個性:『ゴースト』   作:ゲイツ幻夢アーマー

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仮面ライダージオウ始まりましたねぇ。
どんな物語になっていくのか楽しみです‼️


【前回のあらすじ】
突如行う事になった原作組との模擬戦。1-A女子とマミが模擬戦を始めようとするも、マミがネクロムに変身したことで、マミから発せられたプレッシャーに気圧され、1-A女子は戦意喪失をしてしまい、原作組の棄権という形で模擬戦は幕を開けた。


原作世界との邂逅【4】1-A男子Aチームvs晴希

女子組とミッドナイトの体調が少し落ち着きを取り戻したところで、2回戦が始まろうとしていた。

 

【原作組】

 

飯田天哉、青山優雅、口田甲司、砂藤力道、尾白猿夫、常闇踏陰、障子目蔵

 

 

晴希「ふーん、スピードにパワーに、索敵能力が長けた面子が揃ってるねぇ。口田君の個性も中々に厄介だし、何より変幻自在のダークシャドウがいるから大変かもな。」

 

 

男子チームを見て個性の把握と戦闘スタイルを決めていく晴希。

 

 

飯田「そちらの世界でも、俺達の個性は変わらないのか?緑谷君と出久君では、だいぶ違いがあるらしいが。」

 

 

晴希「パラレルワールドとの違いは、人付き合いとその存在くらいさ。分岐点で起きた事象が異なれば、一部かあるいは全てが変わる。その事象が、いずっくんに起きただけなんだけどね。」

 

 

砂藤「出久にどんな事が起きたんだ?」

 

 

晴希「それはさすがに教えることは出来ないよ。」

 

 

青山「どうしてだい?☆」

 

 

晴希「本来世界と世界の間には壁が存在していて決して干渉されることもすることもない。だから、この干渉が起きたことによって起きる流れが変わらないように、あまり情報を出すわけにはいかないんだ。」

 

 

ライダーワールドと違い、出久達が訪れたのはパラレルワールド。同じ人間が存在するこの世界で、その人物に関する事を話すと、どのような事が起こるか全く分からない。性格が変わるのか、生活環境が変わるのか、そんな簡単なものならいいが、最悪の場合存在そのものが消滅してしまう恐れがある。パラレルワールドと干渉がないのは、その世界の流れを乱さないためでもある。

 

 

CM「それでは、審判は私が務めるよ。これより、1-A男子Aチームvs操真晴希の模擬戦を開始します。」

 

 

WD『ドライバーオン。プリーズ』

 

 

男子チームは戦闘体勢に入り、晴希もウィザードライバーを展開する。

 

 

WD『シャバドゥビタッチ,ヘンシーン。シャバドゥビタッチ,ヘンシーン。』

 

 

CM「それでは…、始め‼️」

 

 

合図と同時に、青山と常闇がレーザーとダークシャドウで先制を仕掛ける。

 

 

晴希「変身。」

 

 

WD『フレイム,プリーズ。ヒーヒーヒーヒーヒー‼️』

 

 

魔方陣を前方に出現させ、レーザーとダークシャドウの攻撃を防ぎ、走り出して魔方陣を潜り抜け、

仮面ライダーウィザードに変身する。

 

 

青山「僕の華麗なレーザーが防がれた‼️☆」

 

 

常闇「ダークシャドウも歯が立たんとは…。」

 

 

飯田「全員距離を取るんだ‼️このまま戦うのは危険だ‼️」

 

 

自分達の攻撃が防がれたことに動揺する青山と常闇だが、戦闘現場を間近で経験している飯田が周りに指示を出す。

 

 

 

晴希「はぁっ‼️」

 

 

尾白「でりゃぁ‼️」

 

 

 

晴希が蹴りを放ち、尾白の尻尾で打ち合った。連続で蹴りを放つ晴希に対し、尾白も負けじと体を回転させて連続で尻尾で攻撃を放つ。時には往なし、時には防ぎ、そんな攻防を繰り広げていると、晴希達の周りに晴希の視界を遮るように、大量の鳥達が羽ばたいている。

 

 

口田「羽ばたく鳥たちよ、赤き者の視界を遮るのです‼️」

 

 

口田の個性により集まった鳥達は、晴希の視界を塞ぎ、尾白を戦闘から遠ざけた。

 

 

青山「大丈夫かい、尾白君?☆」

 

 

尾白「なんとか…。もう少し続けてたら押し負けてたよ。」

 

 

晴希との攻防により、尾白の尻尾は赤くなっていた。晴希の蹴りのダメージを諸に受けていたのだ。赤くなるだけで、すんだのは幸いかもしれない。

 

 

 

 

 

 

峰・上「「へ、変身した~‼️」」

 

 

瀬呂「カッケェ‼️」

 

 

切島「なんかまさにヒーローって感じだな‼️」

 

 

轟「音黒も変身してたがだいぶ違うな。」

 

 

緑谷「音黒さんは部分的に、操真君は全体的に鎧を纏ってる感じだね。どういう個性なんだろう?」

 

 

爆豪「…。」

 

 

晴希がウィザードに変身したことで、男子Bチームは各々の感想を出していた。

爆豪は終始無言だが、晴希の格闘センスに自分が劣っていることを見て感じ取っていた。

 

 

 

 

視界を塞ぎられた晴希に、砂藤と障子が一撃を当てようとパンチを繰り出すが、それを予期したかのようにバックステップでパンチをかわされ、青山のレーザーで援護を受けつつ、全員が攻撃を当てようとするが…、

 

 

WD『ライト!プリーズ。』

 

 

ライトウィザードリングの光によって、Aチームの動きが止まり、口田が呼び寄せた鳥達は散々となり、常闇のダークシャドウも弱体化してしまった。

 

 

晴希「連携は悪くないね。遠距離から攻撃できる青山君と常闇君で牽制を仕掛け、口田君の個性で鳥達を呼んで俺の視界を塞ぐの同時に、劣勢になった尾白君を戦闘から離脱、そこにパワー型の砂藤君と障子君を当てて、さらに援護のレーザーとダークシャドウで意識が外れたところを飯田君のレシプロバーストで攻める。簡単なようだけど、息を合わせなきゃ出来ないことだ。」

 

 

模擬戦が始まる前に飯田が立てた作戦を見抜いた晴希、洞察力なら出久には多少劣るものの自信はあるのだ。

 

 

晴希「それじゃあそろそろこっちもいきますか。」

 

 

晴希の言葉に飯田達は身構えた。晴希はフレイムウィザードリングから装飾が異なるリングを新たに付け替えた。

 

 

WD『フレイム。ドラゴン!ボー‼️ボー‼️ボーボーボー‼️』

 

 

魔方陣が展開されるとドラゴンを模した炎が晴希の周りを飛び、黒が主体のローブやスーツが紅くなり、ボディにはドラゴンのような顔、そして頭部にはドラゴンの角を模した装飾が加わっていた。

 

 

原作組は、晴希の新たな姿を目の当たりにして、驚愕の表情を浮かべていた。

 

 

晴希「これが俺の、ウィザードの強化形態“フレイムドラゴンスタイル”。さぁ、ショータイムだ。」

 

 

フィナーレは近い

 




ちょっと続きます。


ジオウの第1話、まるでディケイドを彷彿させるような展開でしたね。
世界の破壊者と時の魔王、どちらが強いのでしょうか。
そして主要ライダー達が怪人となる“アナザーライダー”
ビルドやエグゼイド、かなり怪人化していましたが、他のライダー達がどうなるのか楽しみです

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