個性:『ゴースト』   作:ゲイツ幻夢アーマー

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スペクターをカラー変更しました。


脳無と狩人、そして緑のスペクター

水難エリアの敵を倒した僕達は相澤先生が戦っている場所付近に近づいてみるとそこには、脳がむき出しの敵が相澤先生の片腕を握り潰そうとしていた。

 

出久(マズイッ‼️)

 

僕はすぐに【3】と書かれた眼魂を取り出し、ドライバーに入れる。

 

GD『アーイ‼️』

 

『バッチリミナー‼️バッチリミナー‼️バッチリミナー‼️バッチリミナー‼️』

 

音声と同時にドライバーから緑色のパーカーゴーストが出現し、敵を弾き飛ばし相澤先生から遠ざける。

 

峰田「オリャーーーーーーーッ‼️」

 

出久「梅雨ちゃん、今だ‼️相澤先生を‼️」

 

蛙吹「ケロッ。任せて。」

 

弾き飛ばすと同時に、峰田君のモギモギで敵の動きを封じ、梅雨ちゃんの舌で相澤先生を救出する。

 

???「なんだ?」

 

GD『開眼‼️』

 

レバーを引き、パーカーを纏う。

かつてあるところに盗賊がいた。しかしその盗賊が盗むのは、悪徳貴族が弱き民から奪ったものばかりで、盗んだものは元の持ち主に返した。

弓矢を使うその盗賊は、民を守る正義の盗賊“義賊”として人々より慕われた。その盗賊の名は

 

『ロビン・フッド‼️ハロー、アロー‼️森で会おう‼️』

 

出久は、仮面ライダーゴースト“ロビン・フッド魂”に変身した。

 

???「死柄木弔。」

 

黒い靄が手を体に付けた敵“死柄木弔”の横に現れ、敵が中から出てきた。

 

死柄木「黒霧、13号はやったのか?」

 

黒霧「行動不能にはできたものの散らし損ねた生徒がおりまして…。一名、逃げられました。」

 

死柄木「…はぁ?」

 

死柄木は間抜けな声を出す。

 

死柄木「は~ぁ…」

溜息を吐くと顔を掻き始め、両腕で首をガリガリと掻き続ける。

 

死柄木「黒霧、おまえ…ワープゲートじゃなかったら粉々にしてたよ。さすがに何十人ものプロ相手じゃ敵わない。ゲームオーバーだ。あ~ぁ…今回はゲームオーバーだ。」

 

出久(ちょっと待てゲームオーバー?…アイツは…人の命をゲーム感覚で楽しんでいたってのか?)

 

出久は死柄木の言葉を聞いて“ある怪人”を思い出した。

自分にルールをつけ、成功すれば褒美を与え、失敗すれば罰を与える。

自分に音楽を奏でる楽しさを教えてくれた師匠の1人

“紅 渡さん・仮面ライダーキバ”の世界の怪人

“ファンガイア”その幹部の1人、“ルークファンガイア”

奴もまた、ゲーム感覚で人の命を奪っていた。

出久は仮面の下で歯を食いしばっていた。

 

死柄木「けどその前に、平和の象徴の矜持を少しでも…」

 

 死柄木は一瞬で出久たちの下へ近づき、手を伸ばす。

 

死柄木「へし折って帰ろう!」

 

死柄木の手が蛙吹の顔を捉えようとした瞬間

 

???『ピーッ‼️ピーッ‼️』

 

機械の鳥が死柄木の手を弾いて蛙吹から遠ざける。

 

死柄木「いっつ⁉️なんだ今度は?」

 

機械鳥“コンドルデンワー”は出久の持っているガンガンセイバーと合体し、“ガンガンセイバー弓矢モード”に変わる。

 

出久「ハァッ‼️」

 

死柄木「くっ‼️」

 

出久はエネルギー状の弦を引き、同じくエネルギー状の矢を放ち、敵達を攻撃する。

 

蛙吹「先生、大丈夫かしら?」

 

峰田「先生ボロボロじゃねぇか⁉️」

 

相澤「すまん、助かった。かなりやばかったんでな。」

 

「どうやら、あの脳がむき出しのやつ“脳無”がオールマイト対策らしい。個性を消してみたが、いくつかあるらしい。その上パワーが桁外れに強い。」

 

相澤先生は敵の知りうる限りの情報を話してくれた。

このまま戦うのは怪我人の相澤先生や梅雨ちゃん達を巻き込む可能性があるため、逃げの1手を考えるが敵がこちらを逃がすわけがない。

 

死柄木「ガキ共と手負いのヒーローになにができる…脳無、奴等を殺せ。」

 

死柄木の声に反応し、脳無は峰田君の放ったモギモギを強引に引き剥がし始めた。

 

峰田「嘘だろ⁉️今日は調子良いから明日までは外れねぇぞ⁉️」

 

蛙吹「とんでもないパワーね。」

 

相澤「パワーだけじゃねぇ。あの図体でスピードもある。モギモギが全て取れたら一気に来るぞ。」

 

相澤先生の話を聞いて、僕はガンガンセイバーをドライバーに翳す。

 

GD『大開眼‼️オメガドライブ‼️ガンガンミナー‼️ガンガンミナー‼️ガンガンミナー‼️ガンガンミナー‼️』

 

エネルギー状の弦を引き、脳無に構える。

 

GD『オメガストライク‼️』

 

出久「いけぇッ‼️」

 

脳無の体をエネルギー体の矢が貫通し、爆発をおこす。

 

峰田「スゲー…」

 

蛙吹「流石ね、緑谷ちゃん。」

 

相澤「なんつうパワーだ。」

 

死柄木「なに⁉️」

 

黒霧「脳無が⁉️」

 

この場にいる全員が驚愕するが、煙が晴れるとボロボロだが再生を始めている脳無の姿があった。

 

出久「ッ⁉️」

(あれを受けても再生するなんて‼️流石は対オールマイト対策、一筋縄じゃいかないか…)

 

峰田「マジかよ⁉️緑谷の攻撃で死なねぇなんて…」

 

蛙吹「ケロッ。正に化け物ね。」

 

相澤「クソッ。」

 

死柄木「流石は先生の最高傑作だな。」

 

黒霧「驚愕しましたが、問題ないですね。」

 

脳無は再生しているが、ダメージが大きいのか完全に再生するにはまだ時間がかかるようだ。出久は次の行動に出た。

 

出久「峰田君、梅雨ちゃん。相澤先生と一緒に皆と合流して。僕が足止めする。」

 

峰田「無茶だって緑谷‼️相手は化け物だぞ⁉️」

 

蛙吹「峰田ちゃんの言うとおりよ。危険すぎるわ。」

 

峰田も蛙吹も出久のことを止めようとする。

 

出久「相澤先生は動ける状態じゃないし、梅雨ちゃんも峰田君も戦闘向きじゃない。敵が見逃してくれるとも思えないし、誰かが残って交戦しないと。」

 

そんな話をしているとまた死柄木が攻撃しようとしてきた。

 

死柄木「逃がすと思ってるのか?」

 

死柄木の手が峰田に触れようとした瞬間

 

出久「キャプテン・ゴースト‼️」

 

出久が呼ぶと空中から足が生えたような船が現れ、死柄木を黒霧のほうへ突き飛ばす。

 

死柄木「ぐあっ‼️」

 

黒霧「死柄木‼️」

 

キャプテン・ゴーストは蛙吹達の近くに止まる。

 

峰田「ふ、船?」

 

相澤「なんだこりゃ?」

 

蛙吹「緑谷ちゃん、これは?」

 

出久「これはキャプテン・ゴースト。僕のサポートメカの1つだよ。空中移動が出来るから、相澤先生を乗せて梅雨ちゃん達も一緒に行って。」

 

蛙吹「…分かったわ。でも緑谷ちゃん、約束して。死なないで。」

 

出久「…ありがとう、相澤先生のことお願いね。」

 

蛙吹達はキャプテン・ゴーストに乗り込み、皆に合流するためこの場から離れる。

出久は蛙吹達を見送ったあと、死柄木と黒霧、そして再生が完了した脳無に向き直る。

 

黒霧「貴方は逃げないのですか?」

 

出久「ここで全員逃げるより、誰かが残って戦ったほうが足止めになる。」

 

黒霧の質問に出久は変身を解きそう返す。

 

死柄木「なんだ?死にたがりのガキか?お前の攻撃を受けても脳無は死ななかったんだぞ。勝ち目がねぇだろ。それともオールマイトが来るまでの時間稼ぎか?」

 

出久「そんなつもりはない。僕は勝つために残ったんだ。オールマイトを超えるヒーローになるために、対オールマイト対策のそいつを倒す。」

 

出久はそう答えて、【S】と書かれた眼魂を取り出す。

 

死柄木「オールマイトを超える?面白れぇな、それ。ならこいつを倒してみろ。やれ、脳無‼️」

 

脳無は死柄木の命令に従い、出久に迫り攻撃しようとする。しかし、

 

GD『アーイ‼️バッチリミロー‼️バッチリミロー‼️バッチリミロー‼️バッチリミロー‼️』

 

ドライバーから現れた緑色のパーカーゴーストに脳無の攻撃は阻まれる。

 

死柄木「なに?」

 

出久「僕は本当のヒーローになるために、オールマイトを超えるために、脳無を、ゲームといって人の命を取ろうとする貴方達を倒す‼️

変身‼️」

 

GD『開眼‼️』

 

 

 

 

出久がライダーワールドから帰ってきてから数日。テレビや新聞ではヒーロー達の活躍が大半を占めていた。しかし、敵に爆豪勝己が捕まったとき多くのヒーローがいたが、相性が悪いという理由で動けずにいた。

本来ヒーローとは相性関係なく敵と戦い、人々を守るものだ。ヒーローが職業となったことで個性の向き不向きが出始め、町への被害が大きくなったり、人質が危険な目にあうリスクが上がってしまったのだ。

 

出久はそんなヒーロー達をみて憤りを感じた。

仮面ライダー達は、相性が悪くても自分自身がボロボロになっても、敵に立ち向かっていった。他のライダーが助っ人に来ても、相手を任せず自分も立ち向かっていった。助け合いはするも、決して他人任せにはしなかった。

そして最後は、逆境をはね除けて悪を打ち倒した。

 

“本当に彼らはヒーローなのか”、“これが自分の求めていたヒーロー像なのか”

 

出久は自分の世界のヒーローの不甲斐なさに怒り、血が滲むほど右手を握りしめていた。

 

出久(こんなの本当のヒーローじゃない。僕が本当のヒーローになる。どんな状況にも負けない、真のヒーローに‼️)

 

その時、右手から緑色の光が漏れだしていた。出久はそれに気付き右手を開くと、緑の眼魂があった。

緑の眼魂には数字ではなく、文字が書いてあった。

オレ魂の眼魂が【G】であるなら、この眼魂は【S】

 

出久はこの緑の眼魂こそが、自分の“個性”なんだと感じた。なぜなら、この眼魂は自分が“真のヒーローになるための覚悟”から生まれたからだ。

 

色こそ違えど、力は同じ。

 

仮面ライダーゴーストと対となるもう1人の仮面ライダー。世界に適合できず、1度人としての生涯を閉じ、眼魂となった妹を生き返らせるため、自分を犠牲にして妹を生き返らせてくれた友のため、戦う覚悟を決めた

出久に“戦う覚悟”を教えてくれた師匠、

 

“深海マコト”またの名を

 

GD『スペクター。レディゴー、覚悟‼️ドキドキゴースト‼️』

 

出久は緑の顔に2本の角を持ち、緑色の袖のパーカーゴーストを羽織り、新たな姿に変身する。

 

 

仮面ライダースペクター。

 

出久が自分の世界で開眼した“自分自身の眼魂”。

 

出久はスペクターとなり、静かにパーカーを外す。

そして出久はオールマイトを超えるために、真のヒーローとなるために敵に立ち向かう。

 

 

 




仮面ライダースペクター(僕アカVer)

原作スペクターと姿は似ているが、青の部分が緑になっている。
出久が自分の世界のヒーロー達に憤りを感じ、真のヒーローとなるために覚悟を決めた時に発現した。

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