟りなしです」
「どういう意味?」
「どういう意味なんでしょう?」
「余計な事には顔さえ突っ込まなければその余計な事には巻き込まれないという意味だ。ほら、行くぞ」
ディアーチェ達はそのままUターン。スタコラサッサと別の進路から自分達の教室へ向かっていった
そしてその約十分前。それは起こっていた
登校した転生組は何時ものように祈梨達の方の教室で談笑していた
「そういえば、佑真くんって何キロの物までなら持てるの?」
「20トン」
「えっ」
「ふっ……あたしは200トン(クジラは大きくて150トン)までです」
「ふぇ?」
「負けたわ……私は10トン辺りね」
「ちょっ」
「まぁ、いつの間にかなれるようになったスーパーサイヤ人3なら200トンはギリギリ持てるんじゃないか?」
「……うわぁ」
「聞いといてドン引きはないんじゃないか……?」
「い、いや……その……そこまでくるとね……」
『wwwwwww』
「草生やすのやめなさい」
「死ばかり機で刈ります?」
『漢字がちがう!』
そんな感じでいつも通り(?)に話していた
祈梨がシャロ、夢咲、佑真の筋力チートにドン引きしていると、いきなりドアがバン!!と勢い良く開いた
「俺の嫁達はいぶべらっ!!」
台詞すら全て言わせず、シャロと夢咲とひなたは行動を起こした
懐から事前に入れておいた石を取り出し、各々でエンチャント。それを全力で有無をいわさずにぶん投げた
台詞を遮られて吹っ飛ぶ馬鹿こと高坂。何十話ぶりの台詞は見事に遮られた
「また嫌なのが来たね……」
「ふぁっきゅー」
「死んでればよかったのに……」
酷い言われようだが、それも今までやってきたことからすれば仕方ない
「ぐふぅ…………ふっ、ツンデレめ……」
そんな常人なら顔面粉砕骨折確定な投石をされてもなお、高坂は痣一つ作らず立ち上がった
舌打ちが三回聞こえてくる
ここで作戦変更。こいつは無視するという方向性を三人の間で確立させた。だが、祈梨は未だに状況についていけてない
しまったと思いつつ佑真に視線を送ると、佑真は頷いて祈梨の手を引いてそそくさとその場を出ていこうとする
が、不幸な事にそれを高坂が目撃してしまった
「おいモブ!テメェなに俺の嫁の手を握ってんだ!」
「うぅ……見つかっちゃった……」
祈梨が佑真の後ろに隠れる。佑真は頭を掻きながら祈梨に背中を向ける
「うるせぇんだよ馬鹿。何しようが俺の勝手だろうが馬鹿。俺はお前の下僕になった覚えはない馬鹿」
「テメェ、死にたいらしいな?」
どうやら佑真にフルボッコにされた記憶は綺麗に抜け落ちている模様
「あ、あっち行って!」
祈梨が佑真の後ろから顔を覗かせて言う
「ふっ、お前もツンデレか?」
「もうツンデレでも何でもいいからどっか行け」
祈梨に行くぞ。と言って手を引っ張る
それを追ってくる高坂の手を避けて扉を横に開いて出てから丁度手が出てきたところで思いっきり閉める
ドゴッ!!と聞くだけで痛い音が響くが、佑真は気にせずスタコラ。祈梨も同情せずにスタコラ
「ぐっ……あいつは後でぶっ殺す……」
そしてそれを遠目に草はやしてるのは残り五人。ゲラゲラ笑っている
「おいモブ!何笑ってんだ!」
(うわぁめんどくせぇ)
「アッハッハッハ!!くっそっ……ブハハハハ!!」
(玲音はツボったか)
心底嫌そうな顔をする條助と腹抱えて笑っている玲音
そんな玲音に高坂が掴みかかろうとする。が、
「おっと」
それを條助が阻止する。ガシッと手首を掴んだ
「あ?」
「お前しつこいんだよ。もう懲りろっての……」
呆れ半分で高坂に話しかける條助。だが、高坂はモブの分際で~とかオリ主の俺に向かって生意気だとかテンプレもいいぐらいの事を叫んでいる
しょうがない。そう考えた條助はとりあえず黙らせる事にする
「コォォ……」
波紋の呼吸をして体内に波紋を錬る。バチッバチッ!と小さな音を立てて波紋が腕にまとわりつく
「とりあえず黙れ。波紋疾走!」
刹那。本当の本当に一瞬。波紋がスパークし、高坂の体へと流れ込む
「い゛っ!?」
波紋は使えない人間に流し込めばまるで電気を流し込まれた感覚が襲いかかる
條助はまだ未熟なため、高坂を襲った感覚は本当にバチッと一瞬した感じだった
「な、何しやがった!?」
「べ~つに~?気のせいじゃねぇの?」
HAHAHAと笑いながらタネも仕掛けもないですよ~と言わんばかりに手をあげる
「くそモブが……」
「(イラッ)床を伝わる波紋疾走」
残ってた波紋を地面に流して間接的に攻撃する
「いだっ!?」
(ざまぁねぇぜ(笑))
内心大笑いの條助。條助を睨むが、両手を挙げてニヤニヤしてるだけだ。まさか魔法を発動させたわけではあるまいと渋々條助を睨むのをやめる
「こういうのって2chとかに投稿したらどうなるんでしょう?ハーレム狙ってる馬鹿がいるとかで。」
「ロミオとか言われるんじゃないの?」
「本人は主人公とか吐かしてるけど。」
シャロがスマホを取り出して何やら画面を三人で見ている。ちなみに、シャロの携帯のホーム画像はアリサ(ローウェル)とのツーショット写真だ
「何見てるんだ?俺にも見せてくれよ」
同年代からしたらキュンとする、事情通ならイラッとする笑みを浮かべて三人に近付く高坂。その瞬間機嫌を悪くしてシャロは携帯をしまう
(いい加減しつこいわねこいつも……)
「別に教えてくれたっていいんじゃないか?」
「教える権利なんてありませんけど?」
「そう言わずにさ?な?」
イライラしているシャロの頭に手を伸ばす高坂。それを掴んで投げ飛ばしてやろうかと思ったら横から手が伸びて高坂の手を掴み、アッサリと投げ飛ばした
「お~」
「うざい馬鹿よね、ホント」
投げ飛ばしたのは実はリボンを使って見えないようにちょちょいとやった物だがリボンを使ったのに気づいた者はいない
「いたた……なんだ?妬いたのか?」
(そういえばこいつそんな人間だっけ……マジめんどくさい……)
玲音にヘルプを送る。が、玲音はウルトラサインを夢咲にだけ見えるようにして送る。日本語ですまん。と書かれていた
イラッとしたがまぁ仕方ない。だって高坂だし。と割り切る
「そんなに妬いているのなら別にこっちからキスしてやってもいいんだぜ?」
ゾクッと背筋に冷たいものを感じた気がした。近付いてくる高坂に生理的嫌悪感を覚えた
ジリジリと近寄ってくる高坂。そして夢咲がブチ切れた
「やかましいんだよこの
放送禁止ワードを叫びながら後ろ回し蹴り(最大強化)を高坂の男の象徴に叩き込んだ
「み、夢咲さんが壊れました!?」
「ちょっ、認識阻害認識阻害~!!」
「なんか変な言葉出てるぞおい!」
「ざまぁwwwwwwwww」
(精神的に)年長者玲音、大笑いである
そして蹴られて吹っ飛ぶ高坂。認識阻害を急いでかけるひなた
「あんたと付き合って将来その
「それ以上いけない!ゴールド・E、夢咲を抑えてくれ!」
「祈梨がいなくてよかったよ……」
慌てて張った認識阻害の魔法が間に合ってホッとするひなたとゴールド・Eに取り抑えられてジタバタとしている夢咲
あまりにもカオスだった。一方、祈梨と佑真は
「これ、昨日発売の新作なんだが結構美味いぞ?食べてみるか?」
「流石にきのこの山のゴーヤ味は……それにわたしたけのこ派……」
「聞き捨てならんな。きのここそ至高だ」
「だってきのこの山ってチョコの部分が無くなってる時もあるし……」
ちなみに作者はたけのこ派
「いやぁ、ざまぁとしか言いようがなかったな。あいつの玉潰れたんじゃねぇか?」
「大笑いして転げ回ってたやつが何を言うか……」
「蹴った時の感覚思い出すからやめて……嫌な感触と音がしたから……」
「気絶してたもんね」
「で、祈梨と佑真は?避難してから放課後まで戻ってこなかったが……」
「屋上じゃね?いい加減呼びに行ってくるか」
放課後。何故か戻ってこなかった祈梨と佑真を呼びに行くことにした。おそらく屋上だろう。と屋上に赴く。屋上のドアを開けたその先には
『…………』
「はぁ……はぁ……」
ネブラを両手に纏わせてベンチを両手で持った祈梨とうつ伏せで倒れている佑真がいた。周りにはきのこの山とたけのこの里が散乱している
五人はそっとドアを閉じるとそそくさと帰っていった。ちなみにこの四人はトッポ派。ここにいないシャロは雪見だいふく派
「嫌な……事件だったね」
「っつかシャロは?」
「彼女とラブラブで帰宅」
「もう結婚すりゃいいのにあいつら」
そんな事を話しながら四人はとっとと学校を出ようとする。が、途中でちょうど帰る所のマテリアル達とバッタリ
「なんだ貴様らか」
「よっ、お前らも帰りか?」
「そうだ。とっととあの金髪ナルシスト馬鹿に絡まれん内に帰らせてもらう。ユーリが絡まれたら我が殺傷沙汰起こしかねん」
「ディアーチェ……」
「別に物理的に排除してくれてもいいのよ?隠蔽とかは私達でやるから」
「清々しいくらいいい笑顔で言ってくれますね……まぁ、わたし達は不干渉を貫くつもりなので」
「僕もあれに見つかるのは嫌かな~。斬っちゃいそう」
元々がそういうプログラムだからか結構物騒な単語が出てくるが、まぁその内何とかなるだろうと特に何も言わない
「……あ、そうだ。そういえば高坂をビビらせて愉悦に浸れるかもしれないぞ?」
「え?」
いきなりの玲音の言葉に聞き返したのはその場にいた全員だった。玲音はニヤニヤと笑っていた
「ちっ、あのクソモブどもが……」
高坂は一人毒づきながら帰っていた。本人は何もかもが上手くいかなくてイライラしてる様子
「明日こそは嫁達にデレさせて……」
と、ここでトントン。と肩を叩かれた
「アァ!?俺は今きげ……ん……が…………」
目の前にいたのは真っ黒の体に目は黄色でしかも頭の後ろまで繋がっていそうでさらに頭に何か発射できそうなホースがついてる怪人だった
「くぁwせdrftgyふじこlp!!?」
悲鳴を上げて魔力強化を全力でして走って逃げる高坂
何だったんだと思い振り向くと
『フォ~ッフォッフォッフォ~』
「ギィヤァァァァァァァ!!?」
真後ろに引っ付いて走ってきていた。ちなみに今の高坂は車と同等の速さで走っている
「ヒィィィィィィッ!!」
さらに火事場の糞力でスピードを上げる高坂。時速は70km
「こ、これなら……」
後ろを見る。いない。横を見る。なんかいる。ホッとする。急いで横を二度見する
『フォ~ッフォッフォッフォッフォ~』
「イィィヤァァァァァァァァァァァァッ!!?」
走ってきてる。いや、並走してる
そして頭部の触覚らしきものからゼリー状の何かが発射された
「き、キモイィィィィィッ!!」
それは当たらなかったが高坂がさらにスピードを上げて走った
「こ、これだけ速ければ……」
そして目の前に後ろ向きで走りながら現れる怪人
「くぁwせdrftgyふじこlp」
とうとう耐えきれなくなって高坂は気絶した
『アハハハ!!やべぇ、最高だわこれ』
そしてその怪人の姿がブレ、次の瞬間には玲音が現れた。手には人形と短剣のようなものが握られている
この件については数分前に遡る
玲音はみんなを引き連れ、一人で帰る高坂を見付けた。玲音はみんなをそこで止めるとその短剣のようなもので人形の足を触った
その瞬間、
『ウルトラーイブ!!ケムール人』
玲音の姿が光に包まれ、先程の黒い怪人、ケムール人へと変身した
ウルトライブ。それはギンガスパークと呼ばれる物でスパークドールと呼ばれる人形のマークをタッチする事でそのスパークドールへと変身する事ができるもの
ケムール人の足の速さは車でも追いつけないほど。後はケムール人になった玲音が気付かれないように真後ろに回り込んで肩を叩けば終わりだ
「いやぁ、笑えるわねこれは」
そして後ろから夢咲達が出てくる
夢咲の手にはビデオカメラ
「ケムール人があそこまで効果的なんてな。さて、後片付けするか」
『ウルトラーイブ!!ゴモラ』
玲音がゴモラへとウルトライブし、穴を掘る。そこに高坂を置き、土を上からかけて終わり。そこでウルトライブを解除する
「さて完了。後はゾンビみたいに出てくるだろ。」
「生命力はマジでゾンビだけどね……」
「それじゃ、なんか色々と投げっぱなしになってるけど帰りましょうか。」
そんな訳でマテ娘達の転校と高坂の復帰は色々となんかこう……滅茶苦茶になった
ウルトラマンギンガより、ギンガスパーク、ケムール人(SD)、ゴモラ(SD)でした
要点まとめ
マテ娘達転校。ただし魔法とは関わりを断ちたいらしい
夢咲、ぶっ壊れて下ネタ連発。前世はお年頃だったし仕方ないね
きのこたけのこ戦争は不毛な争い。故に佑真は一週間気を失ったままだった
ケムール人はウルトラQだとすっごく怖かった。実はウルトラマンにも出てたって知ってる?
最近書き始めた小説の書き方がこの小説とはかなり違うから書きにくさが……今から全話それと同じにすると何ヶ月かかるやら……
リメイクという名目で全話書き方をその書き始めた小説と同じにしようかな……?