個性:『ゴースト』   作:ゲイツ幻夢アーマー

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ちょっと思い付いたので書きました。


ビルドも終わり、次はいよいよ平成最後の仮面ライダー“ジオウ”です。楽しみ楽しみ♪


ではどうぞ


原作世界との邂逅【1】

ヒーロー仮免試験が迫るなか、僕と晴君、そしてマミさんは運動場を借りて自主トレをしていた。

そんな時、晴君が新しく手に入れたウィザードリングの性能を試したいと、僕とマミさんの前で発動させた。

 

 

WD『パラレル。プリーズ。』

 

 

音声と共に、僕らの上空にリング状のゲートが出現し、僕らはそのままリングに吸い込まれてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雄英高校ヒーロー科1年A組は、1週間後に控えたヒーロー仮免修得試験に向けて“必殺技”の特訓に励んでいた。セメントス(以降CM)、ミッドナイト、エクトプラズム、担任の相澤、そしてオールマイト(トゥルーフォーム)が監修を務めていた。

各々必殺技のイメージが見え始め、特訓に精が出てきたある日、上空にリング状のゲートが出現した。

 

 

瀬呂「おい、あれなんだよ⁉️」

 

 

上鳴「また敵が攻めてきたのか⁉️」

 

 

瀬呂や上鳴が動揺しているなか、教師陣は生徒の安全を守るために迅速に行動を取り始めた。

 

 

相澤「全員訓練中止‼️1ヶ所に集まれ‼️」

 

 

CM「全員私が作った壁の後ろへ、オールマイトも。」

 

 

AM「すまない。」

 

 

MN「貴方が謝ることではないわ。」

 

 

EP「貴方ハ今マデ我々ノ分マデ戦ッテキタ。今度ハ我々ガ貴方ノ分マデ戦イマス。」

 

 

プロヒーローである教師陣は先の戦いで力を使い果たしたオールマイトを労いながらも、ゲートへの警戒を怠っていなかった。

 

 

緑谷「大丈夫ですオールマイト。今度は僕達が守ります。」

 

 

轟「アンタはしっかり隠れていてくれ。」

 

 

爆豪「クソデクと半分野郎はすっこんでろ‼️俺が1人でぶっ殺す‼️」

 

 

1-Aもまた、オールマイトを守ろうと全員戦闘態勢を整えていた。そして、ゲートから何かが、いや“誰かが”落ちてきた。

 

 

???1「うわっ‼️」

 

 

???2「ぐあっ‼️」

 

 

???3「きゃっ‼️」

 

 

落下と同時に土煙が舞い、ゲートから出てきた者達は声を上げた。

 

 

???1「いたたたっ。もう晴君…。」

 

 

???2「ごめんごめん、あー痛ぇ。」

 

 

???3「毎回出久様や私を実験に使うのは止めてください。」

 

 

何か揉めてるようだが、土煙が晴れると、教師陣や1-Aのメンバーは顔を驚愕の色に染めた。

 

3人のうち2人は知らないが、1人だけとても見覚えのある顔がそこにいた。

 

 

出久「あれ?皆がいる。」

 

 

晴希「ちょっと待って、壁の向こうにいずっくんがいるけど…。」

 

 

マミ「これは一体…。」

 

 

ゲートから自分たちのクラスメイトであり、教え子である緑谷出久がいたのだ。

 

 

緑谷「ぼ、僕が出てきた⁉️」

 

 

峰田「どうなってんだ⁉️」

 

 

切島「なんで緑谷がいるんだよ⁉️」

 

 

1-Aの生徒達は、クラスメイトである緑谷出久の出現に動揺し始めた。

 

 

出久「僕がもう1人いる。しかもコスチュームが全く違うしどことなくオールマイトに似ている。ということは…。」

 

 

晴希「いずっくんも気付いた?マミちゃんはどう?」

 

 

マミ「あちらの気弱そうな出久様、かわいいですわ♪」

 

 

晴希「…着眼点そこじゃない…。」

 

 

ゲートから出てきた3人は、早くも状況を理解した。

そんな中、教師陣が彼らを取り囲む形になった。

 

 

相澤「変な行動はするなよ。お前らは何者だ?」

 

 

教師陣を代表して相澤が出久達に話し掛けた。返答次第ではいつでも拘束できるように、セメントス達も身構えている。

 

 

晴希「そんなに警戒しなくても大丈夫ですよ、相澤先生。って言っても無理か。」

 

 

相澤「なぜ俺の名前を知っている?」

 

 

CM「新手の敵か?」

 

 

マミ「そう考えても不思議ではないですが、それは違いますわセメントス先生。」

 

 

MN「では貴方達は何者なの?」

 

 

出久「僕達はこことは別の世界の住人、“パラレルワールド”から来たんです。おそらく僕が辿ったルートと違う時間軸だと思いますが。」

 

 

緑谷「べ、別の世界の僕?」

 

 

パラレルワールドから来たと言われて俄に信じがたいが、彼らが嘘を付いているようには見えない。なので、

 

 

相澤「ならお前が学級委員になった時に何が起きて、その後何があった?」

 

 

緑谷に関わる質問をしてみた。

 

 

出久「確かあの時はお昼休みに、マスコミに扮した敵が雄英に侵入してきて、そこで飯田君が的確な指示を出して周りを落ち着かせて、それを見た僕は学級委員が飯田君に適任じゃないかと進言して、クラス皆が納得してくれて。その後飯田君のあだ名が“非常口飯田”になって。それからUSJでの救助訓練をしようとしたときに、敵が攻めてきてそれから…」ブツブツ

 

 

晴希「いずっくんの悪い癖が始まった…。」

 

 

マミ「考え込む出久様、素敵ですわ♪」

 

 

晴希「…もうなにも言わない。」

 

 

出久は物事を深く考えたりするとき、それに集中し過ぎて周りが見えなくなる癖がある。

 

 

相澤「…問題ない、あれは間違いなく緑谷だ。」

 

 

緑谷以外『うんうん。』

 

 

緑谷「えっ⁉️僕ってあんな感じなの⁉️」

 

 

緑谷だけ驚愕していたが。なんとかパラレルワールドから来たことを証明できた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マミ「慌てる出久様、かわいい♪」

 

 

出久「でも確かあのとき…ブツブツ…あ、でもこっちじゃ力が違うから…ブツブツ…。」

 

 

晴希「そろそろ2人共戻ってきてくれないかなぁ。」

 

 

 

 

 

 

 

 




今回は原作側との邂逅でした。


信用するには材料少ない気もしますが…

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