続きが書けない…。どうしよう。
レクリエーション種目をはさんで、本戦に出場する生徒達は、各々準備を始めていた。
時間は過ぎてセメントスによってスタジアムが出来上がっていた。
PM『サンキューセメントス!ヘイガイズ!アァユゥレディ⁉️色々やってきたが‼️結局これだぜガチンコ勝負‼️
頼れるのは己のみ!ヒーローで無くてもそんな場面ばっかりだ!わかるよな⁉️心・技・体に知恵知識‼️総動員して駆け上がれ!』
実況のプレゼントマイクが会場を盛り上げる。
PM『1回戦‼️幽霊の力を使ってんのに存在感有りまくり‼️ヒーロー科!緑谷出久‼️個性はゴースト‼️
バーサス‼️男気一筋ど根性‼️ヒーロー科!切島鋭児郎‼️個性は硬化‼️』
出久と切島がスタジアム上で対峙する。
切島「入学してから緑谷と戦ったことなかったな。」
出久「そうだね。まぁ、色々あったからね。」
切島「その色々の中で俺はお前の強さを見てきた。だから、男らしくお前を倒すぜ‼️」
出久「ならこっちも全力でいくよ、切島君‼️」
お互い戦闘態勢に入り、出久もゴースト眼魂をセットする。
PM『ルールは簡単!相手を場外に落とすか行動不能にする。あとは”参った“とか言わせても勝ちのガチンコだ‼️喧嘩上等、怪我上等‼️こちとら我らがリカバリーガールが待機してっから‼️道徳倫理は一旦捨て置け‼️だがまぁもちろん‼️命にかかわるようなことはクソだぜ!!アウト‼️ヒーローとは敵を“捕まえるため”に拳を振るうのだ!』
その言葉を聞いて出久はおかしいと思った。
“仮面ライダーが戦う理由”、それは人間の自由と平和を守るために戦う。決してその力は誰かに振るうための物ではないのである。
出久(やっぱり先生達の中にも、ヒーローとしての本質を忘れている人がいるのか…。)
PM『そんじゃ早速始めようか!』
GD『アーイ‼️』
GD『バッチリミナー‼️バッチリミナー‼️バッチリミナー‼️バッチリミナー‼️』
PM『レディィィィィィィ。スターーーート‼️』
GD『開眼‼️オレ!レッツ・ゴー覚悟‼️ゴ・ゴ・ゴースト‼️』
合図と同時に変身した出久と硬化を発動させた切島が、スタジアム中央まで走り出し、
出久「ハアァァァァッ‼️」
切島「どらぁぁぁぁぁっ‼️」
お互いの拳をぶつける。
スタジアム中央では、出久と切島の戦闘が繰り広げられている。出久は受け流しやカウンターを巧みに使い、片や切島は己の個性である硬化を駆使してパワーのゴリ押しで攻撃を繰り出している。
瀬呂「切島圧倒してんなぁ。」
上鳴「緑谷相手にすげぇな。」
峰田「緑谷のヤツ防戦一方じゃねぇか。」
試合を観戦している瀬呂達や“上辺だけ”の戦闘しか見ていないプロヒーロー達も猛攻を続けている切島が有利だと思っている。しかし…
晴希「いや、いずっくんの方が優位だよ。」
本当の戦闘をしたことのある晴希や“ヒーローの本質”を考慮して観戦しているプロヒーロー達は、出久の方が有利だと気づいている。
芦戸「なんで?どう見ても切島が圧してんじゃん。」
晴希「いずっくんは受け流したりカウンターを使って切島の攻撃を無効化、もしくは利用する戦闘スタイル。それにしても対して、切島の攻撃は個性を重ねてゴリ押しスタイル。」
上鳴「それがなんで切島が不利なんだ?」
晴希「戦法には細かい部分を除いて、大雑把に2つの戦法がある。」
瀬呂「2つの戦法?」
晴希「圧倒的な力で相手を倒そうとする“剛”、相手の力を利用もしくは無効化させて翻弄する“柔”。この剛柔が戦闘における主な戦法なんだ。」
八百万「試合を見る限り、緑谷さんが“柔”切島さんが“剛”の戦法ですわね。」
晴希の話を聞き、八百万が冷静に2人の戦法を分析する。
晴希「剛の戦法は確かに力強いし、相手を圧倒できる。だけど、圧倒しようとすればするほどパワーを使うから長期の戦闘には向かない。対して柔の戦法は、相手の力を利用するから自分自身の力を最低限に留めることができる。だけど、相手のパワーが強いと受け流しやカウンターでもダメージをくらう。」
葉隠「それならやっぱり、圧倒してる切島君の方が有利なんじゃないの?」
晴希「パワーで圧倒するってことは、それだけスタミナの消費も激しい。対戦相手が同じ剛の戦法ならいいけど、長期戦に長けた柔の戦法を使っているいずっくん相手だと攻撃が当たらないし、尚且つスタミナを消費するだけだ。」
ここで何故出久が優勢だと言っているのかが分かった。柔の戦法で戦う出久は、剛の戦法で戦う切島の攻撃を受け流す、あるいは切島の攻撃を利用したカウンターで戦うためスタミナの消費は少なく、長期戦に長けている。一方切島の剛の戦法は、パワーで圧倒する戦法のためスタミナの消費が激しい。短期戦に長けた剛の戦法では、柔の戦法にどうしても時間が経つにつれて遅れをとってしまう。
晴希「さらに言えば、ライダーワールドで多くの怪人と戦ってきたいずっくんの潜り抜けてきた修羅場は切島とは桁が違う。戦闘経験が皆より1回りも2回りも違う。冷静に戦闘を分析できるいずっくんは、切島のスタミナ切れを狙ってるのさ。」
“雄英高校生”という立場であれば、出久や晴希も周りと同じ土俵であるが、実戦経験においてはプロヒーロー達よりも濃い。それは何故なら、
ライダー達は常に、命懸けで世界の平和を守っているからだ。
切島(強ぇっ‼️)
試合が始まりどれ程時間がたったか分からないが、切島は己と出久の戦力の差に気が付いていた。
USJ事件の時、オールマイト対策である“脳無”と対峙した時、彼は恐怖した。しかし、その脳無の攻撃をスペクターとなった出久が受け止め、更には殴り飛ばしたのだ。
切島(あん時から、俺達と緑谷の間には埋めようのないくらいの力の差があった。緑谷だけじゃねぇ、操真と音黒のヤツとも差がある。今の俺達じゃ、正直勝てねぇ。)
切島は既に、自分達とは違う領域にいる出久や晴希達には勝てないと分かっていた。しかし、彼とて“ヒーローの卵”ここで諦めるわけにはいかない。
切島「(ここで諦めたら漢じゃねぇ‼️)なぁ緑谷、正直今の俺にはお前に勝つことはできねぇ。けどよ、俺だってヒーロー目指してんだ、諦めるわけにはいかねぇ‼️」
出久「じゃあどうするの?」
切島「お前の必殺技を受けきったら俺の勝ち、堪えられず場外に出たらお前の勝ちってことでどうよ?」
出久「…切島君の覚悟は分かった。その勝負乗った‼️」
切島「サンキュー緑谷‼️」
お互い十分に距離を離し、出久はベンケイ眼魂を取り出した。
GD『アーイ‼️』
『バッチリミナー‼️バッチリミナー‼️バッチリミナー‼️バッチリミナー‼️』
『開眼‼️ベンケイ‼️兄貴ムキムキ仁王立ちぃ‼️』
ベンケイ魂へとゴーストチェンジした出久は、ドライバーから出現したガンガンセイバー薙刀モードと何処からともかく現れたサポートメカ“クモランタン”を合体させて、ハンマーモードになったガンガンセイバーを握る。
PM『待ってましたゴーストチェンジ‼️今回のゴーストチェンジは、障害物競争で圧倒的なパワーを見せつけたベンケイ魂だぁぁぁ‼️更に今度は武器を手にしてるぞぉ‼️』
プレゼント・マイクの実況を余所に、切島は硬化によって体を硬くして構える。そして出久は、ガンガンセイバーをドライバーに翳す。
GD『大開眼‼️ベンケイ、オメガドライブ‼️』
『ガンガンミナー‼️ガンガンミナー‼️ガンガンミナー‼️ガンガンミナー‼️』
出久が腰下げ、ガンガンセイバーハンマーモードを構える。すると出久の後方に、刀や槍等の武器の形をしたエネルギー体が出現する。
出久「行くよ、切島君‼️」
切島「来いやぁ‼️」
GD『オメガボンバー‼️』
出久「はぁぁぁぁぁっ‼️」
勢いよく振り下ろされたハンマーの衝撃波と共に、エネルギー体の武器も切島を襲う。
切島「がぁぁぁぁぁぁぁっ⁉️」
両腕をクロスして堪えようとするが、攻撃の威力に押し負け場外に吹き飛ばされる。
切島(くそっ、やっぱ強ぇよ緑谷…。俺もいつか、…お前の…いる…領域に、…行けっかなぁ…。)
意識が薄れゆくなか切島は自分もいつか出久と同じ領域に立てるか願っていた。
MN「切島君場外‼️緑谷君の勝ち‼️」
審判のミッドナイトにより、第1試合は出久の勝利で終わり、トーナメントは始まった。
思いつかないですねぇ。
ジオウは、平成ライダーの力を使うというより、完全にアーマーにしてるんですねぇ。
自分はゲイツ派ですけどね。