時系列は体育祭が終わってしばらくです。
今日も雄英高校1年A組は、ヒーローを目指すため戦闘訓練を運動場にて行っていた。
今回教師陣は、担任の相澤先生・オールマイト・エクトプラズム(以降EP)先生である。
エクトプラズム:個性“分身”
エクトプラズムを飛ばし、任意の場所で実体化させる事の出来る能力。一度に出せる数は大体30人、カラオケで2~3曲歌った後は36人くらいでるらしい。また、それらを集約する事で、巨大な分身を作り出し、対象物を捕獲する事も出来る。
今回は模擬戦形式で行おうとしていたところ、突如銀色のオーラが現れる。
切島「なんだあれ⁉️」
瀬呂「またヴィランか⁉️」
切島君や瀬呂君を中心に、他の皆も動揺している。
相澤「全員1ヶ所に集まっていろ!!」
AM「心配ない。何故なら、今日は最初から私がいるからだ!!」
EP「今回ハ私モイル。」
クラスメイトや先生達は臨戦体勢を取るが、僕だけは違った。
出久「あれは、オーロラカーテン!?」
僕はあのオーラを知っている。僕が叫んだことで視線が一気に僕の所へ集まった。
相澤「緑谷、あれのこと知ってるのか?」
出久「はい。あれは“オーロラカーテン”。世界と世界を繋ぐことの出来るものです。」
そして、このオーロラカーテンを通ってこれる人は…
???「ここがお前の世界なのか、出久?」
出久「士師匠!!」
ディメンションオーラから出てきたのは僕達と一緒に旅をして、“戦いの答えの出し方”を教えてくれた師匠門矢士さんだったのだ。
出久「お久しぶりです。なんで師匠がここに?」
士「まぁただの寄り道だ。」
士師匠は常に旅をしている。世界と世界を渡る旅を…。
晴希「お久しぶりです、士さん。」
士「お前もいたのか、久しぶりだなぁ晴希。」
AM「緑谷少年、操真少年、その方と知り合いなのか?」
師匠と話していると、ことの成り行きを観ていたオールマイトが話し掛けてくる。
出久「はい、紹介します。僕の師匠の1人で門矢士さんです。」
僕はオールマイトだけでなく、この場にいる皆に師匠を紹介する。
士「門矢士だ。」
AM「初めまして。私は雄英高校で教師をしている…」
士「オールマイトだろ?知ってるよ。それと、イレイザーヘッドとエクトプラズムもな。」
士師匠はオールマイトの話を遮り、後ろで警戒していた先生達の名前を言い当てた。
相澤「何故異世界人のお前が、俺達のことを知っている?」
EP「事ト次第ニヨッテハ貴方ヲ拘束サセテモラウ。」
※相澤先生を通じて、何人かの先生はライダーワールドのことを知っています。
出久「大丈夫ですよ先生。士師匠が先生達のことを知ってるのは、オーロラカーテンの影響なんです。」
EP「ソレハドウイウコトダ?」
晴希「世界から世界に行くには、その世界の知識が必要となってくるんです。オーロラカーテンを潜ることで、その世界の知識が自動的に脳へ流れ込んでくるんです。」
相澤「なるほど。だから俺達プロヒーローの知識があるのか。」
出久「まぁそれでも士師匠の口癖は“だいたい分かった”ですからね。」
士「余計なこと言うな。」
そんな話をしていると、士師匠に危険はないと分かったクラスの皆が集まってきた。
飯田「あの、緑谷君の師匠ということは、貴方も“仮面ライダー”なんですか?」
士「ああ、俺は仮面ライダーディケイドだ。」
上鳴「ディケイドってどんなライダーなんすか?」
八百万「たしか10のとか10番目という意味ですわね。」
士「お前、なかなか詳しいな。ディケイドは平成10番目の仮面ライダーなんだ。」
一同『へぇー。』
耳郎「あっ!前の勉強会でマゼンダ色してた縞模様の仮面ライダー?」
耳郎さんがこの間の勉強会で見た映像を思い出していた。
轟「どんな戦いをするんですか?」
轟君はディケイドがどんな戦い方をするのか気になっていた。すると、
相澤「それなら、今日の模擬戦は門矢さん対1-A生徒でどうだ?」
士「俺は構わないぞ。」
相澤先生の提案に士師匠はあっさり了承してくれた。
士「俺としては、プロヒーローとも戦ってみたいからな。コイツらの後はあんたらと戦ってみたいんだが。」
相澤「まぁその方が合理的か。」
AM「私は一向に構わないぞ!!」
EP「私モ問題ナイ。異世界ノヒーローノ力トイウモノニ興味ガアル。」
こうして僕達は、士師匠と模擬戦をすることになった。
そして先生達は知ることになる。
異世界のヒーロー“仮面ライダー”の実力を…
続きます。