USJとヴィラン襲撃
マミさんと再会した翌翌日、
相澤「えー…今日のヒーロー基礎学だが…俺とオールマイト、それともう1人で見る事になる。」
瀬呂「はいっ、何するんですかー?」
瀬呂君が聞く。すると相澤先生はRESCUEと書かれたカードを取り出し
相澤「災害水難何でもござれの、レスキュー訓練だ。」
上鳴「レスキュー…?今回も大変そうだな…。」
芦戸「ねー!」
切島「ばーかおめェ!これこそヒーローの本分だぜ!上鳴!」
相澤「おい、まだ途中…!」
相澤先生の言葉に静まり返る。
相澤「…今回コスチュームの着用は個人の判断で構わない…中には活動を制限するものもあるからな…以上、準備をしたら移動のためバスに乗るから外に集合…じゃ、準備開始…!」
バスで移動か、それなら
出久「相澤先生。」
相澤「なんだ、緑谷。」
出久「僕はバイクで移動してもいいですか?レスキュー訓練なら役に立つことがあるんで。」
相澤「いいだろう、許可しよう。」
僕は相澤先生に許可をもらって“ゴーストライカー”で移動することにした。
出久(…なんだか嫌な予感がする。)
朝から何か嫌な予感を感じていた。不安が残るなか、僕はバイクを取りに行き、バスを待つ皆と合流することにした。
麗日「おーい、デク君。」
麗日さんが手を振って呼んでいたので、麗日さんと合流した。近くには飯田君もいる。
麗日「あれ?前に乗ってたやつと違うね?」
出久「これは“ゴーストライカー”って言って、ゴースト専用のバイクなんだ。ちょっとした特殊能力もあるんだよ。」
麗日「へぇ~。」
飯田「名前があるのか。では、あの青いバイクにも名前と特殊能力があるのかい?」
出久「飯田君達が最初に見たバイクは“マシンフーディー”。あれにも特殊能力はあるよ。」
麗日さん達とそんな話をしていると、バスがやって来た。
バスの乗り降りをスムーズにするため、飯田君が“番号順に並んで乗り込むべきだ。”宣言したが、来たバスが市バスのタイプで無意味に終わった。
なんで飯田君が指示を出したかというと、彼にクラス委員を譲ったのだ。
先日、マミさんと麗日さんに挟まれて動けなかった時、突然警報が鳴始めた。どうやら侵入者が現れたらしく、食堂はパニックに陥ったが、飯田君が皆を落ち着かせた。
彼は、咄嗟の判断や緊急の時に的確な指示を出していた。リーダーとして一番大事なものを持っていたから、午後の授業で飯田君にクラス委員を譲ったのだ。他の皆も納得してくれた。
とりあえず、皆がバスに乗り込むのをみて、僕もバイクに乗ろうとすると芦戸さんが声をかけてきた。
芦戸「ねぇねぇ緑谷~。」
出久「どうしたの、芦戸さん。」
芦戸「私もバイクに乗せて♪」
なんとなく予想通りなものだった。
出久「いいよ、でもしっかり掴まっててね?」
芦戸「ありがとー。」
僕がバイクに跨がると芦戸さんが後ろに乗ってきた。
しかし、
芦戸「へへぇ~♪」ギューッ
思った以上に芦戸さんが掴まってきて背中に女性特有の弾力が
出久「あ、芦戸さん⁉️」
芦戸「さぁ緑谷、行くぞー‼️」
出久「りょ、了解。」
背中に芦戸さんの弾力を感じながら、無心でバイクを走らせる。
芦戸「んー、風が気持ちいいーーー♪」
出久(π=3.1415926535897932…)ブツブツ
峰田「ぬぐぐぅー、緑谷~‼️」チナミダ
上鳴「恨めしい~ッ。」
切島「帰りは俺が乗っけてもらうかなぁ。」
葉隠「私ものりたーい。」
麗日「デククンツイタラハナシキカナアカンナ…」
飯田「お、落ち着くんだ麗日君‼️」
蛙吹「顔が怖いわよ、お茶子ちゃん。」
耳郎「なに、このカオス…」
僕が煩悩と戦ってるとき、バスの中でこんなことがあったとかなかったとか
僕らは大きなドームの前に付いた。そこには…
???「ようこそ皆さん。待っていましたよ!」
出久「スペースヒーロー13号‼️」
麗日「私13号好きなんだ!」
スペースヒーロー13号(以降S13)がいた。救助などに精を出すヒーローだ。
相澤「…おい、オールマイトはどこだ…?」
S13「…それが、オールマイトは勤務中に活動時間を残り一時間にしてしまったので仮眠室で休んでいます…」
指を一本立てる13号
相澤「不合理の極みだな」
出久(もしかしてオールマイトの制限時間のことか?…)
中に入ると、すごいの一言だった。
瀬呂「すっげぇ!USJかよ!?」
瀬呂君がそう叫ぶ、確かにUSJのように色んな所がある。
S13「水難ゾーン、火災ゾーン、暴風ゾーン、土砂ゾーンその他諸々僕が作った演習場です!」
「(U)嘘の(S)災害や(J)事故ルーム!略して!」
「USJ!!!」
1-A(((本当にUSJだった!)))
S13「始める前にお小言を一つ2つ…3つ…4つ、5つ…6つ…」
1-A(((ふ、増えてる…)))
S13「僕の個性は知っての通りブラックホール。なんでも吸い込んでチリにしてしまいます。」
「しかし容易に人を殺せる個性です。みんなの中にもそういう個性の子が居るでしょう。超人社会は個性の使用を資格制にして、厳しく規制している事で一見成り立っているように見えます。ですが、一歩間違えば、容易に人を殺せる行き過ぎた個性を持っていることを自覚してください。」
「相澤先生の体力テストで自身が持ってる可能性を知り、オールマイト先生の戦闘訓練で相手に個性を向ける危うさを知ったでしょう。」
13号先生は、個性の危うさや可能性などの話を語っていっている。
「ここでは心機一転!人命のために個性を使用するやり方を考えましょう!君たちの個性は、傷つけるためにあるのではなく、助けるためにあるのだと心得て帰ってくださいな!」
「ご清聴、ありがとうございました!」
軽いお辞儀をした瞬間に、拍手が飛ぶ。
相澤「よし…そんじゃまずは…」
出久「…ッ⁉️」
相澤先生が言い淀み、僕はドライバーを出現させる。すると、館内のライトに電気が走り、照明が落ちる。
真ん中にある噴水は途切れ途切れに出るようになっている。
噴水の形が歪み始め、どんどんその歪みは黒く大きくなっていき、中から手だらけの人が顔を出す。
相澤「一塊になって動くな!13号!生徒を守れ!」
相澤先生が焦る。当然だ、何故なら…
切島「なんだ…?もう試験は始まっているって奴か…?」
相澤「動くなっ!!」
相澤先生の初めて聞く怒鳴り声に、みんなが足を止める。
「あれは…」
それは、奇しくも人を救う訓練の時に現れた。
「ヴィランだ…!」
次、戦います。オールマイト来る前に、デク君が脳無倒しちゃいます。あー、オールマイトの株が