個性:『ゴースト』   作:ゲイツ幻夢アーマー

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オールマイトファンの方はごめんなさい。オールマイト不遇です


明かされた真実

爆豪「納得出来るかぁーーーッ‼️

勝負させろやコラァーーーッ‼️」

 

かっちゃんがいつも以上に荒れている。理由は単純。

さっきの勝負が中途半端に終わったからだ。

 

出久「おちついてかっちゃん‼️」

 

切島「そうだぜ、落ち着け爆豪‼️」

 

瀨呂「ここで暴れたらまずいって‼️」

 

飯田「冷静になるんだ、爆豪君‼️」

 

爆豪「離せてめぇらぁーーーーーッ‼️」

 

今にも暴れだしそうなかっちゃんを僕・切島君・瀨呂君・飯田君の4人で必死に止める。

 

AM「爆豪少年、これはあくまでも訓練だ。私的理由での戦闘は認められない。」

 

爆豪「んなこと知るかぁーーーッ‼️」

 

AM「駄目だ。全然治まらない…。(汗」

 

オールマイトが話すも全く納得いかず、更に力を込めるかっちゃん。

若干オールマイトも諦めムードだ。

 

オールマイト…教師がそれでいいのか?

 

切島「おい、このままじゃやべぇって‼️」

 

瀨呂「テープ切れちまう‼️」

 

飯田「緑谷君、何か方法はないのか⁉️」

 

飯田君が僕にかっちゃんを宥める方法を聞いてくる。

 

出久「そういえばかっちゃん‼️最近新しい激辛専門店が出来たんだ‼️」

 

爆豪「ッ⁉️」

 

切・瀬・飯(((えっ⁉️)))

 

かっちゃんは、辛い物に目がない。食べ物でつる。

 

出久「今度の休みに一緒に行こう⁉️だからおちついて。

 

爆豪「…その約束忘れんな。」

 

かっちゃんは落ち着きを取り戻し危険は去った。

 

出・爆以外(((((((緑谷パネェーーーッ‼️)))))))

 

単純だけどこれが一番かっちゃんに効くのだ。

 

切島「なぁ緑谷、そんとき俺も行っていいか?」

 

瀬呂「あっ!俺も俺も‼️」

 

上鳴「なんか面白そうだから俺も‼️」

 

飯田「緑谷君、俺もいいだろうか?」

 

麗日「デク君、私も行く‼️」

 

一緒にかっちゃんを抑えていた切島君・瀬呂君・飯田君、事の成り行きを見守っていた上鳴君と麗日さんが、着いてきたいと言ってきた。

 

出久「僕は構わないけど…」チラッ

 

僕は確認のため、かっちゃんに目を向ける。

 

爆豪「…勝手にしろ」

 

どうやら大丈夫みたいだ。

 

出久「大丈夫だって。」

 

切・瀬・上「「「よしっ‼️」」」

 

飯田「ありがとう、緑谷君。」

 

麗日「ありがとう、デク君‼️」(デククントオデカケ♪)

 

AM「あーッ、そろそろいいかい?評価と次のチームに移りたいんだか…」

 

オールマイトの言葉で、漸く現状を思いだした

 

 

 

 

 

 

 

 

授業が終わった放課後、僕はオールマイトに呼ばれたので、校長室に向かっている。飯田君と麗日さん、徹鐵君と心操君には先に帰ってもらうように言った。

 

校長室の前に来た僕は、扉をノックする。

 

出久「1-Aの緑谷です。」

 

???『入りたまえ。』

 

校長室に入るとオールマイトと保健室の担当医である“リカバリーガール”、そして、顔に傷のあるスーツを着たネズミのようなものがいた。

 

出久「あなたが・・・・校長先生ですか?」

 

???「Yes。ネズミなのか犬なのか熊なのか。かくしてその正体は・・・・・・校長さ!」

 

ネズミの校長先生、根津校長は軽く挨拶したあと、オールマイトに視線を移した。

 

AM「緑谷少年、今日の戦闘訓練は実に見事だった。さて、これから君に衝撃の光景をお見せするよ。」

 

 そういうと突然オールマイトの体から湯気が出始めた。

 

出久「ッ⁉️」

 

 出久は突然のことに戸惑う。煙が晴れるとそこにはがりがりのミイラのような人物が座っていた。

 

出久「オ、オールマイト?」

 

 出久は突然のことに戸惑いを隠せなかった。目の前で憧れのヒーローが一転してがりがりな姿へと変わったのだから。

 

根津「ここにいる全員が彼のこのことを知っている。そしてなぜ、僕たちが君にこのことを打ち明けたかわかるかな?」

 

根津校長がそう聞くと出久は首を横に振る。

 

根津「これを見て欲しいのさ。」

 

 根津はそう言うとリモコンを手に取りスクリーンを映し出した。そこには試験会場、そして今日の戦闘訓練で戦っていたゴーストの姿があった。

 

根津「はっきり言うと君の個性は規格外だ。変身するだけならまだしも、その驚異的な戦闘力はプロヒーローの教師陣も凌駕する。そして君は、去年まで“無個性”だったはずだ。しかし、突如“個性”が目覚めるにしても

この戦い慣れしているのに違和感を感じる。

ここ数ヵ月で君に何があったんだい?」

 

根津校長に聞かれ、僕は“ライダーワールド”について話すことにした。

 

 

 

 

 

出久「これが、僕がライダーワールドで体験してきた全てです。」

 

ライダーワールドの話をして、3人共驚愕していたが

無理もない。

“個性の存在しない世界”、“強大な悪の組織”。そして、悪に立ち向かう“仮面ライダー”…。

 

AM「そうか、私が離れたあとにそんな事が起きたのか…」

 

オールマイトは、僕の話を信じてくれたようだ。

 

出久「意外です。オールマイトも頭ごなしに否定するとおもいましたが。」

 

AM「今日の授業の取り組みを観ていれば分かる。君はこのような嘘をつく人間ではないとね。」

 

出久「…。」

 

オールマイトの言葉に、リカバリーガールと根津校長も納得したようだ。

 

 

 

 

 

 

 

程なくして、リカバリーガールと根津校長が退室しオールマイトと2人きりになった。

 

AM「さて、緑谷少年。私の本名は八木俊則。

こんな体なのには理由がある。と言っても、表立って言える内容ではない。君のような仮面ライダーが巨悪と立ち向かったように、私も立ち向かったのだ。私はそいつを倒した!……だがその代わり深手を負ってしまってね。呼吸器官半壊、内臓全摘、度重なる手術と後遺症で普通に生活しているのが奇跡な状態だ。活動時間は今では3時間ほどだ。」

 

出て「3時間ですか…。」

 

ずいぶん短い。

出久はそのことを冷静に分析していた。

 

AM「あの後警察に届けようとしたときに瓶詰めにしたのは良いがうっかり落としてしまってね。昨日試験を受けに来ていた少年に被害を出してしまった。

 そして同時に君も気づいていたと思う、今のヒーローの質の低下を。」

 

出久「…。」

 

AM「私はあの試験で君の変身を、いや活躍を見た時からこう決めていたのだよ。

君は“力”を受け継ぐに値する・・・・・・とね。」

 

出久「個性を受け継ぐ・・・・・ですか?」

 

AM「そう!私が持っている個性:”ワン・フォー・オール(以降OFA)“は、聖火のごとく引き継がれてきたものなんだ。」

 

出久「そんな個性が…。」

 

これにはさすがに驚愕した。本来“個性”とはその人に

宿った体の一部。そんな簡単に譲渡することなど出来ない。体のことで言えば、臓器移植のそれと似ているが、

もう1つ似ているものがある。

 

出久(仮面ライダーと似ている。)

 

仮面ライダーは力を譲渡する訳ではないが、新たな歴史が始まるなか、“思い”を受け継いでいるのだ。

人々の・世界の平和を守るという思いを…

 

AM「そうだ。そしてこの個性の特徴、それは力を譲渡することによって力を蓄えていくものだ。一人が力を培い、その力を一人へ渡し、また培い次へ・・・・そうして救いを求める義勇の声を紡いできた力の結晶!力を引き継いでくれるかい、緑谷少年?」

 

以前の僕だったら、オールマイトと同じ“個性”が宿ると思い、嬉々として受け入れただろう。

しかし、

 

出久「すいませんがオールマイト、僕は個性を受け取るつもりはありません。」

 

AM「な、何故だね⁉️」

 

僕の決断にAMが、驚愕な顔をしていた。

 

出久「僕が最初に貴方に会ったとき、貴方に言ったことを覚えていますか?」

 

そう、僕は

 

AM「ッ⁉️」

 

僕は一度、夢を否定されているのだ。

 

出久「“無個性でも、ヒーローになれますか?”です。」

 

目の前のNo.1ヒーロー“オールマイト”に…。

 

出久「貴方の話では、その個性は“力の譲渡”だといっていました。」

 

AM「ああ、そうだ。だからこの力には先代達の思いが…‼️」

 

出久「力の譲渡、つまり力が以前より蓄積されているんですよね?貴方が先代から受け継いだときより…」

 

AM「ッ⁉️」

 

オールマイトは、僕が言わんとしていることが分かったらしい。

 

出久「モノを入れるには器が必要です。しかし、最初は小さい器でも入れるものが大きくなれば、その器はいずれ限界を超え、器自体が使い物にならなくなります。

貴方は体格に恵まれた、恵まれてしまったんです。僕と貴方では、体格差が有りすぎて“個性”を受け継ぐ瞬間に、僕の体が持たないでしょう…。」

 

AM「だが、君はまだ成長段階だ‼️鍛えていけば、この力を受け継ぐ器になれる!」

 

オールマイトはまだ諦めていないらしい。仕方ない、

 

出久「貴方はあの時、僕の質問にこう答えましたよね?“夢を見ることは悪いことではない、だが現実も受け入れなくてはな”と…。」

 

AM「あ、あれは…。」

 

出久「僕はあの時、心の支えが必要なほど弱りきっていました。しかし、オールマイトが、“僕の憧れ”が目の前に現れたとき、微かな希望がありました。

“無個性でも、ヒーローになれますか?”

この質問に対して、貴方から“ヒーローになれる!”という言葉を聞けるだけでよかったんです。ですが、貴方から返ってきたのは否定の言葉でした。」

 

AM「わ、私はそんなつもりで言ったわけでは‼️」

 

出久「つもりがなくても、あの時の僕はそう捉えてしまったんです。貴方は、ヒーローとしてたくさんの人々を救ってきていましたが、心までは救えていなかったんです。」

 

AM「くっ…」

 

出久「僕が仮面ライダーの人達に教わったのは、ただ敵と戦って勝てばいいというものではなく、その人の“支え”に“希望”に“光”になることが大事だと言うことです。全てを守るのは無理です。でも、目の前で困っている人を放っておくことはもっと後悔します。」

 

この世界に帰ってきてからの不満をオールマイトにぶつけた。ヒーローの本質を忘れ、地位や名誉の為にしか動けない“ヒーローという名の偽善”

 

出久「僕は仮面ライダーから受け継ぎました。

“力”、“願い”、“意思”そして“信念”を」

 

僕は校長室の扉の前に立ち、

 

出久「僕は貴方を超えます。仮面ライダーから受け継いだ力で、仲間達の力で。失礼します。」

 

オールマイトにそう宣言してから校長室を出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




長くなったし、駄文ですね
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