長い上に駄文です。
本編どうぞ
オールマイトから彼の真実を聞き、彼の力の継承を断った翌日、僕はバイクで学校に向かっていた。
でも、いつも乗っている『マシンフーディー』ではない。
ボディカラーは黒、先頭部は馬のような形状をしており、ゴーストの時と同じ一本角が特徴。
『マシンゴーストストライカー』
ゴーストの専用バイクである。
何故マシンフーディーではないのか?気分的なものです。
バイクを走らせ、学校に近づくと校門の前には報道陣が詰めかけていて、雄英高校の関係者が通るたびにマイクとカメラが向けられ次々と質問される
皆、真面目にだったり、緊張しながらだったりそれぞれ答えていた。中にはかっちゃんの様に無視して通り過ぎる人もいた。
僕?ゴーストの能力の1つ“霊体化”で、スルー
相澤「さてHRだが・・・急で悪いが今日は君らに・・・」
「学級委員長を決めてもらう」
1-A「「「学校っぽいの来たー!!」」」
先生の一言で教室は一気に騒がしくなった
皆自分がやりたいと手を上げて主張し始めたからだ
それを鎮めたのは
飯田「静粛にしたまえ!!」
飯田君だった
飯田「〝多〟をけん引する責任重大な仕事だぞ!『やりたい者』がやれるモノではないだろう!」
「周囲からの信頼あってこそ務まる聖務!民主主義に則り真のリーダーを皆で決めるというのなら、これは投票で決めるべき議案!!!」
切島「そびえ立ってんじゃねーか!!何故発案した!!!」
容赦なく切島君からツッコミがはいる。飯田君、右手が伸びまくってる…
飯田「どうでしょうか先生!!」
相澤「時間内に決めりゃ何でもいいよ」
相澤先生、教師なのになんでそんなに投げやりなんでしょうか?
僕は飯田君に投票しよう。真面目だし、こういうのに向いてそう
そして投票結果は
出久「僕5票!?」
飯田「わかってはいた!!さすが聖職と言ったところか…しかしこの1票は誰が…」
僕が5票で委員長、次点2票で八百万さんが副委員長に決まった
…そんなこんなで昼休み…
徹鐵「へぇ~、緑谷が委員長か。」
心操「確かに適任だな。」
飯田君と麗日さん、食堂で合流した徹鐵君と心操君と昼食を採っていて、HRの話になった。
ちなみに席は、僕の隣に麗日さん、向かい側に心操君・飯田君・徹鐵君である。
出久「でもまだいざ委員長やるとなると不安だな~。」
飯田「大丈夫さ、緑谷君は観察力や判断力は〝多〟をけん引するに値する。だから君に投票したのだ。」
君だったのか!!僕に票を入れたのは‼️
麗日「でも飯田君も委員長やりたかったんじゃないの?眼鏡だし!」
それは偏見だよ、麗日さん…
心操「まぁ、緑谷なら問題ないと思うがな。」
徹鐵「緑谷はアドバイスとか教えんの得意だろ?」
出久「プレッシャーかけないでよ…」
僕は以外にメンタル弱いのに……。
???「お茶ですわ♪」
出久「うん、ありが……えっ?」
麗・飯・徹・心「「「「?」」」」
僕は渡されたお茶に違和感を感じた。
おかしい…確かにプレッシャーで喉が渇いてきたからお茶でも飲もうかと思ったけど、僕はお茶を持ってきていない。
それに渡されたときに聞こえた女性の声、ここには女性は麗日さんしかいない。でも、麗日さんは僕の“右隣”で食事をしてる。お茶は左隣からきたのだ。
そしてこの聞き覚えのある声は
徹鐵「音黒、いつの間に?」
音黒マミ「たった今ですわ、鉄哲さん」
出久「マ、マミさん⁉️」
徹鐵君と話している音黒さんを僕は知っている。なぜなら、
出久「な、なんでマミさんがここに⁉️」
マミ「それは野暮ですわ、出久様♪」
飯・徹・心「「「出久様⁉️」」」
麗日「デククン、ソノ子誰ナン?」
出久「目が据わってるよ麗日さん⁉️」
麗日さんの機嫌が急激に下がりだした、何故⁉️
マミ「初めまして。わたくし音黒マミといいます。緑谷出久様の婚約者ですわ♪」
麗・飯・徹「「「婚約者ーーーッ⁉️」」」
心操「マジか?」
麗日さん達が驚愕するが
出久「違うよ‼️マミさんは、僕の師匠の1人の娘さんなんだよ‼️」
音黒マミさん、腰ほどまである金髪にエメラルドグリーンの目、スタイルは八百万さんにも劣らない。
そして彼女は、“仮面ライダーネクロム”の変身者
アランさんの娘である。
以前、一緒に旅をしていたのだが、旅仲間からいつの間にか婚約者になっていた。
なによりおかしいのは、彼女がここにいるということ。
彼女は、アランさんの娘である。つまり、彼女は“ライダーワールド”の住人なのだ。
出久「どうしてここに?アランさんは?」
マミ「お父様に、出久様の元へ行きたいと言ったら、快く承諾してくれましたの。そしたら士様が連れてきてくれたんですの、今はマンションに住んでますわ♪」
出久「士師匠が?」
士師匠は“仮面ライダーディケイド”、平成10番目の
ライダーで世界を渡る力を持っている。
その他の説明は次の機会に。
マミ「それで出久様、ようやくお話し出来たのですから、今日の放課後わたくしのマンションに…」
麗日「ちょっと待ったーーーッ‼️」
婚約者の話辺りから放心状態だった麗日さんがマミさんに待ったをかけた。
麗日「なんで緑谷君が貴方の家にいかなあかんの⁉️」
マミ「あら、貴女には関係ないことではないですか?」
麗日さんの反応が気に入らなかったのか、マミさんが無表情で対抗してきた。
マミ「だいたい貴女は“私”の出久様とどういったご関係ですの?」
君のではないでしょ‼️
麗日「で、デク君と私は同じクラスやもん‼️それにデク君はあなたのではないでしょ⁉️」
なんかの2人の間で火花が見えるんだけど⁉️
どうしたらいいの、この状況⁉️
飯田「な、なんだか喉が渇いたからお茶でもとってこよう‼️」
心・徹「「俺も。」」
飯田君達が一斉に席を離れた…
ちょっと待って‼️僕を置いてかないで⁉️
ガシッ
出久「ッ⁉️」
麗日「デク君、どこ行くん?」
マミ「どちらへ行かれようとしているのですか、出久様?」
立ち上がろうとしたら2人に掴まれた。
出久「ぼ、僕も飲み物をとりに…」
マ・麗「「スワッテクダサイ/スワッテ?」」ニコッ
出久「は、はい…」
この後暫く2人から解放されなかった
音黒(ねくろ)マミ
年齢16歳
身長153cm
見た目:カンピオーネのエリカ・ブランデッリ
出るとこ出てて引っ込んでるとこ引っ込んでます